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2025年5月の記事一覧

【2学年】キャリアプロジェクト啓 キックオフ

 4月10日、1年生と同様に2年生でも「キャリアプロジェクト啓」がスタートしました。総探2年目の2年生は、昨年の「探究」の振り返りと今年度取り組むゼミ選択についてのガイダンスを受けました。昨年度は、自分の『好き』を起点に「五大陸(世界の地域)」を掛け合わせた課題に取り組んだので、まずはその成果をグループ内で発表し、共有する活動を行い、探究のサイクルをまわすことの重要性を再確認しました。 
今年度は「工学」「科学技術」「医・看護」「教育・こども」「栄養・スポーツ」「まち・国際」の6つのゼミのなかで自分自身の興味・関心や希望進路に関連したテーマを設定し探究に取り組みます。自らのテーマを設定するにあたり、メンターとして来校してくださった大学生から、大学での学部や専攻をどのようにして決定したかという視点で探究のテーマを選ぶコツについて話していただきました。自分の「好きなこと」や「興味があること」をかけ合わせたり、「身近な(小さな)疑問」をもとに探究したりと背伸びをすることなく、今の自分に合ったテーマにすること。そして、探究するなら楽しんでやったほうがよいので、ワクワクできることを思い浮かべるとよいなどとアドバイスをいただきました。 
これから時間をかけて「ゼミ選択」と「探究テーマにおける問い」を決定していくうえでとても良い機会となりました。ありがとうございました。これからも今村先生とメンターの学生さんにはお世話になります。「キャリアプロジェクト啓」で2年間学ぶことになる2年生の探究活動の成果をぜひご期待ください。 

【1学年】キャリアプロジェクト啓 キックオフ

 4月10日、本校の「総合的な探究の時間」の特色でもある「キャリアプロジェクト啓」がスタートしました。桜美林大学高大連携コーディネーター今村亮先生とメンターとして学生2名が来校し、「3年間の探究活動の流れと1学期のテーマ」について御講話いただきました。 
 入学して間もない1年生で多少の緊張感のあるなか、アイスブレイクとしてグループで楽しく自己紹介を行うと、体育館はあっという間に拍手や笑顔があふれる空間となりました。その後、今村先生からなぜ探究が重要なのか、高校生が生きる未来(人生100年時代、人口減少、シンギュラリティ、世界における日本の立場など)をふまえながら説明していただきました。 
 また、「課題の設定」→「情報の収集」→「整理・分析」→「まとめ・表現」といった探究の過程を繰り返すサイクルが示され、大学側も「探究」する受験生を求めていることなど「探究」することの重要性を学びました。 
 1学期は「探究」の第一歩として合意形成する力や企画力、提案力を身に付けるために「文化祭」でのクラスの催しとしてキッチンカーとのコラボ商品の開発・販売を実施します。地元のグルメを生かしたメニューを今後クラスで話し合っていきます。今村先生の御助言や佐野商工会議所のサポートのもと、文化祭を楽しみながら実践的な力を身に付けていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。