文字
背景
行間
■電気科の概要
電気科ではどのようにして電気が作られ、各家庭や工場などに送られていくかを学習します。
また、送配電された電気を利用して照明、電動機制御などの電気応用や機器内の電子回路について学習します。その基本となるのが電気基礎の知識です。
卒業時には、就職や大学進学などの進路を決定し、将来は電気を使用するあらゆる企業での保守・保全技術者を目指す電気スペシャリストとして活躍できます。
★次の専門科目を学習します
科 目 名 | 学 年 | 単位数 |
工業技術基礎 | 1 | 3 |
課題研究 | 3 | 2 |
電気実習 | 1~3 | 8 |
電気製図 | 3 | 2 |
情報技術基礎 | 2 | 2 |
電気基礎 | 1~2 | 7 |
電気機器 | 2 | 4 |
電力技術 | 3 | 6 |
電子技術 | 3 | 2 |
工業数理基礎(選択) | 2 | 2 |
通信技術(選択) | 3 | 2 |
★取得可能な資格試験
資格試験名 | 学 年 |
第2種電気工事士 | 2 |
第1種電気工事士 | 2~3 |
危険物取扱者(乙種) | 1~3 |
工事担任者(DD3種) | 2~3 |
第3種電気主任技術者 | 2~3 |
電気科紹介
電気科2年 高圧受電設備講習会 開催
令和6年3月12日(火)電気科2年生を対象に「高圧受電設備講習会」を開催しました。関東電気保安協会様から6名の講師の先生方をお招きして、3時間に及ぶ専門的な講習となりました。
電気科は、経済産業省から電気主任技術者の認定校に指定され、卒業後「実務経験3年以上」で、電験3種を申請で取得することが可能になります。生徒たちの今後の成長が楽しみです。
座学講習 真剣に講義を受ける電気科2年生
模擬キュービクルを用いた演習 高圧交流負荷開閉器(LBS)の取扱い演習
地元ケーブルテレビの取材 遮断機動作の確認
令和5年度 電気科 課題研究発表会
1月26日(金)電子機器室にて電気科3年生の課題研究発表会がおこなわれました。電気科3年生が7班に分かれ、研究課題に取り組みました。技術的な研究活動やものづくり、地域貢献活動などをおこないました。生徒たちは研究した成果をまとめ上げ、電気科1年生の前で、プレゼンテーションをすることができました。電気科2年生には、後日ビデオ視聴をしてもらう予定です。
発表会の様子 開会宣言 校長先生挨拶
電気工事コンテスト全国大会出場報告 三相かご型誘導機の製作
リニアモーターカーの模型製作 なんでもやります屋商会 三期生
マイコンカーの製作 自立型ロボットの製作
うずまの竹あかり製作 指導講評
電気科3年 工業技術コンクール開催
令和5年12月8日(金)に、電気科3年生による工業技術コンクールを開催しました。電気科3年間で学ぶ専門知識や実技の中から4つの課題を選定し、その技術力を競い合うコンテストです。上位3名は、専門的な知識と技術が認められ、栃木県の工業部会から表彰されることになります。
課題①筆記試験の様子
課題②電気工事の様子
課題③シーケンス制御の様子
とちぎものづくり選手権 電気工事部門 金賞(知事賞)・銀賞 受賞
10月28日(土)県立県央産業技術専門校を会場に開催され、電気科から電気工事部門に2年生丸山選手、1年生平野選手・田口選手の3名が参加しました。競技時間1時間20分内に、配線図に示された屋内配線回路を板面に施工する競技です。専門的な能力、高い集中力と体力が求められる競技です。3年生の飯村先輩(昨年度知事賞受賞、今年度関東大会優勝・全国大会敢闘賞受賞)からの丁寧な指導のもと日頃の練習の成果を発揮し、2年生の丸山選手が1位である金賞(知事賞)、1年生の平野選手が銀賞(栃木県職業能力開発協会賞)になりました。11月29日(水)栃木県総合文化センターにて、表彰式がおこなわれました。今後の活躍が楽しみです。
金属管の加工 配線の端末処理
部材の確認作業 配線工事の様子
完成作品 丸山選手 完成作品 平野選手
表彰式会場入口 金賞(知事賞)丸山選手(左側)、銀賞 平野選手(中央)
マイコンカー北関東地区予選 栃木県1位全国大会出場
