アカデミアとちぎ

2016年10月の記事一覧

「秋山をめぐる」第3日

10月8日(土) 那須の紅葉を楽しむ
 実技講習第2日は那須へ行きました。沼原湿原から姥が平へのコースで静かな那須の紅葉を楽しむのが目的です。出発時は前回同様あいにくの小雨模様。紅葉もまだまだという感じでしたが、姥が平では紅葉に包まれた茶臼岳の姿を楽しむことができました。

   

「秋山をめぐる」第2日

10月1日(土) 塩原渓谷を歩く
 実技講習第1回目は塩原渓谷へ行きました。あいにくの小雨模様の中でしたが、塩原温泉ビジターセンターのレクチャールームをお借りして、お互いの装備・本日のコースの確認をして出発しました。この日は塩原渓谷遊歩道やしおコースを散策しながら、非常時の装備・地図の見方などを学びました。期待していた紅葉はまだまだでしたが、紅葉の絶景の気配だけ楽しみました。

   

「能楽堂に行こう4」講座開講

9月24日(土)開講式の直後、「能楽堂に行こう4観世流 謡曲・仕舞入門」講座が開講しました。講師は国語科の藤田智子教諭です。同教諭は本年6月に観世流能楽師師範の認定を受け、7月に能『経正』を県総合文化センターで披露しました。

  
『羽衣』を楽しむ            藤田智子

「能楽堂に行こう」講座も今年で4回目となりました。昨年は『鶴亀』という曲を楽しみましたが、本年は人気曲『羽衣』に挑戦します。キリ(最終部)の謡と仕舞の習得を目指します。
4年連続という方も多い中、本年は初めてという方も4名受講してくださり、総勢12名での開講となりました。能楽愛好の波が徐々に広がっていることをうれしく思います。
 第1回は『羽衣』の冒頭の謡を習い、『鶴亀』とは比較にならぬ難しさに皆さん困惑されたようです。そこで第2回は習う範囲を限定いたしました。前回同様、どこかの舞台で発表することを前提に、お稽古をして参ります。 

「籐工芸」講座開講

9月24日(土)開講式の直後、「籐工芸」講座が開講しました。講師はさくら市在住の籐工芸作家 印南真弓先生です。先生は平成9年師範の認定を受け、現在は県内数箇所に教室があります。アカデミアとちぎには3年連続で講師をお願いしております。10名の定員は募集開始からまもなくいっぱいになりました。
          

   「籐工芸」第1回       印南真弓

第1回目の作品は「結びの花籠」でした。講師があらかじめ下ごしらえした台の上の部分を受講生は講師や助手の指導で編んでゆきます。同じ材料を用いても、できあがった作品はひとつとして同じものはありません。約2時間でできあがりました。今回初めて籐に触れた方が、できあがった作品を前に「本当にあたしが作ったのかしら・・・」とうれしそうにおっしゃるのが、講師の喜びです。皆さんが「知らない自分」「見たもなかった自分」に出会ってくださるように祈っております。(談話)