校長自ら更新!!

校長ブログ

【校長ブログ】中学生の皆さんへ

秋の気配が少しずつ深まりゆくこの頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。進路を考える季節が近づき、胸にさまざまな思いを抱いていることと思います。

 さて、今週末の9月13日(土)、栃木市商工会議所にて、下野新聞社主催『栃木県高等学校進学フェア2025』が開催されます。時間は午前10時から午後3時まで。中学生の皆さんと保護者の方々を対象に、各高等学校による進学相談会が行われます。

 この進学フェアは、皆さんが自らの未来を見つめ、希望の進路を描くための貴重な機会です。学校の特色や教育方針、部活動の様子など、直接話を聞くことで得られる情報は、きっと皆さんの進路選択に大きな助けとなるでしょう。

 小山西高等学校では、私自身が本校ブースにて皆さんのご相談に応じます。校長として、皆さんの疑問や不安に真摯に向き合い、心を込めてお話しさせていただきますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 皆さんの未来が、希望に満ちた輝かしいものとなるよう、心より願っております。

 

【校長ブログ】史上最高の思桜祭

本校創立40周年という節目の年に開催された「思桜祭」は、まさに“史上最高”の名にふさわしい、感動と熱気に満ちた学校祭となりました。

ご来場くださった多くの皆様に、心より御礼申し上げます。地域の皆様、保護者の皆様、そして卒業生の皆様の温かなまなざしとご声援が、生徒たちの背中を押し、彼らの創造力と情熱を存分に発揮させてくださいました。

今年度の思桜祭は、生徒が主体となり、これまでにない新たな試みに果敢に挑戦した、まさに記念すべき祭典でした。展示、発表、演出、運営のすべてにおいて、生徒一人ひとりの個性と協働の力が光り、来場者数も過去最多を記録いたしました。

この盛況ぶりは、本校がいかに地域に根ざし、愛され、信頼されているかを改めて実感する機会ともなりました。

私たちはこれからも、「文武両道の進学校」としての誇りを胸に、地域とともに歩み、未来を担う若者たちの成長を支えてまいります。

今後とも、変わらぬご支援とご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

【校長ブログ】速報、陸上競技部が関東新人選抜大会への出場決定!

本校陸上競技部に、また一つ、輝かしい朗報が届きました。

このたび、2年生の福地陽菜さんが女子200メートルにおいて自己ベストを更新し、堂々の第3位に入賞。その結果、山梨県で開催される関東新人選抜大会への出場権を獲得いたしました。

さらに、1年生の鈴木ひかりさんも女子100メートルで第4位に入賞。現時点では正式な決定には至っておりませんが、関東新人選抜大会への出場が濃厚とされております。

日々の鍛錬を惜しまず、己の限界に挑み続ける彼女たちの姿は、まさに青春の象徴であり、私たちに大きな感動と誇りをもたらしてくれました。

陸上競技部の皆さんの今後の活躍に、心から期待を寄せるとともに、関東の舞台での健闘を祈っております。

【校長ブログ】明日は一般公開!

いよいよ明日、思桜祭一般公開となります。

本校は今年、創立四十周年という節目の年を迎えました。幾多の先人たちが築いてきた歴史と伝統の延長線上に、今を生きる生徒たちが新たな一歩を刻もうとしています。その歩みは、まさに小山西高等学校の「歴史の一ページ」に他なりません。

 本年度の「思桜祭」は、「熱いぜ小西、歴史の一ページに青春の我らたつ」という力強いテーマのもとに開催されます。この言葉は、生徒の公募によって選ばれたものであり、若き情熱と誇り、そして未来への希望が見事に表現されています。さらに、祭りを彩るTシャツのロゴも生徒の手によるものであり、随所に若者たちの創造力が息づいております。
 私は始業式にて、アフリカのことわざ「はやく行くならひとりで行け。遠くまで行くならみんなで行け」を紹介いたしました。この祭りもまた、仲間と共に歩むことでこそ、真の感動が生まれます。互いに支え合い、協力し合いながら創り上げたこの祭典は、生徒たちにとって生涯忘れ得ぬ思い出となることでしょう。
 ご来場の皆様には、若者たちの熱き想いと、四十年の歴史が織りなす文化の薫りを、どうぞ心ゆくまでご堪能いただければ幸いです。

【校長ブログ】今日の下野新聞記事より

本日付の下野新聞に、酒井心音さんがインターハイ準優勝の栄誉を携え、小山市長を表敬訪問された記事が掲載されました。

酒井さんは、来月滋賀県にて開催される国民スポーツ大会への出場を控えております。全国の舞台において、再びその力強く、そして美しい競技姿を披露してくれることと存じます。

日々の鍛錬を重ね、己の限界に挑み続ける酒井さんの姿は、まさに本校が掲げる「文武両道」の精神を体現するものであり、全校生徒にとって大きな励みとなっております。

その健闘を心より祈るとともに、これからも小山西高校の誇りとして、さらなる高みを目指して邁進してくれることを期待しております。

(下野新聞社提供許諾済)

【校長ブログ】『小西サブレ』、今年も思桜祭にて限定販売!

本校の一大行事である「思桜祭」が近づいてまいりました。今年もまた、PTAの皆さまのご協力のもと、恒例の『小西サブレ』が模擬店にて期間限定で販売されます。

一枚一枚に心を込めて焼き上げられた『小西サブレ』は、香ばしい風味と優しい甘さが魅力の逸品です。お値段は一枚150円、三枚入りはお得な400円となっております。ご来場の折には、ぜひお手に取っていただき、思桜祭の思い出とともにお持ち帰りいただければ幸いです。

このサブレには、生徒・保護者・教職員が一体となって築き上げてきた本校の温かな校風と、地域の皆さまへの感謝の気持ちが込められております。どうぞ多くの皆さまにご賞味いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

【校長ブログ】先輩の話

本日、千葉大学の高倉先輩、東京外国語大学の塩谷先輩、埼玉大学の岡村先輩、宇都宮大学の岩崎先輩、そして芝浦工業大学の増渕先輩をお招きし、2学年キャリアクションプロジェクトの共通プログラム『先輩の話』を実施いたしました。

この取り組みは、2年次におけるキャリアクションの個人研究を深めるための一環として位置づけられており、生徒たちは先輩方の貴重な体験談に耳を傾けながら、進路選択や学びへの姿勢について多くの示唆を得ることができました。

それぞれの先輩が語る大学生活の様子、学問への向き合い方、そして将来への展望は、どれも真摯で力強く、小西生にとって大いなる刺激となったことでしょう。先輩方の言葉には、努力の跡と志の高さが滲み出ており、聞く者の心を打ちました。

今を生きる小西生には、こうした先輩方の背中を追いながら、自らの夢を描き、そしてそれを実現する力を育んでほしいと願っております。未来は、今の一歩から始まります。今日の出会いが、その一歩となることを心から期待しています。

【校長ブログ】今日のロングホームルーム

今日からいよいよ9月、学びの季節が深まってまいりました。

写真は、本日7時間目に行われたロングホームルーム(LHR)の様子です。
3年生の教室では、進路部長による「共通テスト説明会」が実施され、受験を目前に控えた生徒たちが真剣な眼差しで耳を傾けていました。未来への扉を開くための第一歩として、実に意義深い時間となったことと思います。

一方、1年生の教室では、グループごとに「オープンキャンパス報告会」が行われました。夏休みに訪れた大学や専門学校の様子を互いに共有し合い、それぞれの進路への関心を深める貴重な機会となりました。仲間の言葉に耳を傾けることで、自分の将来像が少しずつ輪郭を帯びていく――そんな瞬間が、教室のあちこちで生まれていたように感じます。

進路とは、単なる選択ではなく、自らの生き方を見つめ、描いていく営みです。
今日のLHRは、まさにその一歩を踏み出すための、静かで力強い時間でした。

生徒の皆さんが、それぞれの夢に向かって、確かな歩みを進めていくことを、心から応援しています。

〇共通テスト説明会(3年生)

〇オープンキャンパス報告会(1年生)

 

 

【校長ブログ】速報、女子ハンドボール部、栄光の優勝!

朗報です。

本校女子ハンドボール部が、第77回日本選手権大会栃木県予選会において、見事な戦いぶりを披露し、堂々の優勝を果たしました。決勝戦では、経験豊かな社会人チームを相手に一歩も引かず、果敢に挑み、見事勝利を収めました。

この快挙により、彼女たちは10月25日より開催される日本選手権大会関東ブロック大会への出場権を獲得しました。栃木県代表として、誇りと責任を胸に、さらなる高みを目指して挑戦を続けてまいります。

日々の鍛錬と仲間との絆が結実したこの成果は、私たち全校の誇りです。選手たちの努力と情熱に、心からの敬意を表します。

小西選手をはじめとする部員の皆さん、どうか自信を持って、堂々と戦ってください。私たちは、皆さんの健闘を心より応援しています。

頑張れ、小西!
頑張れ、女子ハンドボール部!

