日誌

ある週末にて(小島理夫先生)

 16日、政府が全国に緊急事態宣言を発しました。以下は前の週のお話です。

 10日(金)の夕方、家に帰るところで小池百合子東京都知事が「居酒屋の営業を8時まで、酒の提供を7時までにして欲しい。」(私が行く行かないではなく、そこまで踏み込んできたか!)福田富一栃木県知事が「週末の不要不急の外出をひかえて欲しい。」というニュースを聞いた。状況はめまぐるしく変わる。さて、私はどうする。何ができるのか。

日曜日、私はしばらく前に買ったままに(()(どく))していた本を読むことにした。(かき)()()()の『老後の資金がありません』。「年齢的にそういうことを考えるようになった、と思われるのでは?」と少し恥ずかしいような気持ちで購入した本である。読んでみたら面白い。一気に読み終える。次に読んだのは塩野(しおの)七生(ななみ)の『皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上)』。半分ほど読んで疲れてダウン。ずっと寝転んでというか、姿勢を悪くして読書をしていたせいなのか、腰が痛い。明日は「少し体を動かそう。」そう思って布団に入る。

結果として、いい一日、そんな週末でした。

生徒部、社会科 小島理夫