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2022年8月の記事一覧
BASICマイコンカー講習会開催
令和4年7月23日(土)、24日(日)にかけて、電気科の電子機器室において、「BASICマイコンカー講習会」を開催しました。講師は、日立ドキュメントソリューションズの近野哲也氏になります。受講者は、電気科3年生で「マイコンカー」を課題研究テーマに活動している生徒6名と、県内教員2名および本校電気科教員2名の合計10名になります。参加者各自がBASICマイコンカーを持参し、実際に演習をとおして次の三つのポイントを学べる講習会になりました。
①プログラム開発環境の基本操作 ②マイコンカーの制御技術 ③マイクロSDに動作記録・データ解析
11月に開催される北関東地区予選大会出場に向けて、頑張ってください。
講師の近野先生 開発環境操作の演習
BASICマイコンカーの調整 マイクロSDに保存したデータの解析
講習会二日目に参加した生徒
電気工事コンテスト関東甲信越大会 3位・9位入賞
8月27日(土)第21回関東甲信越地区電気教育研究会主催の電気工事コンテスト(群馬県開催)が、群馬県の太田休泊行政センターを会場に開催されました。本校電気科3年生の岡田尚大選手(栃木県優勝)及び電気科3年生の大橋俊介選手(栃木県準優勝)が栃木県代表として大会に参加しました。関東甲信越地区から16名の選手が集まり、作業時間2時間の中で作業課題を完成させます。配線条件も極めて複雑で、集中力と正確性を求められるコンテストです。11人の選手が、時間内に作品を完成させることができました。審査の結果、本校の岡田選手が3位、大橋選手が9位入賞という結果となりました。
大会会場入り口 コンテストの準備
図面の確認
電気科3年 岡田選手(3位) 電気科3年 大橋選手(9位)
電気科サイエンススクール開催
令和4年8月10日(水)高電圧実習室にて、栃木市教育委員会生涯学習課主催のサイエンススクールを開催しました。本年は電気科が担当学科で「高電圧の世界」をテーマにした体験型のサイエンススクールになります。6組の親子チームで2時間一講座とし、一日がかりで三講座実施しました。「雷の不思議」から始まり、10万ボルトの「雷インパルス実験」、5万ボルトの「交流高電圧沿面放電実験」をおこないました。最後に、木材表面に沿面放電の放電痕を焼き付ける作品製作体験をおこないました。普段体験できない高電圧の世界を実際に感じることができたと思います。
参加した6組の親子 高電圧実習室での説明
交流高電圧の放電の様子 作品製作の様子
製作した作品 受講した小学生6名
電気科キュービクル講習会
令和4年8月25日(木)電力機器室にて、関東電気保安協会栃木事業本部の加藤章夫部長を講師としてお迎えし、キュービクル(高圧受電設備)講習会を開催しました。受講生徒は、本年第一種電気工事士の受験に挑戦する電気科生徒8名です。6600Vという高電圧で受電する設備の機器名称や役割などを丁寧に説明していただきました。柱上用気中開閉器や断路器、高圧交流遮断機などの機器を実際に動作させながら学習することができました。
講師の加藤部長 真剣に講習会に参加する生徒
高圧受電盤の説明
若年者ものづくり競技大会(競技職種 電気工事)出場
7月27(水)28日(木)にかけて、若年者ものづくり競技大会(競技職種 電気工事)(主催:中央職業能力開発協会)が、広島県広島中小企業会館を会場に開催されました。本校電気科3年生の岡田選手は、昨年度の関東甲信越地区大会で準優勝し、本大会へ出場することが可能となりました。
新型コロナの感染が全国的に広まり、様々な活動制約がある中での遠征となりました。作業時間2時間30分(最大で3時間)の中で、作業課題に取り組むことになります。配線条件も複雑で、集中力と正確性を求められるコンテストです。
作業開始40分のところで作業ミスに気が付き、手直し作業をすることになりました。時間内に作品を完成させることができず、2時間40分の時点で作業完了を宣言することができました。ミス後の岡田選手の集中力と作業の手際の良さは、素晴らしいものがありました。今回のミスは、今後の岡田選手を大きく成長させるものと思います。7月30日開催の栃木県高校生ものづくりコンテストが楽しみです。
大会会場入り口 電気工事のブース前
金属管工事の様子 金属管工事完了
PF管工事完了 作業終了
帰路途中に見学した広島原爆ドーム