校長室便り

夏休みでも学びを止めるな!⑦

現在、校内では「様々な学び」が進められています。

夏休みだからこそ、深められる学びがあります
そんな学びのいくつかを紹介します。

今日(8月9日)は、「PDA全国高校 即興型英語ディベート合宿・大会2020」の2日目が開催されました。

今日は、予選ラウンド2,3と準決勝、決勝です。
<佐野Aチーム>

<佐野Bチーム>

<佐野Cチーム>



予選ラウンド3の論題は「ペット税を導入すべきである。」
ドイツでは、すでにペット税が導入されており、犬1頭あたり年間1万6000円程度収めているそうです。そういったレクチャーを10分ほど受けた後、論題が発表になりました。




画面には、このように、左上がジャッジ、右上が佐高Bチーム、下が対戦相手、というように映っています。


思わず立ち上がってスピーチすることもあります。(佐野B)


相手がスピーチしている途中で、POI(ポイ)と言って、相手の矛盾点や弱点を攻撃することもありますが、相手が受け付けないと発言できません。POIはうまくいけば効果的に加点することもできますが、逆に、頓珍漢な発言だったりすると、墓穴を掘ることもあり、諸刃の剣です。(佐野A)


1年生の佐野Cは素晴らしいチームワークを見せ、練習ラウンドと予選ラウンドを7戦6勝の好成績を残しました。

*3チームとも、よく頑張って善戦しました。しかしながら、準決勝進出のベスト4には残れませんでした。

*最後に各チームから1人ずつ、今日のコメントをもらいました。

新井優平(A)「準決勝に進むような強豪校に勝ててうれしかった。でも、今回の大会全体を通して、勝てた試合はもちろん嬉しかったが、負けた試合も、悔しさだけではなくて楽しさや『全国レベルでも戦える』という自信を持つことができた。こうやって戦えたのも、今まで一緒に練習してきたチームのメンバーや部員のおかげなので、感謝したい。」

小林杏珠(B)「今回は、強豪校ばかりが揃う部門への出場に加えて、初めてのオンライン大会で、最初はとても不安だった。でも、大会が終わった今は、自分の成長を感じられたし、『楽しかった』という感想しかない。それも、支えてくれた部員のおかげ。」

片柳賀那(C)「今回自分たちのチームは7戦中6勝したり、機材トラブルがあったときも相手の論を予想しながら試合ができた。応援に来てくれた部員がリラックスさせてくれたおかげ。先輩とのアドバイスのおかげで今回褒められた箇所もあったので、感謝したい。」

部長の江部青飛は、部長として各チームに向けてコメントをくれました。
「Aは強豪校ばかりと対戦していたのに、あそこまで勝ったり推し負けたのはすごい。一緒に戦ってくれたBのメンバーにはとても助けられた。いつも以上に丁寧にスピーチできていて、見習いたい。Cは期待通りの結果で、後輩のおかげで『自分たちも頑張らなきゃ』と思える。見学組の力ももらいながら試合ができて、『周りの人に支えられているんだ』と感じることができた。」

*多くのことを学んだ熱い2日間でした。皆さん、お疲れさまでした!