校長自ら更新!!

校長ブログ

【校長ブログ最終回】ありがとう、小山西高校

春の気配が日ごとに濃くなる季節となりました。
本日は、皆さまに残念なお知らせをお伝えしなければなりません。

このたび、今朝の新聞報道等でご存じの方も多いかと存じますが、私は令和8年4月より真岡女子高等学校へ校長として赴任することとなりました。それに伴い、開設以来続けてまいりました本ブログも、本日をもって終了とさせていただきます。

小山西高校で過ごした二年間、
その一日一日は、私にとってかけがえのない宝物であり、教育者としての人生の中でも特別に輝く時間でした。
生徒の皆さんの笑顔、挑戦する姿、悩みながらも前へ進もうとするまなざし。
保護者の皆さま、地域の皆さまの温かい励ましとご支援。
そして、日々学校を支えてくださった教職員の皆さんの献身的な姿勢。

そのすべてが、私の胸に深く刻まれています。
この二年間を思い返すたび、感謝の思いがあふれ、言葉ではとても尽くしきれません。

後任の校長には、これまで私が教頭として最も信頼し、支えられてきた遠井努先生が就任されます。遠井先生ならば、必ずや小山西高校をさらに力強く、そして温かく導いてくださることでしょう。その未来を思うと、私は安心と誇りで胸がいっぱいになります。

小山西高校は、これからも大きく羽ばたいていく学校です。
どうか皆さまには、変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

最後になりますが、私がこの学校でいただいたご縁、励まし、学び、そして数えきれないほどの温かい思いは、一生忘れることはありません。
小山西高校で過ごした日々は、私の人生の宝です。

本当にありがとうございました。
そして、どうか皆さまの未来が、光に満ちたものでありますように。

小山西高校
校長 佐山利晴

 

 

【校長ブログ】JRC部、栄誉の受賞

昨日の下野新聞にて、本校JRC部が「環境大臣賞」「県知事賞」「環境SDGs賞」という大変栄誉ある賞を受賞したことが紹介されました。日頃からSDGsの目標達成に向け、ゲームを通して楽しみながら環境について学んでもらおうと、地域の小中学校を訪問したり、市内のイベントで啓発活動を行ったりと、地道で温かな取り組みを続けてきた成果が、こうして大きく評価されたことを大変うれしく思います。

地域に寄り添い、未来を担う子どもたちとともに学び合う姿勢は、本校の誇りです。JRC部の皆さんが積み重ねてきた努力と、活動を支えてくださった地域の皆さまに心より感謝申し上げます。

これからも、JRC部の皆さんが自らの力を伸ばし、さらに活躍の場を広げていくことを期待しています。皆さんのまっすぐな思いと行動が、地域の未来をより良いものへと導いてくれることでしょう。

(下野新聞社掲載許諾済)

今日も素敵な一日でありますように。

 

【校長ブログ】青春の一ページが刻まれた日

みなさん、球技大会、本当にお疲れさまでした。

本日は、授業よりも皆さんの青春を優先するという、校長としては少し勇気のいる決断でした。しかし、その思いをしっかり受け止め、全力で応えてくれた皆さんの姿をとても誇らしく感じています。

勝敗はつきましたが、今日いちばん価値のあったものは、点数そのものではなく、「心から楽しんだ時間」と「仲間とつくった絆」だったのではないでしょうか。笑顔や声援が響くたびに、学校という場所がどれほど温かい力を持っているかを改めて感じました。

今のクラスで過ごす日々は残りわずかになりましたが、今日見せてくれた前向きな姿勢とチームワークを、これからの毎日にぜひ生かしてほしいと思います。

また、運営を支えてくれた生徒会・体育委員会のみなさん、そして準備や審判、記録などに携わってくれた生徒・先生方にも、心より感謝します。皆さんのおかげで、安全で温かい雰囲気の大会となりました。

今日はゆっくり休んでください。そして、3連休には気持ちを切り替えて、来週に開催される百人一首かるた大会に向けた学習にも励んでくれることを期待しています。

本当にお疲れさまでした。

【校長ブログ】セレンディピティ

皆さんは、「セレンディピティ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。古代ペルシャの物語『セイロンの三人の王子』に由来する言葉で、科学の世界では大切にされている概念のひとつです。日本語にぴったり置き換えるのは難しいのですが、「思いがけない幸運が、考え続けた先に新しい道を開いてくれること」といった意味合いがあります。

研究の世界では、この“偶然の出会い”が大きな発見につながることがあります。問いを抱え、悩み、考え続けているとき、ふと目にした何気ない出来事がきっかけとなり、「あ、これだ」とひらめく瞬間が訪れる。その一瞬が、行き詰まっていた道に光をもたらし、新たな可能性を開いてくれるのです。

ただし、このセレンディピティは、何もせずに訪れる幸運ではありません。真剣に、ひたむきに、自分の問いと向き合い続ける人にこそ、そっと微笑んでくれるものです。

ニュートンがリンゴの落下を見て万有引力の法則を思いついたという有名な話がありますね。真偽はともかく、あのリンゴとの出会いは、まさにセレンディピティの象徴と言えるでしょう。

私たちの日常にも、心を揺さぶる出会いがたくさん潜んでいます。大切な人との出会い、心に残る本との出会い、音楽や芸術に触れたときの感動、スポーツの熱い瞬間、忘れられない映画との出会い、そして学問の奥深さに触れるひととき。こうした出会いは、人生を豊かにし、ときに大きく方向を変えてくれる力を持っています。

そのような出会いは、ある日ふと訪れるものです。だからこそ、毎日を丁寧に、誠実に過ごすことが大切なのだと思います。

皆さんの中には、すでに心に残る出会いを経験した人もいるでしょうし、まだその瞬間を待っている人もいるかもしれません。勉強に追われて疲れてしまったり、思うようにいかず苦しい日もあるでしょう。

けれど、そんな日々の中にも、実は大切な出会いが静かに隠れています。その意味に気づくのは、少し時間が経ってからかもしれません。だからこそ、今日という一日を大切にし、今できることに真剣に向き合うことが、未来のセレンディピティにつながっていくのです。

本気で取り組み、努力を続けていれば、必ず思いがけない光が差し込む瞬間が訪れます。焦らず、一歩ずつ、自分のペースで歩んでいってください。

「出会い」は、人生を変える力を持っています。そして、その出会いを活かせるかどうかは、そこに至るまでの皆さんの努力にかかっています。

どうか、この春休みが、皆さんにとって心温まる出会いに満ちた、豊かな時間となりますように。心から願っています。

今日は球技大会です。思い出に残る楽しい一日にしよう!

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】小山西の風を大分へ!女子ハンド部、勝利への決意

本日の下野新聞に、本校女子ハンドボール部の記事が大きく掲載されました。
大分県で開催される全国高校ハンドボール選抜大会に出場する部員たちと、伊集院教諭が小山市役所を訪れ、浅野市長、濱口教育長に力強い決意を語ってくれました。

坂田主将は、まっすぐな眼差しでこう述べています。

「まずは1勝し、昨夏のインターハイで負けたチームにリベンジしたい」

その言葉には、悔しさを糧にしてきた努力の日々と、仲間を信じて戦う覚悟がにじんでいました。
市長や教育長からも温かい激励をいただき、選手たちの表情はさらに引き締まり、全国の舞台へ向けて気持ちが高まっている様子でした。

小山西高校の誇りを胸に、堂々と戦ってきてほしい。
努力を積み重ねてきた彼女たちなら、必ずや自分たちのハンドボールを全国の舞台で示してくれるはずです。

頑張れ、女子ハンドボール部!
君たちの挑戦を、学校全体で応援しています。

(下野新聞社掲載許諾済)

今日も素敵な一日でありますように。

 

【校長ブログ】女子ハンド部、電波に登場!ブレイバーンとの熱き対戦へ

女子ハンドボール部の皆さんと伊集院先生が、このたび地域ラジオ番組『おーらじ』に出演することとなりました。日頃の練習に励む姿勢や、部活動を通して育まれたチームワークが、このような形で地域の皆さまに紹介されることを大変うれしく思います。

出演番組は、3月21日20時から放送される『開運戦士ブレイバーンの君も一緒にブレイブイオン!』です。ご当地ヒーロー・ブレイバーンとの対談企画も予定されており、どのようなやり取りが繰り広げられるのか、今から楽しみでなりません。

生徒の皆さんが地域とつながり、新たな経験を積む機会を得られたことを、学校として誇りに感じています。どうぞ放送をお楽しみください。

 

【校長ブログ】小山西高校の誇り、ここにあり

3月15日に開催されました「小山市新春水泳競技会」において、本校の生徒たちが大変すばらしい活躍を見せてくれました。

松田翔太さんは、平泳ぎ50mで見事優勝、さらに100mでは大会新記録を樹立しての優勝という、圧巻の泳ぎを披露してくれました。
田口怜奈さんは自由形50mで力強く泳ぎ切り、堂々の優勝。
蓬田寿唯さんは個人メドレー200mで粘り強いレース運びを見せ、優勝を勝ち取りました。

それぞれが日々の努力を積み重ね、当日に最高の力を発揮してくれたことを、心から誇りに思います。
文武両道を掲げる小山西高校の生徒として、学業と競技の両面で輝く姿は、私たち教職員にとっても大きな励みです。

選手の皆さん、本当におめでとうございます。
これからのさらなる成長を、温かく見守り、応援していきたいと思います。

 

【校長ブログ】学びの軌跡が紙面を彩る

本日の下野新聞に、先月本校体育館で行われた「キャリアクション代表者発表会」の様子が掲載されました。生徒の皆さんが主体的に取り組んできた活動が、このように地域の新聞で取り上げられたことを大変うれしく思うとともに、校長として誇りに感じています。

キャリアクションは、小山西高校の学びの象徴ともいえる取り組みです。一人ひとりが自分の課題に向き合い、仲間と協力しながら形にしていく姿は、まさに未来を切り拓く力そのものです。

来年度は、今年の成果を土台に、さらに深みのある、より高いレベルのキャリアクションへと発展させていきましょう。皆さんの可能性はまだまだ広がっています。これからの一層の活躍を心から期待しています。

(下野新聞社掲載許諾済)

今日も素敵な一日でありますように。

 

【校長ブログ】ようこそ小山西高校へ

晴れて合格通知を手にされた皆さん、本当におめでとうございます。皆さんの努力が実を結び、新たな人生の扉がいま開かれました。どうか胸を張って、これから始まる高校生活を思い切り楽しんでください。学び、挑戦し、仲間とともに成長していく日々が、皆さんを大きく羽ばたかせてくれるはずです。

また、今日までご子息・ご息女を支え続けてこられた保護者の皆様、そして寄り添いながら温かくご指導くださった中学校の先生方に、心よりお祝いと感謝を申し上げます。皆様の励ましと見守りがあってこそ、今日の喜びがあります。

小山西高校は、大切なお子さまをお預かりする以上、一人ひとりが進路を実現し、自立した未来へ歩み出せるよう、教職員一同、全力でサポートしてまいります。どうぞこれからの三年間を、安心してお任せください。

【校長ブログ】本校JRC部、環境大臣賞をはじめ三賞受賞の偉業!

このたび、本校JRC部が長年にわたり積み重ねてきた環境保全活動が高く評価され、石川県で開催された「ざぶん賞&ざぶんSDGs大賞」の全国表彰式に、JRC部員代表と顧問の布川教諭が出席いたしました。

「ざぶん賞&ざぶんSDGs大賞」は、子どもたちが水や環境について考え、未来に向けた提案や行動を発信することを目的とした全国的な取り組みです。環境への気づきや創意工夫を大切にし、持続可能な社会づくりに寄与する活動を顕彰する、意義深い賞として知られています。

そのような場において、本校は 「環境大臣賞」、「栃木県知事賞」、「環境SDGs賞」 という三つの栄誉ある賞を受賞する快挙を成し遂げました。日々の地道な活動が、こうして全国の舞台で認められたことは、JRC部員一人ひとりの努力の結晶であり、学校全体の誇りでもあります。

これからも、JRC部の皆さんが地域や社会に温かい光を届ける存在であり続けることを期待しています。
 受賞、本当におめでとうございます。

 

【校長ブログ】優しい雪の贈り物

"Snowflakes are kisses from heaven."
そんな一節があります。空から静かに舞い降りる雪を、優しい贈り物のように捉えた表現です。

今朝の小山西高校は、まさにその言葉を思い起こさせるような光景に包まれています。校庭には大粒の雪がしんしんと降り積もり、普段の小山西ではなかなか見られないほどの本格的な雪模様となりました。白く霞む景色は美しい一方で、足元は滑りやすく、視界も悪くなりがちです。

本日、部活動のために登校する皆さんには、どうか十分に気を付けて来てほしいと思います。時間に余裕を持ち、歩幅を小さく、周囲の状況をよく確かめながら登下校してください。保護者の皆さまにも、どうかお子さまの安全にご配慮いただければ幸いです。

雪の日は、いつもの校舎や校庭が少し違って見える特別な時間でもあります。皆さんが安全に過ごし、この一日が穏やかで温かな思い出となることを願っています。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】百人一首に出会うまち

今回は、宇都宮市と深いご縁のある「小倉百人一首」について、2首の和歌を紹介しながら、その歴史と魅力に触れてみたいと思います。

まずご紹介するのは、平安時代を代表する女流歌人、小野小町の一首です。

花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに

この歌は、咲き誇る花の色が時とともにあせていく様子を、自らの若さの衰えと重ね合わせたものです。「ながめ」は「物思い」と「長雨」の掛詞になっており、恋の悩みに沈んでいるうちに、時が過ぎ、花も自分の美しさも色あせてしまったという、儚さと哀愁が漂う名歌です。小野小町は、その美貌と才知で知られ、六歌仙・三十六歌仙にも名を連ねる伝説的な存在です。彼女の歌には、恋の喜びや苦しみ、人生の無常が繊細に織り込まれており、今なお多くの人々の心を打ちます。

次にご紹介するのは、持統天皇の和歌です。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山

この歌は、春が過ぎて夏が訪れたことを、天の香具山に干された真っ白な衣を見て感じ取るという、自然の移ろいを詠んだものです。持統天皇は、天武天皇の皇后であり、後に自らも即位した女性天皇です。政治的手腕にも優れた人物でありながら、和歌にも深い造詣を持ち、万葉集にも多くの歌を残しています。この歌は、自然の風景を通して季節の変化を感じ取る日本人の繊細な感性をよく表しており、百人一首の中でも特に親しまれている一首です。

さて、このような美しい和歌が収められた「小倉百人一首」ですが、その誕生には宇都宮が関わっていることをご存じでしょうか。JR宇都宮駅西口から田川沿いに少し歩いたところにある、浄土宗清巌寺(せいがんじ)には、宇都宮城第五代城主・宇都宮頼綱(よりつな)公の供養塔が静かに佇んでいます。

頼綱公は、鎌倉時代に幕府の御家人として活躍した人物で、文武両道に優れた名将として知られています。しかし、後に謀反の疑いをかけられ、出家して「蓮生(れんしょう)」と名を改めました。蓮生は和歌を深く愛し、京都・嵯峨野の小倉山のふもとに山荘を建てました。その山荘のふすまに貼るため、彼は親交のあった歌人・藤原定家に和歌の選定を依頼します。定家が選んだ百首の和歌が、後に「小倉百人一首」としてまとめられ、今に伝わる名歌集となったのです。

このような歴史的背景を受けて、宇都宮市では『百人一首ゆかりの地』としての魅力を広く発信する取り組みを進めています。その一環として、市内各所に百人一首をモチーフにしたデザインマンホールのふたが設置されているのをご存じでしょうか。市民アンケートで「あなたの好きな百人一首和歌」を募り、上位に選ばれた歌とその作者が美しいデザインで描かれています。

昨年度は、二荒山神社の大鳥居の近くに小野小町の歌が、また城址公園の北側には持統天皇の歌が設置されました。日常の中でふと目にする和歌が、私たちに日本の言葉の美しさや、先人たちの感性を思い出させてくれます。

こうした地域の歴史や文化に触れながら、言葉の力や表現の豊かさを感じてほしいと願っています。百人一首の一首一首に込められた想いが、皆さんの心にもやさしく響き、日々の生活に彩りを添えてくれることを願ってやみません。

今日も素敵な一日でありますように。

校内百人一首かるた大会は3月23日です。

 

【校長ブログ】Guns, Germs, and Steel~歴史の謎に挑む~

小山西高校の教えの第一に掲げているのが、「知性を磨く」ということですよね。
知性とは、単なる知識の集積ではなく、物事の背景や本質を深く考え、広い視野で世界を捉える力です。そしてその力は、日々の学びの中で、そして何よりも「本を読むこと」を通して、少しずつ育まれていきます。

今回ご紹介したいのは、ジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』(上・下巻)という、壮大なスケールで人類の歴史を読み解く名著です。

この本は、「なぜ、ある文明は他を征服し、ある文明はそうならなかったのか?」という問いから始まります。
銃や鉄といった武力の差だけでなく、農耕の始まり、家畜の存在、病原菌の影響、そして地理的条件など、さまざまな要因が複雑に絡み合って、今の世界が形づくられてきたことを、科学的かつ論理的に解き明かしていきます。

読み進めるうちに、私たちが「当たり前」と思っていた歴史の流れが、実は偶然や環境の積み重ねによって生まれたものであることに気づかされます。
まるで世界地図を広げながら、時空を超えて旅をしているような感覚に包まれることでしょう。

実は私自身、この本を英語の原書『Guns, Germs, and Steelで読みました。
原書と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、著者の語り口は明快で、英語も比較的平易です。英語の多読に挑戦してみたいという人には、ぜひ原書にもチャレンジしてみてほしいと思います。
英語で書かれたままの表現に触れることで、言葉のニュアンスや著者の思考の流れがより鮮やかに伝わってきます。

上下巻にわたる大作ではありますが、読み終えたときには、世界を見る目がきっと変わっているはずです。
高校生の皆さんにとって、この本はまさに「知性を磨く」ための格好の一冊。
知的好奇心をくすぐられながら、世界の成り立ちを深く考える時間は、きっと皆さんの学びをより豊かなものにしてくれるでしょう。

もうすぐ春休み。春の訪れとともに、新しい本との出会いを通して、知の旅に出かけてみませんか。本は、いつでも静かに、けれど力強く、皆さんの成長を支えてくれる存在です。

 

【校長ブログ】驚懼疑惑に打ち克て~未来は君の覚悟を待っている~

いよいよ明日、小山西高校の一般選抜試験が行われます。これまで努力を重ねてきた皆さんにとって、大きな節目となる一日がやってきました。

今、胸の中にはさまざまな気持ちが渦巻いていることでしょう。不安、緊張、期待、そして少しの恐れ…。そんな皆さんに、今日は「四戒(しかい)」という言葉を贈ります。

これは、剣道の教えにある心の乱れを表す四つの言葉です。

驚(きょう):思いがけないことに驚いてしまう心

懼(く):失敗を恐れてしまう心

疑(ぎ):自分の力を疑ってしまう心

惑(わく):迷ってしまう心

これらは、誰もが大事な場面で感じるものです。でも、これまでの努力を思い出してください。毎日の勉強、授業、模試…そのすべてが、明日のあなたを支えてくれます。

大切なのは、自分を信じること。そして、深呼吸をして、落ち着いて、目の前の問題に向き合うことです。たとえ緊張しても、それは真剣に取り組んでいる証。勇気を持って、自分の力を出し切ってください。

小山西高校は、皆さんのような熱意ある生徒を心から歓迎します。明日、皆さんが笑顔で試験を終えられるよう、教職員一同、心より応援しています。

がんばれ、未来の小西生!

