校長ブログ
【校長ブログ】学校紹介動画、いよいよ完成へ
創立四十周年という節目を迎える本校の記念事業の一環として、これまで生徒の皆さんの温かいご協力のもと、丹念に制作を進めてまいりました学校紹介動画の一部が、ついに完成の運びとなりました。
近日中には、本校の公式ホームページにて公開を予定しております。ご覧いただく皆さまに、私たちの歩みと想いが伝わることを願っております。
なお、現在制作中の映像には、創立記念式典にて上映予定のロングバージョン、そして一日体験学習にて使用する十五分の特別編集版もございます。どうぞご期待ください。
【校長ブログ】響け夏空に奏でる青春の詩
明日、栃木県吹奏楽コンクールの幕が上がります。
これまで、中庭コンサートにて風と戯れ、部活動壮行会では仲間たちを鼓舞し、そして野球応援ではスタンドに熱を灯してきた小山西高校音楽部。
その音色は、校内に活気と希望をもたらし、多くの心を揺さぶってきました。
いよいよ明日、第67回栃木県吹奏楽コンクールの舞台に立ちます。
会場は宇都宮市文化会館。小山西高校の演奏は、午後二時頃を予定しております。
私もその瞬間を見届けるべく、応援に駆けつけます。
どうか、これまでの練習のすべてを音に乗せて、心から楽しんでください。
その一音一音が、きっと聴く人の胸に深く響くことでしょう。
【校長ブログ】大横断幕ついに完成
その雄姿は、JR両毛線の車窓からも望めるよう、校舎北側のフェンスに堂々と掲げられました。幅180センチの大きな幕は、まるで空に向かって誇りを語るかのよう。制作にご尽力くださった伴印刷様、設置にご尽力くださった公仕の北村様、安藤様に心より感謝申し上げます。
幕に記された言葉――
「祝 全国大会出場 ハンドボール・ウエイトリフティング」
この一文には、小山西高校の生徒、保護者、卒業生、そして地域の皆様の熱き思いが込められています。選手たちが全国の舞台でその力を存分に発揮し、輝かしい瞬間を刻むことを、私たちは心から願ってやみません。
なお、インターハイの日程は以下の通りです。
ハンドボール競技:8月2日より
ウエイトリフティング競技:8月7日より
頑張れ、小西! 熱いぜ、小西!
その声援は、風に乗って選手たちの背を押すことでしょう。
【校長ブログ】トイレリニューアル決定!
快適なる学び舎への一歩 ~教室棟トイレ改修のお知らせ~
このたび、本校教室棟のトイレ改修が正式に決定いたしました。洋式化に加え、多目的トイレの新設も予定されており、すべての生徒がより快適に、安心して学校生活を送れる環境づくりを目指しております。工事は来年度の夏頃に着工予定です。
新たな設備の整備を通じて、学びの場としての本校がさらに充実した空間となることを願っております。
【校長ブログ】夏空を駆ける飛魚達の挑戦
Summer vacation has started. At our school, where we value both learning and sports, this is a great time to grow stronger through club activities. Don’t let the heat stop you! Stay motivated and keep going! We’re cheering for you!
【校長ブログ】人生百年の羅針盤
さて、皆さんが数年後に社会へと羽ばたく頃、果たしてどのような働き方が待ち受けているのでしょうか。
日本は、世界に類を見ない長寿社会へと歩みを進めており、それに伴い、私たちが働く期間もかつてないほど長期化する可能性があります。皆さんが八十歳を迎える頃まで、働き続ける時代が到来するかもしれません。さらに、AIをはじめとする技術革新の急速な進展は、企業の寿命を短縮させ、かつて主流であった終身雇用の在り方を過去のものへと変えつつあります。
実際、昨年度の中途採用率は過去最高を記録し、2023年には新入社員の半数以上が「十年以内に転職したい」と回答したという調査結果も報告されています。
つまり、皆さんがこれから生きていく社会とは――
第一に、「人生百年時代」において、働く期間が格段に長くなる社会。
第二に、転職が当たり前となり、その都度新たな知識と技能の習得が求められる「マルチステージ型社会」であるということです。
このような時代においては、従来の「学ぶ→働く→引退する」といった直線的な人生設計ではなく、
「学ぶ→働く→学ぶ→働く→学ぶ→働く」といったように、学びと働きが交互に繰り返される、循環型の人生が標準となるでしょう。
だからこそ、皆さんには「先生がいなくても学ぶ経験」、そして「先生がいなくても学び続ける習慣」が、何よりも大切なのです。
