令和4年度入学生 普通科
1年生普通科 第2回 総合的な探究の時間「哲学対話」
1年生普通科 総合的な探究の時間
第3回目の4月27日(水)⑤⑥時間目は「哲学対話」を行いました。
『NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ』さんにお越しいただき、「哲学対話はどうやって行うか」「どういう問いかけをするとよいか」「心がまえは?」など説明していただき、実践をしていきました。
今回のテーマは「幸せってなんだろう?」
「大切な人といると幸せ」「やりたいことができると幸せ」「大切な人が作った弁当が食べられるのが幸せ」「犬と触れ合えると幸せ」「お金があると幸せ」「自由があると幸せ」「友達と遊んだ時」「0からプラスになった時が幸せ」「幸せは忘れてしまう→嫌なことはよく思い出す」「幸せの持続時間とは」
一人一人違う幸せの価値観を話していき、他人の価値観の違い、どう考えるか、どう答えるか、と考えることができていました。
さまざまな考えを聞く中、生徒の気づきはどこまで広がっていくのか。
今後の探究で問いかけがどう変化していくか楽しみです。
【生徒のふりかえりシートから】
○みんな知っていることでも、深く考えてみればわからなかったり、なぞや疑問があったりするものだと思った。
○「正しい答えはこれだ!」と決めずに、いろいろな意見を聞いて考える時間も大切だということに気づいた。
○質問することの大切さを学校生活でも生かしたい
○普段考えないので、本当に難しかった
○幸せが人によって違いすぎる
○答えがでなくてもやもやする。自分が思う幸せがなぜ幸せなのか、たのしい幸せとは何が違うのか考えられた。
<総合的な探究の時間の様子>
ステージ図
生徒たちは最初にステージ図という1年間でどのように力を付けていくのか、最高目標である「学び楽しむ」に照らし合わせながら全体像を掴める図を見て一人一人具体的な目標を考えました。
また、3年後どのような自分になりたいのかも一緒に考えて、グループで友人たちと意見を共有しました。
振り返りシートには、自分の目標をよく調べて決めていきたい等、しっかりと将来を見据えていくような態度が感じ取れるような記述が多く見られました。
1年生普通科 第1回 総合的な探究の時間
1年生普通科 総合的な探究の時間
第1回目の4月13日(水)は、「総合的な探究の時間オリエンテーション」を行いました。
今年から普通科は3クラス、116名の生徒が体育館に集まり、RADWIMPSさんの「正解」の曲を、聴きました。今回は、3年生有志4名が探究の楽しさを1年生に伝えたいと、オリエンテーションに参加。『正解』がないことや魔法のかけ言葉「さ・し・す・せ・そ」、最高目標「学び楽しむ」について、ステージで説明してくれました。3年生が1年生に「楽しさが伝わった人?」と聞くと、数名の生徒が手を挙げてくれました。とてもワクワクしながら探究を語った3年生でした。
その後、3年間の探究の流れ、最高目標について詳細を教員から説明し、探究最初のスタートをきりました。来週から、皆さんの探究が始まります!!
“生徒のふりかえりシートから”
・楽しそうだった。これから自分の疑問を見つけて考えを広げていきたいと思った。
・今までは、知らなかったことをスマホなどで調べていたけれど、まずは一人で考えてみることや友達に聞いてみることによって新しい答えを見つけ出せることに気づいた。
・まだ話したことのない人などに積極的に話しかけたり、まずはその人の興味に興味を持つことが大切なのかなと考えた。
・成長していくにつれて少なくなっていった「どうしてなんだろう?」という疑問を増やして、より自分の世界を広げていきたい。
・自分の好きなことについて学ぶのは楽しいので、とても探究が楽しみになってきた。
・正解という曲は初めて聴いたが、とても共感や勉強になる曲だなと思った。
「よーい、はじめ!」
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