2025年10月の記事一覧
【校長ブログ】ハロウィン中庭コンサート
昨日、放課後の中庭にて、音楽部によるハロウィン中庭コンサートが開催されました。秋の柔らかな風が校舎を包む中、音楽部の奏でる音色が小山西高校の空気を一変させ、華やかで楽しいハロウィンの雰囲気が広がりました。
このコンサートは、先週末にハーヴェストウォークで予定されていた「ハロウィンパレード&コンサート」が、あいにくの雨天により中止となったことを受け、代替企画として実施されたものです。音楽部の生徒たちは、これまで積み重ねてきた練習の成果を、ぜひとも多くの方に届けたいという思いを胸に、校内での開催を決意しました。
中庭に響く演奏は、聴く者の心を温かく包み込み、仮装に身を包んだ生徒たちの笑顔とともに、秋のひとときを彩ってくれました。音楽には、人と人とをつなぐ力があります。今回のコンサートは、まさにその力を感じさせる、心豊かな時間となりました。
音楽部の皆さんの情熱と創意工夫に、心から拍手を送ります。そして、こうした文化活動が、学校生活に彩りを添え、生徒たちの感性を育んでいくことを、改めて実感いたしました。
これからも、小山西高校の中庭が、生徒たちの表現の場として、さまざまな物語を紡いでいくことを願っております。
【校長ブログ】今燃えなくていつ燃える!
昨日、本校にて、ベネッセコーポレーションより内藤彪晶様をお招きし、3年生を対象とした一般選抜対策プロジェクトの一環としてご講話をいただきました。
内藤様の言葉は、まさに受験生の心に火を灯すものでした。 「今、燃えなくていつ燃える!」 「大逆転合格ができるのは一般入試だけ!」 「3年の秋冬に、現役生は最も伸びる!」 「まずは圧倒的な学習量!量で負けていては逆転合格はない!質で勝負するのは量を積み上げた後!」
これらの力強いメッセージは、受験に向かう生徒たちの胸に深く刻まれたことでしょう。迷いや不安を抱えながらも、前を向いて歩み続ける彼らにとって、まさに背中を押してくれる言葉の数々でした。
そして、いよいよ来週は、一般選抜プロジェクトの次なるステージ『校長による英語特別講座(第2回)』が開催されます。英語で得点を伸ばすために、今何をすべきか、どのように取り組むべきかを、私自身の経験と知見をもとにお伝えする予定です。
受験は、人生の一つの節目であり、挑戦の場でもあります。私たち教職員一同も、彼らの歩みに寄り添い、力強く支えてまいります。
どうぞ、次回の講座も楽しみにしていてください。
【校長ブログ】情報教育研究大会を終えて
昨日、本校にて情報教育の研究大会が開催されました。県内各地より多くの情報担当の先生方にご来校いただき、盛会のうちに幕を閉じましたこと、心より御礼申し上げます。
本校が日頃より取り組んでおります先進的な情報教育の実践は、皆様の温かいご関心とご支援に支えられております。今回の研究授業では、2年5組において星野教諭が授業を担当し、生徒たちが主体的に学びに向かう姿を通して、本校の教育の精神をご覧いただけたのではないかと存じます。
情報技術が日々進化する現代において、教育の在り方もまた柔軟かつ力強く変化を遂げていかねばなりません。本校はこれからも、情報教育の可能性を追求し、本県の教育を牽引する存在であり続けたいと願っております。今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【校長ブログ】平和の尊さを胸に刻む旅へ
昨日、本校の2年生は、来月に予定されている沖縄への修学旅行に向けた平和学習の一環として、DVD『清ら島沖縄』を鑑賞しました。美しい自然と深い歴史に彩られた沖縄の姿を通して、生徒たちは戦争の悲惨さと平和の尊さについて、静かに、そして真剣に思いを巡らせていました。
鑑賞後には、それぞれが感じたことを言葉にし、沖縄で何を学びたいのかを改めて確認する時間を持ちました。命の尊さ、過去からの学び、そして未来への責任。生徒たちの言葉には、若いながらも確かな感受性と、平和への願いが込められていました。
