校長室便り

高1・美術Ⅰの授業見学

本日、1・2限目に、高校1年1組の「美術Ⅰ」の授業(梅澤先生)が、2時間連続でありました。1クラスの中で、美術選択者と音楽選択者に分れますので、少人数での授業です。

授業は「自画像」の製作でした。1学期中に、鏡で自分の顔を見ながら、鉛筆で自画像の下書きをしていましたので、今日から、約5時間かけて、絵の具で色をつけていきます。
絵の具は、「水彩絵の具」ではなく、「アクリル絵の具」を使います。「水彩絵の具」だと、重ね塗りをすると、下の色がにじんできてしまいますが、「アクリル絵の具」だと、にじまないので、重ね塗りが可能です。また、発色も鮮やかできれいです。



生徒たちは、顔の輪郭から書いていますが、梅澤先生からアドバイスがありました。

「アクリル絵の具は重ね塗りしてもにじまないから、まず顔全体を塗り、その上で鼻とか出っ張っているところを濃く塗っていくといいよ。」なるほど、そういうことかと、生徒の色の塗り方が、ガラッと変わりました。


この後、自画像がどんな風にできあがってくるのか、とても楽しみです。


美術室前の廊下には、こんな作品も展示されていました。こういうのも授業で作るそうです。