 

【校長ブログ】旅立ちに寄せて 〜卒業生の皆さんへ〜

しきしまの 大和の国は言霊の 助る国ぞ ま幸くありこそ

この和歌は、今からおよそ千三百年前、万葉の歌人・柿本人麻呂が、親しい友人の旅立ちに際して詠んだものと伝えられています。

日本という国は、言葉に宿る不思議な力によって守られてきた国である。だからこそ、あえて言葉にして願おう。どうか、無事でありますように。

この歌に込められた思いは、時を超えて、今を生きる私たちにも深く響きます。言葉には力があります。心からの願いを、思いを、言葉にして伝えることで、その言葉が現実を動かす力になる。日本人が古来より信じてきた、言霊の力です。

昨日、皆さんはこの学び舎を巣立ち、それぞれの未来へと歩みを進めました。その背中を見送りながら、私はこの歌を思い出しました。皆さんの旅立ちに際して、私も心からの願いを、あえて言葉にして贈りたいと思います。

これからの人生、皆さんの前には、さまざまな道が現れるでしょう。どの道を選ぶべきか迷うこともあるかもしれません。そんなとき、どうか思い出してください。

「一人でも多くの人を幸せにできる道はどれだろうか」

その問いを、自分自身に投げかけてみてください。人の役に立つこと、人を助けること、人を笑顔にすること。そうした生き方は、決して派手ではないかもしれません。でも、それこそが人としての誇りであり、人生を豊かにする確かな道です。

皆さんがこれから出会う人々の中には、困難の中で立ち止まっている人もいるでしょう。そんなとき、そっと手を差し伸べられる人であってください。誰かの力になれる自分を誇りに思ってください。そして、自分自身の人生にも、どうか誠実に向き合ってください。

過去を悔やみすぎず、未来を恐れすぎず、「今、この瞬間に自分ができることは何か」を問い続けてください。その積み重ねが、やがて皆さんを、誰にも真似できない唯一無二の存在へと育ててくれるはずです。

だからこそ、私はあえて言葉にして、皆さんに伝えます。

どうか卒業生の未来に、幸多からんことを。

保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。十八年前のご誕生から今日まで、愛情と忍耐をもってお子様を育ててこられた日々に、心より敬意を表します。お子様のご卒業というこの晴れの日を迎えられたこと、教職員一同、心からお祝い申し上げます。そして、これまで本校の教育活動にご理解とご協力を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。

最後に、卒業生の皆さんへ。

母校とは、いつでも帰ってこられる場所です。小山西高校は、皆さんの成長を見守り、応援し続ける、心のふるさとです。嬉しいときも、つらいときも、どうか思い出してください。ここには、皆さんを信じ、応援している人たちがいることを。

皆さんのこれからの人生が、希望と感謝に満ち、そして何よりも、誰かの幸せをつくる道でありますように。その歩みが、皆さん自身の幸せへとつながっていくことを、心から信じています。

卒業、本当におめでとう。

小山西高等学校
校長 佐山利晴

【校長ブログ】小さな手から大きなありがとう

いよいよ来週、3月2日に卒業式を迎えます。3年間という月日は、皆さんにとってどのような時間だったでしょうか。嬉しかったこと、悔しかったこと、仲間と笑い合った日々、努力を重ねた日々…そのすべてが、皆さんの心に大切な思い出として刻まれていることと思います。

さて、そんな皆さんの門出を祝って、豊田小学校の児童の皆さんから、心のこもった直筆のメッセージが届きました。どのメッセージにも、皆さんへの感謝と応援の気持ちがあふれています。

「豊田小に来て、絵本の読み聞かせをしてくれたり、持久走大会のお手伝いをしてくれたこと、忘れません。楽しかったです。ありがとうございました。」

「ご卒業おめでとうございます。これからも夢に向かってがんばってください。」

このような温かい言葉の数々を、卒業式当日、式場となる体育館後方に掲示いたします。ぜひ、足を止めてご覧ください。皆さんの歩みが、地域の子どもたちにとってどれほど大きな励ましとなっているかを、きっと感じていただけることでしょう。

卒業生の皆さん。どうか忘れないでください。皆さんの背中を、憧れのまなざしで見つめている子どもたちがいます。皆さんが積み重ねてきた努力や優しさ、そして笑顔は、確かに次の世代へと受け継がれています。

小山西高校の卒業生であることに誇りをもち、これからも人とのつながり、絆を大切に歩んでください。この3年間で学んだ「人の役に立つこと、人を助けること、人を幸せにすること」、それこそが、人生における何よりの喜びであり、幸せの源です。

どうか、これからの人生においても、周囲の人々に温かさと希望を届けられる、そんな存在であってください。一人ひとりの未来が、光に満ちたものであることを、心から願っています。

 

【校長ブログ】全国の舞台へ、いざ出陣!

本日、卒業式の予行に先立ち、全国大会へと挑む仲間たちの壮行会を行いました。これから全国の舞台で戦う選手たちに、全校を代表して、心からのエールを送りました。

まずは、女子ハンドボール部の皆さん。

2月7日・8日に日環アリーナで開催された関東選抜大会に出場し、見事、全国選抜大会への切符を手にしました。私も、ダンス部の皆さんや生徒会長の早乙女さんと一緒に応援に駆けつけましたが、関東の舞台はやはり強豪ぞろい。初戦の茨城県・水海道第二高校、続く神奈川県・高津高校との試合では、厳しい戦いが続きました。

しかし、代表決定戦では、千葉県の八千代高校を相手に、皆さんが持てる力を存分に発揮し、見事な勝利を収めました。あの試合は、まさにベストゲームだったと思います。素人の私が見ても、小山西高校のハンドボールは本当に成長したなあと、胸が熱くなりました。感動をありがとう。

全国選抜大会は大分県で開催されます。本校は3月25日の2回戦から登場し、岩手県の花巻北高校との対戦が予定されています。ぜひここを突破し、3回戦では優勝候補である京都府・洛北高校との対戦を実現させてください。今回は現地での応援には行けませんが、校長室からオンラインで、心を込めて応援しています。いつものように、チーム一丸となって、心をひとつにして頑張ってください。

続いて、ウエイトリフティングの酒井心音さん。

このたび、3月26日から石川県の金沢市総合体育館で開催される全国高校選抜ウエイトリフティング大会への出場、誠におめでとうございます。

酒井さんは、昨年夏のインターハイでスナッチ競技1位、1月の県大会では県高校新記録を樹立、さらに先月のジュニアオリンピックでも素晴らしい活躍を見せてくれました。まさに今、絶好調といえるでしょう。

私も、昨年夏に鳥取県で開催されたインターハイに応援に行きましたが、酒井さんの試技はとても冷静で、まさに「平常心」のひと言に尽きます。そして、成功した瞬間に見せるあの笑顔から、ウエイトリフティング競技を心から楽しんでいることが伝わってきて、私も大きな感動をもらいました。感動をありがとう。

数年後、オリンピックの舞台で、再び酒井さんから感動をもらえる日を、今から楽しみにしています。まずは今回の大会、思い切り楽しんで、自分自身の限界に挑んでください。本校にはウエイトリフティング部はありませんが、あっても、なくても関係ありません。全校生徒・教職員一同、心をひとつにして応援しています。

選手の皆さんの健闘を、心より祈っています。どうか、悔いのない戦いを。そして、何よりも自分自身を信じて、堂々と全国の舞台に立ってきてください。

校長より

小西の生徒ひとりひとりの努力が、やがて大きな花を咲かせますように。

【校長ブログ】母校への恩返し

本日、本校の卒業生である松本大樹様より、トレーニング器具として「ラットマシン」「パワーラック」と「セーフティーバー」をご寄贈いただきました。

松本様は本校卒業後、大学にて人間工学の研究に励まれ、その後、多くの著名なアーティストの専属トレーナーとしてご活躍されてたそうです。現在は地元・小山市内にてパーソナルトレーニングジムを経営され、多くの方々の健康づくりに貢献しておられます。

このたびのご寄贈に際し、「未来ある若い子たちが、安全かつ効率の良いトレーニングを行えるように」との温かいお言葉を頂戴いたしました。そのお心遣いに、教職員一同、心より感謝申し上げます。

いただいた器具は、今後の体育や部活動において大切に活用させていただきます。松本様のご厚意を励みに、生徒たちが心身ともに健やかに成長していけるよう、学校としても一層努めてまいります。

松本大樹様、このたびは誠にありがとうございました。

 

【校長ブログ】校長室に届いた、幸せの香り

本日、1年1組の上野さん、館野さん、仁平君の3人が、家庭科の授業で作った『マカロニグラタン』と『手作りバター』を、わざわざ校長室まで届けてくれました。

ふわりと立ちのぼる香ばしい香りに、思わず笑みがこぼれました。一口いただくと、グラタンのとろけるようなホワイトソースと、手づくりバターのやさしい風味が口いっぱいに広がり、そのおいしさに心から感動しました。

丁寧に作られた料理には、3人の真心と努力がたっぷり詰まっていて、まるで春のような温かさを感じました。午後からのキャリアアクション発表会に向けて、大きなパワーをもらいました。本当にありがとう。

これからも、学びを楽しみながら、仲間と力を合わせて成長していく皆さんの姿を、心から応援しています。

 

【校長ブログ】また、きっと会える

春の足音が近づき、校内の木々も少しずつ芽吹き始めました。卒業や進級を控え、皆さんの心にもさまざまな想いが去来していることでしょう。今日は、そんな季節にふさわしい一首の和歌をご紹介したいと思います。

私の「推し札」は、百人一首の中でも特に心に残るこの一首です。

せをはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あはむとぞ思ふ
           崇徳院

この歌の作者、崇徳院(すとくいん)は平安時代末期の天皇であり、波乱に満ちた生涯を送った人物としても知られています。この和歌は、恋人との別れを詠んだものとされていますが、そこに込められた想いは、恋愛にとどまらず、人生のさまざまな「別れ」と「再会」への願いを象徴しているように思います。

「せ(瀬)」とは川の流れの速いところ、「はやみ」は「速いので」、「岩にせかるる」は「岩にせき止められて」と続きます。つまり、滝のように勢いよく流れる川の水が、岩にぶつかって一度は分かれても、やがてまた一つに合流する、そんな自然の情景を通して、「たとえ今は離れても、いつかまた必ず会える」という強い願いが込められているのです。

この歌が私の心に響くのは、まさにその「再会への希望」があるからです。生徒の皆さんも、今は同じ教室で学び、笑い合い、時には悩みを分かち合っている仲間たちと、やがてはそれぞれの道を歩むことになります。でも、たとえ一時の別れがあっても、またどこかで、きっと再び出会える。そんな希望を胸に、今この瞬間を大切にしてほしいと願っています。

ちなみに、今話題のベストセラー『成瀬は・・・』シリーズ3部作の2作目『成瀬は信じた道をいく』でも、主人公の成瀬あかりがこの和歌を好んでいたことをご存じでしょうか。彼女のまっすぐな生き方と、この歌に込められた想いが重なり合い、読んでいて胸が熱くなりました。

皆さんも、残り少ないこの学年の日々を、悔いのないように過ごしてください。そして、たとえ進む道が分かれても、またどこかで一緒に笑い合える日が来ることを信じて。

校長より

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】読書ゼロ男子、竜馬に感化される

「泰平の眠りをさます上喜撰(じょうきせん)たった四はいで夜も眠れず」

これは、1853年、ペリーの黒船が浦賀に来航した際に詠まれた有名な川柳です。「上喜撰」とは当時の高級なお茶の銘柄で4杯飲むと眠れなくなる様子と、平和な時代に突如として現れた4隻の異国の「蒸気船」が日本中を驚かせた様子を、ユーモアを交えて表現しています。

今日は、私が高校時代に出会い、心を大きく揺さぶられた一冊の本をご紹介したいと思います。それは、司馬遼太郎の歴史小説『竜馬がゆく』です。

今でこそ読書の大切さを語る立場にある私ですが、実は高校2年生になるまで、読書とはほとんど縁のない生活を送っていました。そんな私に転機が訪れたのは、当時のクラス内で突如として「読書ブーム」が巻き起こったときのことです。それまでは、男子高らしく某アイドルグループの話題で盛り上がっていたクラスが、いつの間にか本の話で持ちきりになっていたのです。今思えば、あの空気の変化もまた、青春の一場面としてとても印象深いものです。

その流れに背中を押されるように、私もふらりと立ち寄った本屋で手に取ったのが『竜馬がゆく』でした。最初は、正直なところ「歴史小説なんて難しそうだな」と思っていたのですが、読み始めるとすぐに、坂本竜馬という人物の生き様に心を奪われました。

この物語は、幕末の動乱期に土佐藩に生まれた竜馬が、時代のしがらみを超えて新しい日本の未来を切り拓こうと奔走する姿を描いています。剣術修行に励み、黒船来航に衝撃を受け、やがて脱藩して自らの信じる道を歩み始める竜馬。彼は、薩摩と長州という敵対する藩を結びつけ、明治維新の礎を築く「薩長同盟」の立役者となります。

何よりも心を打たれたのは、竜馬の「日本を変えたい」という大きな志と、しがらみにとらわれずに人と人とを結びつける柔軟な発想力、そして何があっても前を向いて進む姿勢でした。彼の言葉や行動の一つひとつが、当時の私の心に火を灯し、「自分も何かを成し遂げたい」と、初めて本気で思ったのです。

気がつけば、私は勉強そっちのけで読書に没頭していました。『竜馬がゆく』は全8巻という大作ですが、ページをめくる手が止まらず、気づけば幕末の世界にどっぷりと浸かっていました。

若いころに出会った本というのは、不思議なほど心に深く刻まれるものです。それは、感受性が豊かな時期だからこそ、本の中の言葉や人物が、自分自身の人生と重なって響いてくるからかもしれません。

皆さんも、ぜひ本を手に取ってみてください。どんなジャンルでも構いません。自分の心に響く一冊との出会いは、きっと皆さんの人生を豊かにしてくれるはずです。そして、もしかしたらその一冊が、将来の進む道を照らす灯火になるかもしれません。

読書には、静かだけれど確かな力があります。どうかその力を信じて、学年末試験が終わってからで結構ですので、日々の中に「本を読む時間」を取り入れてみてください。

校長より

本日配布の図書館だよりに司馬遼太郎作品の紹介があります。

 

【校長ブログ】酒井心音さんの健闘を祈って

本日、小山西高等学校校長室にて、1年生の酒井心音さんの壮行会を開催いたしました。

酒井さんは、2月21日(土)に茨城県高萩市文化会館で開催される「JOCジュニアオリンピックカップ 兼 第46回全日本ジュニアウエイトリフティング選手権大会」に出場いたします。この大会は、申し込み階級における標準記録を突破し、さらに各都道府県協会からの推薦を受けた選手のみが出場できる、まさに全国の精鋭が集う舞台です。

酒井さんは、昨夏のインターハイにおいてスナッチ種目で見事1位に輝き、さらに先日行われた大会では県の高校新記録を樹立するなど、目覚ましい活躍を見せています。今大会は、彼女にとって世界を見据えた大きな一歩となることでしょう。酒井さんの真摯な姿勢と努力を間近で見てきた私たちにとって、彼女の挑戦は大きな誇りであり、希望でもあります。

大会は2月21日(土)10時50分より開始予定です。小山西高校一同、心をひとつにして、酒井さんの健闘を心より応援しております。皆さまもぜひ、温かいご声援をお願いいたします。

 

【校長ブログ】月が雲に隠れる前に

春の気配が少しずつ感じられるようになり、校内にも穏やかな空気が流れています。来月には、恒例の百人一首大会が開催されますね。今日はその大会に向けて、私の「推し札」のひとつをご紹介したいと思います。

めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな
           紫式部

この和歌の作者、紫式部は『源氏物語』の作者としてあまりにも有名ですが、実は百人一首にもこの一首が収められています。意味は,

「久しぶりにめぐり逢ったのに、それが夢だったのか現実だったのかもわからないうちに、あなたは月が雲に隠れるように、また姿を消してしまった」

というものです。再会の喜びも束の間、すぐに別れが訪れてしまう切なさが、夜の月と雲の情景に重ねられています。紫式部らしい、繊細で美しい感性が光る一首です。

実は、小山西高校から少し北へ足をのばすと、下野市の天平の丘公園にたどり着きます(写真は昨年の桜です)。そこには「紫式部の墓」と伝えられる場所があり、地域の方々によって大切に守られています(正式な墓所は京都とされていますが、この地にもゆかりがあると伝えられています)。身近な場所に、こんな歴史の香りが残っていることに、私はいつも感動を覚えます。

昨年放送されたテレビドラマ『ちはやふる―めぐり』でも、主人公のめぐるがこの和歌を「推し札」として大切にしていました。時代を超えて、心に響く言葉は変わらないのだと、改めて感じさせられました。

百人一首には、恋の歌、別れの歌、自然を詠んだ歌など、さまざまな想いが込められています。皆さんも、来月の大会に向けて、自分の「推し札」を見つけてみてはいかがでしょうか。きっと、今の自分の気持ちにぴったり寄り添ってくれる一首が見つかるはずです。

今日も素敵な一日でありますように。

学年末試験がんばれ!

 

【校長ブログ】テストのあとが本当の勝負

Hello everyone,

Our final exams for this school year will continue until Thursday. I know you have been studying hard, and I want to encourage you to keep doing your best. These tests are a chance to show what you have learned, so give it your full effort and stay focused until the very end.

However, please remember that exams are not just about getting high scores. Whether you do well or not, what's most important is what you learn from the experience. After the exams are over, take time to review your answers carefully. Look at the questions you got wrong and try to understand why. This will help you grow and do even better in the future.

Reviewing your tests is a great way to prepare for the next school year. By understanding your mistakes and learning from them, you can start the new year with confidence and a strong foundation.

Let's finish this year with pride and look forward to a bright and successful new beginning. I believe in each and every one of you!

Keep working hard and take care of yourselves.

 

【校長ブログ】「令和」に込められた想いとは

皆さんが今生きているこの時代、「令和(れいわ)」という元号には、実はとても美しい由来があります。

それは、日本最古の歌集『万葉集』に収められた「梅花の歌三十二首」の序文から取られたものです。

初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、
梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かお)らす

意味:「新春の美しい月(令月)にあたり、空気は清らかで風は穏やかに吹いている。
梅の花は鏡の前で白粉(おしろい)をつけるように咲き、蘭の花は身にまとう香のように薫っている。

この序文は、奈良時代に大宰府で開かれた宴の様子を描いたもので、自然の美しさと人々の心の豊かさが見事に表現されています。
「令和」という元号には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代であってほしいという願いが込められているのです。

本校の中庭でも、今まさに梅の花が咲き始めています。
その香りに包まれながら、令和という時代に生きる私たちが、どのように心を通わせ、学び、未来を築いていくのか、そんなことを、ふと考えてみるのも素敵な時間かもしれません。

どうぞ皆さんも、格技場前の梅の木のもとで、静かに春の訪れと「令和」の意味を感じてみてください。

小山西高校
校長 佐山利晴

今日も素敵な一日でありますように。

学年末試験頑張れ!

