記念館(御聖蹟)

   御聖蹟

 明治29年創立の年に建てられた本校最古の二階建ての建築物。
 当初は階上講堂、一階は校長室、事務室、宿直室などに使用されていた。
 明治32年11月15日より四日間、近衛師団北関東大演習の折、
 改造されて明治天皇の行在所となった。
 さらに、大正7年11月13日より七日間陸軍大演習が行われた際には、
 本校に大本営が置かれ、その折りにも大正天皇の行在所として使用された。
 以降階上は文部省史跡に指定され、永く本校の象徴として保存されてきた。

新聞記事
 「登録有形文化財」の登録 
 国の文化財保護審議会は、平成12年2月18日、本校記念館(旧県尋常中学校栃木分校本館)を登録有形文化財として登録することを答申しました。「講堂」と「記念図書館」はすでに登録有形文化財に登録されています。

 写真は2000年2月19日付朝日新聞栃木版の紹介記事です。


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