【校長ブログ】中学生の皆さんへ(その一)
小山西高等学校に関心を寄せてくださっている中学生の皆さんへ。
はじめまして。校長の佐山利晴と申します。このたびは本校のホームページをご覧いただき、心より感謝申し上げます。
いよいよ明後日には、一日体験学習が実施されます。皆さんと直接お会いできることを、生徒・教職員一同、心から楽しみにしております。残暑厳しき折、どうぞ体調に気をつけてお越しください。
さて、当日皆さんにお渡しする予定の学校案内『GO WEST』について、いくつか補足をさせていただきます。
1.教育課程について
まずは、令和8年度入学生向けの教育課程をご覧ください。本校では、生徒一人ひとりの学びを大切にするため、1年次より習熟度別授業を導入しております。2年次からは文系・理系に分かれ、さらに個々の理解度に応じた授業が展開されます。そして3年次には、進路実現に向けてより細やかなクラス編成がなされます。
本校の教育課程における大きな特色の一つは、週あたりの授業時間数が32時間であることです。そのため、週に3日は6時間授業で終了します。これは、生徒の自主性を育むという本校の教育理念に基づくものです。実際、放課後には職員室で熱心に質問をする生徒や、自習室で静かに学びに向き合う姿が日常的に見られます。
また、年に数回、土曜日に自由参加の課外授業も実施しております。通常の授業とは異なる学びの場で、自らの可能性を広げるきっかけをつかむ生徒も少なくありません。
2.進路指導について
本校では、1年次に文理選択を行い、2年次には教員との個別面談を通じて、進路実現に向けた目標を明確にしていきます。3年次には、多様化する入試制度に対応すべく、生徒一人ひとりに最適な入試戦略を共に考え、丁寧にサポートしてまいります。
その成果として、毎年多くの生徒が国公立大学に合格しており、昨年度は東京外国語大学、埼玉大学、宇都宮大学、茨城大学、群馬大学などに合格者を輩出いたしました(これらの実績は学校案内には記載されておりません)。また、私立大学においても、上智大学をはじめとする難関大学への合格者を多数輩出しております。
これらの成果は、文武両道を旨とし、素直に、そして粘り強く努力を重ねた小西生たちのたゆまぬ歩みの証です。
皆さんがこの小山西高校で、未来への一歩を踏み出す日を、心よりお待ちしております。
校長 佐山 利晴