【校長ブログ】トイレ洋式化×ポロシャツ導入=生徒の声が動かした未来

皆さん、こんにちは。校長の佐山利晴です。

今年度も残すところわずかとなりました。振り返れば、桜華祭(体育祭)の復活や、エアコン完備の自習室のリニューアル、そして通学の利便性を高める「おーバス」の増便など、生徒の皆さんの学校生活がより充実するよう、さまざまな取り組みを進めてまいりました。

そして来年度、小山西高校はさらに一歩前へと進みます。

まず、生徒の皆さんから最も多く寄せられていたご要望のひとつ、教室棟のトイレの洋式化が、いよいよ実現いたします。清潔で快適な環境を整えることは、学びの質にもつながる大切な要素です。工事は夏頃から開始予定ですので、完成をどうぞ楽しみにしていてください。

また、制服についても新たな風が吹きます。夏服に、ポロシャツとハーフパンツが導入されることになりました。こちらも生徒の皆さんの声を受けての決定です。暑い季節でも快適に、そして活動的に過ごせるようになることでしょう。

さらに、来年度の思桜祭校内発表は、なんと“校外”での開催を予定しております。詳細はまだお伝えできませんが、これまでにない新しい形での発表となる予定です。生徒の皆さんの創造力と情熱を思い切り表現できる機会となるでしょう。

小山西高校は、これからも生徒一人ひとりの声に耳を傾け、より良い学び舎を目指して進化を続けてまいります。皆さんとともに、さらに輝く未来を築いていけることを心から楽しみにしています。

どうぞ、来年度もよろしくお願いいたします。

【校長ブログ】中学生の皆さんへ

皆さん、こんにちは。小山西高等学校 校長の佐山利晴です。

寒さが一段と深まるこの季節、中学生の皆さんは、いよいよ一般選抜に向けて本格的な準備を進めていることと思います。日々の努力に心から敬意を表しますとともに、本校を志望校の一つとして考えてくださっている皆さんに、心よりのメッセージをお届けいたします。

小山西高等学校は、1986年に創立され、今年で創立40周年を迎えました。栃木県内では最も若く、最も新しい全日制の高等学校です。この新しい歴史と伝統を、どのように築き上げていくか、それは、未来を担う皆さんの力にかかっております。

さて、本日は「小西らしさ」とも言うべき、本校の特色を5点に絞ってご紹介いたします。

第一に、学校行事を大切にする校風です。
コロナ禍により多くの学校が行事を縮小する中、本校では、生徒が主体的に活躍する学校行事を守り続けてまいりました。学校祭は毎年開催し、今年度からは体育祭も加わり、年間を通じて二大行事が実施される、県内でも非常に珍しい学校です。生徒たちは、これらの行事を通じて、かけがえのない青春の一ページを鮮やかに彩っています。

第二に、部活動が非常に盛んな学校であることです。
部活動加入率は8割を超え、JRC部をはじめ、今年度はハンドボール部とウエイトリフティング競技でインターハイに出場しました。野球部は平成14年に甲子園出場の実績があり、今年もベスト8進出をかけて健闘しました。本校は公立の進学校でありながら、文武両道を実現する「小西スタイル」を体現しています。

第三に、生徒の主体性を尊重する教育方針です。
各学年とも32単位を履修し、月・火曜日は7時間授業、水〜金曜日は6時間授業で放課となります。この時間設計は、生徒の自由な時間を確保し、主体性を育む本校の理念を反映したものです。その結果、他校では難しいとされる有名大学への進学や、全国大会への部活動出場など、目覚ましい成果を上げています。

第四に、進路指導に力を注いでいる点です。
本校の「キャリアクションプロジェクト」は、生徒が自らの進路を主体的に探究する取り組みです。昨年度は約8割の生徒が4年制大学へ進学し、東京外国語大学、埼玉大学、宇都宮大学、そして上智大学など、国公立・難関私立大学への合格者も多数輩出しています。これは、栃木県内でも誇れる成果であると自負しております。

第五に、自然環境に恵まれた学び舎であることです。
ご覧のとおり、小山西高校は、清々しい風が吹き抜ける豊かな自然に囲まれています。私自身、赴任して最初に感動したのが、この環境の素晴らしさでした。澄んだ空気の中で学ぶ3年間は、心身の健やかな成長に大きく寄与することでしょう。

最後に、高校選びについて一言申し上げます。
中学生の皆さんは、複数の高校の体験学習に参加されているかと思います。どの学校も魅力を伝えてくれるでしょうが、実際の学校生活はどうなのか、その答えは、学校のホームページにあります。ぜひ、これから受験までの期間に、小山西高校のホームページを毎日一度、ご覧ください。小西の本当の姿が、ありのままに伝わってくるはずです。

どうか自分の直感を大切にしつつも、論理的に考え、ご家族や先生と相談しながら進路を選ぶことが重要です。そして何より大切なのは、「自分で選んだ選択を正解にする努力」を重ねることです。

皆さんが迷いながらも、自らの選択を信じ、成長し、夢を描き、夢を実現されることを、心より願っております。

小山西高等学校

校長 佐山利晴

 

【校長ブログ】運命は選び取るもの、未来をつかみに行け―本校生と中学3年生へ

いよいよ本校の3年生が、大学入試一般選抜という大舞台へ挑む時が来ました。

皆さんが積み重ねてきた努力、悔しさ、喜び、そのすべてが今、力となって胸の奥で燃えていることでしょう。
試験会場へ向かう皆さんの姿を思うだけで、私は胸が熱くなり、誇らしさでいっぱいになります。

そして、その背中を真剣な眼差しで追いかけている2年生、1年生の皆さん。
さらに、これから高校入試一般選抜に挑む中学生の皆さん。
皆さんもまた、自分の未来を切り拓こうとする「挑戦者」です。

今日は、そんな挑戦者である皆さんに、どうしても伝えたい言葉があります。
アメリカの政治家 ウィリアム・ジェニングス・ブライアン(William Jennings Bryan) が残した名言です。

“Destiny is not a matter of chance. It is a matter of choice.
It is not a thing to be waited for; it is a thing to be achieved.”

「運命とは、偶然に左右されるものではない。
自らの選択によって形づくられるものだ。
待っていても訪れない。自らの手でつかみ取るものなのだ。」

ブライアンは、強い信念を胸に社会改革へ挑み続けた人物です。
彼の言葉には、「未来を変える力は、外ではなく自分の中にある」という揺るぎない信念が込められています。

■ 3年生の皆さんへ
皆さんは今、自分の選択を証明する瞬間に立っています。
不安があるのは当然です。しかし、どうか思い出してください。
ここまで歩んできた道のりは、誰かに与えられたものではありません。
皆さん自身が選び、積み重ね、乗り越えてきた日々です。

だからこそ、胸を張ってください。
そして、最後の一秒まで、自分の力を信じ抜いてください。
「自分の運命は、自分でつかむ」
その強い意志こそが、皆さんを未来へ押し出す原動力になります。

■ 2年生・1年生の皆さんへ
先輩たちの姿は、未来の皆さん自身です。
努力は裏切りません。
選択の積み重ねが、未来を変えます。
その真実を、先輩たちは全身で示してくれています。

今日の行動が、今日の選択が、皆さんの運命を形づくります。
「いつか」ではなく、「今」から始めてください。
未来は、待つ人のものではありません。動く人のものです。

■ 中学生の皆さんへ
高校入試に挑む皆さんも、まさに自分の未来を選び取ろうとしている真っ最中です。
小山西高校は、皆さんの努力と情熱を心から歓迎します。
どうか、自分を信じて最後まで走り抜いてください。
その姿勢こそが、皆さんの未来を切り拓きます。

■ 最後に
運命は、変えられます。
誰かが決めるものではありません。
皆さん自身が、選び、つかみ取り、切り拓くものです。

小山西高校の生徒の皆さん、そして受験に挑むすべての若者たちへ。
どうか、自分の力を信じてください。
その一歩が未来を変えます。
その選択が運命をつくります。

皆さんの健闘を、心から、そして全力で祈っています。

 

小山西高校

校長 佐山利晴

【校長ブログ】雪の3日間を未来を変える3日間にせよ

Live as if you were to die tomorrow.

Learn as if you were to live forever.
 ― Mahatma Gandhi

生徒の皆さんへ。

まず、このガンディーの言葉を胸に刻んでほしい。
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」
これは、人生の一瞬一瞬を全力で生き、学び続ける姿勢こそが人を成長させるという、極めて力強いメッセージです。

ガンディーは、インド独立の父と呼ばれ、暴力に頼らず、信念と学びによって世界を動かした人物です。彼が残したこの言葉は、時代を超えて、今を生きる私たちにも鋭く突き刺さります。
「学び続ける者だけが未来をつくる」、まさにその象徴です。

さて、今朝の学校周辺は、雪が降り積もり、一面が白銀の世界となりました。校舎から見える景色は、まるで世界が静かに息をひそめているかのような美しさです。添付した写真からも、その凛とした空気が伝わることでしょう。

しかし、この美しい景色とは裏腹に、インフルエンザの感染拡大は依然として収束していません。生徒の健康と安全を最優先に考え、苦渋の決断ではありますが、
本日から明後日までの3日間、学校閉鎖といたします。

特に今日は、昨日の雪で足元が非常に悪い中、それでも「学校へ行こう」と思い、頑張って登校してくれた皆さんがいました。その姿勢は本当に立派で、私は深く胸を打たれました。
そして、そんな皆さんに授業をしてあげたかったと心から思っていた先生方が多くいたことを、ぜひ知っておいてください。
先生方は、皆さんの努力に応えたいと本気で思っています。

しかし、ここからが本題です。
この3日間は、ただの休みではありません。

来週から始まる学年末試験に向けた、極めて重要な“勝負の時間”です。

以前、校長式辞でもお話ししましたが、
「いのちとは時間」です。

時間は戻りません。
時間は誰にも平等に与えられますが、使い方は人によって大きく差がつきます。
そして今、皆さんに与えられたこの3日間は、未来を切り拓くための絶好のチャンスです。

不要不急の外出は避け、体調を整え、机に向かい、自分の力を磨き続けてください。
ガンディーの言葉のように、
「学び続ける姿勢」こそが、皆さんを強くし、未来をつくります。

【校長ブログ】小山西の誇り、女子ハンド部が全国へ挑む

女子ハンドボール部が、昨日行われた関東高校選抜大会において、千葉県の強豪・八千代高校に見事な勝利を収め、3月に大分県で開催される全国高校選抜大会への出場権を獲得しました。日頃の努力が実を結んだ、素晴らしい快挙です。

特に昨日の試合は、ダンス部の皆さんが今回も力強い応援に駆けつけてくれ、会場全体が温かい一体感に包まれていました。前半は相手にリードを許す苦しい展開でしたが、タイムアウトで伊集院監督から“魔法”をかけられたかのように、選手たちの表情と動きが一変。後半は怒涛の攻撃で主導権を握り、堂々の勝利をつかみ取りました。

一人一人が確実に成長していることを実感できる、まさにナイスゲームでした。選手たちの姿は、見ている私たちに大きな感動と勇気を与えてくれます。

この勢いのまま、ぜひ全国の舞台でも存分に力を発揮してほしいと思います。小山西高校全体で、皆さんの挑戦を心から応援しています。

【校長ブログ】千年の香りに包まれて

今朝は、百人一首の三十五番に収められている紀貫之の和歌

人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
を紹介します。

作者の紀貫之は平安時代を代表する歌人で、『古今和歌集』の撰者としても知られています。この歌は、久しぶりに訪れた土地で、変わらずに咲き誇る花の香りに触れたときの感慨を詠んだものです。人の心は移ろいやすいけれど、花の香りは昔のまま、そんな対比が千年以上の時を超えて私たちの心にも静かに響いてきます。

本校にゆかりのある下野薬師寺の梅も、奈良時代から人々に愛されてきました。添付された写真に写る梅の花は、遠い昔から変わらず、春の訪れを告げる香りを放っていることでしょう。紀貫之が生きた平安の世に思いをはせながら、この地に受け継がれてきた歴史と文化の豊かさを改めて感じます。

そして、いよいよ来月には校内小倉百人一首大会が開催されます。学びを深めれば深めるほど、「この歌が好きだ」「この札は絶対に取りたい」と思える一首に出会えるはずです。皆さんが、それぞれの“推し札”を胸に、真剣に、そして楽しみながら取り組む姿を想像すると、今からとても楽しみです。

今年度最後の学校行事として、心に残るひとときとなることを願っています。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】2年生、覚悟を決めろ、ここから勝負だ

今週末、2年生は大学入学共通テスト模試に挑みます。

ここから、君たちの長く厳しい戦いが本格的に始まる。
だが、恐れる必要はない。むしろ、早く走り出した者が勝つ世界だ。

受験は“早く動いた者”が圧倒的に有利になる。
だからこそ、この模試は大きな意味を持つ。
今の自分を直視し、弱点を見つけ、克服するための最高のチャンスだ。

夢を叶えたいなら、ここで本気を出せ。
高い目標を掲げなさい。
妥協するな。
自分の限界を勝手に決めるな。
途中で投げ出すな。
何があっても、あきらめるな。

努力は裏切らない。
本気で挑む者だけが、未来をつかむ。

君たちならできる。
胸を張って、全力で模試にぶつかってこい。
校長として、そして君たちの成長を誰よりも願う大人として、心から期待している。

【校長ブログ】明日、特色選抜を受験する中学生の皆さんへ

明日、小山西高校の特色選抜試験に臨む皆さん。数ある進路の中から、本校を第一志望として選んでくれたことに、心から感謝します。

一日体験の際に、「道に迷っても、正解を選ぶのではなく、選んだ選択を正解にしてください」という話をしました。進路を決めるという大きな選択をした皆さんだからこそ、この言葉の意味を深く受け止め、自分の歩む道を自分の力で輝かせてほしいと願っています。

明日の面接では、これまで積み重ねてきた努力や頑張り、そして本校に入学したらどのような高校生活を送りたいのか、その思いを自分の言葉でしっかりと伝えてください。肩の力を抜き、落ち着いて臨めば、きっと皆さんらしさが自然と表れます。もし不安なことがあれば、どうぞ遠慮なく職員に声をかけてください。

また、明日の試験で思うような結果が得られなかったとしても、「必ず小山西高校に入学する」という強い気持ちを持ち続け、一般選抜に挑戦してくれることを期待しています。困難を乗り越えてつかみ取った合格には、何にも代えがたい価値があります。皆さんの挑戦を、私は心から応援しています。

今日はしっかり休み、万全の体調で明日を迎えてください。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

小山西高等学校
校長

 

東門から望む田園に、静かに昇る朝日が今日を照らしていました。皆さんの明日も、この光のように穏やかで、希望に満ちた一日となりますように。

 

【校長ブログ】1年生、飛躍へのスタートラインに立つ

2月2日の7時間目に、1年生を対象とした「モチベーションアップ講座」を実施しました。今回は、ライセンスアカデミーより平川健様を講師としてお招きし、「正しい学習フォームを身につける方法」「記憶のメカニズム」「左脳と右脳の働き」「家庭学習のコツ」など、学びの基盤となる大切な視点について、熱意あふれる語り口で丁寧にご講話いただきました。

平川様のお話は、生徒一人ひとりが2年後の自分を思い描きながら、前向きに学習へ向かうきっかけとなるものでした。講座後の生徒の表情には、これからの学びに対する期待と意欲がしっかりと宿っていたように感じます。

今回の講演が、生徒たちの未来を切り拓く力となることを願っております。
平川様、貴重なお話を賜り、誠にありがとうございました。

【校長ブログ】関東選抜高校ハンドボール大会に挑む選手たちへ

いよいよ 2月7日・8日、日環アリーナ栃木にて関東選抜高校ハンドボール大会 が開催されます。
本校ハンドボール部が、この大舞台に向けて積み重ねてきた努力を、いよいよ発揮する時がやってきました。

【女子チーム】
まずは女子から。
県予選1位で勝ち上がった本校の初戦の相手は、茨城県予選1位・水海道第二高校。
強豪との対戦となりますが、皆さんなら必ず突破できると信じています。

この初戦を勝ち抜けば、なんと 全国選抜大会への出場権を獲得 します。
たとえ初戦で悔しい結果になっても、まだ敗者復活戦が控えています。
最後の一秒まで、全力で戦い抜いてください。
試合開始は 14時15分 です。

【男子チーム】
男子は、県予選2位の本校が、山梨県予選2位・日川高校との一戦 に挑みます。
まずはこの試合をしっかりと突破することが、上位進出への大きな鍵となります。
試合開始は 11時25分。
皆さんの粘り強いプレーに期待しています。

【校長として】
もちろん今回も、私自身が日環アリーナ栃木に駆けつけ、皆さんの戦いを全力で応援します。
これまで積み重ねてきた練習のすべてを、コートの上で思い切り発揮してください。
仲間を信じ、自分を信じ、胸を張って戦ってきてください。

頑張れ、小山西高校!
皆さんの熱いプレーを心から楽しみにしています。

【校長ブログ】春を拾いに行く理由

「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」

百人一首に収められている光孝天皇の和歌を、今日は冒頭に紹介します。
この歌は、親しい相手のために春の野へ出向き、若菜を手ずから摘んで贈ろうとする、やさしい心を詠んだものです。光孝天皇は、平安時代の天皇であり、穏やかで人柄の温かい方として知られています。この和歌にも、相手を思いやる深い情と、春の訪れを喜ぶ素直な気持ちがにじんでいます。

春の野に広がる柔らかな陽光、芽吹いたばかりの若菜の香り。
千年以上前の情景でありながら、私たちが今も同じ季節の息吹を感じ取れることに、古典の豊かさを改めて思います。

本校では、3月に恒例の百人一首大会を予定しています。競技としての楽しさはもちろん、和歌に込められた季節感や人の心の機微に触れる貴重な機会です。どうか日頃から、自然の移ろいに目を向け、古典の世界に親しんでほしいと思います。

先人たちが紡いだ言葉に耳を澄ませることで、私たちの感性はより豊かに育っていきます。春を迎えるこの時期、皆さん一人ひとりが、和歌の心に触れながら新たな季節を歩んでいくことを願っています。


美化委員の皆さんへ

いつも花のお世話をしてくれてありがとう。寒さの厳しい冬の中でも、皆さんが丁寧に水やりを続けてくれるおかげで、花壇には春を待つ小さな命がしっかり息づいています。その姿に、私たちも「もうすぐ春が来るんだな」と温かな希望を感じることができます。日々の優しい心配りに、心から感謝しています。
校長より

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】速報、バドミントン部団体準優勝!

