学びの活動

環境建設システム系の日々

招へい講座(環境土木科2年)

3月5日(水)、フジタ道路株式会社から、常務取締役 八谷様、総務部長 守屋様、技術部次長 門脇様、技術部技術課主任 岸様、工事部工事課 木田様、大平様の6名をお招きし、出前授業を実施しました。

講話では、道路の歴史や舗装の基本内容、舗装工事の施工、道路舗装業におけるDX事業への取り組みについてお話をしていただき道路や舗装、最新技術について深く学ぶことができました。

その後、男女に分かれて若手技術者との懇談会を実施しました。懇談会では、現場の雰囲気や、道路工事の魅力や役割について理解を深めるとともに、年齢の近い技術者から、給料や福利厚生など実際に働く技術者の生の声を聞くことができ、来年度の進路選択に向けて大変参考になりました。

 

 

 

若年者建設業担い手育成支援事業(環境土木科2年)

2月27日(木)、宇都宮建設業青年の会主催の若年者建設業担い手育成支援事業を実施しました。

 午前は、令和5年度から事業に着手している板戸大橋の現場見学を行いました。板戸大橋は、現在2車線の橋の下流側に、さらに2車線分の橋を架けて整備し、4車線化を目的とした工事を行っています。

 午後は、学校に戻り「現場監督の仕事についての講話」、その後、6名の若年技術者との懇談会で現場の雰囲気や、建設業の魅力や役割について理解を深めるとともに、年齢の近い現場監督から、休暇、給料、ボーナスなど普段聞くことができない貴重な話を聞くことができました。

インターンシップの経験と今回の事業により、建設業への興味関心が高まりました。

 

課題研究発表会(環境土木科3年)

環境土木科の課題研究発表会が1月20日(月)大講義室にて行われました。3年生が7つの班に分かれて1年間研究を行い、各班工夫を凝らし研究に取り組んだ成果を2年生に発表しました。

 〈研究テーマ〉
(1)ものづくりマイスター制度を活用したコンクリートチェアの製作
(2)コンクリート甲子園への挑戦
(3)土質の調査・実験について(自然災害を事例として)
(4)ドローン(UAV)を用いた3次元点群測量
(5)プランター製作とJW-CAD応用
(6)コンクリートカヌーの製作と大会について
(7)土木構造物の模型製作(南摩ダム・飛騨トンネル)

  

  

  

(一社)日本橋梁設計協会 出前授業(環境土木科2年)

 1月23日(水)、環境土木科2年生を対象に、一般社団法人 日本橋梁設計協会から6名の方をお招きし、「Bridge Workshop ~ぶりわ~」と題し、橋梁の魅力を伝える出前授業を実施しました。

 講師の方から、橋梁業界や橋ができるまで、県内の身近な橋などについて講話をしていただいた後、橋の強度についてクイズをしました。

 その後、グルーガンと方眼画用紙を使用し「ぶりわんグランプリ!」を実施しました。条件は桁長(30cm)と支間長(25cm)を指定した長さにすること、断面は自由。そして評価方法は、方眼画用紙の残りマス数(少ない画用紙で強度のある橋を製作する)、製作スピード、強度(最大6kgの荷重をかける)の3つになります。生徒たちは評価方法を考慮しながら各班に分かれ作製に取り掛かりました。各班がそれぞれ思考を凝らした個性あふれる橋梁を作製し、完成した橋梁を使って耐荷試験を行い大いに盛り上がりました。

 最後に、今後工事が予定・検討されているビックプロジェクトの紹介があり、松島夕莉さんの生徒代表謝辞で出前授業が終了しました。

「2級土木施工管理技術検定」 一次合格発表(環境土木科3年)

10月27日(日)に実施された、国家試験である『2級土木施工管理技術検定第一次検定』の合格者が発表されました。

   受検者:37人(環境土木科3年生) 合格者:32人 合格率:86.5%

目標としていた全員合格はできませんでしたが、みんなよく頑張りました!

