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お願い
校門前や周辺道路での駐停車は大変危険ですのでおやめください。
また、学校行事の際に、周辺商業施設への駐車はご遠慮願います。
Ⅰ学校の概要
1 沿革
明治29年栃木県尋常中学校栃木分校として創立、以来、第二中学校、栃木中学校等を経て、昭和26年栃木県立栃木高等学校と改名し、現在に至る。明治・大正時代には、大本営がおかれた本校に明治天皇や大正天皇の行幸を賜り、その際御在所とした建物は「御聖蹟」として現在も保存され、年1回の学校祭で一般公開される。昭和36年に30㎞の強歩大会として始まった栃高耐久レースは現在も27Kmとコースを変えたロードレースとして地域の方々の協力も得て本校の伝統行事の一つとなっている。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業は、令和5年度に文部科学省からⅢ期目の指定を受け、13年目を迎えた。Ⅱ期目からさらに発展し、充実した実践を継続している。なお、令和4年度入学生より、進学に重点を置いた「進学型単位制」を導入し、生徒それぞれの進路目標の実現に向けた授業を実施している。
2 栃高の特色
本校は創立128年の伝統を持つ男子校である。校内には文化財に登録されている明治・大正時代の建造物が3棟あり、現在も使用されている。校舎と校庭の間には旧県庁の堀が流れ、錦鯉が悠然と泳いでいる。生徒達は「独立自尊」「和信敬愛」「進取創造」「質実剛健」の校訓のもと、生き生きと全力的に学校生活を送っている。将来の自己実現、進路実現を目指し主体的に学習し、卒業生の半数が現役で国公立大学に進学している。また、部活動・学校行事も盛んで、「文武両道」をモットーに、時間とエネルギーの遣いどころ、蓄えどころをしっかりと見極めて、将来社会の期待に応えられる有為な人材となるべく、日々仲間と切磋琢磨しながら自己研鑽に努めている。
令和5年度にSSHⅢ期目の指定を受け、「栃高探究スタイルで栃木から世界へ」という研究開発課題を設定している。課題研究などで探究的な活動を行うのはもちろん、最先端の研究機関や大学との連携がいっそう深まり、将来国内外でリーダーとして活躍できる科学者技術者に必要な素養を身につけるためのプログラムに生徒全員が参加している。
3 本校の教育
Ⅱ本校での学習
1 「進学型単位制」の教育課程
各年次とも6クラスで、1・2年次は均質クラス、3年次からは各自の進路希望に合わせて文型・理型に分かれる。生徒は、単位制のメリットを生かし、進路希望や興味関心、習熟度に応じて設けられた多数の科目の中から、主体的に選択した科目を自らの資質・能力の向上、進路実現に向けて学ぶことができる。
一方で、「時代を切り拓くリーダーを育成する」という本校の目的を実現するため、教科や科目を偏りなく学ぶ「全教科主義」を貫くことを課している。
1コマの授業は50分で行われ、週5日間のうち4日間が7時間授業となる。現在、木曜日の7時限目がSSH関連の授業(課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)に充てられ、先進的な探究的学びを実現している。
〔令和7年度入学生教育課程表〕
2 主体的な「学び」への姿勢
本校は「おもしろい!」「もっと知りたい!」「なぜそうなるの?」といった内発的な動機をもとにした学習を大切にし、教科書の内容にとどまらない、未来につながる本当の「学び」を追求している。生徒は授業に積極的に参加し、教師と生徒が協働することで学習成果を高めている。
また、キャリア教育にも力を入れており、将来を見据えた自分のあり方、生き方を追求していく機会を数多く設けている。大学や研究機関に出かけていくだけでなく、大学の先生や企業や研究所の職員の方々の来校を仰いで出前授業をしていただくことで、真の「学び」へ向かうモチベーションを高めている。
卒業生は3万人を超え、その豊富な人材を生かし、卒業生による講演会や、卒業生との懇談会が頻繁に行われている。令和元年度にはスタジオジブリ代表取締役社長である中島清文氏,令和3年度には小惑星探査機「はやぶさ2」ミッションマネージャの吉川真JAXA准教授、令和5年度には住友精密工業株式会社技術顧問、大阪大学名誉教授の中嶋英雄氏にご講演をいただき、生徒たちの進路選択や学問への興味などに大きく影響を与えてくださった。