バドミントン部の皆さんが、南部支部大会において見事な成果を収めました。日頃の努力が実を結び、このような嬉しい報告をお届けできることを、大変誇らしく感じています。

今回の大会では、

女子団体が準優勝

男子シングルスでは本間優心選手がベスト8

女子ダブルスでは若林香帆選手・戸田香穂選手のペアがベスト8

という素晴らしい結果を残してくれました。

選手一人ひとりが、仲間と支え合いながら積み重ねてきた練習の成果が、今回の快挙につながったのだと思います。心よりお祝い申し上げます。

これから続く上位大会での、さらなる飛躍を楽しみにしています。皆さんの健闘を、学校全体で応援しています。

【校長ブログ】挑戦の先にある頂へ

下野新聞に写真付きで紹介されました「第67回県高校スポーツ賞」の授賞式が行われ、本年度のインターハイ等で優れた成果を収めた選手の皆さんが表彰されました。

本校からは、1年生の酒井心音選手がウエイトリフティング・スナッチ競技において見事金メダル(トータル2位)を獲得した功績により、優秀選手賞を受賞しました。また、日頃より丁寧かつ熱意ある指導を続けてこられた柏木修先生が、優秀監督賞を受賞されました。お二人の受賞は、学校にとって大きな喜びであり、誇りでもあります。

酒井選手は、先日の大会でも県高校新記録を樹立するなど、着実に力を伸ばし、大きな飛躍を遂げています。その成長の背景には、本人の努力はもちろん、支えてくださるご家族、仲間、そして柏木先生をはじめとする指導者の皆様の温かな励ましがあります。

これからも、さらなる高みを目指して挑戦を続ける酒井選手の活躍を心より期待しています。そして、今回の受賞を励みに、学校全体が一層活気に満ちた学び舎となることを願っています。

(下野新聞社使用許諾済)

【校長ブログ】昔の人も、今の私たちも

「田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ」

皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これは、小倉百人一首の中の一首で、山部赤人(やまべのあかひと)によって詠まれた和歌です。

山部赤人は、奈良時代に活躍した歌人で、『万葉集』にも多くの歌を残しています。自然の美しさを繊細に、そして雄大に詠み上げるその作風は、後の時代にも高く評価され、「歌聖」と称されることもあります。

この歌は、田子の浦という場所からふと外に出てみると、真っ白な雪をいただいた富士山の高嶺が目に飛び込んできた、という情景を詠んだものです。「白妙(しろたへ)」という言葉は、真っ白な布を意味し、ここでは雪の白さを美しく表現しています。

本校からも、晴れた日には富士山の姿を望むことができます。冬の澄んだ空気の中、遠くにくっきりと浮かび上がるその姿は、まさにこの歌の情景そのもの。思わず足を止め、見入ってしまうほどの美しさです。今回のブログには、その富士山の写真も添えておりますので、ぜひご覧ください。

さて、勉強というと「難しい」「大変」といったイメージを持つ方もいるかもしれませんが、古典文学に触れることは、まさに「楽しむ学び」の一つです。千年以上も前の人々が、自然や心の動きをどのように感じ、どのように言葉にしたのかを知ることは、今を生きる私たちにとっても新たな発見と感動をもたらしてくれます。

3月には、毎年恒例の「百人一首かるた大会」が予定されています。札を取るスピードを競うだけでなく、和歌の世界に親しみ、楽しむことができる貴重な機会です。皆さんがどのような札に心を寄せ、どんな表情で取り組むのか、今からとても楽しみにしています。

寒さの中にも、春の気配が少しずつ感じられる季節となりました。どうぞ体調に気をつけて、日々の学びを大切に過ごしてください。

今日も素敵な一日でありますように。

 

【校長ブログ】困難に打ち克ち凛と咲く

玄関脇でサザンカの花が朝日を浴びて静かに咲いていました。凛とした空気の中、淡い光を受けてほのかに輝くその姿に、思わず足を止めました。

サザンカの花言葉は、「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」。他の花々が咲かぬ厳しい寒さの中でも、冷たい風にじっと耐え、静かに花を咲かせるその姿に由来しているといいます。

生徒の皆さん、人生には思い通りにいかないことや、心が折れそうになる瞬間もあるでしょう。けれど、そんな時こそ、サザンカのように、静かに、しかし確かな力で前を向いてほしいのです。

誰かと比べることなく、自分の歩幅で、自分だけの花を咲かせてください。その花は、きっとあなたらしい強さと美しさを宿し、周囲の人々の心にも温かな光を届けることでしょう。

朝日に照らされたサザンカの一輪に、皆さんの未来への希望を重ねて。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】2年生パフォーマンステスト

The second grade students gave wonderful presentations in English. The theme was “A Place I Would Like to Visit in the Near Future.”

Each student chose a country they are interested in and introduced its culture, food, and famous places. Some talked about big cities, while others chose small towns or beautiful nature spots. It was exciting to learn about so many different places around the world.

I was very impressed by how confidently the students spoke in English. They used pictures, maps, and even a few words from the local languages. It was clear that they had prepared carefully and enjoyed sharing their ideas.

This activity was a great chance for students to express themselves and learn from each other. I hope they continue to be curious about the world and enjoy learning English.

【校長ブログ】図書館だより第7号が発行されました

本校の図書館だより第7号が発行されました。今回は、豊田小学校での絵本の読み聞かせ活動に参加した生徒たちの中から、3年生の坂本さんの感想が掲載されています。

この活動には、1年生キャリアクション保育分野、3年生保育選択者、そして1年生JRC部の生徒が参加しました。小学校の子どもたちに絵本を読み聞かせるという貴重な体験を通して、坂本さんは「物語に引き込まれていく子どもたちの表情を間近で見ることができた」と語ってくれました。

子どもたちが物語の世界に心を躍らせる瞬間に立ち会えたことは、きっと坂本さんにとっても大きな学びとなったことでしょう。この経験が、将来の進路を考えるうえでの大切な一歩となることを願っています。

生徒たちのこうした実践的な学びが、日々の成長につながっていることを嬉しく思います。今後も、地域とのつながりを大切にしながら、生徒一人ひとりの可能性を広げていけるよう、学校全体で取り組んでまいります。

【校長ブログ】情報モラル教育の実施について

近年、SNS等を通じた不適切な情報の投稿や拡散が、学校における安心・安全な学習環境を脅かす事態を招いております。特に、生徒間の暴力行為やいじめの様子が動画として拡散されることで、被害が拡大し、さらなる人権侵害へとつながる深刻な問題が生じております。

こうした状況を受け、本校では本日、生徒の安心・安全を守るための取り組みの一環として、生徒へのアンケート調査および情報モラル教育を実施いたしました。

本校では、暴力行為やいじめは決して容認されるものではなく、場合によっては刑法上の罪に該当しうる重大な行為であることを、生徒一人ひとりに丁寧に伝えております。また、担任、養護教諭、スクールカウンセラー等との日常的な関わりを通じて、被害を受けた生徒や、問題行為を目撃した生徒が安心して声を上げられる環境づくりに、学校全体で取り組んでおります。

万が一、暴力行為やいじめが明らかになった場合には、被害を受けた生徒の安全を最優先に、心身のケアを速やかに行い、安心して学べる環境の回復に全力を尽くしてまいります。

また、SNS等における匿名性の高い投稿や拡散が、誹謗中傷など新たな人権侵害を生むことのないよう、情報発信の責任についても生徒に理解を深めてもらうことが重要であると考えております。今後も、警察等の関係機関と連携を図りながら、適切かつ迅速な対応に努めてまいります。

生徒一人ひとりが互いを尊重し、安心して学び合える学校づくりのために、今後も教職員一同、誠心誠意取り組んでまいります。保護者の皆様におかれましても、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【校長ブログ】第2学年『キャリアクションプロジェクト発表会』を見学して

第2学年による『キャリアクションプロジェクト発表会』が開催されました。生徒一人ひとりが自らの関心に基づいて選んだテーマを、PowerPointを用いて5分間で発表するこの行事は、毎年楽しみにしているもののひとつです。今年もまた、実に多彩でユニークなテーマが揃い、聞く側としても思わず引き込まれる時間となりました。

たとえば、「3Dプリンター製の家が普及しない理由とその対策」では、技術的な課題だけでなく社会的な受容の問題にも踏み込んだ考察がなされており、「サグラダファミリアの合理的な構造」では、芸術と工学の融合に目を向けた視点が光っていました。

「英語力の低い日本人の課題」では、教育制度や学習環境に対する鋭い分析があり、「正しく知って健康的でスリムになる方法」では、情報の取捨選択の大切さが丁寧に語られていました。

「日本の将来の医療にAIは必要か」や「AI裁判官と司法」といったテーマでは、テクノロジーと人間社会の関係について深く考えさせられ、「可愛いは味を変えるのか」は、感性と味覚の不思議な関係にユーモアを交えた発表でした。

「なぜ人はうそをつくのか」や「髪型が語る心のメッセージ」では、人の心理や内面に迫る鋭い問いが投げかけられ、「スターバックスの成功要因」では、ブランド戦略や顧客体験の工夫が丁寧に分析されていました。

「ふるさと納税は地域経済に役に立っているのか」では、制度の仕組みとその効果についての冷静な評価があり、「学校がブラック企業といわれる理由」では、教育現場の現実に真摯に向き合う姿勢が感じられました。

「競技別勝負飯の正解」では、スポーツと栄養の関係に着目した実践的な提案があり、「ZOZOTOWNとベンチャー企業の役割」では、現代のビジネスモデルに対する柔軟な理解が示されていました。

「やってしまった後悔よりやらなかった後悔が長引くのはなぜか」では、人間の感情のメカニズムに迫る深い洞察があり、「授業中眠くならない方法」では、身近な課題に対するユニークな工夫が紹介されていました。

さらに、「後悔しない行列の並び方」や「いいね数と時間の関係」といった、日常の中にあるちょっとした疑問を掘り下げたテーマもあり、発表者の着眼点の面白さに思わず頷かされる場面も多くありました。

どの発表にも共通していたのは、「自分の問い」に真摯に向き合い、それを自分の言葉で伝えようとする姿勢です。調べ、考え、まとめ、発信するという一連のプロセスを通して、生徒たちは確実に成長しています。その姿は、聞く者の心を動かす力を持っていました。

この発表会が、生徒たちにとって自分の興味や関心を深めるきっかけとなり、将来の進路や生き方を考えるヒントとなることを願っています。これからも、自ら問いを立て、学び続ける姿勢を大切にしてほしいと心から思います。

 

【校長ブログ】第1学年『キャリアクションプロジェクト』発表会を見学して

本校第1学年による『キャリアクションプロジェクト』発表会が開催されました。教育、国際、情報、スポーツ、栄養、保育、医療、ものづくり、まちづくりといった多様な分野に分かれ、合計48グループが、それぞれの関心や問題意識に基づいた研究成果を堂々と発表してくれました。

私も会場でいくつかの発表を見学させていただきましたが、どのグループも非常に興味深く、思わず引き込まれる内容ばかりでした。テーマの設定から調査・分析、そして発表の構成に至るまで、どれもよく練られており、生徒の皆さんの真剣な取り組みが伝わってきました。

たとえば、「身長を伸ばすために今からできること」では、成長期の身体の仕組みや生活習慣に着目し、科学的な視点からの考察がなされていました。「材料×色=印象~モノづくりの裏ではたらくカラーマジック~」では、デザインや心理学の要素を取り入れ、色彩が人に与える印象の変化について実験を交えて発表していました。

また、「パパの本音と小山市の子育て支援について」では、実際のアンケートを通して地域の子育て環境に迫り、「小山の中小企業に影響を与えている少子高齢化」では、地域経済と人口構造の関係をデータで示しながら課題を浮き彫りにしていました。「学力格差」や「医療関係者の連携と課題」といった社会的なテーマにも果敢に挑戦し、複雑な問題に対して自分たちなりの視点で解決策を提示していたのが印象的でした。

どの発表にも共通していたのは、「自分たちの身の回りにある課題を、自分たちの言葉で掘り下げ、考え、伝えようとする姿勢」です。これはまさに、これからの社会を生きるうえで必要とされる「探究する力」「課題を発見し、解決に向けて行動する力」そのものだと感じました。

生徒の皆さんの発表を通じて、若い世代が持つ柔軟な発想力と、社会に対するまっすぐなまなざしに触れ、私自身も多くの刺激を受けました。今後もこのような学びの機会を大切にしながら、生徒一人ひとりが自分の興味関心を深め、将来の進路や生き方について主体的に考えていけるよう、学校としてしっかりと支えていきたいと思います。

最後に、発表に向けて長い時間をかけて準備を重ねてきた生徒の皆さん、そして熱心にご指導くださった先生方に、心より感謝と敬意を表します。素晴らしい発表会をありがとうございました。

【校長ブログ】新星、記録を打ち砕く ― 酒井・蓬田選手、躍動の一戦!

令和7年度 県高校南部支部ウエイトリフティング競技新人大会において、本校1年生の酒井心音選手と蓬田寿唯選手が、そろって女子53キロ級に出場し、見事な成績を収めました。

酒井選手は、スナッチで73キロ、ジャークで85キロを挙げ、いずれも県高校新記録を樹立。トータル158キロという圧巻の記録で、県高校記録を塗り替える快挙を成し遂げました。1年生ながらその実力を堂々と発揮し、視線の先には、すでに世界が見えているようです。

また、先日の関東選抜大会で銅メダルを獲得した蓬田選手も、今大会でトータル95キロを記録し、前回の記録を上回る素晴らしいパフォーマンスを披露しました。着実な成長と安定した力に、今後のさらなる飛躍が期待されます。

お二人の努力と情熱に、心からの拍手を送ります。これからも二人で、小山西高校の名を全国に、そして世界に響かせてください。

【校長ブログ】JRC部、全国表彰でSDGsの頂点へ

このたび、本校JRC部が『ざぶんSDGs大賞2025』において、最高賞である『環境大臣賞』をはじめ、『環境SDGs賞』および『栃木県知事賞』を受賞いたしました。心よりお祝い申し上げます。

日頃より、地域や環境のために地道に取り組んできた活動が、こうして全国的に高く評価されたことは、私たちにとっても大きな喜びです。皆さんの真摯な姿勢と継続する力が、確かな実を結んだのだと思います。

全国表彰式は、2月21日に石川県白山市にて開催されるとのこと。その舞台で、皆さんのこれまでの歩みがさらに多くの方々に伝わることを願っています。

JRC部の皆さん、本当におめでとうございます。これからもその優しさと行動力で、地域に、そして社会に、温かな光を届けてください。

【校長ブログ】立ち上がれ、挑戦者たちよ!運命を変える戦いが始まる

受験生諸君!

いよいよ明日、そして明後日が大学入学共通テストだ。君たちがこれまで積み重ねてきた努力と汗がいよいよ試されるときが来た。私は心の底から君たち一人ひとりの健闘を祈っている。

この勝負の場に立つ君たちにどうしても伝えたい言葉がある。

「チャンスの神様には後ろ髪がない」

そう、チャンスというものは気づいたときにはもうつかめない。だからこそ、今、目の前にあるこの機会を絶対に逃してはならない。迷うな。恐れるな。全力で果敢に挑め!

特に、これから一般選抜に挑む君たちへ。

これは、人生をひっくり返す最大のチャンスだ。逆転のチャンスだ。一般選抜には奇跡が起きる。いや、起こすんだ。その奇跡をつかむかどうかは、君の覚悟次第だ。このチャンスにどう立ち向かうか。まさに、君の真価が問われる瞬間だ。

だが、忘れるな。

たとえ挑んだ結果、目標に届かなかったとしても、それは「失敗」ではない。むしろ、最初から低い目標しか掲げなかったことこそが、本当の失敗だ。真の勝利とは、合格という結果ではない。自分の限界に挑み、弱い自分に打ち克つこと。それこそが、最も尊い勝利だ。

ある作家は言った。

「人間には二通りしかいない。成功も失敗も経験する人と、成功も失敗も経験しない人」

挑戦する者だけが、成長できる。失敗を恐れるな。失敗のない人生なんて、成長のない人生だ。だからこそ、胸を張って挑め。勝利を目指して、全力でぶつかれ!

そして、何より大切なのは、「今、この瞬間」に全神経を集中させることだ。過去の不安も、未来の心配もいらない。君が戦うのは、「今」だ。この一瞬に、すべてを懸けろ!

思い出してほしい。世界で最も高い山、エベレスト。あの山に登れた者は、偶然そこにいたわけじゃない。命を懸けて、登ると決めた者だけがあの頂に立てたんだ。

受験も同じだ。どうせ登るなら、自分にとってのエベレストを目指せ。命懸けで挑め。君の中に眠る力を、すべて解き放て!

さあ、行こう。君の未来は、君の手の中にある。

全力で戦え!自分史上最高の自分を目指せ!君だけのエベレストを目指せ!

小山西高校
校長 佐山利晴

 

【校長ブログ】3年4組の『神スイーツ』

校長室に心温まる贈りものが届きました。

3年4組の小倉さん、小澤さん、間々田さん、斎藤さんの4名が、フードデザインの授業において調理したチョコブラウニーを、わざわざ届けてくれたのです。

丁寧に焼き上げられたブラウニーは、しっとりとした食感とやさしい甘さが印象的で、ひとくちごとに心が和みました。日々の業務の合間にいただいたその味は、まさに格別でした。何よりも心に残ったのは、4人の皆さんの思いやりと心遣いです。

手づくりの品には、作り手の人柄や温かさが自然と表れるものです。今回のチョコブラウニーからも、皆さんの誠実さとやさしさがしっかりと伝わってきました。

素敵な贈りものを本当にありがとうございました。皆さんの真心が、何よりのエネルギーとなりました。

【校長ブログ】努力の結晶、輝く銅メダル!

新しい年の幕開けとともに、嬉しい知らせが届きました。

本校1年生の蓬田寿維さんが、第41回関東高校選抜ウエイトリフティング競技大会 女子53キロ級において、見事銅メダルを獲得しました。

大会は神奈川県藤沢市にある県立スポーツセンターで開催され、私も応援に駆けつけました。会場の緊張感と熱気の中、蓬田さんは堂々とした姿で試技に臨み、スナッチ競技では3回すべてを成功させ、43キロを挙げて第3位という好位置で前半を終えました。

後半のジャーク競技では、さらに白熱した戦いが繰り広げられました。4位の選手が3回すべてを成功させて猛追する中、蓬田さんは1回目の48キロに惜しくも失敗。しかし、そこから気持ちを切り替え、2回目で48キロを成功させると、3回目では堂々と51キロを挙げる素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
その結果、トータル94キロで第3位となり、見事に銅メダルを手にしました。

競技後には、サポートに入っていた同じく1年生の酒井選手(昨年インターハイ2位)と喜びを分かち合う姿が印象的で、仲間とともに歩む競技人生の尊さを感じさせてくれました。

蓬田さんは、実は水泳でも平泳ぎで支部大会優勝という実績を持つ、まさに“二足のわらじ”を履くスーパーアスリートです。ウエイトリフティングを始めたのは中学3年生からとのこと。短期間でここまでの成果を出すその努力と集中力には、心から敬意を表します。

これからも、酒井選手とともに切磋琢磨しながら、小山西高校の名を全国に響かせてくれることを、心より楽しみにしています。
蓬田さん、本当におめでとうございます。そして、感動をありがとう。

【校長ブログ】小西のコツコツ最強伝説

皆さんは「1.01と0.99の法則」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、楽天の創業者である三木谷浩史さんが著書『成功のコンセプト』の中で紹介している考え方です。日々のわずかな努力の積み重ねが、やがて大きな成果へとつながっていくことを、数字を使ってわかりやすく示してくれています。

たとえば、今の自分の力を「1」としたとき、毎日1%だけ努力を重ねると、それは「1.01」となります。この「1.01」を365日続ける(365乗する)と、1年後には「約37.78」にまで成長するのです。
一方で、毎日ほんの少し、1%だけ手を抜いてしまうと「0.99」となり、それを365日続ける(365乗する)と、1年後には「約0.03」にまで小さくなってしまいます。

つまり、最初はほんのわずかな差であっても、日々の積み重ねが1年後には大きな違いとなって表れるのです。
1年後、今の自分の37倍以上の力を持つ自分になるのか、それとも、ほとんど力を失ってしまうのか。その分かれ道は、毎日の小さな選択にあります。

習慣を身につけるのに、特別な才能は必要ありません。今日から、いえ、今この瞬間からでも始められることが、きっとあるはずです。

たとえば、スマートフォンを見る時間を10分だけ減らして、読みたかった本を開いてみる。
疲れて帰ってきた日も、ほんの少しだけ教科書を開いて復習してみる。
昼休みに数学の問題を1問だけ解いてみる。
電車に乗ったら、次の駅までに英単語を5つ覚えてみる。

「そんな少しで変わるの?」と思うかもしれません。けれど、その“少し”の積み重ねこそが、やがて大きな力となって、あなた自身に返ってくるのです。

新しい年の始まりとともに迎える三学期。
この一年の締めくくりを、どう過ごすか。
それは、次のステージへと進むあなた自身への、何よりの贈り物になるはずです。

どうか、自分を信じて、一歩ずつ、着実に歩みを進めてください。
その歩みが、やがてあなたを、想像もしなかった場所へと連れていってくれることでしょう。

 