「課題研究」の学び(7回目)(環境土木科3年)

環境土木科5名の生徒が「課題研究」で取り組んでいるコンクリートの椅子製作の最終回です。

今日の作業は、脱型・設置・仕上げです。
脱型・設置の作業は、長谷川建設株式会社(那須塩原市)の型枠施工マイスターのお力をお借りしました。

仕上げの作業は、株式会社英和技研(宇都宮市)の左官マイスターにご指導いただき、型枠の固定に使用したPコン(プラスチックコーン)埋めや補修を行いました。

お陰様で完成させることができました。ご協力ありがとうございました。

  

「課題研究」の学び(6回目)(環境土木科3年)

環境土木科5名の生徒が課題研究で取り組んでいるコンクリートの椅子製作の6回目です。

今日の作業は、背もたれとひじ掛け部分のコンクリート打設です。指導者は、株式会社英和技研(宇都宮市)の左官マイスターです。今回も仕上げはマイスターにお力をお借りしました。遅い時間までご協力ありがとうございました。 

  

コース選択のための体験実習(環境建設システム系1年)

11月15日(金)、環境建設システム系1年生は、2年次に環境設備科と環境土木科2つのコースに分かれます。そのコース選択の参考となるよう設備・土木の企業の方々をお招きし体験実習を実施しました。

    開講式

   

  鹿島建設株式会社【移動式安全体感施設・BIM、ロボット体験】

   

  株式会社谷黒組【4足歩行ロボット(SPOT)による測量実演】

   

  大岩建設株式会社【重機を用いたICT施実演】

   

  株式会社中川製作所【ダクト接続作業と3D図による施工ダクトの確認】

   

  有限会社佐藤設備興業【給水配管加工・組立】

   

  株式会社ケイズブレイン・株式会社ティエフシー【発泡ゴムを用いた保温施工】

   

  岩原産業株式会社【給排水路(硬質塩ビ管)の配置実演】

   

   閉講式

 

 

環境建設システム系(募集定員80名*)
環境建設システム系の説明図
環境保全や建設技術について幅広く学び、建築設備や土木構造物の設計・施工等に関する知識・技能の習得を目指します。
1年次は系で学び、2年次からは 環境設備コース(環境設備科)土木施工コース土木設計コース(環境土木科)に分かれて専門分野を学びます。(*)定員数は、予定のものです。
 

◎コース紹介と特徴を生かした仕事の例
環境設備コース(環境設備科)
上下水道配管や空気調和設備などの建築設備の計画・設計・施工に関する知識と技術を学びます。実習では、管工事や衛生設備の施工方法や防災設備、発電設備について学習します。
・水道の給水・配管を設置する仕事
・空気調和機器(エアコン等)を設置する仕事
・建物の管理(温度、湿度、修繕)をする仕事
・消防設備の設置や点検をする仕事

土木施工コース(環境土木科)
道路や橋などの土木分野の計画・設計・施工に関する知識と技術を学びます。特に、土木施工に関した、測量や土質試験、水理実験やアスファルト舗装やU字溝埋設など土木工事に必要な技術を学びます。
・橋や道路、公園などをつくるための測量をする仕事
・橋や道路、公園などをつくる仕事
・建設現場の安全や作業の流れを管理する仕事
・鉄道やガス・電力施設をつくり、保守点検する仕事

土木設計コース(環境土木科)
道路や橋などの土木分野の計画・設計・施工に関する知識と技術を学びます。特に、土木設計に関した、土質試験、水理実験から地形測量やGPS測量、三次元スキャン計測など測量技術の活用や応用技術について学びます。
・橋や道路、公園などを設計する仕事
・地図をつくるための測量をする仕事
・交通量や人の流れなどを調査する仕事
・環境にやさしく、災害に強い都市を計画する仕事

 

◎専門科目
1年次
実習 製図 工業情報数理 工業技術基礎 科学技術と産業(学校設定科目)

2・3年次(※は専門類型のみ履修、▲は専門類型フードデザインとの選択)
※科目名が同じでもコースにより内容や履修単位が決められています。
環境設備コース(環境設備科)
課題研究 実習 製図 工業環境技術▲ 生産技術※ 建築構造※ 設備計画※ 空気調和設備 衛生・防災設備

土木施工コース(環境土木科)
課題研究 実習 製図 測量 土木基盤力学※ 土木構造設計※ 土木施工 社会基盤工学▲

土木設計コース(環境土木科)
課題研究 実習 製図 測量 土木基盤力学※ 土木構造設計※ 土木施工 社会基盤工学▲


◎取得をめざす資格
(主に関係するコース)
・2級ボイラー技士   (環境設備コース)
・管工事施工管理技術検定(環境設備コース)
・技能士(建築配管)  (環境設備コース)
・測量士補  (土木施工・土木設計コース)
・土木施工管理技術検定(土木施工・土木設計コース)
・小型車両系建設機械特別教育
・乙種第4類危険物取扱者
・ガス溶接技能講習
・消防設備士      (環境設備コース)
・甲種火薬類取扱保安責任者
・パソコン利用技術検定
・計算技術検定

実習風景

測量

土木施工