3 思考力・判断力・表現力を醸成する「SSH事業」
Ⅲ進路状況
1 主な合格大学
2 進路概況
本校生徒は、高校入学時からほぼ全員が国公立大学進学を希望している。その目標を更に深化させ、10年後20年後の将来を見据えた進路希望を確立していくと共に、大学進学というものを自分の将来像を実現するための大きな一歩として捉えていく。このようにして築きあげられた大学進学という確固たる希望を実現させるのが栃高生としての当面の目標であり、そのために培われなくてはならないものが個人個人の「力」である。
近年の国公立大学進学者は概ね100名から120名の間で推移し、学年の約半数となっている。私立大学も学費や通学事情なども考慮に入れながら、約70名の生徒が進学しているこのような進路状況は、各自の将来像と個人個人の「力」が織りなした結果であり、また、生徒、保護者、学校が一体となって一人一人の進路実現を目指した教育活動を行った結果でもある。
Ⅳ特別活動(部活動、学校行事)
1 部活動一覧と活動状況
生徒の80%が部活動に加入し、意欲的に活動している。
2 人間的成長につながる特色ある学校行事
部活動のみならず、生徒全員が全ての学校行事に全力で取り組んでいる。
過去の一日体験学習
令和4年度一日体験学習
本日、中学3年生とその保護者のための一日体験学習を実施しました。
中学生483名、保護者378名に参加いただきました。
校長挨拶 生徒会役員による学校紹介① 生徒会役員による学校紹介②
生徒会役員による学校紹介③ 応援団演舞 保護者向け説明会
在校生との話し合い① 在校生との話し合い② 在校生との話し合い③
参加された方々が、栃高の素晴らしさを感じ取っていただけたのであれば幸いです。
令和3年度 一日体験学習
R3年度学校案内PDF版
(各リンクをクリックしてください)
学校案内
1ページ 2ページ 3ページ
4ページ 5ページ 6ページ
栃木高校グランドデザイン
単位制導入に関するリーフレット
表 裏
SSHパンフレット
令和2年度 一日体験学習
令和2年8月19日に実施予定であった一日体験学習は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、中止となり、Web一日体験学習として実施になりました。
〇令和2年度学校案内
「令和2年度学校案内(PDF版)」はこちらからダウンロードすることもできますのでご活用ください。
栃木高校「学校案内」①.pdf
栃木高校「学校案内」②.pdf
栃木高校「学校案内」③.pdf
栃木高校「学校案内」④.pdf
栃木高校「学校案内」⑤.pdf
栃木高校「学校案内」⑥.pdf
〇令和2年度栃高SSHパンフレット
本校が取り組んでいるSSH活動の紹介を、こちらからダウンロードすることができますのでご活用ください。
栃高SSHパンフレット.pdf
〇動画コーナー
クリックするとYouTubeが開きます。
施設と紹介(BGMとして校歌が流れます)
令和元年度 一日体験学習
8月21日(水)に中学3年生とその保護者のための一日体験学習を実施しました。
生徒496名、保護者・引率427名に参加いただきました。
校長挨 代表生徒による説明 応援団の演舞
在校生との話し合い 部活動見学(サッカー部) 施設見学(御聖蹟)
参加された方々には栃高の素晴らしさを感じ取っていただけたのではないでしょうか。
また、9月1日(日)栃高祭が行われます。ぜひ、ご来場いただければ幸いです。
平成29年度 一日体験学習が実施されました
8月23日(水)に中学3年生とその保護者のための一日体験学習を実施しました。
生徒(中3)591名、保護者419名に参加いただきました。
校長挨拶 代表生徒による説明 応援団の演舞
在校生との話し合い 施設見学(御聖蹟)
部活動見学(サッカー部) 全国総文祭出品作の説明
参加された方々には栃高の素晴らしさを感じ取っていただけたのではないでしょうか。
9月3日(日)の栃高祭へのご来場もお待ちしております。
平成28年度一日体験学習
中学三年生507名、保護者368名に参加いただきました。
①全体会では校長挨拶に続いて、代表生徒4名から栃木高校の学習・部活動・特別活動についての説明がありました。また、應援団からのエールもありました。
