栃高博物館

栃高博物館 22 サナダムシ(裂頭条虫)

        栃高博物館  22 サナダムシ(裂頭条虫)

    分類 扁形動物門条虫綱
    学名 Eucestoda
    英名 Tapeworm
    大きさ 10m以上になる。
         標本は20cm×10(折りたたみ)=200cm。 2mです。
    分布 脊椎動物の消化管

     「サナダ」は真田紐からきています。真田紐は帯留めなどに使う平たい紐です。
   この標本には「人体腸管寄生 裂頭条虫」と書いてあります。見ずらいですが、
   中央に細い部分が見え、横糸で折り返して、下に向かっています。その先がサナ
   ダムシの最も重要な頭部ですが途中で切れてしまったようです。サナダムシは
   この頭部の形で分類されています。頭部に吸盤や鉤があり、それで腸壁に付着し、
   寄生生活をします。