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2023年12月の記事一覧
第29回タイ王国ボランティア交流研修第8日目(最終日)
12月10日(日)、第29回タイ王国ボランティア交流研修団が無事に帰国し、帰校しました。解散式では、参加した生徒それぞれが、出迎えていただいた方々に感謝の気持ちを述べました。国際貢献活動を実践した生徒ひとり一人が、自信に満ちた表情で、とてもたくましく感じました。
帰国直後の記念写真by羽田 帰国直後の記念写真with保護者 解散式_研修参加の感謝
参加生徒11名の報告 保護者が見守る中の解散式
第29回タイ王国ボランティア交流研修第7日目
研修第7日目(12/9)は、バンコクのお寺を巡ってタイの歴史と文化に触れ、最後にバンコク中心部で
ショッピングを楽しみました。
最初に「ワット・アルン(暁の寺)」を訪れます。寺へはバンコクヤイ川を船で渡って行きます。
建立は、アユタヤ時代。1つの大仏塔 の四方の周囲を4つの小さな仏塔が囲んでいます。
次に「ワット・ポー(涅槃寺)」を訪れました。黄金の涅槃仏は、全長46m、高さ15mもあるそうです。
バンコク市内でも有数の巨大ショッピングモールでお買い物です。
研修の7日間、お世話になったバスの運転手さん、そして、ガイドのサイワルーンさんとパンニーさんとの
お別れの時が近づいてきました。感謝の言葉しかありません。「 ขอบคุณครับ(コップン カップ)!」
スワンナプーム国際空港から帰路につきました。現地時間22:50発の夜間フライトです。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第6日目
車いすの修理作業最終日の第6日目は、インタープーム障害児施設から直接依頼された車いすの修理・調整に専念しました。
この施設で使用されている車いすは、子どもたちの年齢や体の状況によって、サイズはもちろん、1台1台が微妙に違います。
空輸した車いすの中からその子に合いそうなものを選び、フットステップ位置などを調整していきます。
車いす修理作業の最終日です。さっそうとバスに乗り込みます。そして、インタープーム障害児施設へ 到着。
修理工具を配置し、最後の円陣を組みました。
車いすシートの修理には、針と糸も使用します。作業も手馴れてきました。
三人がかりでの力業修理、または一人のマイペース修理
着々と修理・調整を完了。
新たな車いすを希望して、多くの子どもたちが待っています。
そろそろ帰り支度をしていた私たちに、施設の子どもたちから、またまたサッカー試合の熱烈オファーがありました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第5日目
研修第五日目は、午前中にノンタープーム障害児施設主催の寄贈セレモニーが催されました。
ノンタブリー県福祉行政の責任者の方をはじめ、ノンタープーム障害児施設の所長さんをはじめとする、多くの関係者の方々が出席してくださいました。
最初に施設長さん、次に本校校長のスピーチの後、交流会がスタートしました。短い時間でしたが、タイの方々と楽しく交流することができました。
施設到着後、さっそく車いすの修理・調整の準備をします。そして恒例の円陣!
ノンタブリー県の福祉行政責任者の方も式典に参加してくださいました。
オープニングは、施設長のワリヤポーンさんと本校校長からの英語によるスピーチです。
施設の子どもたちからは、民族音楽の演奏、そして圧巻の車いすダンスを披露していただきました。
本校からは、よさこい踊りパフォーマンスとタイでも人気のあるアニメ「ドラえもん」のアニメソングをみんなで合唱しました。
午後からは、現地で修理依頼を頼まれた車いす約20台の修理・調整に取り掛かりました。
修理・調整が終了した車いすは、施設の子どもたちに直接手渡されます。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第4日目
いよいよ研修4日目(12/6)から、車いすの修理活動がスタートしました。
活動場所は、バンコク北西部のノンタブリー県にあるノンタープーム障害児施設です。約300人の子供たちがいます。
事前に全国の協力工業高校6校から合計87台の車いすが空輸され、こちらの施設に届いています。
作業としては、梱包を開封し、現地にて最終的な修理・調整を行います。
施設に到着後、工具の積み下ろしとセッティングを行います。
タイボラチームで円陣を組み気合を入れた後、さっそく作業にとりかかりました。
試行錯誤をしながら修理・調整をします。施設の方々もかけつけて応援してくれました。
やはり、ベアリング等の軸受け部とブレーキパーツの調整が必要な車いすが多いです。
車いすの修理・調整では、具合を実際に乗ってみて確認します。(使う人の気持ちになって!)
今回は、作業場として体育館を提供していただきました。
限られた部品と工具しかないので、修理方法についてはみんなで知恵を出し合います。
施設のスタッフの方々とも交流できました。
作業終了後は、施設の子どもたちと一緒にサッカーをして交流を深めました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第3日目
研修3日目は、タイの歴史と文化に触れました。
ウォーターマーケットでの観光と地元の人たちが大切にしているバンクーン寺院にお参りをしました。
4人乗りの手漕ぎ舟に乗船 すれ違う船同士が擦れるほど、せまい水路を行き来します
車の無い時代には、川を行き来するこうした小舟が農作物輸送の重要な手段でした。船同士で直接売り買いもできます。
アユタヤ時代に建立された寺院には、国民的英雄である当時のナレースワン国王の像もありました。
途中のドライブインで昼食 車いす修理部品のバスへの積み込み
生徒は全員元気に活動しています。いよいよ明日から、この研修最大の目的であります「車いす修理」が始まります。
本日は、明日に備えて早めにホテルに帰りました。
第29回タイ王国ボランティア交流研修第2日目
研修2日目(12/4)は、タイの日系企業訪問とパタヤビーチ観光を行いました。
日系企業訪問では、株式会社 正 和 の専務取締役 平野様より、会社の事業内容や金属プレート・加工部品の短期納期システムや、タイに進出するメリットについて説明していただきました。
工場見学では、タイの方々が真剣なまなざしで金属加工作業を行っていました。
今回の訪問では、海外に進出している日本企業の活躍を目の当たりにし、これから工業を勉強していくうえでも大変良い刺激となりました。
株式会社 正 和 の専務取締役 平野様、ご多用のところ対応していただきまして、誠にありがとうございました。
バスでホテルから約2時間半かけての移動です。 Showa Brighten Metal (Thailand) にて記念撮影
専務取締役の平野様より会社の概要説明 工場設備の説明
パタヤビーチは、タイを代表する国際的なリゾート地です!
第29回タイ王国ボランティア交流研修第1日目
12月3日(日)~10日(日)の予定で、第29回タイ王国ボランティア交流研修がスタートしました。本日は、夜明け前から参加生徒のご家族や前校長の近藤先生をはじめ、見送りに来ていただいた先生方に見守られ、学校を出発しました。その後、予定通り羽田空港に到着し、タイ王国に向けて生徒11名、職員4名が元気に出国しました。
出発式_生徒あいさつ 出発式後の記念撮影 羽田空港到着
出国前の最終打合せ 第29回タイ王国ボランティア交流研修団 羽田空港での記念撮影