【校長ブログ】野球ブロック決勝に寄せて

明日、いよいよ本校野球部が新チームとして臨む初の公式戦―交流戦ブロック決勝が行われます。対戦相手は、全国屈指の強豪校として名高い作新学院。試合は午前9時より、作新学院のグラウンドにて幕を開けます。

作新学院とは、過去10年間で7度も対戦しており、互いに切磋琢磨しながら、幾度となく熱戦を繰り広げてきました。その歴史の重みを感じながら、今年もまた新たな一戦が刻まれようとしています。

本校野球部は、先週の足利工業戦において14得点を挙げるなど、打撃陣が好調を維持しております。果たして、強豪を相手にどれほど自分たちの野球を貫けるか――その挑戦に胸が高鳴ります。

私も応援の気持ちを込めて「熱いぜ、小西!」のTシャツを身にまとい、球場へと足を運ぶ所存です。選手たちが一球一打に魂を込め、仲間とともに全力を尽くす姿は、何よりも尊く、そして美しいものです。

野球部諸君の健闘を心より祈ります。どうか、悔いなき一戦となりますように。

【校長ブログ】Getting Ready for the School Festival

We are now preparing for one of our school’s biggest events, the 22nd Shiou Festival, celebrating the 40th anniversary of our school. The festival will be open to the public on Saturday, September 6.

This year is special because it marks 40 years since our school was founded. The slogan for the festival, “Onishi is on fire! We stand in youth on a new page of history”, was chosen from student ideas and created by Shiori Ueno. We expect the festival to be more exciting and creative than ever.

The Shiou Festival is a chance for every student to take part in planning and running the event. Students use their own ideas and work together to make something special. It’s a time full of energy, teamwork, and unforgettable memories.

The festival will open to the public at 9:00 a.m. on the day. We warmly welcome junior high school students and people from the local community. Please come and enjoy the bright and lively atmosphere, and celebrate this important moment with us.

【校長ブログ】テレビ小山放送による『思桜祭』特集取材について

地元ケーブルテレビ局「テレビ小山放送」が、来週開催される本校の学校祭『思桜祭』を特集してくださる運びとなりました。これは、地域に根ざした教育活動の一環として、また本校生徒の情熱と創意工夫が結実する瞬間を広くご紹介いただける、誠にありがたい機会でございます。

今回の特集では、祭りの準備に励む生徒たちの姿から、当日の賑わいに至るまでを丁寧に取材・撮影していただく予定です。テレビ小山放送のスタッフの皆様が校内に足を運ばれ、生徒たちの真剣な眼差しや、仲間と協力し合う姿を温かく見守ってくださることでしょう。

今年の『思桜祭』は、例年以上に地域の皆様からの関心が高く、私ども教職員一同もその期待の大きさを日々実感しております。生徒たちが心を込めて準備を進めている様子を、ぜひ多くの方々にご覧いただければと願っております。

なお、放送は以下の日程で予定されております。

放送期間:9月22日(月)~9月28日(日)
放送時間:7:00/12:00/17:00/22:00

地域の皆様に支えられながら歩む本校の姿を、ぜひテレビ画面を通してご覧いただければ幸いです。どうぞお楽しみに。

【校長ブログ】酒井選手、栄誉の報告を果たす

昨日、本校1年生の酒井心音さんが、小山市長を表敬訪問し、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)準優勝の栄誉を、浅野正富小山市長ならびに濱口隆晴教育長にご報告いたしました。

この晴れやかな場には、阿部秀夫 栃木県ウエイトリフティング協会長、柏木修 監督、そして校長である私も同席させていただき、市長からは心温まる祝辞と力強い激励のお言葉を賜りました。若きアスリートの努力と成果が、こうして地域の皆様に称えられることに、深い感動と誇りを覚えました。

本校は、ウエイトリフティングのみならず、ハンドボール部、JRC部、陸上競技部、そして野球部といった多くの部活動においても、今年度は地域に活力と感動をもたらしてまいりました。

これからも、未来を担う若者たちの挑戦を、地域の皆様とともに温かく見守り、支えていただけますよう、変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。

【校長ブログ】思桜祭への準備、いよいよ始まる

秋の気配がそっと訪れ始めるこの季節、いよいよ本校最大の行事のひとつである学校祭―『第22回 創立40周年記念 思桜祭』が、来る9月6日(土)に一般公開の運びとなります。

今年度は、創立40周年という節目の年を迎え、生徒の公募によって選ばれたスローガン『熱いぜ小西!新たな歴史の一ページに青春の我ら立つ』(上野栞さん考案)のもと、例年以上に熱気と創意に満ちた祭典となることが期待されております。

思桜祭は、生徒一人ひとりが主体的に企画・運営に携わり、自由な発想と工夫を凝らして、自らの想いやアイデアを形にしていく場です。そこには、若き情熱と仲間との絆が織りなす、かけがえのない青春の一瞬が息づいています。

当日は午前九時より一般公開を開始いたします。中学生の皆さんをはじめ、地域の皆様のご来校を心よりお待ち申し上げております。ぜひとも本校に足をお運びいただき、生徒たちの輝く姿と、創立40周年の節目を彩る華やかな祭典をご覧ください。

 

【校長ブログ】遠くまで行くなら、みんなで行こう!

長かった夏休みが終わり、今日から二学期が始まります。朝の空気には少しずつ秋の気配が感じられ、季節の移ろいとともに、皆さんの表情にも新たな決意と希望が宿っているように感じます。こうして皆さんの元気な姿を再び見ることができることを、心から嬉しく思います。

さて、いよいよ第二学期が始まりました。今朝、登校の折、先生や友人と顔を合わせたとき、皆さんはどのように挨拶を交わしたでしょうか。うつむき加減に、口の中で何かをつぶやくだけで済ませてしまった人はいませんでしたか。背筋を伸ばし、相手の目を見て、心を込めてお辞儀をすることができたでしょうか。

人と人とのつながりは、挨拶という小さな行為から始まります。その一言一礼の中に、相手への敬意や、自らの生き方がにじみ出るものです。日々の何気ない挨拶の中にも、他者との関わり方や礼節に対する姿勢が映し出されるのです。つまり、挨拶は単なる言葉のやりとりではなく、その人の人間性や生き方を映す鏡とも言えるでしょう。

挨拶をおろそかにすることは、人間関係を軽んじることに通じ、ひいては自らの人生をも粗末に扱うことになりかねません。だからこそ、まずは自分から、明るい笑顔と丁寧な言葉で、心の扉を開いているという思いを相手に伝えてみましょう。その一歩が、豊かな人間関係と、よりよい日々への道を開いてくれるはずです。

さて、今日は皆さんに、一つのことわざをご紹介したいと思います。
それは、アフリカに古くから伝わる言葉です。

「早く行くならひとりで行け。遠くまで行くならみんなで行け。」

この言葉には、深い知恵と人生の本質が込められています。
一人で行けば、確かに早く目的地にたどり着けるかもしれません。しかし、遠くまで、長く、そして確かな歩みを続けるためには、仲間とともに歩むことが何よりも大切なのです。

このことわざは、まさにこれからの二学期を迎える皆さんに贈りたい言葉です。
二学期は、学校生活の中でも最も多くの行事や挑戦が詰まった、まさに「実りの季節」です。

まず、まもなく開催される学校祭。
これは、全校生徒が力を合わせて創り上げる一大イベントです。企画、準備、運営、そして当日の発表や展示に至るまで、すべてが皆さんの手によって形づくられます。
一人ひとりのアイデアや行動が、クラスや部活動の雰囲気をつくり、来場者の心を動かす感動を生み出します。
その過程で、皆さんは「自分の役割を果たすことの大切さ」と「仲間とともに創る喜び」を実感することでしょう。

次に、3年生の皆さん。
いよいよ受験という人生の大きな節目に向けて、本格的な準備が始まります。
この挑戦は、確かに個人の努力が問われる場面でもありますが、決して孤独な戦いではありません。
先生方の指導、友人の励まし、家族の支え――それらがあってこそ、皆さんは安心して学び、前に進むことができます。
どうか、周囲の支えに感謝しながら、自分の目標に向かって、誠実に、粘り強く取り組んでください。
そして、困難に直面したときこそ、仲間とともに乗り越える力を信じてください。

1・2年生の皆さんは、部活動の新人戦をはじめ、さまざまな場面で新しい挑戦が始まります。
先輩たちの背中を追いながら、自分たちの色を出していく時期です。
勝敗だけでなく、仲間との絆、努力の積み重ね、そして挑戦する姿勢そのものが、皆さんを大きく成長させてくれるはずです。
部活動は、技術の向上だけでなく、人間としての成長の場でもあります。
仲間とともに汗を流し、励まし合い、時には悔しさを分かち合いながら、皆さんは確実に強く、優しくなっていくのです。

このように、二学期は「個人の力」と「集団の力」が交錯する、非常に濃密な時間です。
だからこそ、皆さんにお願いしたいことがあります。

どうか、他者を尊重し、気遣いながら、みんなで力を合わせて、できるだけ高い目標を達成できるようにしていきましょう。

誰かが困っていたら、声をかけてください。
誰かが頑張っていたら、称えてください。
そして、自分自身も、誰かの力になれるような存在を目指してください。

「遠くまで行くなら、みんなで行く」
この言葉の通り、皆さんが互いに支え合い、協力し合うことで、きっと今まで以上に素晴らしい成果を手にすることができるでしょう。

また、学校という場は、単に知識を学ぶだけの場所ではありません。
人と人との関わりの中で、自分を知り、他者を理解し、社会の一員としての責任を学ぶ場でもあります。
その意味で、学校祭や部活動、受験といった様々な活動は、皆さんの人間力を育む貴重な機会なのです。

