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「思いやりの心」で「いつでも、どこでも、普段着で」奉仕活動ができる「心豊かな技術者を目指して」本校ではボランティア・福祉活動に取り組んでいます。
本校の特色の一つに、20年以上に渡り行ってきたボランティア活動「空飛ぶ車椅子」があります。今までに贈った車いすの数は、平成27年度に、2000台を越えました。
この活動は平成4年に全国で初めて本校からスタートしました。一時中断していたタイボランティア活動が平成26年度に再開されました。また、特別支援学校、福祉施設との定期的な交流活動を行っています。さらに、ものづくり技術を生かして地域に貢献する「栃工テクノボランティア活動」をしています。地域の小・中学校、特別支援学校の教材・教具を修理・製作したり、公共施設の設備修理などを行う活動です。
・国際理解・福祉講演会
・福祉教育(各学年)
・車椅子体験実習
・栃木特別支援学校との交流会
・保育園でのふれあい実習
・国内外へ寄贈する車椅子の修理
・各種福祉機器の製作
・タイ王国ボランティア活動
現地の福祉施設で車椅子の修理体験を行う
・「空飛ぶ車椅子」活動
修理をした車椅子を飛行機を利用してアジア・アフリカ諸国に寄贈をする
平成25年度より、本校では地域の小中学校との交流を目的とした、テクノボランティア活動を開始しました。製作提供ならびに修繕等、生徒・職員ともに積極的に取り組んでいます。
市内の小中学校からの、多くの依頼をお待ちしています。 活動実績を見る
ボランティア/福祉活動
第30回タイ王国ボランティア交流研修スタート
12月7日(土)タイ王国ボランティア交流研修が始まりました。夜明け前から参加生徒のご家族に見守られ、学校を出発しました。その後、羽田空港からタイ王国に向けて生徒12名、職員4名が出国しました。
出発式_団長あいさつ1 団長あいさつ2 引率者あいさつ
生徒あいさつ 羽田空港到着 羽田空港での記念写真
第29回タイ王国ボランティア交流研修第8日目(最終日)
12月10日(日)、第29回タイ王国ボランティア交流研修団が無事に帰国し、帰校しました。解散式では、参加した生徒それぞれが、出迎えていただいた方々に感謝の気持ちを述べました。国際貢献活動を実践した生徒ひとり一人が、自信に満ちた表情で、とてもたくましく感じました。
帰国直後の記念写真by羽田 帰国直後の記念写真with保護者 解散式_研修参加の感謝
参加生徒11名の報告 保護者が見守る中の解散式
第29回タイ王国ボランティア交流研修第7日目
研修第7日目(12/9)は、バンコクのお寺を巡ってタイの歴史と文化に触れ、最後にバンコク中心部で
ショッピングを楽しみました。
最初に「ワット・アルン(暁の寺)」を訪れます。寺へはバンコクヤイ川を船で渡って行きます。
建立は、アユタヤ時代。1つの大仏塔 の四方の周囲を4つの小さな仏塔が囲んでいます。
次に「ワット・ポー(涅槃寺)」を訪れました。黄金の涅槃仏は、全長46m、高さ15mもあるそうです。
バンコク市内でも有数の巨大ショッピングモールでお買い物です。
研修の7日間、お世話になったバスの運転手さん、そして、ガイドのサイワルーンさんとパンニーさんとの
お別れの時が近づいてきました。感謝の言葉しかありません。「 ขอบคุณครับ(コップン カップ)!」
スワンナプーム国際空港から帰路につきました。現地時間22:50発の夜間フライトです。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第6日目
車いすの修理作業最終日の第6日目は、インタープーム障害児施設から直接依頼された車いすの修理・調整に専念しました。
この施設で使用されている車いすは、子どもたちの年齢や体の状況によって、サイズはもちろん、1台1台が微妙に違います。
空輸した車いすの中からその子に合いそうなものを選び、フットステップ位置などを調整していきます。
車いす修理作業の最終日です。さっそうとバスに乗り込みます。そして、インタープーム障害児施設へ 到着。
修理工具を配置し、最後の円陣を組みました。
車いすシートの修理には、針と糸も使用します。作業も手馴れてきました。
三人がかりでの力業修理、または一人のマイペース修理
着々と修理・調整を完了。
新たな車いすを希望して、多くの子どもたちが待っています。
そろそろ帰り支度をしていた私たちに、施設の子どもたちから、またまたサッカー試合の熱烈オファーがありました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第5日目
研修第五日目は、午前中にノンタープーム障害児施設主催の寄贈セレモニーが催されました。
ノンタブリー県福祉行政の責任者の方をはじめ、ノンタープーム障害児施設の所長さんをはじめとする、多くの関係者の方々が出席してくださいました。
最初に施設長さん、次に本校校長のスピーチの後、交流会がスタートしました。短い時間でしたが、タイの方々と楽しく交流することができました。
施設到着後、さっそく車いすの修理・調整の準備をします。そして恒例の円陣!
