みなさん、こんにちは!馬頭高校生徒会です!
今回は茶華道部を紹介したいと思います。
茶華道部は、1年生4人、2年生1人、3年生2人の計7人で、毎週月曜日(木曜日)に家庭経営室で活動しています。
茶道の週と華道の週を交互に行っており、知らないことをたくさん体験させていただきました。例えば、りんどう、菊、ナツハゼの3種類を生けるとき、花には意味があるそうです。ナツハゼは夏に綺麗に咲く花で、りんどうと菊は秋に咲く花です。ナツハゼが枯れ始め、隣にりんどうと菊を生けることで季節の移り目を表現しているそうです。
そんな茶華道部の部長さんと部員、顧問の先生にインタビューしてみました。
部長さんに質問です!
Q「茶華道部の目標を教えてください。」
A「“百花斉放”~多くの花が一斉に開くこと。様々なものがその本領を発揮すること。~
花に合った生け方や、華道のルールに従いつつ個性豊かに生けることです。」
Q「どんな雰囲気で活動していますか?」
A「皆、楽しみながら活動しています。」
Q「部長さんから一言!」
A「季節に沿ったお花を生けるので、色々な種類のお花を楽しめます。外部の先生方から教えていただきながら生けるので、綺麗に生けることができます。部員それぞれの個性が作品に出ていて面白いです。」
部員のみなさんに質問です!
Q「生け花をした感想をどうぞ!」
≪1年生≫「講師の方が生ける姿を見て、とても難しく感じました。」
≪2年生≫「お花を生けるのは難しかったけど楽しくできました。」
≪3年生≫「お花を生けるとき、花の高さやバランスをとるのが難しかったです。」
~1年生に聞いてみました~
「いずれは自分1人で1つの作品を作れるようになりたいですね。お茶の礼儀、やり方が難しいので頑張って覚えたいです。」
Q「茶華道部の良いところは何ですか?」
≪1年生≫「顧問の先生や先輩方が優しいところ。」
≪2年生≫「顧問や講師の先生方が丁寧に教えてくれて、楽しく活動できるところ。」
≪3年生≫「和やかな雰囲気のところ。」
顧問の先生に質問です!
Q「顧問の先生から見た部員の良いところを教えてください。」
A「素直で、一生懸命に活動するところ。」
Q「どんな雰囲気で活動していますか?」
A「和やかな雰囲気。」
Q「顧問の先生から見た部活を一言で表すと何ですか?」
A「穏やか。」
Q「顧問の先生が部員に期待することは何ですか?」
A「お点前を通して礼儀、和の心を身につけてほしい。」
□■お茶席の役割と、簡単なお茶席の一連の流れ■□
●お茶席の役割
亭主・・・会を催すための中心人物。茶席の中では、常に控えた立場となり、お道具や、お抹茶、お菓子などのことを説明します。
半東(はんとう)・・・亭主のサポートをする人。お菓子や亭主が点てたお茶をお客様の元へ運んだり、お茶碗を下げるタイミングを指示したりします。
正客(しょうきゃく)・・・お茶会に招かれたお客さんの代表。正客を中心にお茶会が行われます。
●お茶席の一連の流れ
①亭主がお点前を始める。
②半東がお菓子を持っていく。
③お茶が出来たら半東が正客に運ぶ。
④お客さんが飲み終わったら茶碗をさげる。
⑤亭主がおしまい茶碗を出し、道具を最初の定位置に戻す。
⑥湯返しをする。
⑦礼をしておしまい。
□■お茶を入れる人、お客さんの注意事項■□
茶杓で山盛り2杯入れて、お湯を柄杓の半分入れることです。
お湯の温度も高めにしています。そうすることで、味も丁度よく、泡が立ちやすくなります。
(お湯の温度が低かったり、お湯が多めに入ったりするとなかなか泡が立ちません。)
□■お客さんがお茶を飲むまでの一連の流れ■□
お先にと言って感謝をし、飲み始める。
(正客は「お点前頂戴致します。」と言う)
□■お点前の中でも1番難しく感じること■□
お点前の中で柄杓の持ち方や置き方、道具の拭き方が違います。それがややこしくなってしまうので、覚えるのが難しかったです。
お世話になった講師の先生方にお話を伺いました
「練習が少なく、普段とは違った花を使用したので生けるのが難しかったかと思います。」
~生徒会から感想~
生け花には作った人の思いと、花に込められた意味が表れていて、とても奥深かったです。講師の先生方と生徒の距離が近く、花だけでなく生徒も生き生きして見えました。茶華道部さんの生け花をしている姿を見て、私たち生徒会役員も生け花を体験させていただきました。少し難しかったけど楽しかったです。
また、お茶は生け花とは違う難しさを感じました。生徒会役員もお客として体験させていただきましたが、色々な礼儀作法があり、1つ1つ覚えてスムーズにこなす茶華道部さんはカッコよかったです。亭主のお茶を入れる姿も魅力的でした。
茶華道部さん、ありがとうございました。