栃高トピックス

自治医科大学出張講義

 10191540分より、「命を救うがん研究」というタイトルで、自治医科大学分子病態治療研究センターゲノム機能研究部教授である間野博行先生に講演をして頂きました。    

 間野先生の研究チームは、発がん遺伝子を見つける技術を自ら開発し、その技術を用いて肺がんの新しい原因遺伝子「EML4-ALK」を発見することに成功しました。その大発見を受けて、がんの特効薬が歴史上最速のスピードで患者さんのもとに届けられた様子について、理論的かつ熱心に話して下さいました。講話が終了した後も、栃高生からの数多くの質問に丁寧に答えて下さいました。生徒たちは、がん研究の最前線に触れ、間野先生の「志」に触れ、おおいに感じるところがあった様子でした。