H27
5月25日小学部6年生理科の実験
6年生理科、「唾液がでんぷんを変化させるか」という実験の様子です。
「感光器」という、明るさで音の変わる機械を使いました。明るいときには高い音、暗いときには低い音がします。
・ご飯に感光器を当てると、白い(明るい)ので、高い音が出ます。
・唾液とご飯を混ぜたもの、水とご飯を混ぜたものをそれぞれ20分間かきまぜます。
・水を混ぜたご飯(写真左)は、薄いヨウ素液を入れると青紫色に近い色になりました。(でんぷんがあります) 感光器から低い音が出ました。
ヨウ素液を入れる前に食べてみると・・・、おいしくなかったそうです。
・唾液を混ぜたご飯(写真右)は、薄いヨウ素液を入れるとあまり色が変わりません。(でんぷんがありません) 感光器から高い音が出ました。
ヨウ素液を入れる前に食べてみると・・・、甘くなっていました!
・視覚に頼らず、聴覚、触覚、味覚で感じた実験ができました。
感光器は市販品では数万円する高価なものです。しかし、1000円程度の材料で作ることができます。この実験で使った感光器は、宇都宮工業高等学校の生徒さんに作っていただきました。たくさん作っていただいたので、児童生徒がのびのびと実験に取り組めます。ありがとうございました。
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