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3年生「烏山学」(烏山和紙を知る)

 1114日(木)、最後のクラスが、自分の卒業証書の紙すきを行うプログラム「烏山和紙を知る」に取り組みました。この日使った、原料の楮の繊維を型板に定着させる「ねり」は、先日の1年生「烏山学」で和紙のプログラムを選択した生徒たちが、トロロアオイの繊維を杵と臼で砕いて作ったものでした。生徒たちが漉いた卒業証書の紙は、一度印刷業者に運ばれ、その後書道の先生に生徒一人一人の名前、生年月日、卒業台帳番号の揮毫を依頼し、卒業証書が完成します。できあがった卒業証書は、文字どおり世界で1枚だけの卒業証書になります。生徒は卒業式当日、初めて自分の卒業証書と対面します。