結びに、今日の校長式辞を2点にまとめます。
まず一つ目は、挨拶の力についてです。挨拶は、人と人との心をつなぐ最初の架け橋です。たった一言の「おはようございます」にも、相手を思いやる気持ちや、自分自身の誠実さが込められています。丁寧な挨拶は、周囲との信頼を育み、自分の生き方を美しく整えてくれるものです。どうか、日々の挨拶を大切にし、心を込めて交わす習慣を身につけてください。

そして二つ目は、互いに思いやり、協力し合うことの大切さです。アフリカのことわざ「遠くまで行くなら、みんなで行け」が示すように、私たちは一人ではなく、仲間とともに歩むことで、より遠くへ、より確かな歩みを進めることができます。困っている人に手を差し伸べ、努力している人を称え合い、互いの存在を尊重する――その積み重ねが、皆さんの成長を支え、学校全体を温かな場へと導いてくれるのです。

どうかこの二学期、挨拶を通して心を開き、仲間との絆を深めながら、皆さん一人ひとりが力強く、そして優しく歩んでいってください。皆さんの健闘と成長を期待しています。

【校長ブログ】新任ALTご紹介

Today, I would like to introduce a new Assistant Language Teacher (ALT) who will be working with us.

Her name is Ms. WEBB ELIZABETH GRACE, and she comes from the United States of America. She will visit our school every Monday to help with English lessons. Not all of you will have her classes, but I hope you will take the chance to talk to her in English when you see her around the school. Asking questions and having conversations with her will help you improve your English skills.

Let’s all do our best to learn from Ms. Webb and enjoy using English more.

Ms. Webb, welcome to our school. We are happy to have you here.

 

【校長ブログ】一日体験学習に参加された中学生・保護者の皆様へ

中学生の皆様、そして保護者の皆様へ。
本日は、小山西高等学校の一日体験学習にご参加いただき、誠にありがとうございました。

アンケートの自由記述欄には、心温まるご感想を数多くお寄せいただきました。
「同じ中学校を卒業された先輩のお話が大変参考になった」
「ホームページを拝見し、小西の魅力が余すところなく伝わってきた」
「駐車場での誘導や受付を担当していた生徒の丁寧な対応に感動した」
「在校生の挨拶や笑顔がとても印象的だった」
――このような言葉の一つひとつが、私たち教職員、そして在校生にとって何よりの励みとなっております。心より御礼申し上げます。

一方で、「部活動の見学時間が設けられていなかったことが残念」とのご意見も頂戴いたしました。
本日は気温が高く、運動部の活動が控えめであったことも影響しているかと存じます。もし、部活動の様子をご覧になりたいというご希望がございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。可能な限りご対応させていただきます。

また、本日ご視聴いただいた「学校紹介動画」につきまして、通信環境の影響により、視聴が困難な場面があったことを深くお詫び申し上げます。現在、ホームページではショートバージョンをご覧いただけるようになっておりますが、ロングバージョンにつきましても、繰り返しご視聴いただけるよう、鋭意準備を進めております。今しばらくお時間を頂戴いたしますが、ぜひ定期的にホームページをご確認いただければ幸いです。

最後に、中学生の皆さんへ。
本日はご来校いただき、改めて感謝申し上げます。校長挨拶でも申し上げましたが、高校選びは人生の大きな岐路のひとつです。迷うこともあるでしょう。しかし、自分の直感を信じ、ご家族や先生方とじっくり相談しながら、納得のいく進路を選び取ってください。
そして何より大切なのは、「自ら選んだ道を正解にする努力」を惜しまないことです。皆さんが、自分の選択に誇りを持ち、夢を描き、その夢を現実のものとしていくことを、私たちは心から願っております。

高校時代は、人生に一度きりのかけがえのない時間です。どうか、悔いのない青春を、存分に謳歌してください。

小山西高校
校長 佐山利晴

【校長ブログ】中学生の皆さんへ(その二)

いよいよ、明日は小山西高等学校の一日体験学習の日を迎えます。

この夏の陽射しの中、皆さんが本校に足を運んでくださることを、私たちは心より楽しみにしております。

明日は暑さが予想されますので、どうか体調に気をつけて来校してください。教室は涼しく整えて、皆さんを温かくお迎えする準備を整えております。懇談会の後には、ぜひゆっくりと部活動の様子をご覧いただき、本校生徒の生き生きとした姿に触れてください。中庭ではコンサートも予定しております。どうぞお楽しみに。

さて、昨日に続き、明日配布予定の学校案内『GO WEST』の補足として、本日は小山西高校の学校行事についてご紹介いたします。

「小山西高校とはどのような学校か」と問われれば、私は迷うことなくこう答えます。
「学校行事が盛んな、文武両道の進学校です」と。

皆さんが進路を考える中で、さまざまな高校が選択肢にあることと思います。しかし、「学校祭と体育祭という二大行事を毎年実施している高校」は、そう多くはありません。小山西高校では、9月6日(土)に一般公開される「思桜祭(学校祭)」をはじめ、今年度から新たに「桜華祭(体育祭)」も開催されており、新聞でも取り上げられました。

さらに、全校生徒による百人一首かるた大会、持久走大会、劇団四季による芸術鑑賞会、そして広島・関西方面への修学旅行など、年間を通じて多彩な行事が展開されています。これらの行事を通して、生徒たちは仲間と協力しながら、主体性と協調性を育んでいくのです。

最後に、皆さんにお伝えしたいことがあります。
高校時代は、『人生に一度きりのかけがえのない時間』です。
勉強に、部活動に、そして学校行事に、全力で取り組み、青春の日々を悔いなく過ごしてほしいと願っています。

皆さんが、小山西高校でその一歩を踏み出してくださることを、心よりお待ちしております。

小山西高等学校 校長
佐山 利晴

【校長ブログ】中学生の皆さんへ(その一)

小山西高等学校に関心を寄せてくださっている中学生の皆さんへ。
はじめまして。校長の佐山利晴と申します。このたびは本校のホームページをご覧いただき、心より感謝申し上げます。

いよいよ明後日には、一日体験学習が実施されます。皆さんと直接お会いできることを、生徒・教職員一同、心から楽しみにしております。残暑厳しき折、どうぞ体調に気をつけてお越しください。

さて、当日皆さんにお渡しする予定の学校案内『GO WEST』について、いくつか補足をさせていただきます。


1.教育課程について
まずは、令和8年度入学生向けの教育課程をご覧ください。本校では、生徒一人ひとりの学びを大切にするため、1年次より習熟度別授業を導入しております。2年次からは文系・理系に分かれ、さらに個々の理解度に応じた授業が展開されます。そして3年次には、進路実現に向けてより細やかなクラス編成がなされます。

本校の教育課程における大きな特色の一つは、週あたりの授業時間数が32時間であることです。そのため、週に3日は6時間授業で終了します。これは、生徒の自主性を育むという本校の教育理念に基づくものです。実際、放課後には職員室で熱心に質問をする生徒や、自習室で静かに学びに向き合う姿が日常的に見られます。

また、年に数回、土曜日に自由参加の課外授業も実施しております。通常の授業とは異なる学びの場で、自らの可能性を広げるきっかけをつかむ生徒も少なくありません。


2.進路指導について
本校では、1年次に文理選択を行い、2年次には教員との個別面談を通じて、進路実現に向けた目標を明確にしていきます。3年次には、多様化する入試制度に対応すべく、生徒一人ひとりに最適な入試戦略を共に考え、丁寧にサポートしてまいります。

その成果として、毎年多くの生徒が国公立大学に合格しており、昨年度は東京外国語大学、埼玉大学、宇都宮大学、茨城大学、群馬大学などに合格者を輩出いたしました(これらの実績は学校案内には記載されておりません)。また、私立大学においても、上智大学をはじめとする難関大学への合格者を多数輩出しております。

これらの成果は、文武両道を旨とし、素直に、そして粘り強く努力を重ねた小西生たちのたゆまぬ歩みの証です。


皆さんがこの小山西高校で、未来への一歩を踏み出す日を、心よりお待ちしております。

校長 佐山 利晴

【校長ブログ】小西の文武両道とは

この夏の輝かしい快挙として、酒井心音さんがインターハイ準優勝を果たし、小山西高校の名を全国に響かせました。ちなみに、ウエイトリフティングの競技を観ていると、各選手の個性が際立ち、歓喜や葛藤が表情に映し出される場面が多々あります。しかし、酒井さんの競技姿勢は、特筆すべき美しさを持ち、派手なパフォーマンスを排し、礼儀と冷静さで観る者を魅了しました。その一礼にこそ、小山西高校の精神が宿り、正々堂々とした挑戦者の姿を象徴しています。まさに『小西女子』です。

これは酒井さん一人の特徴に留まりません。ハンドボール部、野球部をはじめ、我が校の選手たちは競技のみならず、その過程で礼節と自己鍛錬を学びます。そして、勝利以上に重要なもの、それは人格を形成し、社会へと羽ばたく準備をすることであります。先生方の教育の真髄がここにあります。

また、皆さんもご存じのように、酒井さんをはじめ部活動に励む多くの選手たちは、競技だけではなく学業においても手を抜きません。彼らは学校生活全般において、仲間を牽引し、自己の目標達成に向けて努力を惜しみません。そのような文武両道の姿勢は我が校の誇りであり、建前ではなく実践として根付いています。

君たちが活躍するこれからの時代、AIやロボットが日常の一部となりますが、人としての心を育む力は何よりも重要です。もとろん学力は大切ですが、他者への思いやり、共感力、自己を律する粘り強さ、そして自己肯定感――これらは競技や学校行事での挑戦と経験を通して培われます。失敗を恐れず、新たな挑戦に踏み出し、そこから学びを得ることで成長を続けていきましょう。諸君がこの夏に磨く心と行動が、未来の君たち自身を輝かせるのです。

【校長ブログ】酒井さん全国2位の快挙!

