下野国庁跡 | |
下野国庁に関わる歴史上の人物 |
下野国庁は、奈良時代(ならじだい)や平安時代(へいあんじだい)の歴史書に何度か登場します。
①伴善男(とものよしお)
「応天門の変(おうてんもんのへん)」で有名な人物です。849年に下野国司(しもつけこくし)に任じられています。
②菅原道真(すがわらみちざね)
遣唐使(けんとうし)の廃止や九州(きゅうしゅう)の大宰府(ださいふ)に流されました。
867年に下野国司に任じられています。
③坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)
東北地方(とうほくちほう)の人々との戦いで活躍しました。
戦いに向かう途中、下野国庁に立ち寄った可能性があります。
④平将門(たいらのまさかど)
朝廷に逆らい、関東地方(かんとうちほう)で暴れ回りました。
下野国庁にも攻めてきており、国司を追い出しています。
⑤藤原秀郷(ふじわらのひでさと)
下野国(しもつけのくに)出身の豪族です。
平将門を倒した功績で、940年に下野国司になっています。