②在校生との話し合いでは、13班に分かれて各教室に入り、それぞれ5人の在校生から栃木高校での生活についての説明、中学三年生から在校生への質疑等を行いました。高校生の本音を聞ける良い機会となったと思います。
③部活動・施設見学では、屋内外の部活動と文化財登録されている御聖蹟・養正寮等を見学していただきました。今年は、昨年度に完成した新自習室『學成寮』も見学でき、多くの方々に見学いただきました。
事後アンケートでは、多くの中学三年生から「大変参考になった」との評価をいただきました。
特に在校生との話し合いが良かったようです。
平成26年度一日体験学習
最初の全体説明、体育館で行われました。
校長挨拶で始まりました。
続いて生徒会長の挨拶です。
この後、学習・学校行事・部活動についてそれぞれ生徒が体験を交え中学生に話をしました。
体育館に集まった生徒・保護者です。
体育館での説明の後、各教室に別れ高校生との話し合いが行われました。
参加した中学生のアンケート結果から
参加した動機については、自分の意志で参加を決めた生徒が78%いました。次に親や親戚に勧められてという生徒が11%となっています。
栃木高校の特色や内容の理解については、よく理解できたと答えた生徒が77%でだいたい理解できたと答えた生徒は23%でした。
全体としてこの一日体験学習が大変参考になったと答えた生徒が92%で、全体会での説明や各クラスでの話し合いは満足とやや満足と答えた生徒が95%を超えています。
感想としては、明るく自由な雰囲気を感じた。勉強だけのイメージが変わった。在校生がおもしろく親切だった。などの意見が寄せらました。
平成25年度一日体験学習実施報告2
・応援団の演舞
・中学生との話し合い(主に出身中学校の後輩に説明してます)
・部活動見学
平成25年度一日体験学習実施報告
平成25年度一日体験学習が以下の通り実施されました。
期日: 平成25年8月22日(木)
日程: 8:30 ~ 8:50 受付
※7:30頃から中学生が集まり始め,8:50にはほぼ全員が集合しました。
8:50 ~ 10:10 全体会
○ 校長挨拶
○ 生徒による栃高紹介
・新生徒会長挨拶
【要旨】
「自分が一番強く栃高を感じるのは校訓の”独立自尊”。
栃高生の自主的,かつ積極的な活動の様子をこの後の
経験豊富な先輩達(3年生)の話から感じ取ってください。」
・学習について
【要旨】
「大切なのは自ら学びを求める姿勢。生徒の十分な準備と
質の高い授業で皆がどんどん力をつけてゆく。壁にぶつかった
時が勝負。同じ目標を共有する仲間達との切磋琢磨でさらに
飛躍するのが栃高生。学びの先にある専門的な研究や
より深い思考を求めて日々努力しています。」
・部活動について
【要旨】
「目標の設定から,活動時間や活動内容の計画まで,基本的には
生徒の手によってすすめられる。教師は生徒のアイディアに
必要に応じてアドバイスを施し,その実行について全面的に
バックアップする。結果についても生徒が自己分析し,
次に生かす。」
「勉強との両立は十分可能である。そのために栃高生は様々な
工夫をしている。むしろ両立のための努力によって自分の
キャパシティーが広がる。部活動で広げたキャパシティーを
もとに,部活動引退後各自が飛躍的に力を伸ばす。」
・学校行事について
【要旨】
「栃高生は全ての行事に全力で取り組む。その中で,普段は
見られない独特の個性が表れる。この個性に刺激されて
さらに栃高生の潜在能力が引き出される。スポーツ祭や
学校祭で自分たちの個性を開花させよう。」
・まとめ
【要旨】
「これまでの話に共通するキーワードは”生徒の自主性”。
教師との信頼関係の上に成り立つ生徒達の自主的な活動に
より,栃高生は3年間で大きく伸びる。今日の一日体験学習を
すべて私たち生徒にまかせる懐の深さ。これが栃高です。」
○ 応援団演舞
○ 栃高紹介ビデオ上映
※参加者全員が栃高生の熱い語りに耳を傾け,応援団の演舞に熱い視線を送りました。
10:30 ~ 11:30 在校生との懇談会 各教室
※冷房の効いた教室に移動して活発な話し合いが行われました。
保護者・引率者対象の懇談会 講堂
※学校側からの説明の後,質疑応答がなされました。
<質問例>
・ 土曜講座・夏期講習の実施の様子?
・ 他県・他学区からの受検による不利な点はあるのか?
