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2016年9月の記事一覧
学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~
◇学校設定科目「伝統技法」~天明鋳物の製作と概要~
今年度実施した「伝統技法」について報告いたします。
(機械科2年1組 二瓶 雅貴、本田 脩人、森 敬吾、山口 諄 、機械科2年2組 小林 優斗、内藤 智輝)
1 目的
伝統工芸品が、工業製品として産業の発展に大きな役割を理解するとともに、伝統文化に対する
理解と興味・関心を高め、その製作をとおして、伝統技法の基本的な知識と技能を習得する。
2 実習先
栗崎鋳工所
3 会社概要
・鉄・銅合金・アルミニウム等による鋳造業として天明鋳物の技と心を今に伝え、伝統工芸品として
だけでなく、現代のライフスタイルにもマッチした商品づくりや販売をしています。
・商品(朱銅花瓶・香炉、天明鋳物、朱肉入印鑑入、ベーゴマ、タイ焼き機等)
4 指導者
栗崎 二夫 氏 (栗崎鋳工所)
5 担当教員
印波 勉 機械科長
6 日程
第1日 7月29日(金) 佐野市郷土博物館見学及び市内見学
授業の概要説明 (栗崎鋳工所)
第2日 8月 4日(木) 原型デザイン、原型製作 (本校)
第3日 8月 5日(金) 原型製作 (本校)
第4日 8月10日(水) 鋳型製作、鋳込み作業 (栗崎鋳工所)
第5日 8月25日(木) 鋳ばり除去、手仕上げ作業(本校)
7 時間
8:30~16:30(1日 7時間×5日間 計35時間)
8 感想
・表札の製作を通して天明鋳物の伝統技法に接することができ、学校の実習では体験することが
できないこいとを経験することができ、楽しく充実した時間を過ごすことができました。
・木型製作では細かい作業が多く苦労しました。栗崎鋳工所での鋳型造りでは、丁寧に指導して
いただき、失敗しないようにと緊張しましたが、鋳込み・仕上げ磨きをして完成したときには達成感
を感じました。
9 実習風景
原型の製作 鋳型の製作
生徒作品① 生徒作品②
生徒作品③ 生徒作品④