修学旅行は、単なる観光ではなく、心を育てる学びの場です。沖縄の地で、生徒たちが歴史の声に耳を傾け、平和の意味を自らの心に深く刻むことを願ってやみません。清らかな島が語りかける静かな祈りに、どうか真摯に向き合ってほしいと思います。
【校長ブログ】実りの季節に心を耕せ
校舎前に広がるコキアが、今年も見事に紅に染まりました。陽光を受けて輝くその姿は、まるで秋の訪れを告げる使者のように、静かに、そして力強く私たちの心に語りかけてくれます。自然の美しさと学び舎の風景が一体となったこの瞬間は、まさに本校の秋の象徴とも言える光景です。
秋は、実りの季節であると同時に、心を落ち着けて物事に向き合う好機でもあります。勉学に励むもよし、部活動に情熱を注ぐもよし、それぞれの目標に向かって一歩ずつ歩みを進めてほしいと願っております。
この美しい季節の中で、生徒一人ひとりが自らの可能性を信じ、力強く前進していくことを、心より期待しております。
今日も素敵な一日になりますように。
【校長ブログ】地域に息づく小西の魂
昨日開催されました「小山駅西口祭」において、本校の生徒たちが見事な活躍を見せてくれましたこと、ここにご報告申し上げます。
ダンス部ユニット『あいみさ』によるステージは、まさに躍動の美。しなやかで力強い動きが音楽と一体となり、観客の心を惹きつけて離しませんでした。若さと情熱がほとばしるその姿は、地域の皆様に深い感動を与えたことと存じます。
また、JRC部はミニFM局『小山駅西口ユースラジオ』の運営を担い、祭の賑わいを一層盛り上げてくれました。私も特別ゲストとして出演の機会をいただき、生徒たちの真摯な姿勢と確かな技術に感銘を受けました。さらに、献血活動の呼びかけにも尽力し、多くの市民の皆様にご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
このように、生徒たちが地域の一員として自らの力を発揮し、社会に貢献する姿は、本校の教育の成果であり、何よりも誇らしいものであります。
今後とも、地域との絆をより一層深めながら、皆様に愛され、信頼される小山西高校であり続けたいと願っております。
【校長ブログ】音楽部が奏でるハロウィンの鼓動
木々の葉も少しずつ色づき始め、街のあちこちにハロウィンの彩りが見られるようになりました。
さて、来る10月26日(日)、本校音楽部が、毎年盛大に開催されるハーヴェストウォークでのハロウィンパレード並びにハロウィン演奏会に出演いたします。午前の部は11時30分から、午後の部は14時30分からの予定です。
この催しは、地域の皆様に親しまれている秋の恒例行事であり、音楽部によるパレードと演奏会は、特に子どもたちにとって楽しみなアトラクションのひとつとなっております。華やかな衣装と軽快な音楽が街を彩り、笑顔と歓声があふれるひとときは、まさに季節の風物詩と呼ぶにふさわしいものです。
こうした取り組みを通じて、地域の皆様との絆を深め、活気あるまちづくりをさらに推進していくことは、学校としても大変意義深いことと感じております。生徒たちが地域の一員として、音楽を通じて貢献できることは、教育の一環としても誇らしい姿です。
私も当日は応援に参ります。仮装こそいたしませんが、心からの拍手をもって、音楽部の皆さんの晴れ舞台を見守りたいと思います。
音楽部の諸君、どうか自信を持って、日頃の練習の成果を存分に発揮してください。皆さんの音色が、街に温もりと笑顔を届けてくれることを、心より願っています。
【校長ブログ】音楽が描く豊田の秋物語
来る10月25日(土)10時30分より、豊田小学校体育館にて『豊中オータムコンサート2025』が開催されます。本校音楽部もこの合同演奏会に出演いたします。
このコンサートは、豊田小学校の5・6年生、豊田中学校吹奏楽部、小山西高校音楽部、そして地域で活動されている「豊田和太鼓の會」「豊田ふれあい太鼓」の皆様による、世代と地域を越えた心温まる音楽の祭典です。地域の方々にも公開されており、毎年多くの皆様にご来場いただいております。
