校長室便り

夏休みでも学びを止めるな!⑥

現在、校内では「様々な学び」が進められています。

夏休みだからこそ、深められる学びがあります
そんな学びのいくつかを紹介します。


今日(8月8日)は、「PDA全国高校 即興型英語ディベート合宿・大会2020」の1日目が開催されました。
PDAとは、本大会を主催している「パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)」のことです。

今回の大会は、お題が前もって公表されている「準備型」とは異なり、お題が発表されてから、短い準備時間でディベートを開始する「即興型」です。準備時間がほとんどない分、難易度は高いと言われています。これまでは、大阪などに全国から高校生が集まり、合宿形式で2日間かけて行いますが、今回はコロナの影響で、オンライン開催となりました。

授業外のクラブ活動などで即興型英語ディベートを行っている生徒(課外活動の部)では、初心者と一般の2つのコースに分かれています。

課外活動の部(初心者)には29チームがエントリーしています。佐高からは1年生1チーム(佐高C)が参加しています。
課外活動の部(一般)には同じく29チームがエントリーしています。佐高からは2年生2チーム(佐高A、佐高B、ABは均等です)が参加しています。



1日目の今日は、練習ラウンドを3回やってから、予選ラウンドの1回目を行います。明日は予選ラウンドを2回行い、3回分の成績で、決勝進出チームが決定します。

まずは、腕試しで「練習ラウンド」を行いました。

ラウンド1の論題は以下の通りです。

何やら難しそうですね。論題が発表されると、各チームは動き出します。

<Aチーム:図書室>(新井優平君、岡部豪太君、兵藤かほるさん)


<Bチーム:英語演習室>(江部青飛君、小林杏珠さん、山﨑理紗子さん)


<Cチーム:選択2教室>(石塚凜花さん、大川優貴君、片柳賀那さん、横塚功樹君)


ラウンド2の論題は以下の通りです。

脂肪税を導入すべきだ」脂肪分の高い食品を摂取しすぎると、健康被害をもたらすことから、脂肪分の高い食品には税金を課すべきだ、というようなお題です。
荒唐無稽な感じもしますが、肯定、否定それぞれに根拠をもって論破するのは大変そうですね。



そして、ラウンド3の論題です。

これはかなりタイムリーなお題ですね。確かに、(コロナ)ウイルスを故意に拡散すれば犯罪と言えますが、死刑とするかどうかは、腕の見せ所でしょうか。

<Aチーム>


<Bチーム>


<Cチーム>


それぞれ対戦が終わると、ジャッジがそれぞれのチームの良いところや改善した方がよいところなどを丁寧に説明してくれます。解説だけ聞いていても、なるほどと思ってしまいます。


この後、予選ラウンド1回戦となりました。(→私は、ここで退出しました)
お題は、「Japan  should accept  more foreign  refugees. 日本はもっと難民を受け入れるべきである。」でした。

結果は、佐野Aは市立浦和に惜敗佐野Bは平塚江南に勝ち佐野Cは一関第一に勝ちました。皆さん、相当頑張りましたね。

明日の予選2試合も頑張ってください。決勝まで行けるといいですね。
応援しています。