・ 次年度から実施される特色選抜について など
11:30 ~ 12:20 部活動・施設見学
※多数の中学生達が時間ぎりぎりまで部活動を見学しました。
参加者数:
中学生 558名 保護者 374名 計 932名
( 86 中学校)
生徒アンケートの集計結果はこちら H25アンケート集計結果HP.jtd
平成25年度一日体験学習の日程の一部変更について
「平成25年度一日体験学習のご案内.pdf」により示しました当日の日程に一部変更が
生じました。変更は以下の通りです。
なお,申し込みをいただきました中学校へはすでに変更後の日程を含む各種情報を
添付ファイルとともにメールでお知らせしてあります。詳しくはそちらでご確認ください。
日程の変更点
1. 保護者対象懇談会 10:30~11:30 講堂→第1体育館 (場所の変更です)
2. 部活動・施設見学 11:30~12:00 → 11:30~12:20 (時間の変更です)
3. 車の一斉移動 12:00 → 12:30 (時刻の変更です)
※ ご来場には,なるべく公共交通機関をご利用いただきますよう
お願い申し上げます。
※ 本校内,及び旧栃木一小跡地の駐車場に駐車された場合,12:30の
一斉移動まではお車の移動はできませんので,ご了承ください。
一日体験学習実施要項_新日程_.pdf
一日体験学習駐車場についてのお知らせ.pdf
Taro-駐車場配置図.pdf
◎今までに、本校生との話し合いで出された中学生の主な質問
Q1 中学校と高校の違い
A 中学校の時とはまた違った真剣な授業になります。給食がなくなるのも大きな違いです。生徒の自主性を尊重す
る校風の中で、自覚と誇りをもって常識を越えない範囲で生活しています。
Q2 登下校について
A JR両毛線、東武線の利用者が多いです。両毛線は混みあって大変。でも、1本早い電車できて、学校で勉強し
ている人もいます。
Q3 宇都宮方面からの東武線の場合、新栃木駅と栃木駅のどちらが通うのに便利か。
A 時間的にはほぼ同じ。クラスや部活動などの友人と行動をともにする場合には、栃木駅がよいでしょう。乗降数は
新栃木が少ないです。
Q4 授業の進み具合
A 非常にはやいので、予習が大変。
Q5 毎日の家での勉強時間
A 人によって違うでしょうが、私(1年)は3時間前後です。
Q6 テストの頻度は?
A 定期テストが年5回、校内実力テストが年4回、校外模試は年3~4回(3年はそれ以上)、確認テスト・小テストは
随時行われます。
Q7 文理分けについて
A 将来の職業や教科の興味関心、適性などで決まります。教科の得意・不得意だけで選ばないことが大切です。
(内容については「教育課程」参照。)
Q8 中3夏休みの勉強は?
A 1・2年時に学習したことをまとめてやるとよいでしょう。でも、入試には3年時の内容も多く出題されるので、予習を
するのも効果があると思います。
Q9 校則について
A それほどきびしくはありませんが、自分できちんと責任のとれる姿勢を持たなければなりません。
Q10 女性の先生はいるか
A 12人います。
Q11 スポーツ祭の内容について
A 5月下旬に、栃木市運動公園を会場に実施します。種目はバレーボール、バスケットボール、テニス、ソフトボー
ル、リレーで、全学年トーナメント方式のクラス対抗で行います。(くわしくは「年間行事」参照)
Q12 耐久レースについて
A 2ヶ月も前から準備が始まる、大きな行事です。保護者や町の方々にも協力していただいておこなわれていま
す。きついけれど、何か所かの給水所では飲み物やお菓子などがいただけます。31km走破した後の達成感は何
とも言えません。(内容については「年間行事」参照)
Q13 女子との接点は?
A 生徒会の行事で栃木女子高校との交歓会があります。また、学校祭にはいろいろな学校の女子がきます。そこで
知り合いになることもあります。
Q14 部活動の様子
A それぞれの部でいろいろですが、短時間集中型で実施しています。
Q15 部活動と勉強の両立について
A 運動部は大変そうですが、大切なことは集中力です。時間を有効に使えば両立は可能です。
Q16 応援団は部活か?
A いちおう生徒会の下部組織ということになっています。でも、部活のように簡単に入れます。ゴーカイな演舞は見物
です。
Q17 応援団はつらいのか
A 団員である友人の話だと、演舞などの発表予定のあるときを中心に練習。楽しいそうです。
◎中学生の主な感想・・・栃高一日体験学習で最も強く感じたこと
・ぜひ栃高に入学したくなった。(97)
・明るく、自由な雰囲気を感じた。(87)
・勉強だけのイメージが変わった。(69)
・在校生が面白く親切だった。(63)
・応援団がよかった。(57)
・本校のことがよくわかった。(39)
体育館で、全体説明を聞く 栃高応援団の迫力ある演舞
生徒会長の話 栃高紹介VTR上映 在校生との質疑応答
栃木県立
栃木高等学校
〒328-0016
栃木県栃木市入舟町12-4
TEL 0282-22-2595
FAX 0282-22-2534
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