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【校長ブログ】3.5%の勇気が、世界を動かす

本日、本校にて国際理解講演会が開催されました。この貴重な機会は、UACJの斎藤和敬様のご尽力とご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。講師には、アースカンパニーより下元朋子様をお迎えし、「世界と自分の今をつなぐ授業」という演題のもと、私たちの未来と向き合う深いお話をいただきました。

講演の中で語られた言葉の数々は、生徒たちの心に静かに、そして力強く響いたことでしょう。その一部をご紹介いたします。

「この世界は、先祖から継承したものではなく、私たちの子供たち、子孫から、借りているのです。」

この言葉は、私たちが今ある環境を当然のものとして享受するのではなく、未来の世代に対して責任を持つ存在であることを教えてくれます。

「sustainableは現状を維持するということだが、さらに上を行く、現状をより良い状態にしていこうというregenerativeな行動を。」

持続可能な社会の先にある、再生と創造の精神。現状に甘んじるのではなく、より良い未来を築くために、自らが動き出すことの大切さを示しています。

「見たいと思う世界にあなた自身がしていきなさい。」(マハトマ・ガンジー)

「One day or day one, you decide.(いつかやる、それとも今日を一日目とするか。決めるのはあなた自身だ。)」

これらの言葉は、変化を待つのではなく、自らがその変化の担い手となる勇気を持つことの尊さを語っています。

小山西高校の諸君よ。どうか、何事も誰かに委ねるのではなく、自らがその一歩を踏み出す人間であってください。世界の人口の3.5%が本気で動けば、社会は確実に変わる。これは、歴史が証明している事実です。

皆さんの一歩が、未来を変える力になる。その可能性を信じて、今日を「Day One」として歩み始めてください。心に響いた言葉を、どうか行動へとつなげていきましょう。