1年生にして堂々の銀メダルを手にした酒井心音さん。その輝かしい挑戦が多くの人々の胸を熱くしました。8月8日、鳥取県米子市で開催された全国高校総体重量挙げ49キロ級に出場した酒井さんは、唯一の1年生としてその舞台に立ちました。

スナッチ種目では、2回目の試技で挑んだ67キロに惜しくも失敗。しかし、ライバル選手が成功させた瞬間、酒井さんの闘志が燃え上がります。3回目の試技で68キロに挑み、一瞬の静寂の後、大歓声が会場を包みました。逆転の1位という栄光をその手に掴み取った瞬間でした。

そして迎えたジャーク種目では、最初の試技で78キロを確実に成功させたものの、続く2回の試技では80キロに惜しくも届かず、トータル146キロという堂々たる記録を残しました。ライバル選手との差はわずか1キロ。熱戦の末に酒井さんは全国2位の座を獲得し、『栃木県・小山西高校』の名を全国に響かせました。この快挙は、銀メダル以上の価値を持つものです。

試合後には、日本ウエイトリフティング協会の砂岡良治会長(ロサンゼルス五輪メダリスト)から惜しみない称賛と貴重なアドバイスを頂き、さらなる成長の糧としました。

酒井さんは中学時代に全国大会3連覇を成し遂げた実力者。そして、今回の経験を糧に『来年こそ全種目で1位を』との決意を胸に、次なる挑戦に向かっています。この挫折は新たな飛躍への助走であり、輝かしい未来への道標となることでしょう。酒井さんのこれからの挑戦に、さらなる期待が寄せられます。

(下野新聞社提供許諾済)

【校長ブログ】時間とは命―夏休みに寄せて

生徒諸君へ

長い夏休みが始まりました。蝉の声が響き渡るこの季節、皆さんはどのような思いで日々を過ごしているでしょうか。

今日は、終業式でもお話した「時間」という尊い概念について、静かに思いを巡らせてみましょう。

聖路加国際病院の名誉院長であった日野原重明先生は、生涯を通じて命の尊厳を説き続けた方でした。彼は、10歳の子どもたちに向けて「いのちの授業」を行い、その中でこう語りかけています。

「いのちとは、あなたが使える時間のことです。」

この言葉には、深い哲学と温かなまなざしが込められています。すなわち、時間を大切にすることは、命そのものを慈しむことにほかならないのです。

皆さんには今、自由に使える時間が豊かに与えられています。だからこそ、「自分の命とも言える時間を、どのように使うか」を真摯に考えてほしいのです。

「自分の時間を何に使いたいか」ではなく、「この夏、自分の時間を何に使うべきか」を優先して考え、行動してほしい――それが私たちの願いです。

勉強に励むことも、家族との時間を大切にすることも、友人との絆を深めることも、すべてが命の使い方です。どうか、自律した学びと生活を実践し、心豊かな夏を過ごしてください。

「いのちとは、あなたが使える時間のことです。」

この言葉を胸に刻み、日々の時間の使い方を見つめ直し、皆さんの歩みに活かしていってください。

皆さんの成長を、心から楽しみにしています。

校長 佐山 利晴

【校長ブログ】ステージ幕新調!

A New Curtain for the Gym Stage!

The summer days are still very hot, and our students are doing their club activities early in the morning when it’s cooler, to stay safe from heatstroke.
Today, we are happy to share some exciting news. With the kind support of our alumni association, the stage curtain in our gymnasium has been replaced. The old curtain was used for 40 years and has been part of many important school events.
We hope the new curtain will bring fresh color and beauty to our ceremonies, performances, and other school activities. It will help make each event more special and memorable for everyone.
We are truly grateful to our alumni for their continued support, and we look forward to seeing our students shine on stage with this new curtain behind them.

【校長ブログ】十五秒の輝き

小山西高校創立40周年記念学校紹介動画〈15秒バージョン〉が、ついに完成いたしました。 本校ホームページにて公開しておりますので、ぜひご覧ください。 なお、今後はさらに充実した内容として、学校紹介〈3分バージョン〉、一日体験学習用〈15分バージョン〉、そして創立記念式典にて披露予定の〈30分バージョン〉も順次公開・発表してまいります。 小山西高校生徒諸君には、これらの映像を通して、学校の魅力と歩みを改めて感じていただけることと思います。どうぞご期待ください。

【校長ブログ】小山西高校女子ハンドボール部、インターハイ1回戦に挑む!

全国の強豪・京都洛北高校との対戦は、スピードとパワーに圧倒される展開となり、スコアは16対36で惜しくも敗れました。吉崎主将を除くメンバーは全員1・2年生ながら、最後まで粘り強く戦い抜いた姿に大きな拍手を送りたいと思います。この悔しさを糧に、来年こそ雪辱を果たしてくれることを期待しています。女子ハンド部の皆さん、感動をありがとう!これからも応援しています!

【校長ブログ】いざ出陣!

本日早朝、小山西高等学校女子ハンドボール部の選手たちが、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の舞台である岡山県へと、希望と決意を胸に出発いたしました。

出発の際には、多くの保護者の皆様、卒業生、そして教職員が見送りに駆けつけ、温かな激励の言葉とともに、選手たちを力強く送り出してくださいました。さらに、小山市のご当地ヒーロー『ブレイバーン』もその場に姿を現し、華やかさと勇気を添えてくださいました。

選手たちの健闘を心より祈念するとともに、そのひたむきな努力と団結の力が、全国の舞台で大きく花開くことを願ってやみません。

【校長ブログ】小山西高女子上位狙う

本日付の下野新聞に、小山西高等学校女子ハンドボール部に関する記事が掲載されました。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への出場を控えた部員たちは、小山市役所を訪問し、浅野正富市長ならびに濱口隆晴教育長に対し、力強い決意と抱負を語りました。

主将・吉崎さんは、「自分たちのやるべきことを徹底し、チーム一丸となって全力で戦う。目標はベスト8」と、静かながらも揺るぎない覚悟を込めて言葉を紡ぎました。その姿には、日々の鍛錬を重ねてきた自信と、仲間との絆が確かに感じられます。

インターハイは岡山県にて開催され、初戦は八月四日(月)。対戦相手は、京都府洛北高等学校と福島県郡山女子高等学校の勝者となる予定です。全国の強豪が集う舞台において、小山西高校女子ハンドボール部がどのような熱戦を繰り広げてくれるのか、今から胸が高鳴ります。

選手の皆さんの健闘を心より祈るとともに、そのひたむきな姿勢が多くの人々に勇気と感動を届けてくれることを確信しております。

(下野新聞社提供許諾済)

 

【校長ブログ】音楽部銀賞受賞!

第六十七回栃木県吹奏楽コンクールにおいて、小山西高等学校音楽部は見事銀賞を受賞いたしました。

高橋明日香先生の指揮のもと、二十五名の部員が心を一つにして奏でたのは、アメリカの作曲家ライニキーによる壮大な交響詩『神々の運命』。この楽曲は、北欧神話における世界終末の日「ラグナロク」、すなわち神々の黄昏に着想を得て創作されたものであり、冒頭では天地創造の神秘が静かに描かれ、やがて神々と巨人との壮絶な対立が音楽によって鮮やかに浮かび上がります。そして終盤には、希望に満ちた旋律が高らかに響き渡り、聴く者の心を深く揺さぶる感動的な結末へと導かれます。

部員たちは冷静さと情熱を兼ね備えた演奏で、舞台上に神話の世界を見事に再現し、会場に集った観客に大きな感動を届けてくれました。惜しくも金賞には届きませんでしたが、その演奏はまさに大健闘と呼ぶにふさわしく、誇り高き成果であります。

音楽部の皆さん、魂のこもった素晴らしい演奏をありがとうございました。あなた方の奏でた音楽は、私たちの心に深く刻まれ、いつまでも輝き続けることでしょう。

 

【校長ブログ】学校紹介動画、いよいよ完成へ

創立四十周年という節目を迎える本校の記念事業の一環として、これまで生徒の皆さんの温かいご協力のもと、丹念に制作を進めてまいりました学校紹介動画の一部が、ついに完成の運びとなりました。