10月28日(土) 足利大学にて、マイコン搭載の自律走行型車両を利用したライントレース系競技「マイコンカーラリー2024北関東地区予選大会」が開催されました。Basicクラス33台、Advancedクラス11台、Cameraクラス3台で競技が行われました。各クラスのマイコンカーが、約50mの競技コースを走りきるタイムを競い合う大会です。
栃木工業高等学校からは、電気技術研究部チーム2台、電気科課題研究チーム2台の合計4台がBasicクラスに出場しました。4台のマイコンカーのうち、3台のマイコンカーが完走することができました。Basicクラス栃木県1位となった電気科3年神山君のマシンが、栃木県代表として12月27日、28日に長野県松本市で開催される全国大会に出場します。
走行前の事前車検 マシンのメンテナンス
大会に参加した4人の生徒 全国大会出場の神山選手
日光市市政・教育功労等表彰 受賞
令和5年11月23日(木)日光市今市文化会館にて「日光市市政・教育功労等表彰式」がおこなわれました。本校電気科3年 飯村太海君が、関東甲信越地区電気工事コンテストでの活躍が認められ、特別表彰者となりました。
高校生ものづくりコンテスト全国大会 敢闘賞受賞
11月11日(土)12日(日)第23回高校生ものづくりコンテスト(全国工業高等学校長協会主催)電気工事部門が、佐賀県立鳥栖工業高等学校体育館を会場に開催されました。本校電気科3年生の飯村太海選手が関東甲信越地区代表として大会に参加しました。国内の各ブロックから10名の代表選手が集まり、作業時間2時間の中で作業課題を完成させます。配線条件も極めて複雑で、集中力と正確性を求められるコンテストです。9人の選手が、作品を完成させることができました。審査の結果、本校の飯村選手が敢闘賞を受賞することができました。飯村選手の鍛錬だけでなく、学校内外からの支援・応援・激励が、このすばらしい結果に結びついたと思います。
大会会場入口 競技直前に最終指導を受ける飯村選手
集中して作業に取り組む飯村選手 完成作品
JR東日本 電気系設備技術講習会
令和5年10月25日(水)3・4時間目電気計測室にて、電気科2年生を対象に「JR東日本 設備技術講習会」が開催されました。講師は、大宮支社鉄道事業部設備ユニット 平沼大史様、大宮信号通信技術センター 五十嵐祥吾様、大宮電力設備技術センター 林 果梨様、企画総務部 野田拓己様の4名です。
講習会資料を生徒各自のタブレット端末に配布し、その資料をもとに4人の講師の先生方から専門的な説明を受けるスタイルで講習会が進みました。列車制御システムやエネルギー・情報通信分野にわたる広範囲の業務を組織的・効率的におこなうことで、安全安心な鉄道事業が実現していることがわかりました。
講習会の開会・自己紹介 真剣に参加する電気科2年生
栃工OBの講師の先生 タブレットを活用した講習
栃木県設備業協会電気工事部会から電線寄贈
10月6日(金)、「高校生ものづくりコンテスト全国大会 電気工事部門」(佐賀県開催)に出場する電気科3年飯村太海選手に、栃木県設備業協会電気工事部会から副部会長の星野洋三様が来校し、IV線が寄贈されました。星野様から、全国大会での活躍を期待する旨の激励がありました。
また、関電工(株)の和気様も来校し、金属管工事に対する技術指導がおこなわれました。金属管を曲げるためのポイントを丁寧に指導していただきました。
寄贈を受けたIV線
金属管の技術指導を受ける飯村選手
栃木市高校生合同文化祭 電気科出展
令和5年9月17日(日)10:00~15:00、栃木市内の山車会館前・市民ギャラリーを会場に、とちぎ高校生蔵部主催の「栃木市高校生合同文化祭」が開催されました。この文化祭に電気科から、ハンドベル自動演奏装置の実演展示と電気科の活動のビデオ上映(電気工事コンテスト関東大会・マイコンカー全国大会)を出展しました。見学していただいた多くのお客様に、本校高校生の活躍を紹介することができました。
ハンドベル自動演奏装置の説明を受ける栃木市長 キーボード演奏で動作を確認する来客者
マイコンカー活動のビデオ上映 FMくららの取材を受ける生徒
文化祭に参加した本校生徒