経営方針
ごあいさつ
 
   皆さま、こんにちは。
   栃木県立聾学校のHPをご覧いただきありがとうございます。春の訪れとともに令和6年度が無事スタートしました。
   本校は、明治42年2月10日、私立宇都宮盲唖学校として創立され、平成30年度には創立110周年記念式典を行うなど、大変伝統のある学校です。幼稚部、小学部、中学部、高等部があり、「同時法」を基盤に指導、支援を行っています。県内で唯一聴覚障害教育を担っている特別支援学校です。
   教育目標に「社会自立・参加をめざして豊かな心を養い、個性や能力を発揮できる人間を育てる」を掲げ、教職員一同、これからの時代に柔軟に対応しながら、個性や能力を発揮できる子どもたちを育ててまいります。
   保護者の皆様、地域の皆様、同窓会の皆様、関係機関の皆様、そして本校を見守り、応援してくださっている皆様、今後とも本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますようお願いいたしまして、ごあいさつといたします。
校長 平野容子
 
 
 
 
 
生活指標

生活指標
・ よく考え、進んで学ぼう。
・ きまりを守り、仲良くしよう。
・ 明るくたくましくがんばろう。

各部の目標・努力点
 幼稚部小学部中学部 高等部
学力 目標様々な人やものとの関わりを通して豊かな表現力を養う。 基礎的・基本的な学力を身に付ける。人生の礎となる基礎的・基本的な学力の習得と向上を目指す。自己実現のために基礎的基本的な学力、職業に関する専門的知識・技能の向上を図る。
努力点自分から知ろうとする気持ちや、自分なりに表現する力を育てる。発達段階にあったきめ細やかな授業を通して、考える力、判断する力、表現する力を育てる。振り返りの活動を重視し、自分の考えをもつこととともに、学習内容の定着を図る。 教科学習、校外模擬試験や実習等を通して、学力や実技能力の最大限の伸長を図る。
 言語力目標日常生活に必要な言葉の獲得を目指す。自分の思いや考えを、相手に正しく伝えることができる。 目的や場面に応じたミュニケーションの能力・表現力・態度を養う。社会に出てからの様々なコミュニケーション環境に適応できる力を養う。
努力点聴覚を活用して、自分の経験したことをもとに言葉の習得を図る。語彙力を高め、伝え合おうとする姿勢と態度を身に付ける。様々な活動を通して、目的や場面にふさわしい表現ができるようにする。口話、手話、筆談等多様なコミュニケーション手段を主体的に身に付け、積極的に社会参加できるよう指導する。
 自主性目標好奇心や探求心をもって環境に関わる力を育てる。知識や経験を深め自ら行動できる力を育てる。活動に積極的に参加できる自主性を養う。社会自立・参加のための意欲や主体性を養う。
努力点自分で考えながら生活や遊びを進める力を育てる。チーム活動などの集団活動では、自ら関われる場面を段階的に設定し、自発的な行動を引き出す。グループ活動などの中で、自ら考え積極的に行動できる態度を育てる。生徒会活動や様々な体験活動を通して、自ら考え、課題を解決する力を育成する。
 社会性目標身近な人たちに親しみをもって接する態度や自立心を育てる。挨拶や清掃など基本的な生活習慣の定着と規範意識の向上を目指す。集団生活や社会生活などに必要な協調性やマナー力を養う。自己の能力や適性を生かした進路の実現を目指す。
努力点交流活動や集団活動の中で多くの友達との接し方を習得するようにする。集団生活を通してルールやマナーを身に付けると共に自ら挨拶や掃除を行おうとする力を育てる。交流や進路学習などを通して、社会生活に必要なマナーが身に付くように指導する。インターンシップ・産業現場等における実習を通して具体的・現実的な進路を選択する力を育てる。
 健康・体力目標多様な動きを経験しながら基礎体力の向上を目指す。健康で安全に生活する習慣・態度を身に付けると共に基礎的な運動能力を養う。自己の健康管理ができる生活態度を育てる。卒業後の生活を見据えて、責任ある健康管理の在り方を意識づける。
努力点楽しく体を動かす経験をしながら、柔軟性やリズム感を養う。体育や休み時間の遊び、食育等を通して健康な体をつくり、体力の向上を図る。食や健康についての知識を身に付け、部活動等による体力向上を通して、健康な体づくりを目指す。部活動を通して健康増進を目指した運動の継続を図る。また、実習等の経験を生かして自己の健康管理ができる力を育てる。
幼児・児童・生徒数

52名 令和6年4月1日現在

 

幼稚部
3歳 4歳 5歳 合計      
14
     
小学部 1年 2年 3年 4年 5年 6年 合計
13
中学部 1年 2年 3年 合計      
11      
高等部 学  科 1年 2年 3年 小計 合計    
普 通 科 14    
情報機械科    
生活技術科  

 

 

 

 

施設・設備

 

聴覚障害 デジタル補聴援助システム「ロジャー」、磁気ループ、集団補聴器(教室)、標示付き時計(随所)
バリアフリー エレベーター、ハンガードア、段差箇所のスロープ化
空調設備 冷暖房完備 (全普通教室、特別教室)
ICT設備 校内無線LAN(全普通教室からインターネット接続可能)、電子黒板機能付きプロジェクタ(全普通教室等)
宿泊施設 遠距離等により通学困難な幼児児童生徒のための寄宿舎