近日中には、本校の公式ホームページにて公開を予定しております。ご覧いただく皆さまに、私たちの歩みと想いが伝わることを願っております。

なお、現在制作中の映像には、創立記念式典にて上映予定のロングバージョン、そして一日体験学習にて使用する十五分の特別編集版もございます。どうぞご期待ください。

【校長ブログ】響け夏空に奏でる青春の詩

明日、栃木県吹奏楽コンクールの幕が上がります。
これまで、中庭コンサートにて風と戯れ、部活動壮行会では仲間たちを鼓舞し、そして野球応援ではスタンドに熱を灯してきた小山西高校音楽部。
その音色は、校内に活気と希望をもたらし、多くの心を揺さぶってきました。

いよいよ明日、第67回栃木県吹奏楽コンクールの舞台に立ちます。
会場は宇都宮市文化会館。小山西高校の演奏は、午後二時頃を予定しております。
私もその瞬間を見届けるべく、応援に駆けつけます。

どうか、これまでの練習のすべてを音に乗せて、心から楽しんでください。
その一音一音が、きっと聴く人の胸に深く響くことでしょう。

【校長ブログ】大横断幕ついに完成

その雄姿は、JR両毛線の車窓からも望めるよう、校舎北側のフェンスに堂々と掲げられました。幅180センチの大きな幕は、まるで空に向かって誇りを語るかのよう。制作にご尽力くださった伴印刷様、設置にご尽力くださった公仕の北村様、安藤様に心より感謝申し上げます。

幕に記された言葉――
「祝 全国大会出場 ハンドボール・ウエイトリフティング」
この一文には、小山西高校の生徒、保護者、卒業生、そして地域の皆様の熱き思いが込められています。選手たちが全国の舞台でその力を存分に発揮し、輝かしい瞬間を刻むことを、私たちは心から願ってやみません。

なお、インターハイの日程は以下の通りです。

ハンドボール競技:8月2日より
ウエイトリフティング競技:8月7日より
頑張れ、小西! 熱いぜ、小西!
その声援は、風に乗って選手たちの背を押すことでしょう。

【校長ブログ】トイレリニューアル決定!

快適なる学び舎への一歩 ~教室棟トイレ改修のお知らせ~

このたび、本校教室棟のトイレ改修が正式に決定いたしました。洋式化に加え、多目的トイレの新設も予定されており、すべての生徒がより快適に、安心して学校生活を送れる環境づくりを目指しております。工事は来年度の夏頃に着工予定です。
新たな設備の整備を通じて、学びの場としての本校がさらに充実した空間となることを願っております。

【校長ブログ】人生百年の羅針盤

さて、皆さんが数年後に社会へと羽ばたく頃、果たしてどのような働き方が待ち受けているのでしょうか。

日本は、世界に類を見ない長寿社会へと歩みを進めており、それに伴い、私たちが働く期間もかつてないほど長期化する可能性があります。皆さんが八十歳を迎える頃まで、働き続ける時代が到来するかもしれません。さらに、AIをはじめとする技術革新の急速な進展は、企業の寿命を短縮させ、かつて主流であった終身雇用の在り方を過去のものへと変えつつあります。

実際、昨年度の中途採用率は過去最高を記録し、2023年には新入社員の半数以上が「十年以内に転職したい」と回答したという調査結果も報告されています。

つまり、皆さんがこれから生きていく社会とは――
第一に、「人生百年時代」において、働く期間が格段に長くなる社会。
第二に、転職が当たり前となり、その都度新たな知識と技能の習得が求められる「マルチステージ型社会」であるということです。

このような時代においては、従来の「学ぶ→働く→引退する」といった直線的な人生設計ではなく、
「学ぶ→働く→学ぶ→働く→学ぶ→働く」といったように、学びと働きが交互に繰り返される、循環型の人生が標準となるでしょう。

だからこそ、皆さんには「先生がいなくても学ぶ経験」、そして「先生がいなくても学び続ける習慣」が、何よりも大切なのです。

最も学びに適した場所は、間違いなく小山西高校です。しかし、学びの場は学校の中だけに限られるものではありません。夏休みは、先生方の手を離れ、自らの力で学びを深める絶好の機会です。

この夏休みを通じて、皆さんの長い人生を見据え、「自律的な学び」を身につけてください。
それは、未来を切り拓く力となり、皆さん自身の人生を豊かに彩る礎となることでしょう。

【校長ブログ】何のために働くのか

小山西高等学校においては、「キャリアクションプロジェクト」を通じて、生徒一人ひとりが自らの将来を見据え、職業観と学問への探究を深めております。これは、単なる進路指導にとどまらず、人生の目的と向き合う貴重な学びの機会となっております。
 去る六月には、同窓会副会長・露崎智宏先輩をお招きし、「働くことと学ぶこと」を主題としたご講演を賜りました。先輩の言葉は、若き探究者たちの心に深く響き、学びの意義を再認識する契機となりました。また同月、本校卒業生が教育実習に臨み、ある保健の授業において「なぜ人は働くのか」という問いが投げかけられました。多くの生徒が「お金のため」と答えたと聞いております。
 その折、教育実習生より「校長先生は働くことをどのようにお考えですか」と問われました。私は、迷うことなくこう答えました――「それは、幸せを手にするためです」。
 一昨年の夏、某テレビ局のチャリティー番組にて放映されたスペシャルドラマ『虹色のチョーク』をご覧になった方もいらっしゃることでしょう。この作品は、日本理化学工業というチョーク製造会社を舞台に、働くことの本質を描いた感動的な物語です。社員の七割が知的障がいを持つこの企業の元会長は、働くことの意味について、次のような言葉を遺されています。
 「人間の究極の幸せとは、人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人から必要とされること。働くことによって、愛以外の三つの幸せは得られる。私は、その愛までも得られると思う」。
 私も、まさにその通りだと感じております。働くことによって、人に認められ、誰かの力となり、必要とされ、そして愛される――その営みこそが、真の幸福へとつながるのです。働くことは、人間の尊厳と喜びを体現する、かけがえのない行為なのです。
 どうか、小山西高校の皆さんには、この夏休みを通じて、「働くこと」の意義について改めて深く思いを巡らせていただきたいと願っております。皆さんの未来が、誇りと喜びに満ちたものでありますように。

【校長ブログ】『おーバス』増便の朗報

JR両毛線とともに、本校生の通学の道を支える『おーバス』に、嬉しい知らせが届きました。この秋より、小山市の決定により、運行便数が大幅に増加することとなりました。日々の通学にこの便がもたらす恩恵は計り知れず、小山西高校へのアクセスは、より快適で、より確かなものとなるでしょう。
詳細は近日中に発表される予定ですが、地域と学校が手を携え、学びの環境をより良くしようとする姿勢に、深い感謝の念を抱かずにはいられません。通学路に新たな光が差し込む秋を、どうぞ楽しみにお待ちください。

【校長ブログ】ポロシャツ導入検討へ

夏の装いに新たな風――ポロシャツ導入への歩み

生徒会の主導により、夏季制服としてのポロシャツ導入が、いよいよ検討の段階へと進みました。現在、昇降口にはポロシャツとハーフパンツのサンプルが展示されており、生徒諸君の率直な意見を広く募っております。

この新たな試みは、快適さと品位を兼ね備えた夏の装いを目指すものであり、皆の声が形となれば、来るべき夏には正式な導入が実現するかもしれません。制服とは、ただの衣ではなく、日々の学びを彩る象徴でもあります。新たな一歩に、どうぞご注目ください。

【校長ブログ】夏季課外始まりました

夏空に響く声援、そして学びの季節へ

盛夏の陽光が照りつける中、野球部はベスト8進出を懸けて、幸福の科学学園との一戦に臨みました。多くの在校生諸君、そして卒業生の皆様より熱いご声援を賜り、心より御礼申し上げます。

惜しくも勝利には届きませんでしたが、選手たちは最後まで力の限りを尽くし、見事な健闘を見せてくれました。主力の多くが1・2年生という若き布陣であることを鑑みれば、秋の大会に向けて希望は尽きません。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

さて、本日より前期課外授業が始まりました。各自が真摯に学びに向き合い、地力を養う好機です。終業式でも申し上げました通り、夏休みは将来を見据え、「自ら学ぶ習慣」を確立する絶好の機会であります。自らの志を胸に、充実した日々を過ごしましょう。

梅雨明けした小西ブルー

夢のあと・・・

【校長ブログ】全国大会初優勝!

酒井心音さん、堂々の快挙――全国大会初優勝を果たす

本校1年生の酒井心音さんが、第4回全国高校女子重量挙げ競技大会において、49キログラム級で見事初優勝を飾りました。
酒井さんは1年生ながら、スナッチ競技の最終3回目で67キログラムの挙上に成功し、首位に立ちました。続くジャーク競技では、2回目の試技で80キログラムを挙げ、優勝を確実なものとしました。
若き才能が全国の舞台で輝きを放った、誇るべき成果です。

(下野新聞社提供許諾済)

 

【校長ブログ】受験生は夏休みに何をすればよいのか?