音楽には、人と人との距離を縮め、心をひとつにする力があります。こうした取り組みを通じて、小山西高校が地域に根ざし、地域とともに歩む学校であることを、改めて実感いたします。
音楽部の生徒たちも、日々の練習の成果を胸に、精一杯の演奏をお届けすることでしょう。お時間の許す方は、ぜひ会場に足をお運びいただき、若き奏者たちの音色に耳を傾けていただければ幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
【校長ブログ】遊び惚ける日々に未来はない
今日は一つの言葉をご紹介したいと思います。米国の実業家、ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアの言葉です。
“I can think of nothing less pleasurable than a life devoted to pleasure.” 「快楽だけを追い求める人生ほど、つまらないものはない。」
この言葉は、私たちに深い示唆を与えてくれます。勉強を避け、部活動をさぼり、ただゲームや娯楽に没頭する毎日。それは一見、自由で楽しいように思えるかもしれません。しかし、そこには達成感も成長もなく、やがて心に空虚さだけが残ることでしょう。
努力を重ね、時に悩み、時に壁にぶつかりながらも、自らの力で何かを成し遂げる。その過程こそが、人生を豊かにし、真の喜びをもたらしてくれるのです。
小山西高校の皆さん。高校時代は、人生の中でも特別な、かけがえのない時間です。この瞬間を、どうか無為に過ごさないでください。快楽に流されることなく、自らの目標に向かって、ひたむきに努力を重ねてください。
その先にこそ、真の充実と誇りが待っているはずです。皆さんの健やかな成長を、心より願っています。
小山西高校 校長 佐山利晴
【校長ブログ】3.5%の勇気が、世界を動かす
本日、本校にて国際理解講演会が開催されました。この貴重な機会は、UACJの斎藤和敬様のご尽力とご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。講師には、アースカンパニーより下元朋子様をお迎えし、「世界と自分の今をつなぐ授業」という演題のもと、私たちの未来と向き合う深いお話をいただきました。
講演の中で語られた言葉の数々は、生徒たちの心に静かに、そして力強く響いたことでしょう。その一部をご紹介いたします。
「この世界は、先祖から継承したものではなく、私たちの子供たち、子孫から、借りているのです。」
この言葉は、私たちが今ある環境を当然のものとして享受するのではなく、未来の世代に対して責任を持つ存在であることを教えてくれます。
「sustainableは現状を維持するということだが、さらに上を行く、現状をより良い状態にしていこうというregenerativeな行動を。」
持続可能な社会の先にある、再生と創造の精神。現状に甘んじるのではなく、より良い未来を築くために、自らが動き出すことの大切さを示しています。
「見たいと思う世界にあなた自身がしていきなさい。」(マハトマ・ガンジー)
「One day or day one, you decide.(いつかやる、それとも今日を一日目とするか。決めるのはあなた自身だ。)」
これらの言葉は、変化を待つのではなく、自らがその変化の担い手となる勇気を持つことの尊さを語っています。
小山西高校の諸君よ。どうか、何事も誰かに委ねるのではなく、自らがその一歩を踏み出す人間であってください。世界の人口の3.5%が本気で動けば、社会は確実に変わる。これは、歴史が証明している事実です。
皆さんの一歩が、未来を変える力になる。その可能性を信じて、今日を「Day One」として歩み始めてください。心に響いた言葉を、どうか行動へとつなげていきましょう。