栃高トピックス

SSH海外研修第4日目

今日は3つの班に分かれ、マレーシアのブラザーズアンドシスターズプログラムを利用して、現地大学生の案内のもと市内研修を行いました。ニライ大学の学生さん3人がホテルまで迎えに来てくださり、プログラムがスタートです。まずはクアラルンプール市内の全体像を把握するために、ペトロナスツインタワーに徒歩で向かいました。
  
ホテルのロビーで顔合わせ ペトロナスツインタワー まずは41階(170m)から

2つのタワーをつなぐ41階(170m)のスカイブリッジ、86階(370m)のオブザベーションデッキから、クアラルンプール市内を観察し、ポイントとなる建造物や交通網を確かめ、今日の研修に役立てました。
ツインタワーを降り、ここからは班別に研修です。1つのグループに1人の大学生が付き、各班の計画に従って市内研修を行いました。

約束の場所で集合し、大学生にお礼を言って別れた後、ホタルを観察するためクアラルンプールから北西に60kmほど離れたクアラセランゴールへと向かいました。
夕食を済ませ、カンポンクアンタンという村にある観察ポイントで手漕ぎの船に乗って観察しました。月明かり(半月ほど)の中でしたが、目が慣れてくると川の両岸のマングローブの木の枝で、無数のホタルが光を点滅させているのが確認できました。その光景はクリスマスツリーのイルミネーションのようで、辺りは幻想的なムードに包まれていました。写真を撮ろうと試みたのですがうまくいかず、ご紹介できないのがとても残念です。オスは1秒間に3回ほど、メスはそれよりもゆっくりとした間隔で点滅するのだそうです。ホタルに触れてはいけないという注意がありましたが、特別に手のひらで観察させていただくことができました。日本のホタルとは大きさが違い、数ミリ程度(米粒くらい)の大きさです。
  
大学生との記念写真      セランゴール川       船乗り場
 
ライフジャケットを着て  掌の上のホタル(黒い点)

今日もまた、多くのことを体験し学ぶことができました。早いもので明日はマレーシアにいられる最後の日。マレーシア国立大学内のPERMATA pinter Negara(高等学校)を訪問し、各自の研究発表や文化紹介などを行った後、午後は現地の生徒さんたちと一緒に、理数系の授業に参加させていただく予定です。その後、夜の便で帰国の途につきます。