小山西高等学校進路部通信第2号が発行されました。
夏季休暇は「受験の天王山」と称される重要な時期ですが、何をすべきか迷っている生徒も少なくないことでしょう。
本号では、志望校の選定方法についても詳しく解説しております。
受験生はもとより、小山西高校の全生徒にとって必読の内容となっております。

The second issue of the Career Guidance Newsletter from Oyama Nishi High School has been released.
Summer vacation is often regarded as a crucial period in the journey toward university entrance exams—a time that can determine future success. Yet, many students may feel unsure about how to proceed.
This edition offers clear and thoughtful advice on selecting prospective universities, providing valuable support for those preparing for entrance exams. It is a recommended read not only for exam candidates, but for all students at Oyama Nishi High School.

【校長ブログ】2回戦突破!

本校野球部は二回戦に臨み、小山南高等学校との一戦を制し、見事三回戦への切符を手にした。試合は序盤から緊張感に満ちていた。五回表、生井選手が放った渾身の二点タイムリーヒットにより、先制点を奪取。スタンドは歓喜に包まれた。しかし、七回裏には、これまで見事な制球力で相手打線を封じてきたエース・大塚投手が連打を浴び、二失点。試合は振り出しに戻り、両校の意地がぶつかり合う拮抗した展開となった。九回を終えても勝敗は決せず、試合は延長戦へと突入。十一回表、四番・岸選手が主砲としての責務を果たし、タイムリーヒットを含む三得点をもぎ取る。続く十一回裏では、堂々たる一年生・荒木田投手が冷静沈着な投球で相手打線を封じ、無失点で締めくくった。最終スコアは五対二。本校野球部は、魂を込めた戦いで勝利を掴み取った。 

 甲子園への道は、あと四勝。次なる対戦相手は、前回大会で苦杯を喫したシード校・幸福の科学学園。複数の外国人選手を擁する強豪に対し、地元育ちの選手たちがいかに立ち向かうか。これは、本校にとって最大の試練であり、宿命の一戦である。 

 運命の三回戦は、七月十九日(土)午前九時より、エイジェックススタジアムにて幕を開ける。球児たちの熱き挑戦に、どうぞご声援を賜りますようお願い申し上げます。

【校長ブログ】授業再開

先週は、断水の影響により、誠に遺憾ながら臨時休校の措置を余儀なくされましたが、本日より、いよいよ学校を再開する運びとなりました。校舎には、久方ぶりに生徒諸君の朗らかなる声が満ち、学び舎に再び活気が甦っております。

一学期も残すところ僅かとなりましたが、日々の研鑽を怠ることなく、学力の更なる向上を目指し、心を一つにして励んでいきましょう。

第2学年 数学Ⅱ 

三角関数(加法定理)の復習

第3学年 コミュニケーション英語Ⅲ 

『Bed Nets for African Children』

第2学年 論理国語

『越境する動物がもたらす贈り物』

【校長ブログ】初戦を堂々突破

初戦の相手は、小西高と同様に文武両道を掲げる進学校・宇都宮東高等学校。互いに誇りをかけた一戦は、まさに知と力の激突でありました。

本校は、生徒会、音楽部、ダンス部を中心とした大応援団を結成し、スタンドから熱い声援を送り続けました。試合は初回、3番・山中選手の犠牲フライによって先制点を奪取。以降、両校一歩も譲らぬ攻防が続きます。

2対1と僅差で迎えた五回裏、無死満塁の大ピンチ。逆転を許せば流れは一気に相手校へ傾く場面でしたが、エース・大塚君が冷静かつ精緻な制球でこの難局を見事に封じました。

「ピンチの後にはチャンスあり」——その言葉通り、六回表には6番・土堂選手がタイムリー三塁打を放ち、試合の主導権を完全に掌握。最終的には5対2で勝利を収め、初戦突破を果たしました。

大塚君は二桁安打を浴びながらも、粘り強く要所を締め、完投勝利を飾りました。次戦は7月15日、真岡ハイトラ球場にて小山南高校との対戦が予定されています。

最後に、平日にもかかわらず応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、そして卒業生の皆様に、心より御礼申し上げます。

現在、本校は休校中という状況にありますが、まさに「ピンチの後にはチャンスあり」。甲子園への道は、あと五勝。小西高一丸となって、野球部の健闘を支えてまいりましょう。

 

 

【校長ブログ】高校野球開幕 The Glory Shall Shine Upon You

本日、全国高等学校野球選手権栃木大会が、エイジェックスタジアムにて厳かに幕を開けました。小西の選手たちが堂々と入場する姿は、まさに青春の象徴であり、誇り高き瞬間でありました。

中でも、ひときわ輝きを放っていたのが、山中百花さんです。彼女は開会式の司会という大役を見事に務め上げ、数多の観客が見守る中、落ち着いた口調で式を進行し、場の空気を凛と引き締めてくれました。校長として、これほど誇らしいことはございません。
さて、再び聖地・甲子園の土を踏むまでの道のりは、決して平坦ではありません。いよいよ明日、初戦となる宇都宮東高等学校との一戦に臨みます。主将・山中君を中心に、三年生七名がチームを牽引し、小西らしい「粘り強さ」「勝負強さ」「一体感」を胸に、一丸となって挑戦してまいります。
ああ、The Glory Shall Shine Upon You ♪

【校長ブログ】言葉の舟に乗る旅 〜小西お話し会〜

本日、「キャリアクションプロジェクト」の一環として、小西高の生徒が近隣の豊田小学校を訪問し、昼休みの時間を利用して絵本の読み聞かせを行いました。朗読に耳を傾ける小学生の皆さんの瞳は輝きに満ちており、先輩方の語りに真剣に聞き入る姿が印象的でした。

参加した生徒にとっては、教育の意義を肌で感じる貴重な経験となり、心に深い充実感を得たことと存じます。将来、教育の現場において彼らが活躍する日が訪れることを、心より願っております。

このたびの活動に際しまして、温かくご協力くださった豊田小学校の教職員の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

【校長ブログ】栃木市からの救援

これまで小山市より給水のご支援を賜ってまいりましたが、本日午後より、栃木市からも新たに給水のご支援をいただける運びとなりました。現在、休校措置中ではございますが、部活動等で登校する生徒が安心して水を使用できるよう、環境を整えてまいります。
このたびのご厚意に対し、栃木市役所の皆様に心より感謝申し上げます。

【校長ブログ】臨時休校のお知らせ

現在、本校において断水の状況が続いており、生徒諸君には多大なるご不便をおかけしております。まずは、これまでの経緯について簡潔にご説明申し上げます。

先週末、本校の地下水を汲み上げるポンプが故障し、これにより断水が発生いたしました。復旧には時間を要する見込みであったため、月曜日は臨時休校とし、翌火曜日の授業再開に向けて対応を進めてまいりました。

しかしながら、断水の状況は改善されず、やむなく火曜日も休校といたしました。昨日は仮設トイレの設置を行うとともに、小山市役所より給水のご支援をいただき、早期の学校再開を目指して全力を尽くしましたが、残念ながら十分な給水量を確保するには至りませんでした。

このような状況を踏まえ、断水が今後も継続する可能性が高いこと、また生徒の皆さんの衛生面への影響も懸念されることから、本日は放課とし、明日および明後日も休校とさせていただきます。

なお、復旧工事は今週土曜日、12日に完了する予定であり、学校は来週月曜日より再開する見込みです。今後の詳細につきましては、一斉メールやClassiにて随時ご連絡いたします。

今週中は、他校においては通常授業が行われていることを念頭に置き、不要不急の外出は控え、自宅にて学習に励んでください。

【校長ブログ】本日も臨時休校いたします

本日早朝の時点で状況を確認いたしましたところ、依然として復旧の見通しが立たず、断水が継続しております。誠に遺憾ではございますが、生徒の皆さんの安全と健康を最優先に考慮し、本日も臨時休校とさせていただきます。

 すでに登校の途上にあった生徒の皆さんも多くいることと存じます。ご不便をおかけいたしますが、速やかにご自宅へ戻り、本日も自宅にて学習を進めてください。

 なお、明日以降の授業等につきましては、本日中に改めてご連絡いたしますので、引き続きご確認のほどお願いいたします。

【校長ブログ】透明なる恩恵~学校再開へ~

先週末、本校の地下水汲み上げポンプが完全に故障し、即時の復旧が困難であることが判明いたしました。このため、誠に遺憾ながら本日は臨時休校とし、生徒の皆さんには自宅学習をお願いする措置を講じましたが、明日からは通常通り再開します。
 本日、小山市役所の皆様には並々ならぬご尽力を賜り、給水車による度重なる往復を通じて、校内貯水タンクへの飲料水の補充を実施していただきました。深甚なるご支援に対し、心より感謝申し上げます。
 なお、ポンプの完全復旧には今後およそ二週間を要する見込みであり、当面は小山市からの給水に依存する形となります。ただし、給水能力には限界があり、本校に供給可能な飲料水は一日あたり最大で20トンとのことです。これは、通常の使用量の約半分に相当します。
 小西生の皆さんには、明日以降、節水へのご協力を切にお願いします。学校全体が一丸となってこの困難を乗り越えていくことが求められます。そして、このような事態を通じて、私たちの日常が決して当たり前のものではなく、多くの方々の支えによって成り立っていることを、改めて心に刻む機会としたいものです。

  

【校長ブログ】知の戦に臨む者、夏にこそ剣を研ぐ

Summer is a key time for students preparing for entrance exams. While others may relax, those with big goals use this season to study hard and grow stronger. The long days and quiet nights give you a chance to focus. Without school distractions, you can review, practice, and improve. Every hour of study is like sharpening a sword—making your mind ready for the challenge ahead. It is not easy. The heat, the pressure, and the long hours can be tough. However, this effort builds not only knowledge, but also confidence and discipline. Summer is not the final battle, but it is the turning point. Those who train now will be ready when the real test comes. Use this time wisely, and you will step into the future with strength.

