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栃高博物館
栃高博物館 121 クマサカガイ
栃高博物館 121 クマサカガイ
分類 軟体動物門 腹足綱(マキガイ綱) 盤足目 クマサカガイ科
学名 Xenophora pallidula Reeve
英名 Pallid Carrier (carrier shell)
大きさ 8センチ(標本は4cm)
分布 茨城県より南の海域(水深100~300m)
巻き貝の表面に二枚貝や巻き貝の殻、小石を付着させながら生長します。
カルシウムでしっかり接着しているので取れません。カモフラージュのため
と思われます。名前の由来は、付着した貝類を、熊坂長範の背中の七つ道具
に見立てて、クマサカ貝とつけました。牛若丸の返り討ちに合った大盗賊です。
「能」の演目に「熊坂」があります。生物の名前も調べてみると、とても興味
深いです。(写真の説明 上から見ると巻き貝に見えません。下から見ると
軟体部の入る穴が見えます)
1999年11月26日開設
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栃木県立
栃木高等学校
〒328-0016
栃木県栃木市入舟町12-4
TEL 0282-22-2595
FAX 0282-22-2534
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