校長室便り

バレエ留学の篠原さん来校

本日、佐野高1年の篠原楓乃(しのはら そよの)さんがお母さんと来校しました。



篠原さんは、昨年、埼玉県で開かれたバレエの全国大会「WBCバレエコンクール」で優勝し、奨学金制度により、イタリア中央部のトスカーナ州立バレエ学校(アテネオ・デラ・ダンザ)に8月下旬から留学し、プロのバレリーナを目指しています。


現在は新型コロナの影響で学校が休校であるため、日本に帰国しています。これまで通っていたバレエスタジオで練習したり、イタリアからの遠隔レッスンにも参加しているそうです。

バレエ学校では、イタリア語の授業もあり、日常的な会話はなんとかできるようになったこと、寄宿舎で生活しており、食事は毎日、自分で材料を調達して作っていることなど、近況を報告してくれました。

しかし、留学期間は3年間であるため、佐野高校で卒業することはできないことから、本校は退学し、広域通信制の高校で卒業資格をとることとし、本日、その手続きをされました。

篠原さんは、「今はバレエに専念し、将来は世界で活躍するバレリーナになるのが目標」と、力強く語ってくれました。


(バレエ学校のトレーナーを着た篠原さん)


たとえ、佐高生でなくなっても、佐野高校、同附属中で学んだ生徒であることには変わりありません。篠原さんには、佐野高校はこれからもプロのバレリーナになれるよう、応援し続けることと、イタリアでの活躍の様子をまた報告に来てくれるよう、伝えました。

篠原楓乃さんの今後のご活躍を祈念いたします。
(詳細は、後日、SGH通信でも紹介します。)

R2SGH通信(No.2)バレエ留学.pdf