【校長ブログ】壮行会も熱いぜ小西!

音楽部、ダンス部による見事なパフォーマンス

生徒会応援団登場!

まず初めに、この壮行会の開催にあたり、精一杯応援しようと、創意工夫を凝らし、積極的に準備を進めてくれた生徒会、音楽部、ダンス部の皆さんに、深く感謝申し上げます。皆さんの温かい心と行動が、今日のこの場をより一層意義深いものにしてくれました。本日ここに集う選手の皆さんは、それぞれの分野で輝かしい成果を収め、全国の舞台へと歩みを進める栄光の瞬間を迎えています。その門出に際し、心からの祝福と激励の言葉を贈ります。

まず、女子ハンドボール部の皆さん。インターハイ並びに国民スポーツ大会関東ブロック大会への堂々たる出場、誠におめでとうございます。関東大会予選では、惜敗を喫した栃木女子高校との再戦において、見事な試合運びで雪辱を果たし、3年連続の優勝という偉業を成し遂げました。応援に駆けつけてくれたダンス部をはじめ、生徒の皆さんの声援も、勝利への大きな力となったことでしょう。この輝かしい成果は、日々の鍛錬と不屈の精神の賜物です。8月3日より岡山県総社市で開催されるインターハイでは、「ベスト8以上」という先輩方の掲げた目標を胸に、さらなる高みを目指してください。また、8月23日から群馬県富岡市で開催される国民スポーツ大会関東ブロック大会においても、全力を尽くし、本大会への切符を手にすることを期待しています。

続いて、JRC部の深津もこさん。日本赤十字社北関東三県支部青少年赤十字国際交流派遣事業の派遣団員に選ばれ、7月20日から25日までマレーシアでの交流会に参加されます。日々の地道な奉仕活動が実を結び、このような栄誉ある舞台へとつながったことは、誠実な努力の証です。卓越した英語力を存分に活かし、多国籍の若者たちとの交流を通じて視野を広げてください。そして、その経験を、今後のJRC部の発展へと還元してくださることを期待しています。また、JRC部の皆さん、8月23日・24日に東京で開催される高校生ボランティアアワード2025全国大会では、小山西港JRC部の活動の成果を堂々と発表してください。私も応援に駆けつける予定です。

次に、全国高校女子ウエイトリフティング大会出場が決定し、さらに、女子49キログラム級で栃木県内高校の新記録を樹立し、堂々の優勝を遂げた酒井心音さん。インターハイ出場、誠におめでとうございます。8月7日より鳥取県米子市で開催される大会では、優勝への期待も高まりますが、何よりも、これまで積み重ねてきた努力を信じ、プレッシャーを力に変えて、熱気あふれる舞台を楽しんでください。1年生の酒井さんの挑戦が、きっと多くの人々の心を動かすことでしょう。

そして、水泳部の松田翔太さん。平泳ぎで県予選入賞を果たし、7月19日から埼玉県川口市で開催される関東大会への出場、おめでとうございます。インターハイ予選を兼ねたこの大会は、強豪が集う厳しい戦いとなるでしょう。しかし、困難を乗り越えることこそが、真の成長です。鍛錬を重ね、自己ベストを更新し、己の限界を超える戦いを期待しています。

結びに、選手の皆さん、皆さんの背中には、仲間の思い、先生方の支え、そして地域の皆様の期待が込められています。そのすべてを力に変えて、自信を持って全国の舞台へと羽ばたいてください。私たちは、皆さんの健闘を心から祈り、全校を挙げて応援しています。どうか、誇りを胸に、堂々と戦ってきてください。

【校長ブログ】2学年大学見学会に向けて

The second-year students will go on a special university visit next Wednesday. Today, the students gathered in the gymnasium to receive important instructions from their teachers. These included reminders about how to behave during the trip and what to pay attention to while visiting the university.We hope this visit will be a meaningful experience for all students. It is a great chance for them to see what university life is like and to think more deeply about their future goals. By walking around the campus and learning about different programs, they can start to imagine their own path after high school.

【校長ブログ】救急救命講習

地元・小山消防署豊田分署の署員の皆様のご厚意とご指導のもと、救急救命講習を受講いたしました。講習では、心肺蘇生法(CPR)および自動体外式除細動器(AED)の使用方法について、実技を交えた丁寧なご指導を賜り、生徒一人ひとりが真剣な姿勢で取り組みました。救急救命の知識と技術は、いざという時に人命を救う力となるものであり、学校教育の枠を超えて、社会の一員としての責任と自覚を育む重要な学びです。特に、若い世代がこうした技能を身につけることは、地域社会の安全と安心を支える礎となります。今回の研修を通じて、小西の生徒たちは命の尊さを改めて実感し、緊急時に冷静かつ的確に行動する力を養うことができました。ご多忙の中、熱意をもってご指導くださった消防署の皆様に、心より感謝申し上げます。

【校長ブログ】BUSHIDO ~The Soul of Japan ~(図書館の本紹介)

平成19年(2007年)まで、五千円札の肖像として採用されていた人物は誰でしょうか。皆さんはご存じでしょうか。

さて、本書は簡潔に申し上げれば、今からおよそ120年前、文明の先進国とされた欧米諸国において、日本が発展途上の国として軽視され、正しく理解されていなかったことを憂いた新渡戸稲造が、日本人の精神的基盤を外国人に正確に伝えるべく、英語で著したものです。

『Bushido』は1900年にアメリカで出版されるや否や、瞬く間に30か国以上で翻訳・出版され、世界的なベストセラーとなりました。そして、1908年(明治41年)になってようやく、日本においても逆輸入という形で和訳版が刊行されました。

本書の読者には著名な人物も多く、当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルト(テディ・ベアの由来としても知られる)もその一人であり、日本人の精神を理解しようと本書を読み、大いに感銘を受けたと伝えられています。彼はその感動を周囲と分かち合うべく、自らの子どもたちや友人たちに本書を配布したとも言われています。

1905年、日露戦争の最中、ハーバード大学の同窓であった金子堅太郎(伊藤博文初代内閣総理大臣の秘書官)から講和の仲介を依頼されたルーズベルトは、「あの崇高なる精神を持つ国であれば、微力ながら協力したい」と快諾したとされております(もちろん、アメリカ側の国益も背景にあったことは否めません)。なお、当時の日本は極めて厳しい状況にあり、あと1か月戦争が続いていれば敗北していた可能性が高いという説もあります。

「武士道」という言葉から、『葉隠』(佐賀鍋島藩士・山本常朝口述)の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という一節を思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、本書『Bushido』はまったく異なる趣旨の書物です。

両者に共通して誤解されがちなのは、「死」に対する極端な美学を称揚しているという点ですが、実際にはそうではありません。『葉隠』は、武士としての謙虚な心構えを説いており、一方の『Bushido』において新渡戸が強調しているのは、「ノブレス・オブリージュ(Noblesse oblige)」すなわち「高き身分に伴う義務」です。

これは、社会や国家を支える立場にある者が果たすべき責任と精神性を意味し、その根底には「仁」「義」「礼」といった徳目、すなわち正義を貫く心、卑怯を恥じる精神、他者を尊重し思いやる態度があります。新渡戸は、こうした精神が学校教育によってではなく、自然と日本人の間に受け継がれてきたことに着目し、歴史的事例や物語を引用しながら、外国人にも理解しやすい形で記述しています(ただし、英語の表現は高度であり、日本人にとってはやや難解であることも否めません)。

話題は変わりますが、皆さんが生まれる以前に大ヒットした映画『タイタニック』(主演:レオナルド・ディカプリオ)をご覧になったことはありますか。前半では、船首でヒロインが両手を広げて「Jack, I'm flying!」と叫ぶ甘美なシーンが印象的ですが、後半では氷山との衝突により沈没する船内で、限られた救命ボートを巡って混乱が生じる様子が描かれます。

しかし、実際の史実はやや異なるようです。スイス通信によれば、スイスとオーストラリアの研究チームが1912年のタイタニック号沈没事故を調査した結果、衝突から約3時間にわたり、「女性と子どもを優先する」という慣習が守られていたことが明らかになりました。

生存者の多くは女性であり、犠牲となった男性の多くは、紳士的な態度を貫いたとされます。証言によれば、泣き叫ぶ子どもや妻に対し、「心配するな、パパは後から行くから」と手を振って見送る男性が多く見られたとのことです。すなわち、わずか100年前の欧米社会においても、ノブレス・オブリージュの精神が最後まで貫かれていたことがうかがえます。それはまさに、同時代の日本人が「武士道」という暗黙の掟を守り続けていた姿と重なります。

最後に、本書『Bushido』は、今すぐに読むべき書物ではないかもしれません。しかし、皆さんもいずれは(望むと望まざるとにかかわらず)中高年となり、職場や社会においてリーダーとしての責務を担う日が訪れることでしょう。

「読むべき人が、読むべき時に、読むべき本」があるとすれば、本書もまた、その一冊であると言えるでしょう。

【校長ブログ】期末テスト3日目です

Today is the third day of the final exams. The last exam will be held next Monday. Let’s keep studying hard over the weekend and do your best on the tests.

