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ボストン研修報告③
アメリカ語学研修 報告書 3日目(7/25)
今日のボストンは終日曇りで、気温は18℃前後と昨日に引き続き肌寒い一日となりました。
午前中は英語クラスで昨日のプレイスメントテストの結果をもとにクラス分けされ、生徒達は緊張感のなかそれぞれの教室に向かっていきました。クラスによっては留学生が多かったり少なかったりと偏っていましたが、ネイティブ講師のもとこのクラスで今日からのレッスンが始まります。レッスンではあるテーマに沿って自分の考えや意見を発表する機会が多く、生徒達はこの授業スタイルで自分の英語力ではまだ上手く相手に意見を伝えられない自分を知るとても良い機会だったと思います。そして多国籍の生徒たち、とくに同時期に来た同年代の中国からの留学生たちの英語力(特にコミュニケーション力)がはるかに自分達より上であることに気づかされた生徒達は焦りと悔しさを感じていました。リスニング力とスピーキング力がおもに必要とされるこちらの授業スタイルでは栃高生であっても多国籍の生徒と全く対等に立てないことが分かった瞬間でした。生徒達にはコミュニケーションツールとしての英語をこの研修を通してしっかりと理解し身に着けてもらおうと思っています。
午後はEmbassyスタッフの案内のもと全員でボストンの歴史をたどるフリーダムトレイルを散策するアクティビティーです。これから毎日利用する地下鉄に乗るため、最初に徒歩20分の場所にある最寄り駅の「Davis」まで徒歩で向かい、初の地下鉄になるので乗る前には全員に乗車駅と降車を確認してもらい、他人任せではなく土曜日の班別自由行動の予行練習も兼ねて、一人ひとりが注意をもって行動してもらうようにしました。フリーダムトレイル散策の出発地点であるPark St駅に到着すると、Embassyスタッフによりフリーダムツアーが始まりました。すべて英語の説明で歴史についてなかなか十分には理解はできませんでしたが、ボストンの歴史の象徴であるそれぞれの建物を実際に歩きながら見学できたことは生徒にとってとても貴重な経験となったはずです。ボストンコモン(公園)には大都市にもかかわらず野生のリスが普通に生活していることに生徒達はたいへん驚き感動していました。
フリーダムトレイルの最終地点であるクインシーマーケットで30分程度自由時間をとりました。時折日差しがでるほど天気もよくなりいくつもの大道芸が出ているほどとてもにぎわっていたので、生徒達には日本ではないので決して気を緩めなよう伝え解散としました。生徒にとっては土曜日の班別自由行動の下見にもなったはずです。帰りはボストン中心街を歩きながら土曜日の班別行動でも利用する駅のひとつ「Downtown crossing」からタフツ大学ヘと地下鉄を使って帰りました。Tuftsに戻ると代表生徒から案内してくださったEmbassyスタッフに感謝の気持ちもこめてスピーチをしてもらいました。
夕食後のイブニングアクティビティーはスポーツでサッカー、バスケ、テニスとそれぞれが興味のあるものを選択して他の留学生と一緒にスポーツをしました。サッカーの試合では日本、ロシア、ペルー、ブラジルの生徒が混ざったチーム編成でまさしく英語をコミュニケーションとしたグローバルな試合となりました。
明日がこの研修の折り返し地点になり、この後ハーバードやMITの訪問、そして班別自由行動があります。これで本日の報告を終了いたします。
州議事堂前にて 代表生徒からEmbassyスタッフへのスピーチ
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