栃高博物館

栃高博物館 86 ブンブクチャガマ

            栃高博物館 86 ブンブクチャガマ

         分類 棘皮動物 ウニ綱 ブンブク目 
         学名 Spatangoia
         英名 Elongated Heart Urchin
         大きさ 標本は5cm
         分布 砂地の海底
 
     棘を取って球状のものはウニとかガゼと呼ばれ、丸くつぶれた形はカシパン、タコノマクラ
    と呼ばれています。そして、いびつなハート型はブンブクチャガマ(ブンブク)と名付けられま
    したが、ブンブクチャガマの名前の由来は調べてもわかりませんでした。あの分福茶釜と
    関係があると思うんですが‥。体は平べったく、カシパンと同じように海底の砂地に潜って
    有機物を食べています。深海底にもいます。標本に見える左右対称の孔の列は、棘皮
    動物に特徴的な管足の出る孔です。