栃高博物館

栃高博物館 73 ダチョウの卵

        栃高博物館 73 ダチョウの卵

   分類 鳥綱 ダチョウ目 ダチョウ科 ダチョウ属
   学名 Struthio camelus
   英名 Ostrich(学名Struthioが名前の由来です)
   大きさ オスの成鳥は230cm、135kgにもなる
   分布 アフリカ一帯の乾燥地
 
  ダチョウはエチオピア区(生物地理区)の固有種で、かつてはアフリカ全域およびアラビア
 半島にまで生息していました。大形の飛べない鳥として、知らない人はいないでしょう。オス
 が巣を作り、複数のメスが卵を産みます。卵の世話、そして雛の世話はオスの仕事です。
 卵は生きている生物としては世界最大で、鶏卵の20個分あるそうです。標本は、縦約15cm
 です。しかしその上をいく生物が、かつて生息していました。マダガスカルで発見された
 エピオルニスという鳥の卵の化石です。大きさは何と30cmもあります。
  写真下、転がり防止の白いものはヨツアナカシパンです。