2024年9月の記事一覧

令和6(2024)年度 教科等専門研修 音楽専門研修

目  的 曲想と音楽の構造との関わりなどについて理解しながら、音楽のよさや美しさを味わい、主体的に鑑賞する能力を育てるための指導法について、演習を通して理解を深め、授業力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 8月 9日(金) 9:30~16:00
対  象 全校種の音楽、芸術科音楽を担当している教員
研修内容 1 講話・演習「音楽を聴き深める力を育てる鑑賞指導の工夫」
2 演習「音楽を聴き深める力を育てる授業づくり」
講  師 宇都宮大学大学院教育学研究科教授 小原 伸一 氏
総合教育センター職員
研修の様子
 
受講者の声
  • 小原先生の講話を聞き、鑑賞指導とは音楽の聴き方を学ぶということ、それは視覚的にも聴覚的にも感度をあげることが大切だということを学びました。
  • 同じ曲の鑑賞でも、先生によってねらう視点が異なり様々な授業展開が出来上がり、とても面白かったです。教材をよく分析し、何を学ばせたいのか、そのためにどうアプローチするか、班の中には主旋律となる部分を歌ってみたりキーボードを用いて部分的に聴かせたり等の方法があり、貴重な経験になりました。今回教えていただいたことを授業にいかしていきたいです。
研修担当者からの
メッセージ
 宇都宮大学大学院教育学研究科 小原伸一教授の講話・演習では、子どもの「聴く耳」を育てることを大事にして、意図的に授業を組むことの大切さを学びました。演習では、午前の学びに加えて、先生方が普段実践されている手立て等を出し合いながら授業構想を考えたことで、指導方法の幅が広がったことと思います。
 

令和 6(2024)年度 教科等専門研修 生活専門研修~児童理解から始まる生活科~

目  的 具体的な活動や体験を通して児童理解を深めるとともに、生活科の特質を踏まえた指導力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 8月20日(火) 9:30~16:00
対  象 生活科を担当する教員
研修内容 1 講話・演習「生活科における指導の充実」
2 講話・演習「幼児教育とのつながり~生活科の特質を踏まえる~」
3 演習「具体的な活動や体験を通した児童理解~学校探検の疑似体験をしよう~」
講  師 共栄大学教育学部教育学科 教授 小川 聖子 氏
総合教育センター職員
研修の様子
 
小川 聖子 氏
試行錯誤の末、思い通りに動いたおもちゃ
幼小のつながりについての取組を個人で振り返る
グループでの意見交換
センター探検での名刺交換
気付いたことを発見カードに記入
受講者の声
  • 授業の進め方に不安を感じていたが、本日の研修で生活科としての学習指導の進め方が分かりました。特に、児童の思いや願い、つぶやき等をもっと授業に生かすこと、単元計画をしっかり立てて試行錯誤や繰り返す活動が取れる時間を確保すること、振り返り表現する機会を設けて対話を取り入れることなどをこれからの授業に取り入れていきたいです。
  • 実際に子どもの立場になりきって体験してみることにより、教師の視点からでは見えなかったり、感じなかったりしたことが分かり、今後の授業改善に繋げるための新たな視点を得ることができました。その視点を得られたことは、子どもの興味・関心に即した授業を展開することに繋がり、子どもたちにとっても、さらに気付きが多く深い学びにつながるのではないかと思いました。
研修担当者からの
メッセージ
 生活科は、具体的な活動や体験を通して、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし自立し生活を豊かにしていくための資質・能力を育成する教科です。児童の思いや願いを大切にし、児童が対象にじっくりと関わる場面設定や繰り返し関わる学習活動を展開するためにも、児童理解が大切です。実際に動くおもちゃを作って遊んだり学校探検の疑似体験をしたりしたことにより、評価につながる新たな視点が生まれたと思います。今後も、学んだことを基に、これからの授業実践につなげていただきたいと思います。
 

令和6(2024)年度 産業教育専門研修(家庭科)

目  的 産業教育(家庭科)における学習内容や専門科目の応用的な内容等の指導法について理解を深め、産業教育(家庭科)担当教員としての実践的な教科指導力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 8月 5日(月) 9:30~16:00
対  象 高等学校及び特別支援学校高等部の家庭科担当教員
研修内容 1 講話・研究協議「衣生活における指導法」
2 講話・実習「衣生活領域における感性を育むものづくり
        ~幼保・小・中・高を見通した伝統染織の活用の試み~」
講  師 宇都宮大学共同教育学部教授 佐々木和也 氏
総合教育センター職員
研修の様子
 
研修担当者からの
メッセージ
 家庭科のねらいは、高等学校学習指導要領解説にあるように「よりよい社会の構築に向けて、男女が協力して主体的に家庭や地域の生活を創造する資質・能力」を育成することです。実践的・体験的な学習活動を通して、習得した知識や技能を自らの生活に活用するとともに、豊かな感性を育んでほしいと思います。
 

令和6(2024)年度 教科等専門研修(家庭、家庭分野専門研修)

目  的 家庭、家庭分野における学習内容や応用的な内容等の指導法について理解を深め、家庭、家庭分野担当教員としての実践的な指導力の向上を図る。
日  時 令和 6(2024)年 8月 5日(月) 9:30~16:00
対  象 小学校、中学校、特別支援学校(小学部、中学部)の家庭科、技術・家庭科(家庭分野)を担当している教員
研修内容 1 講話・研究協議「衣生活における指導法」
2 講話・実習「衣生活領域における感性を育むものづくり
        ~幼保・小・中・高を見通した伝統染織の活用の試み~」
講  師 宇都宮大学共同教育学部教授 佐々木和也 氏
総合教育センター職員
研修の様子
 
研修担当者からの
メッセージ
 家庭科のねらいは、小学校学習指導要領解説にあるように「生活をよりよくしようと工夫する資質・能力」、中学校学習指導要領解説にあるように「よりよい生活の実現に向けて、生活を工夫し創造する資質・能力」を育成することです。実践的・体験的な学習活動を通して、習得した知識や技能を自らの生活に活用するとともに、豊かな感性を育んでほしいと思います。