【校長ブログ】努力は裏切らない、誇りは揺るがない

先月開催されました「ハンドボール県高校新人大会 兼 第40回関東選抜大会県予選会」において、女子は見事な戦いぶりで三連覇を達成し、男子も堂々の準優勝を果たしました。これにより、男女ともに2月6日から8日に宇都宮・日環アリーナで開催される関東選抜大会への出場権を獲得いたしました。誠におめでとうございます。

私も現地に足を運び、皆さんのひたむきな姿に心を打たれました。特に女子の決勝リーグ最終戦、全勝同士で迎えた宿敵・栃木女子高校との一戦は、まさに手に汗握る名勝負でした。前半は一進一退の攻防が続き、後半には栃木女子が地力を見せてリードを奪う場面もありました。しかし、さすがは伊集院先生のもとで、特に足腰を鍛え上げられた小西女子の底力が、試合終盤に爆発します。後半10分を過ぎたあたりから、怒涛の攻撃で逆転に成功し、最終スコアは29対26。見事な勝利でした。

この勝利の陰には、選手の努力はもちろんのこと、何よりも「応援の力」がありました。ダンス部をはじめとする生徒たちの熱い声援が、選手の背中を押し、勝利へと導いたのです。応援がこれほどまでに試合の流れを変えるものかと、改めてその力を実感いたしました。

男子もまた、全勝同士で迎えた国学院栃木高校との決勝戦に挑みました。前半は相手の勢いに押され、大きくリードを許す展開となりましたが、川田監督のもと最後まで諦めることなく粘り強く戦い抜きました。後半には、ダンス部女子の大声援を受けて小西男子が勢いを取り戻す場面もありましたが、結果は25対40で惜しくも準優勝でした。

しかし、男子も女子も、真の勝負はこれからです。2月の関東選抜大会で勝ち上がり、全国選抜大会への切符を手にすることこそが、次なる目標です。この冬を通して、さらに地力を養い、心身ともに一回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。私も再び日環アリーナに足を運び、皆さんの奮闘を全力で応援いたします。がんばってください。

続いて、ウエイトリフティングの蓬田さん。 このたび、神奈川県藤沢市で開催される関東選抜ウエイトリフティング大会への出場、誠におめでとうございます。本校にはウエイトリフティング部はありませんが、これまで地道に積み重ねてきた努力が、こうして大きな舞台への切符となって結実したことに、心から敬意を表します。

日々の練習は、決して容易なものではなかったことでしょう。競技の特性上、技術はもちろん、精神力や自己管理能力も問われる中で、自らを律し、鍛え続けてきたその姿勢は、まさに小西生の誇りです。大会は明後日、1月10日・11日に開催されるとのこと。これまでの努力を信じ、しっかりと調整を重ね、悔いのない試技を披露してきてください。

小山西高校の仲間全員が、心から応援しています。どうか、小西の一員であるという誇りを胸に、さらなる高みを目指して、堂々と挑んでください。健闘を祈ります。

校長より

【校長ブログ】新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事

新年あけましておめでとうございます。令和8年の幕開けにあたり、皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

さて、万葉集に収められた大伴家持の一首に、次のような歌があります。

『新しき年の初めの初春の 今日降る雪の いや重け吉事(よごと)』

この歌は、新年の初春に降る雪を見て、「吉事」、すなわち良いことが幾重にも重なって降り積もるようだ、と詠んだものです。奈良時代には、新年に降る雪は豊作の兆しとされ、たいへん縁起の良いものと考えられていました。

古来より日本人は、「言霊(ことだま)」の力を信じてきました。言葉には魂が宿り、発した言葉が現実に影響を及ぼすとされていたのです。だからこそ、おめでたい日にはおめでたい言葉を口にし、良き未来を呼び込もうとしてきました。

新しい年の始まりにあたり、生徒の皆さん一人ひとりが、前向きな言葉を大切にしながら、日々の努力を積み重ねていってほしいと願っています。特に、いよいよ受験本番を迎える三年生の皆さんには、自分自身を信じ、これまでの努力を力に変えて、最後まで全力を尽くしてほしいと思います。

皆さんの真摯な歩みが実を結び、それぞれにとって素晴らしい春が訪れることを、心より願っております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

小山西高校

校長 佐山利晴

【校長ブログ】マシュマロを我慢した君へ

二学期の終業の日を迎えることができました。皆さんの努力と協力により、無事にこの日を迎えられたことを大変うれしく思います。さて、まもなく新しい年を迎えます。皆さんに二つのお話をしたいと思います。

まず一つ目は、「自制心」についてです。

「マシュマロ実験」という有名な心理学の実験をご存じでしょうか。1960年代後半、アメリカ・スタンフォード大学の心理学者ウォルター・ミシェル氏によって行われたものです。

実験では、4歳の子ども186人を対象に、空腹の状態で机の上にマシュマロを一つ置き、「15分間食べずに我慢できたら、もう一つあげます。ただし、食べてしまったら二つ目はもらえません」と伝えて部屋を出ます。子どもたちはさまざまな方法で我慢しようとしますが、多くは途中で食べてしまいます。その中で、約3分の1の子どもたちは15分間我慢することができたそうです。

この実験の本質は、「今すぐの小さな報酬」と「将来のより大きな報酬」のどちらを選ぶかという、人間の意思決定の在り方にあります。

さらに重要なのは、その後の追跡調査です。ミシェル氏らは、実験に参加した子どもたちを10年以上にわたり追跡し、学業成績、社会的スキル、健康状態などを調査しました。

その結果、マシュマロを我慢できた子どもたちは、大学進学適性試験(SAT)での平均スコアが、我慢できなかった子どもたちより210点以上高く、また教師や保護者からも「集中力があり、ストレスに強く、社交的である」と評価される傾向が見られました。さらに、成人後の健康状態も良好で、薬物依存や犯罪のリスクも低かったと報告されています。

つまり、幼少期の「自制心」が、将来の成功や健康にまで影響を与える可能性があることが、この実験から明らかになったのです。

では、自制心は大人になってからでも身につけることができるのでしょうか。ある研究によって、それが可能であることが分かってきています。


そこで二つ目のお話は、「自分との約束を守ること」についてです。

皆さんは、NBAプロバスケットボール選手の河村勇輝さんをご存じでしょうか。先日、テレビ番組のインタビューで語っていた言葉が、私の心に深く残りました。

「私は自分との約束は必ず守る。自分がやると決めたことは、必ずやり遂げる。」

NBAで活躍するという目標を掲げた河村選手は、その実現のために自分と約束を交わし、日々厳しい環境の中で努力を重ねてきました。特に、背の高い選手が多いNBAで通用するために、スリーポイントシュートの軌道をより高く山なりに放つよう工夫し、理想のフォームを身につけるまで練習を重ねたそうです。その姿勢は、チームメイトからも「努力と向上心にあふれた選手」として尊敬されているといいます。

もちろん、結果を出すことは素晴らしいことです。しかし、それ以上に、日々の地道な努力、あきらめずに挑み続ける姿勢、そして誠実な人柄にこそ、人は信頼と敬意を寄せるのだと私は確信しています。

「自分との約束」は、破っても誰かに叱られることはありません。途中で投げ出すことも簡単です。なぜなら、それを守れたかどうかを知っているのは、自分自身だけだからです。

皆さんは、何か自分との約束をしていますか?
「冬休みは毎日10時間勉強する」「毎日筋トレやランニングを続ける」「勉強中はスマホを見ない」「デジタルデトックスする」。こうした日々の小さな約束の積み重ねが、やがて大きな目標の達成へとつながっていきます。

ルネサンス期の芸術家ミケランジェロは、次のような言葉を残しています。
「人間にとって最大の危険は、目標が高すぎて失敗することではない。目標が低すぎて達成してしまうことである。」

簡単に達成できる目標ばかりでは、自分の限界を広げることはできません。たとえ失敗しても、高い目標に挑戦することが、成長につながるのです。
冬休みには、ぜひ高い目標を立て、自分との約束を交わし、その約束を日々思い出しながら、具体的な行動に移してみてください。
その積み重ねが、自制心を鍛え、自らを律する「自律」へとつながっていきます。


最後に、先日三年生の進路内定者指導の際に少し触れた、パナソニック創業者・松下幸之助氏のエピソードを改めてご紹介します。

「経営の神様」と称された松下氏は、自ら採用面接に立ち会い、学生にこう尋ねたそうです。
「あなたは運が良い人ですか?」

「運が悪い」と答えた学生は不採用に、「運が良い」と答えた学生は採用にしたといいます。

この質問の真意は、困難や不運をどう受け止めるか、また幸運に対して感謝と謙虚さを持てるかという、人としての姿勢を見極めることにあったのではないでしょうか。

私たちは日々、さまざまな出来事に出会いながら生きています。順調な時もあれば、思うようにいかない時もあるでしょう。
しかし、その一つひとつの出来事が、私たちを育て、人生を豊かにしてくれるのです。大切なのは、与えられた状況をどう受け止め、どう活かしていくかという姿勢です。


結びに、こうして、今年度の二学期も無事に締めくくりを迎えることができました。新しい年には、新たな挑戦や困難が待ち受けているかもしれません。どうかそれらを恐れず、前向きに受け止め、自らの成長の糧として歩んでいってください。

三学期の始業式で、皆さんの元気な笑顔に再び出会えることを、心から楽しみにしています。この冬休み、自分自身との約束を大切にしながら、充実した日々を過ごしてください。

そして、三年生の皆さんにとって、来たる年が希望に満ちた「幸運の年」となりますよう、心より願っています。

小山西高校
校長 佐山利晴

 

【校長ブログ】限界を疑え!自分を信じろ!

本日より、3年生が共通テストのプレテストに挑みます。
この試練の始まりにあたり、受験生の皆さん(と、来年以降に受験生となる後輩諸君)に伝えたい言葉があります。

これから始まる戦いは、他の受験生との戦いではない。
真に戦うべき相手は、他でもない。己自身だ。
怠けたいという誘惑、諦めそうになる心、逃げ出したくなる弱さ。
それらすべてと向き合い、乗り越えること。
それが、最も困難で、最も価値ある戦いなのだ。

己に打ち克つこと。
それこそが、最大の勝利であり、真の成長だ。
限界を感じることがあるかもしれない。
でも、忘れるな。
限界なんて最初から存在しない。
それは、あなたが勝手に「ここまでだ」と思い込んでいるだけだ。
本当のあなたは、もっと強い。もっと遠くへ行ける。

過去の自分を超えろ。
昨日の自分に勝て。
そして、自分の限界を突破したその先にこそ、
あなたの未来が、人生が、輝き始める。

さあ、立ち上がれ。
己を信じ、全力で挑め。
この戦いの先に、君だけの道が待っている。

校長より

 

【校長ブログ】心のバッテリーを充電する冬休みに

今年もいよいよ冬本番を迎え、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってまいりました。体調を崩しやすいこの時期、健康管理には一層の注意が必要です。

さて、今月の「保健だより」が発行されました。今回は、インフルエンザや水痘といった感染症に関する情報に加え、「デジタルデトックス」についての記事が掲載されています。

冬休みは、学校生活に比べて自由な時間が増える分、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器に触れる時間も自然と長くなりがちです。しかし、知らず知らずのうちに心や体に疲れがたまってしまうこともあります。

だからこそ、この機会に「デジタルデトックス」に挑戦してみてはいかがでしょうか。意識的に画面から離れ、自然の中を散歩したり、読書や家族との会話を楽しんだりすることで、心身のリフレッシュにつながります。

冬休みが、皆さんにとって健やかで充実した時間となりますように。どうぞ、保健だよりもぜひご一読ください。

【校長ブログ】燃えよ受験生!夢を掴むその日まで

進路実現に向けて日々努力を重ねる生徒たちの姿が、校内のあちらこちらに見られます。そんな中、「小山西進路部通信 No.4」が発刊されました。

今回の特集は、目前に迫る大学入学共通テスト対策、そして私立大学入試への実践的なアプローチです。明治大学、東京理科大学、立教大学、中央大学、青山学院大学、法政大学といった難関私大の入試傾向に加え、各大学の「狙い目」となる学部・学科の情報も掲載されています。

本校には、推薦や総合型選抜だけでなく、一般選抜という厳しい道を自ら選び、日々研鑽を積む「誇り高き挑戦者たち」がいます。その姿は、まさに未来を切り拓こうとする若き力の象徴であり、私たち教職員一同も、彼らの努力に心から敬意を表し、全力で応援しています。

受験は決して平坦な道ではありません。しかし、困難に立ち向かい、自らの力で扉を開こうとするその姿勢こそが、人生におけるかけがえのない財産となるのです。

そして、今まさにその背中を見つめている2年生諸君。来年の春、君たちがどのような決意を胸に歩み出すのか、今から楽しみにしています。先輩たちの姿に学び、自らの進路を真剣に見つめる時期が、もうすぐそこに来ています。

頑張れ、受験生! そして、2年生もその志を受け継ぎ、力強く歩み出そう!

校長より

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】女子ハンド3連覇、男子は準優勝、共に関東へ!

小西ハンドボール部がまた一つ、輝かしい歴史を刻みました。週末に開催された「ハンドボール県高校新人大会 兼 第40回関東選抜大会県予選会」において、女子は見事な戦いぶりで三連覇を達成し、男子も堂々の準優勝を果たしました。男女ともに、2月6日から8日に宇都宮・日環アリーナで開催される関東選抜大会への出場権を手にいたしました。

私も現地に足を運び、選手たちのひたむきな姿に心を打たれました。特に女子の決勝リーグ最終戦、全勝同士で迎えた宿敵・栃木女子高校との一戦は、まさに手に汗握る名勝負でした。前半は一進一退の攻防が続き、後半には栃木女子が地力を見せてリードを奪う場面もありました。しかし、伊集院監督のもとで鍛え上げられた小西女子の底力が、試合終盤に爆発します。後半10分を過ぎたあたりから、まるで風を切るような怒涛の攻撃で逆転に成功し、最終スコアは29対26。見事な勝利でした。

この勝利の陰には、選手たちの努力はもちろんのこと、何よりも「応援の力」がありました。ダンス部をはじめとする生徒たちの熱い声援が、選手たちの背中を押し、勝利へと導いたのです。応援がこれほどまでに試合の流れを変えるものかと、改めてその力を実感いたしました。

男子もまた、全勝同士で迎えた国学院栃木高校との決勝戦に挑みました。前半は相手の勢いに押され、大きくリードを許す展開となりましたが、川田監督のもと、選手たちは最後まで諦めることなく粘り強く戦い抜きました。後半には、ダンス部女子の大声援を受けて小西男子が勢いを取り戻す場面もありましたが、結果は25対40。国学院栃木高校の3年連続46回目の優勝となりました。

しかし、真の勝負はこれからです。2月の関東選抜大会で勝ち上がり、全国選抜大会への切符を手にすることこそが、次なる目標です。この冬を通して、さらに地力を養い、心身ともに一回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。私も再び日環アリーナに足を運び、皆さんの奮闘を全力で応援いたします。

最後に、今回の大会でひときわ輝いていた存在に感謝の意を表したいと思います。寒さの中、力強い声援を送り続けてくれたダンス部の皆さん、本当にありがとう。あなたたちの応援が、選手たちの心に火を灯しました。

小西の誇りを胸に、さらなる高みを目指して、これからの皆さんの挑戦に、心からのエールを送ります。

校長より

【校長ブログ】心にともるクリスマスの灯

昇降口にJRC部の皆さんが設置してくれた『受験生応援クリスマスツリー』が飾られました。色とりどりのオーナメントとやわらかな光に包まれたその姿は、登校してくる生徒たちの心を明るく照らしてくれています。寒さの増すこの季節に、ぬくもりと希望を感じさせてくれる、まさに「心にともる灯」です。

この季節になると、ある先生と一人の少年との心のふれあいを描いた、忘れがたい物語が思い出されます。

 

その先生が五年生の担任を受け持った年のこと。クラスに、身なりが乱れ、どこか投げやりな態度の少年がいました。先生はどうしても彼を好きになれず、日々の指導記録にも、つい否定的なことばかりを書き連ねていました。

ある日、何気なく手に取った彼の一年生時の記録には、こう記されていました。

「明るく、友だち思いで、誰にでも親切。学習意欲も高く、将来が楽しみな子」

「これは別の子の記録に違いない」先生はそう思いました。

しかし、二年生の記録には「母親が病気で、看病のために遅刻が増えている」とあり、三年生になると「母の容体が悪化し、疲労から授業中に居眠りすることがある」と書かれていました。

さらに三年の後半には、「母親が亡くなり、深い悲しみに沈んでいる」とあり、四年生の記録には、「父親が生きる気力を失い、酒に溺れ、子どもに手をあげるようになった」と記されていたのです。

その瞬間、先生の胸に鋭い痛みが走りました。

これまで「どうしても好きになれない」と感じていた少年が、実は深い喪失と苦しみの中を生き抜いてきた、ひとりのかけがえのない人間として、目の前に立ち現れたのです。先生にとって、それは心の目が開かれる出来事でした。

その日の放課後、先生は少年に声をかけました。

「先生は夕方まで教室で仕事をしているから、よかったら一緒に勉強していかない? わからないところがあれば手伝うよ」

少年は、はにかみながらも、初めて笑顔を見せました。

それからというもの、彼は毎日、教室の自分の席で熱心に予習や復習に取り組むようになりました。やがて授業中に初めて手を挙げたとき、先生の胸には言葉にできないほどの喜びがこみ上げました。少年は、少しずつ自信を取り戻していったのです。

そんなある年のクリスマスの午後、少年が小さな包みを先生の胸元にそっと押しつけてきました。あとで開けてみると、それは香水の瓶でした。きっと、亡き母が使っていたものなのでしょう。

先生はその香りをひとしずく身につけ、夕暮れ時に少年の家を訪ねました。雑然とした部屋でひとり本を読んでいた彼は、先生の香りに気づくと、駆け寄ってきて、先生の胸に顔をうずめて叫びました。

「ああ、お母さんの匂いだ! 今日はすてきなクリスマスだね」

六年生になると、先生は彼の担任ではなくなりました。

卒業の春、少年から一通のカードが届きました。

「先生は、僕にとってお母さんのような存在でした。そして、これまで出会った中で一番すばらしい先生でした」

それから六年が経ち、再びカードが届きました。

「明日は高校の卒業式です。五年生の時に先生に出会えて、本当に幸せでした。おかげで奨学金をいただき、医学部に進学することができます」

さらに十年後、また一通の便りが届きました。

そこには、かつての担任との出会いに対する深い感謝の言葉と、幼い頃に父から受けた厳しさが、今の自分にとって患者の痛みを理解する力になっていることが綴られていました。そして、こう締めくくられていました。

「僕はいまでも、五年生の時の先生をよく思い出します。あのままでは道を踏み外していたかもしれない僕を救ってくださった先生を、まるで神様のように感じています。医師となった今でも、僕にとって最高の先生は、あの時の先生です」

さらに一年が過ぎたある日、また一通の封筒が届きました。今度は結婚式の招待状でした。

そこには、たった一行、こう添えられていました。

「母の席に座ってください」

 

私たちは皆、数えきれないほどの「縁」の中に生きています。その一つひとつの出会いが、私たちを育み、人生を豊かにしてくれます。大切なのは、与えられた縁をどう受け止め、どう生かしていくかということです。

来週で、今年度の二学期も締めくくりとなります。来たる新しい年にも、きっと多くの出会いが皆さんを待っていることでしょう。その一つひとつを「一期一会」の心で大切にし、自らの成長につなげていってください。

