学校長挨拶

ようこそ、足利高等学校ホームページへ

 

 足利高等学校ホームページにアクセスしていただき誠にありがとうございます。本校は、創立100年を超える伝統校である足利高等学校と足利女子高等学校が統合され、令和4年4月に新たな「足利高等学校」として開校しました。明治42年の創立で今年度創立116周年となり、卒業生は5万2千名を超え、各方面で活躍しています。また、両校の伝統を引き継ぎつつ、新しい時代の要請に応える教育を実践する、栃木県初の進学に重点を置く普通科単位制を導入した学校です。さらに、昨年秋には新校舎が完成し、1階から3階まで吹き抜け構造となった廊下や少人数授業に対応できる多くの講義室、県内公立高校で最大の広さの体育館など恵まれた施設・設備で学ぶことができます。
 
 本校のスクール・ミッションは、「知的好奇心を高める学習や『足利から世界へ』をテーマにした探究活動を通して、次代を逞しく拓いていくことのできる有為な人材を育成する学校」であり、校訓として、新しい考え方や手法を積極的に取り入れ、道を拓いていく「進取」、真心と思いやりを意味する「忠恕」、自ら課題を見いだし主体的に学びを進めていく「自学」を掲げています。これらのスクール・ミッションや校訓のもと、単位制の利点を生かして各自の進路希望に合った科目を選択できるように教育課程を編成し、質の高い授業を実施しています。希望進路の実現のために卒業生の体験談を聞いたり、外部の関係者を招いて多様化した受験制度を学んだり、受験に必要な真の力を習得するためのきめ細やかな進路指導を進めています。また、「足利から世界へ」をテーマにした探究活動を推進し、自分と世界をつなぐ広い視野と物事の本質を深く追究する態度を育てる教育を実践しています。さらには、主体的に社会に参画する態度を醸成するために、学校行事や生徒会活動、部活動の充実を図り、地域の文化・スポーツ活動やボランティア活動への参加も積極的に勧めています。特に、特色ある教育活動として、学年を縦割りにしたブロック制があります。ブロック対抗戦(体育的行事)や学期ごとの学力コンテスト(国語、数学、英語)、学校祭、マラソン大会などにおいて、異なる学年の生徒が一緒のチームになり交流を持つことで幅広く多方面での学びを得ることができます。

 小・中学生の保護者の皆様、本校は上記のようなスクール・ミッションや校訓をもとに、グローバルに活躍できる人材の育成を目指した教育を実践しています。ぜひ、これらの取組を理解され、お子様の進路選択の一つに加えていただければと存じます。
 小・中学生の皆さん、日本最古の「足利学校」のある学都足利に生まれた新しい学び舎で、多くの仲間と充実した高校生活を送りませんか。高い志と希望を持った皆さんの入学を心からお待ちしております。

 

栃木県立足利高等学校 校長 宇都木 修一