最も学びに適した場所は、間違いなく小山西高校です。しかし、学びの場は学校の中だけに限られるものではありません。夏休みは、先生方の手を離れ、自らの力で学びを深める絶好の機会です。
この夏休みを通じて、皆さんの長い人生を見据え、「自律的な学び」を身につけてください。
それは、未来を切り拓く力となり、皆さん自身の人生を豊かに彩る礎となることでしょう。
【校長ブログ】何のために働くのか
小山西高等学校においては、「キャリアクションプロジェクト」を通じて、生徒一人ひとりが自らの将来を見据え、職業観と学問への探究を深めております。これは、単なる進路指導にとどまらず、人生の目的と向き合う貴重な学びの機会となっております。
去る六月には、同窓会副会長・露崎智宏先輩をお招きし、「働くことと学ぶこと」を主題としたご講演を賜りました。先輩の言葉は、若き探究者たちの心に深く響き、学びの意義を再認識する契機となりました。また同月、本校卒業生が教育実習に臨み、ある保健の授業において「なぜ人は働くのか」という問いが投げかけられました。多くの生徒が「お金のため」と答えたと聞いております。
その折、教育実習生より「校長先生は働くことをどのようにお考えですか」と問われました。私は、迷うことなくこう答えました――「それは、幸せを手にするためです」。
一昨年の夏、某テレビ局のチャリティー番組にて放映されたスペシャルドラマ『虹色のチョーク』をご覧になった方もいらっしゃることでしょう。この作品は、日本理化学工業というチョーク製造会社を舞台に、働くことの本質を描いた感動的な物語です。社員の七割が知的障がいを持つこの企業の元会長は、働くことの意味について、次のような言葉を遺されています。
「人間の究極の幸せとは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること。働くことによって、愛以外の三つの幸せは得られる。私は、その愛までも得られると思う」。
私も、まさにその通りだと感じております。働くことによって、人に認められ、誰かの力となり、必要とされ、そして愛される――その営みこそが、真の幸福へとつながるのです。働くことは、人間の尊厳と喜びを体現する、かけがえのない行為なのです。
どうか、小山西高校の皆さんには、この夏休みを通じて、「働くこと」の意義について改めて深く思いを巡らせていただきたいと願っております。皆さんの未来が、誇りと喜びに満ちたものでありますように。
【校長ブログ】『おーバス』増便の朗報
JR両毛線とともに、本校生の通学の道を支える『おーバス』に、嬉しい知らせが届きました。この秋より、小山市の決定により、運行便数が大幅に増加することとなりました。日々の通学にこの便がもたらす恩恵は計り知れず、小山西高校へのアクセスは、より快適で、より確かなものとなるでしょう。
詳細は近日中に発表される予定ですが、地域と学校が手を携え、学びの環境をより良くしようとする姿勢に、深い感謝の念を抱かずにはいられません。通学路に新たな光が差し込む秋を、どうぞ楽しみにお待ちください。
【校長ブログ】ポロシャツ導入検討へ
夏の装いに新たな風――ポロシャツ導入への歩み
生徒会の主導により、夏季制服としてのポロシャツ導入が、いよいよ検討の段階へと進みました。現在、昇降口にはポロシャツとハーフパンツのサンプルが展示されており、生徒諸君の率直な意見を広く募っております。
この新たな試みは、快適さと品位を兼ね備えた夏の装いを目指すものであり、皆の声が形となれば、来るべき夏には正式な導入が実現するかもしれません。制服とは、ただの衣ではなく、日々の学びを彩る象徴でもあります。新たな一歩に、どうぞご注目ください。
【校長ブログ】夏季課外始まりました
夏空に響く声援、そして学びの季節へ
盛夏の陽光が照りつける中、野球部はベスト8進出を懸けて、幸福の科学学園との一戦に臨みました。多くの在校生諸君、そして卒業生の皆様より熱いご声援を賜り、心より御礼申し上げます。
惜しくも勝利には届きませんでしたが、選手たちは最後まで力の限りを尽くし、見事な健闘を見せてくれました。主力の多くが1・2年生という若き布陣であることを鑑みれば、秋の大会に向けて希望は尽きません。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
さて、本日より前期課外授業が始まりました。各自が真摯に学びに向き合い、地力を養う好機です。終業式でも申し上げました通り、夏休みは将来を見据え、「自ら学ぶ習慣」を確立する絶好の機会であります。自らの志を胸に、充実した日々を過ごしましょう。
梅雨明けした小西ブルー
夢のあと・・・