Students of Oyama Nishi High School  —  stay strong and keep working toward your goals with a never-give-up spirit !

ただいまテスト中です

早めに登校してテスト勉強する小西生

 

【校長ブログ】平和への祈り

明日、「人権だより」六月号を配布いたします。
本年、令和七年は、我が国が戦後八十年という歴史的節目を迎える年です。しかしながら、世界に目を向ければ、今この瞬間にもなお、戦争の脅威に晒され、平穏な日常を奪われている人々が数多く存在しています。
 令和四年に公開された映画『島守の塔』においては、沖縄県警察部長としての職責を超え、県民の命を守るべく尽力された、宇都宮市ご出身の荒井退造氏の姿が描かれています。氏は、戦火の中にあっても人々の疎開と保護に心血を注ぎ、真の人道を体現された方です。
 沖縄において古くより大切にされてきた言葉に「命(ぬち)どう宝」があります。これは、「命こそが何よりも尊い宝であり、生きてこそ世のため、人のために尽くすことができる」という深い意味を持つ言葉であり、今を生きる我々にとっても、改めて心に刻むべき教訓であると考えます。

【校長ブログ】理科部会研究授業

本校において栃木県高等学校教育研究会理科部会を開催するにあたり、遠路はるばるご来校いただきました諸先生方に厚く御礼申し上げます。皆様には、本校の先進的な理科教育の現場をご視察いただき、生徒たちの熱心な取り組みを直接ご覧いただけたことを、心より嬉しく存じます。また、この貴重な機会を支えてくれた生徒諸君の協力には、深い感謝の念を抱いております。本校は未来の科学を担う若者たちを育成すべく、ますます尽力してまいります。この度の研究会がさらなる教育発展の契機となり、参加者各位の益々のご活躍を祈念申し上げます。ご訪問、誠にありがとうございました。

【化学】コロイドの性質探究~対話で育む科学的思考~

【生物】動物の分類を通して分子進化の仕組みを探る

【物理】ロックバランシングから学ぶ剛体の傾きと転倒

【校長ブログ】小西ブルー

澄んだ空の下、正門を飾る緑は、雨の恵みを受けて鮮やかさを増し、中庭の花々はしっとりとした風に揺れながら、静かな存在感を放っています。青空を背景に立つ小西の学び舎は、必死で勉強と部活に励む小西生の希望と未来への道標のようですね。梅雨の晴れ間に見せるこの景色は、束の間の輝きでありながら、心に刻まれるひとときです。移り変わる季節の中で、この一瞬の美しさを愛おしみながら、学びの場としての誇りを改めて感じる時間となるでしょう。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】夏だ、オープンキャンパスに行こう!

2年生向けにオープンキャンパスガイダンスを開催しました。主に夏休みに実施される大学等のオープンキャンパスは、進学後の学問や環境を直接体験し、将来の進路をより具体的に考える重要な機会です。2年生が夏休みを有効に活用し、志望校の特色や教育方針を理解することは、受験への意識を高め、適切な進学選択につながります。実際に大学を訪れることで、学習環境やキャンパスの雰囲気を肌で感じることができ、将来の大学生活をより明確にイメージできるでしょう。本校では、オープンキャンパスの意義と活用方法を詳しく解説し、生徒の積極的な大学見学を促します。多様な学びの場を知ることで、新たな可能性を見出し、自身の未来を切り拓く一助となることを願います。

全体ガイダンス

宇都宮大学

城西大学

日本大学工学部

駿河台大学

白鴎大学

その他、多くの大学の先生方にご来校いただきました。

 

【校長ブログ】酒井さん新記録樹立

酒井心音さんがウエイトリフティング49キロ級で、なんと栃木県の高校新記録を樹立し、インターハイ出場を決めました。インターハイは8月7日から鳥取県米子市で開催されます。酒井さんの健闘を祈ります。

下野新聞に掲載された記事です。

(下野新聞社提供許諾済)

【校長ブログ】感動の3連覇インハイへ

女子ハンドボール部の皆さんおめでとう!感動した!

5月の関東大会予選で敗れたライバル栃木女子高相手に29-19の大差で圧勝、雪辱を果たし、3連覇でインターハイ出場を決めました。インターハイは8月3日から岡山県で開催されます。

この偉業を支えてくださった多くの方々に、心より御礼を申し上げます。応援に駆けつけてくださった生徒の皆さん、卒業生の皆さん、そして特にダンス部の皆さん、本当にありがとうございました。大会史上かつてないほどの熱狂に包まれたこの瞬間、皆様の力強い声援が選手たちの奮闘を後押ししてくれたことでしょう。

また、これまで苦しい時も共に歩み、絶えず支えてくださった保護者の皆様に、深い感謝の意を表します。皆様の温かい励ましと変わらぬご支援が、選手たちの成長と勝利へとつながりました。この感謝の気持ちを胸に、伊集院監督率いる小西ハンドボール部はインターハイでも精一杯戦い抜く所存です。今後とも変わらぬ応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

会場は『小西スカイブルー』一色に

今朝の下野新聞の記事です。

(下野新聞社提供許諾済)

【校長ブログ】AED設置完了しました

第2体育館入口に、二基目のAEDを設置しました。土日などの休日や長期休業中でも使用可能となります。

こちらは保健室前に設置してあるAEDです。

AEDの使用については保健の時間に勉強しているとは思いますが、部活動等で何かあったら迷わず119番通報を。救急車が到着するまでの数分間でのあなたの勇気ある行動で助かる命があることを覚えておいてください。

【校長ブログ】苦手から逃げるな!

このたび、1学年を対象に、同窓会副会長である露崎智宏様をお迎えし、ご講演いただく機会を賜りました。

露崎先輩は、豊かな経験を積み重ねながら、ご自身の道を切り拓いてこられました。そして、その貴重な歩みを惜しみなく高校生の皆さんと共有してくださいました。職業選択に関する考え方や、社会に出て実際に感じたことを直接お話しいただけたことは、生徒の皆さんにとって、将来を見据えるうえで極めて意義深い学びとなったことでしょう。小西の生徒にとって、進路選択は人生における重大な決断の一つです。そのような中、先輩の実体験に基づくお言葉を聞くことで、より鮮明な未来の姿を思い描くことができたのではないでしょうか。

露崎先輩が語られた、努力の尊さ、挑戦する勇気、そして自身の道を見出す喜びは、これから社会へと歩みを進める皆さんにとって指針となるはずです。1年生の皆さんも、本日の講演を契機に、ぜひ自らの未来に思いを巡らせ、一歩ずつ着実に前進していってください。

最後に、露崎先輩からの力強いメッセージをお届けします。

「苦手科目から逃げるな。それは進路の幅を狭めることにつながる」

「苦しさを乗り越えた経験こそが、自身を成長させる」

「本当の失敗とは、何も挑戦しないことだ」

【校長ブログ】昼休みは小西ライブラリー!

昼休みの図書館はとても静かで快適。そして読書や勉強には最適。

こちらは貸出ランキングと新着図書

 

雑誌も充実

『成瀬は信じた道を行く』と『成瀬は天下を取りに行く』

読みやすく気軽に読めます。ワクワクする展開で読み進める手が止まらない。さすが本屋大賞。

There is more treasure in books than in all the pirates' loot on Treasure Island and best of all, you can enjoy these riches every day of your life.

宝島にある海賊たちが盗んだすべての財宝よりも、本には多くの宝物が眠っている。そして何より素晴らしいのは、これらの富を毎日楽しめることだ。(ウォルト ディズニー)

【校長ブログ】雨奇晴好

雨奇晴好 雨もまたよし、晴れればまたよし

気が滅入りがちな雨の日も、あるがままに景色を見ればいつもと違って面白い、だから雨を楽しもう。雨だからと言って人前で憂鬱そうな顔をしたり、雨に責任転嫁して時間に遅刻したりしていませんか。小西生らしく晴れ晴れした顔で今日一日を過ごしましょう。

そして、自主的に早朝学習に取り組んでいる生徒諸君、その地道を私たちはちゃんと見ていますよ。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】紫陽花の花言葉

朝7時、小西の中庭には昨夜の雨に映える紫陽花が小西生が元気に登校してくるのを待っています。

紫陽花は開花期間が長いことから『辛抱強さ』という花言葉がつけられているようです。

勉強と部活に忍耐強く取り組んでいる小西生のようですね。

今日も素敵な一日でありますように。