栃高トピックス

SSH海外研修第5日目、6日目(帰国)

いよいよマレーシアにいられるのもあと一日。今日はマレーシア国立大学内にあるPERMATA pintar Negaraという学校を訪問しました。2011年にオープンした新しい公立の学校です。対応してくださったのは15~17歳くらいの同年代の生徒さんでしたが、聞けば、この学校だけは、年齢が低くても能力が高ければ飛び級のような制度があるとのことでした。15歳の女子学生も今度、年齢が上の生徒と一緒に日本のセンター試験のような試験を受けるのだと言っていました。学生さんはみな、寮に住んでいて、2000リンギット(6万円程度)で一年間過ごせるのだと言っていました。うらやましい費用です。
学校の説明をしていただいた後、栃高の紹介や日本文化紹介などをおりまぜながら、各自の研究発表をさせていただきました。
  
  訪問先の学校紹介         栃高紹介        日本文化の紹介(剣道)

  
     研究発表         マレーシアの衣装や歌を紹介してくださいました。

体育館のようなところに移動して、遊びも紹介していただきました。
          
     
午後は、数学、生物、物理などに分かれ、生徒さんたちと一緒に授業を受けました。多くの授業が、講義形式ではなくグループで作業するタイプの授業でした。教科書がとても分厚いのが印象的でした。
   
  縦波の波長とは?       グループで作業       並んで大きな波を作る

講堂や天文台などの施設も見せていただきました。もっともっと滞在時間がほしかったのですが空港に向かわなければならず、後ろ髪を引かれながらも学校を後にしました。
         
   天文台 低緯度なので極軸も      皆さんと記念撮影
   ほぼ水平です。日本製の副鏡
   を使っていました。

終わってみればあっという間の5日間でした。大きなトラブルもなく、体調を崩すものもなく、雨にも全く降られず、得られたものはとても大きな研修でした。お世話になった多くの方々に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
     
   クアラルンプール国際空港で。 ガイドのライさん、本当にお世話になりました。