学びの活動

招へい講座(環境土木科3年)

6月23日(月)、環境土木科3年生を対象に、一般社団法人 栃木県測量設計業協会会員企業の方々をお招きし出前授業を実施しました。

初めに、測量の基礎について講話をしていただき、その後、野球グラウンドに移動し、トータルステーションや地上型3DレーザースキャナやUAV(ドローン)の取り扱いについての実習を行いました。実際に地上型3Dレーザスキャナで取得した野球グラウンドの三次元点群データの図面を確認し、細部にわたって正確なデータが取得できることが確認できました。また、UAVを実際に操作し、多くの生徒が関心を持ちました。

実習終了後、大講義室に集まり、生徒全員で余弦定理などを使用し、実際に生徒が測定したデータの計算を行った後、企業の方から実際の現場での3Dデータをどのように活用しているか具体的にわかりやすく教えていただきました。学校にも地上型3DレーザスキャナやUAVはありますが、学校では教え切れない内容で教員側も大変勉強になりました。

測量設計業の現場で働く本校卒業生2名から、現場の話や休日の過ごし方、給料などについての話がありとても参考になりました。

   

  

最後に、高久悠翔さんの生徒代表謝辞で出前授業が終了しました。

3年生は大切な進路選択が迫ってきています。今回の出前授業は進路選択の参考になりました。ご協力いただいた測量設計業の方々には心より感謝いたします。ありがとうございました。