JRC部の皆さんが飾ってくれたクリスマスツリーの光のように、皆さんの心にも、誰かの心にも、あたたかな灯がともりますように。

校長より

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】勉強は人生を豊かにする出会いの準備

3年生の一般選抜対策プロジェクトの一環として、特別講演会を開催いたしました。講師としてお招きしたのは、旺文社『蛍雪時代』アドバイザーやベネッセ『ホームルーム通信』などでご活躍中の堀浩司先生。遠く関西の地よりお越しいただき、心より感謝申し上げます。

講演では、大学入試に向けた具体的な学習の在り方について、豊富なご経験に基づいた貴重なお話をいただきました。堀先生は、「大学入試の6~7割は教科書レベルの基本問題で構成されており、合否を分けるのは難問ではなく、『一度解いたことがある問題』『どこかで見たことがある問題』である」と語られました。つまり、日々の学習の中で基礎を確実に身につけることこそが、最も重要であるということです。生徒たちは、改めて「基本を大切にすること」の意味を深く胸に刻んだことでしょう。

さらに、堀先生は「なぜ勉強するのか」という問いに対して、ご自身の信念を静かに、しかし力強く語られました。「勉強は、よき出会いのためにするもの。自分が幸せになるためだけでなく、誰かを笑顔にするために学ぶのです」とのお言葉には、学びの本質が凝縮されており、聴く者の心に深く響きました。

この講演を通じて、生徒たちは受験勉強の意義を再認識するとともに、学ぶことの喜びと責任を感じ取ったようです。堀先生の温かくも情熱あふれるお話は、これからの進路に向けて歩みを進める生徒たちにとって、かけがえのない道しるべとなることでしょう。

堀先生、このたびは貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

【校長ブログ】夕陽に染まる富士と受験生たちへ

小山西高校の正門から望む富士の姿は、まさに荘厳のひと言に尽きます。夕暮れ時にふと見上げたその富士山は、西の空に沈みゆく夕陽を受けて、まるで葛飾北斎の浮世絵の一場面のように、真紅に染まっておりました。

その姿は、ただ美しいというだけではなく、どこか神々しさを湛え、見る者の心を静かに、そして力強く打つものでした。自然が織りなす一瞬の芸術に、思わず足を止め、しばし見入ってしまいました。

このような景色を、日々の学びの場から望むことができる小山西高校の生徒たちは、なんと恵まれていることでしょう。富士は古来より、霊峰として人々の信仰を集め、またその姿は「不二」の名の通り、唯一無二の存在として、日本人の心の拠り所であり続けてきました。

特に、これから受験という大きな節目に臨む三年生の皆さんにとって、この真紅に染まる富士の姿は、まさに「瑞兆(ずいちょう)」,つまり良きことの前触れのように思えてなりません。

努力を重ねてきた日々は、必ずや実を結びます。どうか自分を信じ、最後まで力を尽くしてください。皆さんの健闘を、そしてその先に待つ新たな春の訪れを、心より願っております。

校長より

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】下野新聞記事より

本校の1年生によるキャリア教育の一環「キャリアクションプロジェクト」まちづくり分野の発表会が開催され、その様子が下野新聞にも写真記事として紹介されました。ご協力いただいた市内企業の皆様、そして温かく見守ってくださった保護者の皆様に、心より御礼申し上げます。

このプロジェクトは、地域の企業と連携しながら、生徒たちが社会の現場に触れ、自らの将来を見つめることを目的とした探究型の学びです。今年度は、市内の観光、保険、製造など多様な業種の企業にご協力をいただき、生徒たちは9つのグループに分かれて、10月にそれぞれの企業を訪問しました。

訪問先では、企業の業務内容や経営理念、さらには直面している課題などについて、丁寧にお話を伺うことができました。生徒たちは真剣な眼差しでメモを取り、時に鋭い質問を投げかけながら、社会の現実に触れていきました。そして、そこで得た学びをもとに、自分たちなりの視点で課題を分析し、解決策を考え、発表会に臨みました。

発表会当日、各グループはそれぞれの企業に対して、独自のアイデアを盛り込んだ提案を行いました。中には、企業の強みを活かした新たなサービスの提案や、地域との連携を深めるための施策など、実に多彩で創造性に富んだ内容が見られました。発表を終えた生徒たちの表情には、達成感とともに、自らの成長を実感する誇らしさがにじんでいました。

このような学びの場は、生徒たちにとって単なる職業理解にとどまらず、自らの進路を考えるうえでの大きな手がかりとなります。社会の中で働くとはどういうことか、自分はどのような価値を提供できるのか、そうした問いに向き合うことは、まさに「生き方」を探る営みでもあります。

また、今回のプロジェクトを通じて、生徒たちは「学びが社会とつながっている」ことを実感したことでしょう。教室での学びが、現実の課題にどう活かされるのかを体験することは、学習への意欲を高め、主体的な学びへとつながっていきます。

地域の企業の皆様には、日々のご多忙の中にもかかわらず、生徒たちの訪問を快く受け入れてくださり、貴重なお話を聞かせていただきました。生徒たちにとって、皆様の言葉や姿勢は、教科書には載っていない「生きた学び」となりました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。

そして、生徒の皆さん。今回の経験を、どうか一過性のものとせず、これからの学びや進路選択に活かしてください。社会は広く、可能性は無限です。自らの興味や関心を大切にしながら、これからも探究の歩みを止めることなく、自分だけの道を見つけていってください。

(下野新聞社使用許諾済)

【校長ブログ】選んだ道を正解に

3年生の進路内定者とその保護者の皆様をお迎えし、進路内定者指導を執り行いました。ご多用の折にもかかわらず、多くの皆様にご出席いただき、心より感謝申し上げます。

式の冒頭、私は次のようにご挨拶を申し上げました。

「本日はご多忙の中、進路内定者説明会にご出席賜り、誠にありがとうございます。まずは何よりも、お子様の進路内定、心よりお祝い申し上げます。これまでのたゆまぬ努力が実を結んだ成果であり、その歩みの傍らには、ご家族の皆様の温かなご支援があったことと存じます。どうかこの喜びを分かち合い、互いに労をねぎらっていただければ幸いです。」

この言葉に込めたのは、進路が決まった生徒たちへの祝意と、日々支えてこられた保護者の皆様への深い感謝の気持ちです。三年間の歩みは決して平坦なものではなかったでしょう。悩み、迷い、時に立ち止まりながらも、自らの未来を信じて進んできたその姿に、私は心からの敬意を抱いています。

しかし、進学や就職の内定は、あくまで一つの通過点に過ぎません。むしろ、これからが本当の意味での「自分の人生を歩む」始まりです。卒業までの数か月、そして新たな環境に身を置くまでの時間を、どのように過ごすか。その姿勢が、次のステージでの充実を大きく左右します。

私からは、ケンブリッジ大学の研究を紹介し、「人は一日に約35,000回もの選択をしている」とお話ししました。進学先や就職先といった大きな選択だけでなく、日々の些細な判断の積み重ねが、やがて人生そのものを形づくっていきます。だからこそ、学ぶことには意味があります。より良い選択をする力を養うために、私たちは学び続けるのです。

また、経営の神様と称された松下幸之助氏の逸話もご紹介しました。氏は採用面接で「あなたは運が良い人ですか?」と問い、「運が悪い」と答えた学生は不採用にしたといいます。この問いは、困難や不運をどう受け止めるか、自らの責任として前向きに乗り越えようとする姿勢を見極めるためのものだったのでしょう。小山西高校の生徒の皆さんにも、どんな状況にあっても前を向き、困難を糧として成長していける人であってほしいと願っています。

そして、今まさに進路を決めた皆さんの隣には、一般選抜に向けて懸命に努力を重ねている仲間がいます。どうか、彼らの努力を尊重し、共に励まし合いながら、最後まで小山西高校の一員としての誇りを持って過ごしてください。規則を守り、清掃や係の仕事に率先して取り組み、授業に真摯な姿勢で臨むこと。それが、仲間への何よりの励ましとなるはずです。

結びに、これから自分の道を歩み始める皆さんに、ぜひ心に留めていただきたい言葉があります。

「人生には、幾度となく分かれ道が訪れます。そのたびに『どちらが正解なのか』と悩むこともあるでしょう。しかし、真に大切なのは『正解を選ぶこと』ではなく、『自分が選んだ道を正解にすること』です。」

この言葉は、これからの人生において、皆さんの背中をそっと押してくれる灯火となることでしょう。ご家族の皆様もまた、これまで幾多の選択を経て、今の場所に立っておられるのだと思います。

本日の進路内定者指導が、合格内定の喜びを改めて感じるとともに、4月から始まる新生活に向けて、今後の過ごし方を考える機会となれば幸いです。皆さんの未来が、希望と可能性に満ちたものでありますように。心よりお祈り申し上げます。

小山西高校
佐山利晴

 

【校長ブログ】主役は君だ、舞台に立て!

先日、ある映画を観てこの言葉が浮かんだ。The sweaty players in the game of life always have more fun than the supercilious spectators.― William Feather (人生という名の試合に汗を流す者は、すました顔で見ている傍観者よりも、いつだって多くの楽しみを得ている。)

この言葉には、人生をどう生きるべきかという深い示唆が込められています。

生徒諸君、どうか「すました顔の傍観者」になってはいけません。誰かの人生を遠くから批評するだけの存在ではなく、自らの人生の舞台に立ち、主役として生きてください。失敗を恐れず、恥をかくことを恐れず、汗水を流し、もがき、苦しみながらも前へ進む。その姿こそが、真に生きている証なのです。

人は誰しも、他人の目を気にしてしまうものです。失敗を笑われるのではないか、うまくいかなかったらどうしよう。そんな不安が、挑戦する勇気を奪ってしまうこともあるでしょう。しかし、人生は観客席から眺めているだけでは何も始まりません。自分の足で立ち、自分の意志で一歩を踏み出したとき、初めて世界は動き出します。

汗をかきながら挑戦する者にしか見えない景色があります。悔しさの先にある喜び、努力の果てに得られる達成感、それらはすべて、真剣に生きる者だけに与えられる贈り物です。

どうか、自分の人生を他人任せにせず、自らの手で切り拓いてください。誰に笑われようとも、自分の人生を心から楽しんでください。人生という名の試合に、堂々と飛び込みましょう。主役は、あなた自身なのですから。

【校長ブログ】言葉が紡ぐ未来への扉 〜小西お話し会より〜

本校のキャリアアクションプロジェクトの一環として、『小西お話し会』が開催されました。これは、本校の生徒たちが地域の豊田小学校を訪れ、各教室で児童の皆さんに絵本の読み聞かせを行うという取り組みです。

高校生たちは、緊張しながらも一冊一冊に心を込めて物語を語りかけ、児童たちはその声に耳を傾け、真剣なまなざしで物語の世界に引き込まれていきました。教室には、ページをめくる音とともに、静かな感動と温かな空気が広がっていました。

この活動は、単なる読み聞かせにとどまらず、地域とのつながりを深める貴重な機会であり、何よりも「人を育てる」という教育の本質に触れる体験となりました。語る側の高校生たちも、子どもたちの反応に励まされ、自らの言葉が誰かの心に届く喜びを実感したことでしょう。

このような貴重な機会をいただきました豊田小学校の星野校長先生をはじめ、関係の先生方に心より感謝申し上げます。今後も本校は、地域とともに歩み、学び合い、育ち合う教育を大切にしてまいります。

【校長ブログ】心に刻むライオンキングの世界

本日、1学年の生徒たちが芸術鑑賞会として、劇団四季によるミュージカル『ライオンキング』を観劇するため、学校を出発いたしました。朝の澄んだ空気の中、バスに乗り込む生徒たちの表情には、期待と高揚がにじんでおり、その姿に心温まる思いがいたしました。

「百聞は一見に如かず」と申しますが、何事も“本物”にふれることは、人生においてかけがえのない経験となります。舞台の上で繰り広げられる命の躍動、音楽と光が織りなす壮大な世界観、そして演者の情熱が生み出す感動は、教室では得難い学びを与えてくれることでしょう。

この芸術鑑賞会が、生徒一人ひとりの心に深く刻まれ、芸術の素晴らしさを知るきっかけとなることを願ってやみません。そして、仲間とともに過ごすこの一日が、かけがえのない思い出として、これからの学校生活を彩る一頁となることを期待しています。

 

 

どうか道中お気をつけて、いってらっしゃい。素敵な旅になりますように。

【校長ブログ】人として美しくあるために

このたび、本校では「人権だより12月号」を発行いたしました。日々の営みの中で、私たち一人ひとりが人権について改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

さて、毎年12月10日は「国際人権デー(International Human Rights Day)」として、世界各地で人権に関する啓発活動が行われています。この日は、1948年に国際連合において「世界人権宣言」が採択されたことを記念するものであり、人類が普遍的な価値としての人権を確認し合った歴史的な日でもあります。

「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、尊厳と権利とにおいて平等である」 この宣言の冒頭に記された言葉は、時代を超えて私たちに語りかけてきます。

人権とは、特別な誰かのためのものではなく、すべての人に等しく与えられた尊い権利です。だからこそ、私たちは日常の中で、ふとした言葉や行動が誰かの心を傷つけていないか、自分の視点が偏っていないかを見つめ直すことが大切です。

この12月、人権について考えるこの機会に、どうか皆さん一人ひとりが、自らの言動を人権の視点から振り返ってみてください。そして、互いを思いやり、違いを認め合い、誰もが安心して過ごせる学校・社会を築いていく一歩を、ともに踏み出してまいりましょう。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】富士の如く揺るがぬ心を

今朝、小山西高校の正門から望む富士山は、冬の澄んだ空気の中にその雄大な姿をくっきりと浮かび上がらせていました。季節の移ろいとともに表情を変える富士ですが、その根底にある姿は常に変わることがありません。

剣術家・山岡鉄舟の詠んだ一句に、次のようなものがあります。

晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は 変わらざりけり

晴れの日にはその美しさを惜しみなく見せ、曇りの日には静かにその存在を感じさせる富士山。その姿は、まさに私たちが人生を歩む上での心の在り方を教えてくれているように思います。

 人生には、晴れやかな日もあれば、曇り空のように先が見えにくい日もあります。時には、風が吹き、雨が降ることもあるでしょう。しかし、どのような天候のもとでも、富士山がその本質を失わないように、私たちもまた、周囲の状況や他人の言葉に左右されることなく、自らの信念と本質を大切に生きていくことが求められます。

環境が変わっても、評価が揺れても、自分自身の価値を見失わず、静かに、しかし確かに、自らの道を歩む。そんな生き方を、富士の姿は私たちに語りかけているのではないでしょうか。

この冬の朝、富士を仰ぎ見ながら、改めて「自分らしくあること」の尊さを胸に刻みました。生徒の皆さんも、どうか日々の中で揺るがぬ心を育み、自らの歩む道を信じて進んでください。

校長 佐山利晴

今日も素敵な一日でありますように。

 

【校長ブログ】星の導き、沖縄への旅

冬の澄み渡る夜空に、無数の星々が静かに瞬いています。今朝、まだ夜の帳が降りたままの小西に、沖縄への修学旅行に出発する生徒たちを乗せたバスが並びました。吐く息も白く、空気は凛と張りつめていましたが、生徒たちの瞳は希望に満ち、胸には期待がふくらんでいるようでした。

星空のもと、私はそっと願いをかけました。どうかこの旅が、生徒一人ひとりの心に残る、かけがえのない青春の一頁となりますように。そして、笑顔で無事に帰ってきてくれますように。

修学旅行は、学びの場であると同時に、仲間との絆を深め、自分自身を見つめ直す貴重な時間でもあります。沖縄の自然、歴史、文化に触れ、多くのことを感じ、考え、吸収してきてほしいと願っています。

行ってらっしゃい。星々が見守るこの旅が、生涯忘れ得ぬ思い出となりますように。

【校長ブログ】たとえ今日世界が終わるとしても

「たとえ今日、世界が終わるとしても、私は今日リンゴの木を植えるだろう。」

これは、宗教改革者マルティン・ルターの言葉です。世界の終わりが目前に迫っていたとしても、希望を捨てず、未来を信じて行動する。その姿勢は、私たちが日々の学びに向き合ううえでの大切な指針となるものです。

学びとは、すぐに成果が見えるものばかりではありません。読書もまた、その一つです。一冊の本を手に取り、ページをめくるたびに、私たちは新たな世界に触れ、他者の思考や感情に寄り添い、自らの内面を深めていきます。それは、まるで一本のリンゴの木を植えるような行為です。今すぐに実を結ぶわけではなくとも、やがて心の中に豊かな果実を実らせてくれるでしょう。

今月の図書館だよりには、季節にふさわしい本の紹介や、読書週間の取り組み、生徒や教員のおすすめの一冊など、心を動かす情報がたくさん詰まっています。

本の世界に身を委ねることは、静かでありながら力強い旅です。知識を得る喜び、想像力を羽ばたかせる自由、そして何より、自分自身と向き合う時間。読書は、私たちの心を耕し、未来を育む大切な営みです。

どうか、どんな時代であっても、私たちが「リンゴの木を植える」ように、学びと希望の種をまき続けられますように。

校長 佐山利晴

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】「なぜ?」が導く学びの旅

「昨日から学び、今日のために生き、明日への希望を持とう。大切なのは、問い続けることをやめないことだ。」“Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.”

このアインシュタインの言葉には、時代を超えて私たちに語りかける深い真理があります。過去の経験から学び、今という一瞬を大切に生き、未来に希望を託す。その営みの根底には、常に「問い」があります。なぜそうなのか、どうすればよいのか、何が本質なのか。問いを持つことは、思考の扉を開き、学びをより深く、豊かなものへと導いてくれます。

本校の生徒の皆さんには、日々の学びの中で、ぜひこの「問いを持つ姿勢」を大切にしてほしいと願っています。教科書に書かれている知識を覚えるだけでなく、それが現実の社会とどうつながっているのか、自分自身の価値観とどう関わるのかを考えることが、真の学びへの第一歩です。

特に、来週から修学旅行で沖縄を訪れる2年生の皆さんには、心に深い問いを携えて旅に出てほしいと思います。沖縄は、美しい自然と豊かな文化を持つ地であると同時に、戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継ぐ場所でもあります。単なる観光や思い出作りにとどまらず、「平和とは何か」「命の重みとは」「私たちにできることは何か」といった問いを胸に、現地の空気に触れ、人々の声に耳を傾けてください。

旅は、心を耕す学びの場です。見たもの、聞いたこと、感じたことを、ぜひ仲間と語り合い、自分の言葉で表現してみてください。その経験は、皆さんの人生においてかけがえのない糧となるでしょう。

問い続けること。それは、未来を拓く力です。皆さん一人ひとりが、その力を育み、希望ある明日へと歩んでいくことを、心から願っています。

校長 佐山利晴

【校長ブログ】学びの妙味は「復習」にあり

皆さんに、学びがより深く、より面白くなる秘訣をお伝えしましょう。それは、何よりも「復習すること」です。

十九世紀のドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは、人間の記憶の移ろいやすさを科学的に明らかにしました。彼の提唱した「忘却曲線」によれば、人は学んだことの七四%を一日後には忘れ、さらに一週間後には七七%、一か月後には実に七九%を忘れてしまうといいます。この数字が示すのは、記憶とはまるで朝露のように儚く、放っておけばたちまち消えてしまうという厳然たる事実です。

しかし、ここにこそ希望があります。忘却の流れに抗う術、それが「復習」なのです。学んだことを、できるだけ間を置かずに振り返ることで、記憶はしっかりと根を張り、やがて揺るぎない知識となっていきます。特に苦手と感じる分野ほど、早めに、そして繰り返し向き合うことが肝要です。後回しにすればするほど、記憶の糸は細くなり、再び手繰り寄せるには多くの時間と労力を要することになるでしょう。

学びとは、ただ知識を得ることではなく、自らの中にそれを根づかせ、育てていく営みです。日々の小さな復習の積み重ねが、やがて大きな自信と喜びへとつながっていくのです。

さあ、今日の学びを、明日の自分に手渡すために。今一度、ノートを開いてみましょう。

【校長ブログ】君の「最高」は君だけのもの

皆さんに、ひとつの言葉を紹介します。 アメリカの映画女優、ジュディ・ガーランド(Judy Garland)が遺した、こんな言葉です。

"Be a first rate version of yourself, not a second rate version of someone else."
「誰かの模倣ではなく、自分自身の最高であれ。」

この言葉には、他人と比べることにとらわれず、自分らしさを大切にしながら、自分の持てる力を最大限に発揮してほしいという、強く温かなメッセージが込められています。

現代は、SNSやさまざまな情報に囲まれ、つい他人の姿と自分を比べてしまいがちです。誰かのようになりたい、誰かのように見られたい。そう思うことは自然なことかもしれません。けれども、他人の真似をして得られるものには、限界があります。

大切なのは、「あなたにしかない輝き」を信じることです。 たとえ不器用でも、遠回りに見えても、自分自身の足で歩み、自分の言葉で語り、自分の心で選び取った道こそが、あなたを一流へと導いてくれます。誰かの影を追うのではなく、自分の光を育ててください。 そして、あなた自身の「最高のかたち」を目指して、日々を積み重ねていってください。その歩みの先に、きっとあなたにしか描けない未来が待っています。

頑張れ、小西生!

