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書を持て、家に居よう。
書を持て、家に居よう。
上三川高校図書館係伊藤洋子です。
タイトルが何にインスパイアされたものか。
わかった人は学校再開後、国語科伊藤「洋子」宛に声をかけてください。
なぜ、「洋子」かって? 実は今年度、上三川高校には3人の「イトウ」先生がいるのです。よろしくね( ̄ー ̄)
①「少年少女日本の歴史」電子版全24巻を無料公開
小学館では、新型コロナウィルス感染症拡大による休校措置のため、家庭学習を行う小・中・高校生への自宅学習支援として、学習まんが『小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史』(全24巻)電子版を無料公開しています。
累計2020万部を突破した日本で最も売れている学習まんがです。当時の生活や文化にふれることができます。想像するのは難しい合戦などの様子もリアルに再現。カラーページも多く各時代の様子を体感できるので、歴史好きもそうでない人にもおすすめです。
こちらから→ https://kids-km3.shogakukan.co.jp/
②インターネットの電子図書館「青空文庫」
主に著作権保護期間を過ぎた作品が、ボランティアの手によってデジタル化されています。現3年生は夏目漱石の「こころ」の前後、読んでみたくなりませんか?
一度は名前を聞いたことのある作家名、タイトルが並んでいます。この機会にぜひ、文学作品にチャレンジしてみてください。
こちらから→ https://www.aozora.gr.jp
今の時代、書店に行かずとも本は読めますね。これまで紙媒体の読書にこだわっていた私もついに、Kindleで読む時間が長くなってきました。
世間が平穏になったなら、のんびり書店で本を眺めたい。作家さん達がどんなことを思い描き、編集者の人々が何に苦心して形にし、本屋さん達は何を感じながら本を人々に届けようとしているのか。本屋さんに行って並んだ本を眺めて「このコーナーの『推し』はこの本なんだな」、「装丁が凝ってるな」等々…。一冊の本の向こう側に、人の営みを、息づかいを感じたい。
もちろん学校図書館は本屋さんではないから、人気本ばかりを取りそろえているわけではないけれど、上高のみんなに、本の続きが気になる、紙をめくるのももどかしい、あのワクワク感を1度は知ってほしいなぁ。そんなことを考えながら、みんなが図書館に来られる日を首を長くして待っています。