校長室だより

「SSH研究成果発表会」が無事終了しました!

 昨日2月18日(土)に、本校で「SSH研究成果発表会」が開催され、多くの御来賓の皆様、他校の高校生・先生方、中学生、保護者の皆様にお越しいただきました。大変ありがとうございました。本校のSSH事業については、平成24年度に文部科学省の研究指定を受け、本年度が5年指定の最終年度でした。2年生が取り組んだ多くの「一人一研究」の発表に加え、「第60回日本学生科学賞」の中央審査で栄えある科学技術政策担当大臣賞を受賞したSSHクラブ物理班(物理部)の「フーコーの光速測定の検証」の研究の発表が行われたり、「SSHマレーシア研修」の報告(2-1臼居峻平君・2-3中野恭輔君)とSSHクラブ数学班の2-1臼居峻平君による「遺伝的アルゴリズム歩行ロボットの形態と制御の最適化(A research on the optimization of form and control of robots using genetic algorithms)」が英語でプレゼンテーションされたり、今回初めて足利高校と佐野高校にも御協力いただき、他校の研究発表が行われたりと、本校の5年間にわたる取組の成果が表れた、本校SSH事業の集大成としてふさわしい発表会となりました。講評では、「大変素晴らしい発表会ではあったが、高校生らしい発想を生かした、もう少しチャレンジ精神を発揮した研究も期待したい」との話もありました。私も、高校生の特権は失敗が許されることだと思っています。「失敗は成功の基」とも「失敗は成功の母」といわれます。校長が日頃「生徒諸君!チャレンジしてますか!」という合言葉を使っていますが、今後とも多くのことにチャレンジし、時には失敗もしてほしいと思っています。