栃高博物館

栃高博物館 65 サメの歯とアンモナイト

            栃高博物館 65 サメの歯とアンモナイト
    
       サメの歯 (軟骨魚綱 Shark teeth) 軟骨魚なので、骨はほとんど化石になりませんが、歯は
  硬く化石になります。またサメの歯は数が多く、生え替わるので、たくさん発見されています。サメは
  4億年前の古生代に現れ、現在も繁栄しています。この標本の歯を側面に沿ってはかると3.5cm
  ありますが、世界最大のサメの歯の化石は18cmあります。歯の大きさから推定すると、大きさ20m
  以上、体重25t以上だそうです。名を「メガロドン」といいます。
   アンモナイト (軟体動物門 頭足綱 Ammonite) 古生代シルル紀から中生代白亜紀末まで
  およそ3億5000万年繁栄した生物です。(三葉虫より長いがサメより短い!)今も生きているのが
  オウムガイです。三葉虫と同様に示準化石となっています。この標本は2cmですが、最大は直径
  2mです。不思議なことに恐竜とともに絶滅しています。