小山西高校 校長 佐山利晴

【校長ブログ】直感が導く君だけの一冊

図書館前の廊下に、先生方が選んだ「おすすめの一冊」が並びました。 それぞれの本には、先生方の思いや、皆さんに届けたいメッセージが込められています。表紙を眺めるだけでも、どこか心が動く瞬間があるかもしれません。

「面白そうだな」と感じたら、ぜひその直感を信じてください。 本との出会いは、まるで偶然のようでいて、実は必然。 その一冊が、あなたの考え方や感じ方を、そっと変えてくれることもあります。 借りたいと思ったら、どうぞ図書館のカウンターへ。きっと、あなたの手を待っている本があるはずです。

とはいえ、今は期末試験の真っ只中。 読書の楽しみは、もう少し先にとっておきましょう。 まずは目の前の試験に集中し、これまでの努力をしっかりと形にしてください。

試験が終わったら、ゆっくりと本の世界を旅してみてください。 その時、あなたの心に響く一冊が、きっとそこに待っています。

【校長ブログ】今日から期末テストだ Show Your Best !

Today we begin the second term final exams. I know many of you have worked hard, studied late, and prepared with great effort. Now is the time to show everything you've learned. Don't be afraid. Believe in yourself and do your very best.

These exams are not just a test of knowledge, but also a chance to prove your growth, your discipline, and your determination. Every page you turn, every answer you write, is a step forward.

Please remember that Christmas and New Year are just around the corner. After the hard work, joyful days will come. Let's finish this term with pride and welcome the holidays with a sense of achievement.

You can do it. Keep your head high, stay focused, and give it your all. Good luck to everyone. I'm cheering for you!

【校長ブログ】創立40周年記念式典に寄せて

錦秋の候、木々の彩りがいよいよ深まり、澄み渡る空に晩秋の趣が漂うこの佳き日に、栃木県立小山西高等学校創立四十周年記念式典を、かくも盛大に挙行できますことは、誠に光栄にして、感慨無量の思いでございます。

ご臨席賜りました、栃木県教育委員会委員・板橋信之様、ならびに飯塚仁様をはじめとする歴代校長先生方、小山市内各高等学校の校長先生方、また福田賢一様をはじめとする歴代PTA役員の皆様、そして永きにわたり本校の教育活動を力強く支えてこられた教職員の皆様方に対し、心より深甚なる感謝の意を表する次第でございます。

昭和六十一年の創立以来、本校は「知性を磨き、徳行を積み、体力を練る」の校訓のもと、地域に根ざした教育を推進し、幾多の若者たちを社会へと送り出してまいりました。四十年という歳月は、決して平坦な道のりではありませんでしたが、地域の皆様の温かなご支援、歴代教職員の献身的な努力、そして何より、生徒一人ひとりの真摯な学びと成長の積み重ねによって、確かな歩みを刻んでまいりました。

この節目にあたり、私は唐代の高僧・雲門禅師の言葉「日々是好日」を改めて噛みしめております。どんな日もかけがえのない一日であり、そこに学びと気づきがある。教育とは、まさにこの言葉の通り、日々の営みの中にこそ、その本質が宿るものです。生徒たちが悩み、喜び、挑戦し、成長していく姿は、私たち教育者にとって何よりの励みであり、誇りでもあります。

また、江戸の俳人・松尾芭蕉が説いた「不易流行」の精神も、今の教育において極めて重要な指針となります。「不易」とは、時代が移ろうとも揺るがぬ教育の根幹、「流行」とは、時代の変化に応じて柔軟に対応する姿勢。本校はこの四十年、教育の本質を守りつつ、ICTの導入、探究学習の推進、地域との連携など、時代の要請に応える教育を実践してまいりました。

そして今、私たちはAI時代という新たな局面に立っています。情報の処理や分析はAIが担う時代に、人間に求められる力とは何か。それは、「問いを立てる力」「他者と協働する力」「自ら学び続ける力」であると私は考えます。AIが答えを導く時代だからこそ、何を問うべきか、どのように価値を創造するかを考える力が、より一層重要となるのです。

本校はこれからも、「不易流行」の精神を大切にしながら、生徒たちが未来を生き抜く力を育む教育を推進してまいります。地域とともに歩み、世界に目を向けながら、心豊かな人間の育成を目指してまいります。

さて、小山西高校の生徒諸君に、ぜひ心に留めておいてほしい言葉があります。それは、アメリカ先住民の言葉にある「この世界は先祖から譲り受けたものであると同時に、未来から借りているものである」という教えです。皆さんも感じているように、本校は、これまで四十年にわたり、諸先輩方が築いてくださった伝統の上に成り立っています。しかし同時に、小山西高校は、これから五十年後、百年後に入学してくる未来の後輩たちから、一時的に借り受けているものでもあるのです。

君たちの一つひとつの行動が、未来の後輩たちに大きな影響を与えます。どうか、学びに、部活動に、学校行事に、青春のすべてを注ぎ込み、真の文武両道を実践してください。そして、しっかりと未来の後輩たちに、誇りあるバトンを渡すこと。それが君たちの責務であることを、どうか忘れないでください。

結びに、ご臨席いただいた皆様、そしてこれまで本校を支えてくださったすべての方々に、改めて深く感謝申し上げます。今後とも、小山西高等学校への変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、式辞とさせていただきます。

令和7年11月18日

栃木県立小山西高等学校 校長 佐山利晴

(下野新聞社使用許諾済)

 

【校長ブログ】明日は創立40周年記念式典です

昭和61年、本校は歴史と文化の薫り高き小山市の地に創設され、豊かな自然に抱かれながら、「知性を磨き、徳行を積み、体力を練る」という教育理念のもと、教育の歩みを始めました。以来40年にわたり、生徒一人ひとりが自己の可能性を信じ、夢の実現に向けて邁進する学び舎として、県内外より高い評価と厚い信頼を賜っております。

この40年という歳月は、教育界においても激動と変革の連続でありましたが、本校は常に時代の要請に応え、地域社会との連携を深めつつ、次代を担う人材の育成に尽力してまいりました。教職員の献身的な指導と、生徒たちの真摯なる努力が結実し、数多の優れた成果を生み出してきたことは、本校の誇りであり、また地域社会にとってのかけがえのない財産であります。

平成30年度より始動いたしました「キャリアクション・プロジェクト」におきましては、生徒自らが主体的に自己の生き方を模索し、進路意識と学習意欲の涵養を目的としております。質の高い授業を通じて、将来を見据えた確かな学びを実現し、社会に貢献し得る高い志と誠実な姿勢を育んでおります。また、学校行事や部活動を通じて、協調性や他者への敬意を培い、生涯にわたり健やかで文化的な生活を営むための礎を築いております。

現代社会は、先行きの見通しが困難な不確実性の時代に突入しております。かかる時代においてこそ、生徒たちには「自ら考え、行動する力」を涵養し、実践を通じて高い志と確かな人格を育む教育が求められております。本校はその崇高なる使命を深く自覚し、今後も教育活動に一層の情熱と誠意をもって邁進してまいる所存でございます。

創立40周年という節目を迎えるにあたり、これまでの歩みを礎としつつ、未来に向けてさらなる飛躍を遂げるべく、新たな教育手法の導入や先端技術の活用を通じて、時代の変化に柔軟に対応しながら、教育の質の一層の向上を図ってまいります。生徒たちが不撓不屈の精神をもって夢を追い、自己実現を果たすための環境を整えることこそ、我々教育者の責務であると確信しております。

今後とも、本校の教育活動に対し、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

小山西高校 校長 佐山利晴

 

【校長ブログ】人生という試合で最も大切なのは休憩時間の得点である

かのナポレオン・ボナパルトの言葉です。 今、学年閉鎖という思いがけない「休憩時間」を過ごしている第一学年の皆さんに、ぜひ心に留めておいてほしい言葉でもあります。

歴史に名を刻んだ人物たちは、なぜ偉業を成し遂げることができたのか、その軌跡をたどることは、私たちに多くの示唆を与えてくれます。ナポレオンもまた、幾度となく挫折と困難に直面しながらも、決して歩みを止めることなく、次なる機会に備え続けた人物でした。

皆さんも、日々それぞれの夢や目標に向かって努力を重ねていることでしょう。しかし、人生には思い通りにいかない時期や、立ち止まらざるを得ない瞬間が必ず訪れます。そんなとき、失意に沈んだままでいるのか、それとも気持ちを切り替え、次なる一歩に向けて準備を始めるのか。その選択が、やがて大きな差となって現れるのです。

ナポレオンが「皇帝」として歴史に名を残したのは、まさにその「休憩時間」においても、決して努力を怠らず、次の舞台に備えていたからにほかなりません。 人生という長い試合において、真に問われるのは、順風満帆なときの姿勢ではなく、むしろ逆境の中でどう過ごすかということなのです。

約一か月後には冬休みがやってきます。この時間を「得点のチャンス」と捉え、自らを磨く機会としてください。読書にふけるもよし、これまでの学びを振り返るもよし、新たな目標を静かに見つめ直すのもよいでしょう。

『人生という試合で最も大切なのは休憩時間の得点である』 この言葉を胸に、今という時間を丁寧に、そして前向きに過ごしてくれることを、心から願っています。

小山西高校 校長 佐山利晴

 

【校長ブログ】1年生の皆さんへ

今、校内ではインフルエンザの感染が急速に広がりつつあり、体調を崩す生徒が増えている状況です。こうした事態を受け、学校として慎重に協議を重ねた結果、明日まで、第一学年を臨時学年閉鎖とすることを決定いたしました。

この決断は、皆さん一人ひとりの健康と安全を守るための、苦渋の選択であると同時に、未来への希望をつなぐ大切な一歩でもあります。どうかこの期間を、冷静に、そして有意義に過ごしていただきたいと心から願っています。

まずは何よりも、自身の健康を最優先に考えてください。不要不急の外出は控え、ご家庭での静かな時間を大切にしながら、学校からの課題にしっかりと取り組んでください。連絡事項は、担任の先生を通じて随時お知らせいたしますので、確認を怠らぬようお願いいたします。

このような時だからこそ、一人ひとりの行動が、周囲の人々の健康を守ることにつながります。手洗い・うがいの徹底、十分な睡眠、栄養のある食事など、基本的な生活習慣を見直し、体調管理に努めてください。そして、少しでも体調に異変を感じた際には、無理をせず、速やかに保護者の方や医療機関に相談してください。

学校では、皆さんが安心して登校できる日を迎えるために、引き続き感染防止対策に全力で取り組んでまいります。静かな校舎の中で、皆さんの元気な声が戻ってくる日を、教職員一同、心より待ち望んでおります。

どうかこの一時を、未来への準備期間として、心穏やかに、そして前向きに過ごしてください。

皆さんの健やかな日々を、心から祈っています。

【校長ブログ】挑戦の季節始まる

澄み渡る秋空のもと、小山西高校の背後にそびえる男体山が、ひときわ雄々しくその姿を現しています。その堂々たる佇まいは、まるで生徒たちの歩みを静かに、そして力強く見守っているかのようです。

秋本番を迎え、校内は一層活気に満ちています。 3年生の皆さんは、進路実現に向けて、それぞれの目標に向かって真剣に取り組む日々。悩み、迷いながらも、自分の未来を切り拓こうとする姿は、何よりも尊く、頼もしいものです。 1・2年生の皆さんも、キャリアクション、修学旅行、芸術鑑賞会、新人戦など、多くの行事が重なる時期となりました。忙しさの中にも、それぞれの経験が皆さんの心を豊かにし、将来への糧となることでしょう。

どの学年の皆さんも、今この瞬間を大切に、前を向いて歩んでください。努力の先には、必ず新しい景色が広がっています。 そして、男体山のように、どんな時も揺るがぬ心を持って、自分らしく進んでいってほしいと願っています。

皆さんの挑戦を、心から応援しています。

【校長ブログ】秋の花々に見守られて

明日はいよいよ、持久走大会の日を迎えます。秋の澄んだ空気の中、生徒の皆さんがそれぞれの歩幅で挑戦する姿を思い浮かべると、胸が高鳴ります。

本大会の開催にあたり、ご協力いただく保護者の皆様、小山警察署の皆様には、心より感謝申し上げます。また、地域の皆様には交通面などでご不便をおかけすることもあるかと存じますが、生徒たちの健やかな成長の一助として、温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。

生徒の皆さんへ。明日、皆さんが走るコースには、秋の花々が静かに咲き誇っています。その彩りは、自然からのささやかな応援のようにも感じられます。風の音、木々のざわめき、そして足元に広がる季節の気配に耳を澄ませながら、無理のない範囲で、自分のペースを大切に走ってください。

そして何より、皆さんの挑戦を支えてくださる多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに。この一日が、高校時代のかけがえのない思い出となることを、心から願っています。

自然と人の温もりに包まれた持久走大会が、皆さんにとって実り多きものとなりますように。

満開のコスモスロード

 

ゴール小西まであと少し、最後の直線!

明日も素敵な一日になりますように。

【校長ブログ】誠実と思慮深さの花咲く場所

昨日の放課後、美化委員の皆さんによるプランターの花苗の植え替え作業が行われました。季節の移ろいに合わせて、校舎前に新たに迎え入れられたのは、パンジーとビオラ。どちらも可憐でありながら、凛とした佇まいを持つ花々です。

それぞれの花言葉は、「誠実」「思慮深さ」。まるで小山西高校の生徒たちそのもののように感じられます。日々の学びに真摯に向き合い、仲間を思いやる心を忘れず、静かに、しかし確かな歩みを重ねていく。

朝の光の中、登校してくる生徒たちを、色とりどりの花々がそっと迎えてくれています。その柔らかな彩りは、見る者の心に小さな勇気を灯し、今日という一日を前向きに歩む力を与えてくれるようです。

美化委員の皆さんの丁寧な手仕事が、こうして学校の風景に温もりを添えてくれました。花を植えるという行為の中に、誰かの心を励まそうとする優しさが宿っている。そのことを改めて感じさせてくれる、穏やかな午後のひとときでした。

今日も素敵な一日でありますように。

【校長ブログ】小さな古本市での大きな学び

朝の昇降口に、いつもとは少し違う空気が流れていました。図書館より放出された雑誌を並べた「古本市」の案内を掲示したところ、さっそく生徒たちが足を止め、ページをめくり、友と語らいながら選書する姿が見られました。

今回は、図書館の蔵書整理に伴い、雑誌のみを放出する形となりましたが、「ご自由にお持ちください」との一言に、さすがは読書を愛する小西生、その反応は実に素早く、昇降口には自然と人だかりができておりました。

雑誌の表紙に惹かれ、ふと手に取る。目次に目を走らせ、興味のある記事を見つける。そんな何気ない行為の中にこそ、知の扉を開く第一歩があるのだと思います。情報があふれる時代だからこそ、自らの手で選び、読み、考える力を育むことが、これからの学びにおいて何より大切です。

本校では、日々の授業や探究活動に加え、こうした小さな取り組みの中にも、生徒の知的好奇心を育む機会を大切にしています。昇降口の一角に広がる静かな熱気。それは、学びの芽が確かに息づいている証です。

校長ブログをご覧の皆様にも、こうした日常の一場面から、小山西高校の豊かな学びの風景を感じ取っていただければと思います。

【校長ブログ】走り続ける者に道はひらける

いよいよ明後日、本校恒例の持久走大会が開催されます。今年は創立四十周年の節目にあたり、記念大会としての特別な意味を持つ一日となります。当日は、生徒の皆さんに記念タオルが配布されます。タオルに込められた想いとともに、皆さんの走りが校史に刻まれることを願っております。

持久走とは、単なる競技ではありません。自らの限界に挑み、心と体を鍛え、仲間と励まし合いながら一歩一歩を積み重ねていく、まさに人生の縮図とも言える営みです。速さだけが価値ではなく、最後まで走り抜こうとする意志こそが尊いのです。

ここで、ひとつの英語のことわざをご紹介します。

“The race is not always to the swift, but to those who keep on running.” ― 勝利は常に速き者に与えられるのではなく、走り続ける者にこそ訪れる。

この言葉が示すように、大切なのは、途中で諦めず、最後まで自分の歩幅で走り抜くことです。風を切って走るその姿は、皆さん自身の成長の証であり、未来への力強い一歩となるでしょう。

どうか、明後日の大会では、記録に挑む者も、自分自身に挑む者も、それぞれの目標に向かって全力を尽くしてください。そして、仲間とともに走る時間を、かけがえのない青春の一頁として心に刻んでほしいと願っています。

皆さんの健闘を心より期待しております。

 

【校長ブログ】創立四十周年記念式典に向けて

昨日の下野新聞に、本校に関する記事が掲載されました。ご覧いただいた方もいらっしゃるかと存じますが、いよいよ再来週に迫った創立四十周年記念式典に向けて、校内の空気も次第に高まりを見せております。

四十年という歳月は、幾多の生徒たちの歩みと、地域の皆様の温かなご支援によって紡がれてきた尊い歴史であり、その節目を迎えるにあたり、私たち教職員一同、深い感慨とともに準備を進めております。

そして、式典当日の午後には、特別な記念講演会を開催いたします。講師としてお迎えするのは、本校校歌の作曲者であり、ドラマ『冬のソナタ』の挿入曲を手がけられた作曲家・倉本裕基先生です。日本を代表する音楽家である倉本先生をお招きできることは、本校にとってこの上ない喜びであり、まさに記念すべき節目にふさわしい贈り物のように感じております。

講演に加え、倉本先生ご自身によるピアノ演奏も披露いただけるとのことで、生徒たちにとっても、心に残るひとときとなることでしょう。音楽が紡ぐ旋律は、言葉を超えて人の心に響き、記憶の奥深くに刻まれるものです。そのような体験が、若き感性にどれほど豊かな影響を与えるか、今から胸が高鳴る思いです。

式典当日は、四十年の歩みを振り返りつつ、未来への希望を語り合う場となることでしょう。そして、倉本先生の音楽が、そのひとときをさらに彩り深く、豊かなものにしてくださることを、心より楽しみにしております。

