内容の系統性に基づいた小中連携の工夫(初稿H22)(R6)
小中を見通した理科の系統性を分析し、「エネルギー」に焦点を絞って、指導用資料を作成した。また、分析結果に基づいて、小中で共通して使えるワークシートと活用マニュアル、系統性や問題解決の能力等を分かりやすく表示した掲示物、小中連携のようすを広く知らせる「理科だより」発行の計画等、理科における小中連携の具体策を提案した。
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野外観察をしよう(初稿H14)(R2)
この教材キットは、現場の先生方が地学の専門知識がなくても、安心して生徒を野外観察に引率していけるようにと願い作成したものです。野外観察をさせることによって、生徒は教科書だけでは得ることが困難な様々な情報を得ることができますが、その観察を実のあるものにするためには、教師サイドの綿密な計画が必要です。このキットでは、実際にどのような手順で企画し、どのような手段で引率していけばよいのか、そしてその際、留意せねばならない点や準備物などは何か、予見可能な事故例は何か、授業者の参考になる文献は何か、といった留意点を
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授業のデザイン 中学校・理科(初稿H25)(R6)
新学習指導要領では、生きる力を育むことを目指し、基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養うことが示されています。
本紙は、平成24年度に栃木県総合教育センターで、学習指導要領の改訂の趣旨を踏まえた授業の例などを小・中学校の各教科別にまとめたものです。各学校において、自校の年間指導計画や児童の実態等を踏まえ、確かな学力を身に付けさせる授業をデザイン(構想)するための参考資料として御活用ください。
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「鹿沼の地質」「森林衰退」(初稿H13)(R4)
本キットでは、鹿沼における路頭はどのようなものがあるか。そこでみられる地層や岩石はどんなものがあるか。また、鹿沼の地質の特徴としてみられる鹿沼土について詳しく資料を用意しています。
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力の働きの学習における基礎的なつまずきと支援の方策(初稿H24)(R6)
中学校第1学年の内容「力の働き」は生徒にとって理解することが難しい学習の一つである。本研究は、「力の働き」の学習における生徒の基礎的なつまずきを調査し、その解消方法について述べたものである。調査の結果、生徒は力の三つの働きの中で、「物体を支える働き」を見いだすことにつまずきやすいことが明らかになった。その解消の方策として、生徒が「物体を支える働き」を理解しやすいよう、指導計画と指導案を立案した。また、小学校の問題解決の手法である比較・推論を考慮し、自作した教材を用いて授業を行った。その結果、多くの生徒が静止している物体に働く力を正しく理解することができた。「物体を支える働き」を生徒に見いださせるためには、「物体を変形させる働き」に関する現象と比較させた上で物体に働く力を推論させる活動が有効であると考えられる。
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密度による金属の分類(初稿H30)(R6)
本時では、物質に直接触れて調べる楽しさを大切にしました。金属を分類する活動を 通して、同体積での質量または同質量での体積を比較することによって、物質を区別で きることに気付かせ、その根拠を説明できるようになることをねらいとしました。
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堆積岩と火成岩に分類してみよう(初稿H30)(R6)
本授業では,地域教材である「大谷石(凝灰岩)」を含む数種類の岩石についてこれまでに学習した知識を活用しながら実験を行いました。その結果から理科の見方・考え方である「質的・量的な関係」,「多様性,共通性」,「比較,関係付け」を働かせて,理科で育成すべき資質・能力を育んでいくことをねらいとしました。
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栄養分を取り入れるしくみ(初稿H30)(R6)
本時では、だ液のはたらきを調べる実験を踏まえて,自分たちで課題を設定して目的 意識をもって学習を行い,実験結果とこれまでの学習内容をもとに予想を立てたり,考 察したりすることで考えを深めることをねらいとしました。
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直列回路と並列回路に流れる電流について調べよう(R2)
直列回路や並列回路における豆電球の明るさの違いから、見通しをもって課題を解決する実験計画を考えます。豆電球の明るさと電流の大きさの関係性について、量的・関係的な視点から仮説や実験方法を立案させることで、生徒の見方・考え方の育成を図ります。令和2(2020)年度栃木県総合教育センター調査研究で作成したパンフレット「『見方・考え方』を意識した授業づくり」に掲載されている授業づくり資料と併せてご覧ください。
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どのようなときに運動がはじまるのだろうか(初稿H30)(R6)
力表示器「Fi-Cube」を用いた観察や実験を行い、目に見えない力を可視化して捉え やすくすることにより、身近で起こる物理現象に興味や関心を抱き、観察・実験を通し て力に関する正しい科学的概念を形成していくことをねらいとしました。
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