令和6年度 烏山学

【3学年】令和6年度 烏山学 市民向け発表会

8月24日(土)に烏山学の那須烏山市民向けの発表会を開催しました。那須烏山市長 川俣 純子 様、那須烏山市議会議員 青木 敏久 様、那須烏山市教育長 内藤 雅伸 様および、市民や保護者の皆様のご臨席のもと、3年間の烏山学の活動成果を発表しました。

多くの方にご来場いただき、私たちの活動の成果を校外の皆様に向けて発表する貴重な機会となりました。今後も烏山学を通して地域の課題を探究していきたいと思います。

【発表テーマ一覧】

① なすから健康マイレージの参加者を増やすために(医療・福祉・スポーツ)

なすから健康マイレージの普及のために、さいたま市の取り組みを参考にし、那須烏山市でスマートフォン教室を行いました。

 

② 山あげ祭を盛り上げよう(観光・PR)

山あげ祭を盛り上げるために、東京浅草神社の三社祭と比較し、知名度を上げる工夫について考えました。

 

③ 烏山の子どもたちのために(教育・保育)

さいたま市の事例を参考にし、子供たちが、那須烏山市の自然の恩恵を十分に受けながら遊ぶことができる、プレイパークを設置することを提案しました。

 

④ 行きやすい学校づくり(医療・福祉・スポーツ)

不登校の問題について、市の取り組みや駿河台大学で公認心理士の講義を聞き、公的なサポートだけでなく、私たち一人ひとりの小さな心掛けが大切であると考えました。

 

⑤ 高校生が考えた、那須烏山市ご当地ガチャガチャ計画(商品開発・農業)

山あげ祭の屋台や烏山線100周年記念のガチャなど、地元愛を感じるものや外国人観光客向けのものなど、国内外の方々に楽しく手に取ってもらえるようなご当地グッズの販売を提案しました。

 

⑥ 烏山の農業の課題(商品開発・農業)

世界農業遺産に認定された埼玉県三芳町の落ち葉堆肥農法について学び、耕作放棄地の有効活用や農業に興味・関心を持ってもらえるイベントを考えました。

 

⑦ 遊戯のすゝめ(教育・保育)

子供たちが屋外で安全に遊べることが、想像力や創造力をはぐくみ、体力や運動能力の向上、社会性の醸成などにつながると発表しました。

 

⑧ 烏山線廃線危機、存続のために私たちが考えたこと(観光・PR)

千葉県銚子電鉄を訪れ、廃線危機から黒字路線へと回復した経緯を踏まえて、烏山線の現状と利用者を増やすため、交通系ICカードリーダーの導入やふるさと納税の活用などの6つの案を発表しました。

 

⑨ 烏山庁舎の建て替え案を考えよう(建築・ものつくり・新技術)

群馬県庁や太田市美術館図書館を訪問し、カフェや室内アスレチック、休憩スペースなどを併設するなど、利用者が気軽に訪問できる庁舎の建て替えを提案しました。

 川俣市長よりご挨拶をいただきました。発表の様子