ノンタブリー県の福祉行政責任者の方も式典に参加してくださいました。
オープニングは、施設長のワリヤポーンさんと本校校長からの英語によるスピーチです。
施設の子どもたちからは、民族音楽の演奏、そして圧巻の車いすダンスを披露していただきました。
本校からは、よさこい踊りパフォーマンスとタイでも人気のあるアニメ「ドラえもん」のアニメソングをみんなで合唱しました。
午後からは、現地で修理依頼を頼まれた車いす約20台の修理・調整に取り掛かりました。
修理・調整が終了した車いすは、施設の子どもたちに直接手渡されます。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第4日目
いよいよ研修4日目(12/6)から、車いすの修理活動がスタートしました。
活動場所は、バンコク北西部のノンタブリー県にあるノンタープーム障害児施設です。約300人の子供たちがいます。
事前に全国の協力工業高校6校から合計87台の車いすが空輸され、こちらの施設に届いています。
作業としては、梱包を開封し、現地にて最終的な修理・調整を行います。
施設に到着後、工具の積み下ろしとセッティングを行います。
タイボラチームで円陣を組み気合を入れた後、さっそく作業にとりかかりました。
試行錯誤をしながら修理・調整をします。施設の方々もかけつけて応援してくれました。
やはり、ベアリング等の軸受け部とブレーキパーツの調整が必要な車いすが多いです。
車いすの修理・調整では、具合を実際に乗ってみて確認します。(使う人の気持ちになって!)
今回は、作業場として体育館を提供していただきました。
限られた部品と工具しかないので、修理方法についてはみんなで知恵を出し合います。
施設のスタッフの方々とも交流できました。
作業終了後は、施設の子どもたちと一緒にサッカーをして交流を深めました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第3日目
研修3日目は、タイの歴史と文化に触れました。
ウォーターマーケットでの観光と地元の人たちが大切にしているバンクーン寺院にお参りをしました。
4人乗りの手漕ぎ舟に乗船 すれ違う船同士が擦れるほど、せまい水路を行き来します
車の無い時代には、川を行き来するこうした小舟が農作物輸送の重要な手段でした。船同士で直接売り買いもできます。
アユタヤ時代に建立された寺院には、国民的英雄である当時のナレースワン国王の像もありました。
途中のドライブインで昼食 車いす修理部品のバスへの積み込み
生徒は全員元気に活動しています。いよいよ明日から、この研修最大の目的であります「車いす修理」が始まります。
本日は、明日に備えて早めにホテルに帰りました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第2日目
研修2日目(12/4)は、タイの日系企業訪問とパタヤビーチ観光を行いました。
日系企業訪問では、株式会社 正 和 の専務取締役 平野様より、会社の事業内容や金属プレート・加工部品の短期納期システムや、タイに進出するメリットについて説明していただきました。
工場見学では、タイの方々が真剣なまなざしで金属加工作業を行っていました。
今回の訪問では、海外に進出している日本企業の活躍を目の当たりにし、これから工業を勉強していくうえでも大変良い刺激となりました。
株式会社 正 和 の専務取締役 平野様、ご多用のところ対応していただきまして、誠にありがとうございました。
バスでホテルから約2時間半かけての移動です。 Showa Brighten Metal (Thailand) にて記念撮影
専務取締役の平野様より会社の概要説明 工場設備の説明
パタヤビーチは、タイを代表する国際的なリゾート地です!
第29回タイ王国ボランティア交流研修第1日目
12月3日(日)~10日(日)の予定で、第29回タイ王国ボランティア交流研修がスタートしました。本日は、夜明け前から参加生徒のご家族や前校長の近藤先生をはじめ、見送りに来ていただいた先生方に見守られ、学校を出発しました。その後、予定通り羽田空港に到着し、タイ王国に向けて生徒11名、職員4名が元気に出国しました。
出発式_生徒あいさつ 出発式後の記念撮影 羽田空港到着
出国前の最終打合せ 第29回タイ王国ボランティア交流研修団 羽田空港での記念撮影
蔵の街サマーフェスタ報告です
市役所東側 道路 (蔵の街大通り) にて農商工合同の展示販売コーナーが設置されました。
栃木工業高校は以下の部活動による展示や体験コーナーを用意しました。
ロボット研究部 ロボット・アメリカンフットボール ロボットの操縦体験
電算機部 SkyBerryJAM こどもパソコン実演 マイコンロボット展示・体験
福祉機器製作部 車いす整備実演 空飛ぶ車いす活動報告
電気科 自転車発電機 LEDイルミネーション デモ 体験
午後 蔵の街大通りはスーパーカーやオールドバイクの展示会で賑わいました
多くの皆さんに、
地域に根ざし、信頼される栃工の活動内容を知ってもらうことが出来ました。
猛暑の中、協力してくれた栃工生の皆さん ありがとうございました!