(下野新聞社提供許諾済)

 

【校長ブログ】大学出張講義

本日午後、本校では第2学年を対象とした「大学出張講義」が実施されました。秋の深まりを感じるこの季節、生徒たちはそれぞれの興味関心に応じた学問分野の模擬講義に耳を傾け、進路への思いを新たにする貴重なひとときを過ごしました。

この行事は、大学の先生方を本校にお招きし、専門的な知見に触れることで、生徒自身が将来の学びや職業について考えるきっかけとなることを目的としています。講義の内容は多岐にわたり、学問の奥深さと広がりを実感できるものばかりでした。

たとえば、宇都宮大学による「動物の心と体なんでもサイエンス」では、生き物の不思議に触れながら、生命へのまなざしを養う時間となりました。日本大学の「東南アジアの住まい方」では、都市の発展と居住地の変化を通じて、文化と暮らしの関係性を学びました。

文教大学の「人間の新生児の特徴から教育を考える」では、命の始まりに宿る可能性と教育の本質に迫り、日本工業大学の「電気エネルギーが届くまで」では、現代社会を支える電力システムと再生可能エネルギーの未来に思いを馳せました。

また、淑徳大学による「これからの日本政治を読み解く」では、歴史と現代を行き来しながら、政治のダイナミズムを体感し、流通経済大学の「Let'sメントレ!」や「こころのセミナー」では、心の健康とスポーツメンタルトレーニングの重要性を学びました。

さらに、日本栄養大学の「毎日の栄養と食事」では、日々の食生活が心身に与える影響を考え、浦和大学の「季節ならではのリースづくり」では、自然の恵みを感じながら創造力を育む時間となりました。

神奈川工科大学の「科学の力で環境問題に取り組む」では、持続可能な社会への道筋を探り、白鴎大学の「使えるメディアリテラシー」では、情報社会を生き抜く力を養いました。足利大学の「金属を切る削ることを科学する」では、ものづくりの技術と科学の融合に触れ、東京家政大学の「俳句の英訳を通じて言語と文化の相違を考える」では、日本文化の繊細さと異文化理解の奥深さを味わいました。

生徒たちは、それぞれの講義を通じて、自らの進路に対する意識を高め、未来への一歩を踏み出す準備を進めています。学びとは、知識を得るだけでなく、自分自身を知り、世界と向き合う力を育む営みです。

今日の出張講義が、生徒一人ひとりの心に灯をともすきっかけとなったことを願ってやみません。これからも本校では、生徒の可能性を広げる教育活動を大切にしてまいります。

 

 

【校長ブログ】英語達人列伝(おすすめの一冊)

『英語が話せるようになりたい、海外に留学したいけど経済的に厳しい。でも、なんとしてでも英語ができるようになりたい!』そう思う人は多いでしょう。しかし、日常的に英語を使用する機会がほとんどない国に生まれた日本人にとって、英語習得は容易なことではありません。インターネットもない、AIもない、英語の教材もほとんどない、そんな時代に生まれた人たちにはもっと英語習得は難しかったはずです。それにもかかわらず、日本には多くの英語の達人が誕生していました。いったいどうやって?

 今から100年以上も昔、羽織袴姿の岡倉天心が弟子の横山大観らとボストンの街を歩いていたとき、一人の若者に声をかけられました。"What sort of 'nese are you people? Are you Chinese, or Japanese, or Javanese?"(「おまえたちは何ニーズだ?チャイニーズか、ジャパニーズか、それともジャヴァニーズ(ジャワ人)か?」)さあ、これに対してどう答えるか。ヒント:これは東洋に対する偏見に満ちた侮辱的な台詞です。ひとつうまい切り返しでギャフンと言わせたいところです。それでは、この逸話の後半部分を(並の日本人では絶対に考えつかない)解答例として紹介しましょう。実際にこの質問を受けたとき、岡倉天心はどうしたか。くるりと質問者の方を向いて、次のように答えたのです。"We are Japanese gentlemen. But what kind of 'key are you? Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?"(「我々は日本人紳士だよ。ところで、あんたこそ何キーなんだい?ヤンキーか、ドンキー〔ろば、馬鹿者〕か、それともモンキーか。」)まさに返し技で一本取った感じです。このやりとりの一部始終を見ていた弟子の横山大観は、よほど胸のすく思いをしたのでしょう、後にこの逸話を好んで語ったといいます。

 栃木県出身であり東京大学名誉教授の齋藤兆史先生の大ヒット作です。かつての日本に存在した、帰国子女でもなく、ほとんど留学もせず基本的に日本にいながらにして驚異的な英語力を身につけた英語達人たちについての列伝です。たとえば、岡倉天心、野口英世、白洲次郎ら紹介される十人の達人たちは決して西洋かぶれになることなく劣悪な条件の下でいろいろと工夫をしながら英語の勉強をしてきたのです。「ただし、例外的な部分があるとすればそれは彼らの意思の強さと努力の才だけです」(まえがきより)。

 日本語を母語とする人間にとって英語はそもそも習得するのがとても難しい言語なのに、英語が思い通り使いこなせないのは学校教育のせいだという人もいるが、それは全くの間違いです。達人たちの英語力の基礎は学校での地道な努力と工夫によって築かれたものなのです。とにかく、英語は学習成功者に学ぶべし。文武両道、不撓不屈の教えの下で根性を鍛えられ、さらに持久走大会で体までも鍛えられた小西生なら、きっと英語ができるようになるはずです。

 

【校長ブログ】下野新聞記事より

昨日の下野新聞に、本校に関する記事が掲載されました。小山市議会議員の皆様が本校を訪問され、生徒たちと地域の未来について意見を交わす貴重な機会が設けられました。

テーマは「思川駅周辺の活性化」。生徒たちは日頃の通学や地域での暮らしを通して感じている思いを、真摯に、そして熱意をもって語ってくれました。「駅周辺にコンビニや飲食店があればもっと便利になる」「小西高までの道にイルミネーションを飾って、地域に彩りを」「バスの本数を増やして通学がしやすくなれば」その一つひとつの言葉に、地域をより良くしたいという若者のまっすぐな願いが込められていました。

議員の皆様も、生徒たちの率直な意見に耳を傾け、活発な議論が交わされました。まちづくりは、行政だけでなく、そこに暮らす一人ひとりの思いによって形づくられていくものです。今回の意見交換会は、まさにその原点を感じさせるひとときでした。

地域を愛し、未来を見据える本校生徒たちの声が、市政の新たな一歩となることを心より願っております。そして、こうした学びの場が、若者たちの社会参画への意識を育み、地域と学校がともに歩む礎となることを期待しています。

(下野新聞社使用許諾済)

【校長ブログ】ハロウィン中庭コンサート

昨日、放課後の中庭にて、音楽部によるハロウィン中庭コンサートが開催されました。秋の柔らかな風が校舎を包む中、音楽部の奏でる音色が小山西高校の空気を一変させ、華やかで楽しいハロウィンの雰囲気が広がりました。

このコンサートは、先週末にハーヴェストウォークで予定されていた「ハロウィンパレード&コンサート」が、あいにくの雨天により中止となったことを受け、代替企画として実施されたものです。音楽部の生徒たちは、これまで積み重ねてきた練習の成果を、ぜひとも多くの方に届けたいという思いを胸に、校内での開催を決意しました。

中庭に響く演奏は、聴く者の心を温かく包み込み、仮装に身を包んだ生徒たちの笑顔とともに、秋のひとときを彩ってくれました。音楽には、人と人とをつなぐ力があります。今回のコンサートは、まさにその力を感じさせる、心豊かな時間となりました。

音楽部の皆さんの情熱と創意工夫に、心から拍手を送ります。そして、こうした文化活動が、学校生活に彩りを添え、生徒たちの感性を育んでいくことを、改めて実感いたしました。

これからも、小山西高校の中庭が、生徒たちの表現の場として、さまざまな物語を紡いでいくことを願っております。

 

【校長ブログ】今燃えなくていつ燃える!

昨日、本校にて、ベネッセコーポレーションより内藤彪晶様をお招きし、3年生を対象とした一般選抜対策プロジェクトの一環としてご講話をいただきました。

内藤様の言葉は、まさに受験生の心に火を灯すものでした。 「今、燃えなくていつ燃える!」 「大逆転合格ができるのは一般入試だけ!」 「3年の秋冬に、現役生は最も伸びる!」 「まずは圧倒的な学習量!量で負けていては逆転合格はない!質で勝負するのは量を積み上げた後!」

これらの力強いメッセージは、受験に向かう生徒たちの胸に深く刻まれたことでしょう。迷いや不安を抱えながらも、前を向いて歩み続ける彼らにとって、まさに背中を押してくれる言葉の数々でした。

そして、いよいよ来週は、一般選抜プロジェクトの次なるステージ『校長による英語特別講座(第2回)』が開催されます。英語で得点を伸ばすために、今何をすべきか、どのように取り組むべきかを、私自身の経験と知見をもとにお伝えする予定です。

受験は、人生の一つの節目であり、挑戦の場でもあります。私たち教職員一同も、彼らの歩みに寄り添い、力強く支えてまいります。

どうぞ、次回の講座も楽しみにしていてください。

【校長ブログ】情報教育研究大会を終えて

昨日、本校にて情報教育の研究大会が開催されました。県内各地より多くの情報担当の先生方にご来校いただき、盛会のうちに幕を閉じましたこと、心より御礼申し上げます。

本校が日頃より取り組んでおります先進的な情報教育の実践は、皆様の温かいご関心とご支援に支えられております。今回の研究授業では、2年5組において星野教諭が授業を担当し、生徒たちが主体的に学びに向かう姿を通して、本校の教育の精神をご覧いただけたのではないかと存じます。

情報技術が日々進化する現代において、教育の在り方もまた柔軟かつ力強く変化を遂げていかねばなりません。本校はこれからも、情報教育の可能性を追求し、本県の教育を牽引する存在であり続けたいと願っております。今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【校長ブログ】平和の尊さを胸に刻む旅へ

昨日、本校の2年生は、来月に予定されている沖縄への修学旅行に向けた平和学習の一環として、DVD『清ら島沖縄』を鑑賞しました。美しい自然と深い歴史に彩られた沖縄の姿を通して、生徒たちは戦争の悲惨さと平和の尊さについて、静かに、そして真剣に思いを巡らせていました。

鑑賞後には、それぞれが感じたことを言葉にし、沖縄で何を学びたいのかを改めて確認する時間を持ちました。命の尊さ、過去からの学び、そして未来への責任。生徒たちの言葉には、若いながらも確かな感受性と、平和への願いが込められていました。

修学旅行は、単なる観光ではなく、心を育てる学びの場です。沖縄の地で、生徒たちが歴史の声に耳を傾け、平和の意味を自らの心に深く刻むことを願ってやみません。清らかな島が語りかける静かな祈りに、どうか真摯に向き合ってほしいと思います。

【校長ブログ】実りの季節に心を耕せ

校舎前に広がるコキアが、今年も見事に紅に染まりました。陽光を受けて輝くその姿は、まるで秋の訪れを告げる使者のように、静かに、そして力強く私たちの心に語りかけてくれます。自然の美しさと学び舎の風景が一体となったこの瞬間は、まさに本校の秋の象徴とも言える光景です。

秋は、実りの季節であると同時に、心を落ち着けて物事に向き合う好機でもあります。勉学に励むもよし、部活動に情熱を注ぐもよし、それぞれの目標に向かって一歩ずつ歩みを進めてほしいと願っております。

この美しい季節の中で、生徒一人ひとりが自らの可能性を信じ、力強く前進していくことを、心より期待しております。

今日も素敵な一日になりますように。

【校長ブログ】地域に息づく小西の魂

昨日開催されました「小山駅西口祭」において、本校の生徒たちが見事な活躍を見せてくれましたこと、ここにご報告申し上げます。

ダンス部ユニット『あいみさ』によるステージは、まさに躍動の美。しなやかで力強い動きが音楽と一体となり、観客の心を惹きつけて離しませんでした。若さと情熱がほとばしるその姿は、地域の皆様に深い感動を与えたことと存じます。

また、JRC部はミニFM局『小山駅西口ユースラジオ』の運営を担い、祭の賑わいを一層盛り上げてくれました。私も特別ゲストとして出演の機会をいただき、生徒たちの真摯な姿勢と確かな技術に感銘を受けました。さらに、献血活動の呼びかけにも尽力し、多くの市民の皆様にご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

このように、生徒たちが地域の一員として自らの力を発揮し、社会に貢献する姿は、本校の教育の成果であり、何よりも誇らしいものであります。

今後とも、地域との絆をより一層深めながら、皆様に愛され、信頼される小山西高校であり続けたいと願っております。

 

【校長ブログ】音楽部が奏でるハロウィンの鼓動

木々の葉も少しずつ色づき始め、街のあちこちにハロウィンの彩りが見られるようになりました。

さて、来る10月26日(日)、本校音楽部が、毎年盛大に開催されるハーヴェストウォークでのハロウィンパレード並びにハロウィン演奏会に出演いたします。午前の部は11時30分から、午後の部は14時30分からの予定です。

この催しは、地域の皆様に親しまれている秋の恒例行事であり、音楽部によるパレードと演奏会は、特に子どもたちにとって楽しみなアトラクションのひとつとなっております。華やかな衣装と軽快な音楽が街を彩り、笑顔と歓声があふれるひとときは、まさに季節の風物詩と呼ぶにふさわしいものです。

こうした取り組みを通じて、地域の皆様との絆を深め、活気あるまちづくりをさらに推進していくことは、学校としても大変意義深いことと感じております。生徒たちが地域の一員として、音楽を通じて貢献できることは、教育の一環としても誇らしい姿です。

私も当日は応援に参ります。仮装こそいたしませんが、心からの拍手をもって、音楽部の皆さんの晴れ舞台を見守りたいと思います。

音楽部の諸君、どうか自信を持って、日頃の練習の成果を存分に発揮してください。皆さんの音色が、街に温もりと笑顔を届けてくれることを、心より願っています。

 

【校長ブログ】音楽が描く豊田の秋物語

来る10月25日(土)10時30分より、豊田小学校体育館にて『豊中オータムコンサート2025』が開催されます。本校音楽部もこの合同演奏会に出演いたします。

このコンサートは、豊田小学校の5・6年生、豊田中学校吹奏楽部、小山西高校音楽部、そして地域で活動されている「豊田和太鼓の會」「豊田ふれあい太鼓」の皆様による、世代と地域を越えた心温まる音楽の祭典です。地域の方々にも公開されており、毎年多くの皆様にご来場いただいております。

音楽には、人と人との距離を縮め、心をひとつにする力があります。こうした取り組みを通じて、小山西高校が地域に根ざし、地域とともに歩む学校であることを、改めて実感いたします。

音楽部の生徒たちも、日々の練習の成果を胸に、精一杯の演奏をお届けすることでしょう。お時間の許す方は、ぜひ会場に足をお運びいただき、若き奏者たちの音色に耳を傾けていただければ幸いです。

皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

 

 

【校長ブログ】遊び惚ける日々に未来はない

今日は一つの言葉をご紹介したいと思います。米国の実業家、ジョン・D・ロックフェラー・ジュニアの言葉です。

“I can think of nothing less pleasurable than a life devoted to pleasure.” 「快楽だけを追い求める人生ほど、つまらないものはない。」

この言葉は、私たちに深い示唆を与えてくれます。勉強を避け、部活動をさぼり、ただゲームや娯楽に没頭する毎日。それは一見、自由で楽しいように思えるかもしれません。しかし、そこには達成感も成長もなく、やがて心に空虚さだけが残ることでしょう。

努力を重ね、時に悩み、時に壁にぶつかりながらも、自らの力で何かを成し遂げる。その過程こそが、人生を豊かにし、真の喜びをもたらしてくれるのです。

小山西高校の皆さん。高校時代は、人生の中でも特別な、かけがえのない時間です。この瞬間を、どうか無為に過ごさないでください。快楽に流されることなく、自らの目標に向かって、ひたむきに努力を重ねてください。

その先にこそ、真の充実と誇りが待っているはずです。皆さんの健やかな成長を、心より願っています。

小山西高校 校長 佐山利晴

【校長ブログ】3.5%の勇気が、世界を動かす

本日、本校にて国際理解講演会が開催されました。この貴重な機会は、UACJの斎藤和敬様のご尽力とご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。講師には、アースカンパニーより下元朋子様をお迎えし、「世界と自分の今をつなぐ授業」という演題のもと、私たちの未来と向き合う深いお話をいただきました。

講演の中で語られた言葉の数々は、生徒たちの心に静かに、そして力強く響いたことでしょう。その一部をご紹介いたします。

「この世界は、先祖から継承したものではなく、私たちの子供たち、子孫から、借りているのです。」

この言葉は、私たちが今ある環境を当然のものとして享受するのではなく、未来の世代に対して責任を持つ存在であることを教えてくれます。

「sustainableは現状を維持するということだが、さらに上を行く、現状をより良い状態にしていこうというregenerativeな行動を。」

持続可能な社会の先にある、再生と創造の精神。現状に甘んじるのではなく、より良い未来を築くために、自らが動き出すことの大切さを示しています。

「見たいと思う世界にあなた自身がしていきなさい。」(マハトマ・ガンジー)

「One day or day one, you decide.(いつかやる、それとも今日を一日目とするか。決めるのはあなた自身だ。)」

これらの言葉は、変化を待つのではなく、自らがその変化の担い手となる勇気を持つことの尊さを語っています。

小山西高校の諸君よ。どうか、何事も誰かに委ねるのではなく、自らがその一歩を踏み出す人間であってください。世界の人口の3.5%が本気で動けば、社会は確実に変わる。これは、歴史が証明している事実です。

皆さんの一歩が、未来を変える力になる。その可能性を信じて、今日を「Day One」として歩み始めてください。心に響いた言葉を、どうか行動へとつなげていきましょう。

 

 

【校長ブログ】この街とともに、学び、支え合う

来る10月26日(日)、小山駅西口にて「小山駅西口祭」が開催されます。地域の皆さまとともに、賑やかで温かなひとときを過ごすこの催しに、本校の生徒たちも参加させていただきます。

ダンス部の生徒たちは、日頃の練習の成果を存分に発揮し、ステージにて躍動感あふれるパフォーマンスを披露いたします。若さと情熱に満ちた踊りが、会場の空気を一層華やかに彩ってくれることでしょう。

また、JRC部の生徒たちは、ラジオ放送を通じて祭りの魅力を発信するとともに、巡回バスの誘導など、運営面でも力を尽くしてまいります。地域の一員として、責任ある行動を学びながら、皆さまのお役に立てることを誇りに感じております。

さらに、ロブレ前では街頭献血の受付と広報活動を担当いたします。献血は、医療現場において命をつなぐ大切な行為です。当日は60名以上の皆さまのご協力が不可欠となっております。お時間の許す方は、ぜひ献血にご参加いただき、尊い命を支える一助となっていただければ幸いです。

地域と学校が手を携え、互いに学び合い、支え合うこのような機会を大切にしながら、今後も生徒たちの健やかな成長を見守ってまいりたいと思います。

皆さまのご来場とご協力を、心よりお待ち申し上げております。

 

【校長ブログ】英語パフォーマンステスト

English Performance Test in 2nd Grade

Today, our second-year students had an English performance test in their English Communication class. Each student gave a presentation about a Japanese person who is doing great work in the world but is not very famous.

The students introduced many interesting people and spoke with confidence and passion. Their presentations were even better than I expected. I was truly impressed by their effort and the high level of English education at our school.

I look forward to seeing how our students continue to grow and use their English to connect with the world.