グローバル研修 活動報告
グローバル研修最終日
海外研修も最終日となり、いよいよオーストラリアともお別れです。お世話になったホストファミリーと記念写真を撮り、最後の挨拶をしてバスに乗り込みます。濃密な時間を過ごしたホストファミリーとの別れに涙を流す生徒もいました。
空港へ向かうバスで、ガイドさんから今回の研修の達成度を聞かれると、多くの生徒が非常に頑張り、英語力が向上し、積極的にコミュニケーションをとることができた、そしてまたいつかオーストラリアを訪れたいと答えていました。改めて充実した研修になったと感じます。
約8時間のフライトを経て、無事日本に到着した生徒たちは、オーストラリアを恋しがり、中には今すぐもう一度オーストラリアに帰りたいと言う生徒もいました。
初めて訪れる異国の地で、自分たちの力で様々な状況を乗り切った日々は、彼らに大きな成長をもたらしたと思います。不自由や困難も貴重な経験と捉え、さらなる成長への原動力にしてほしいと思います。そして、今回の研修を機にさらに英語力向上や国際理解に取り組み、将来は足利から世界へ羽ばたく人材へと成長してしてくれることを願っています。
最後に、今回お世話になった旅行会社のみなさんや現地のスタッフの方々、サイクロンで大変な中で受け入れてくれたアレクサンドラヒルズ高校のみなさんに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました!
さようなら、アレクサンドラヒルズ高校!
3月20日(木)、本日はアレクサンドラヒルズ高校での最後の活動日です。生徒たちは、まず最後の英会話のレッスンを受け、多くの生徒が積極的に発言していました。生徒たちのコミュニケーションに対する積極性と英語の流暢さはこの数日間で大きく向上しました。
その後、ホストファミリーに向けて手紙を書き、滞在中の様々な思い出と感謝の気持ちを綴りました。生徒たちは今夜ホストファミリーと最後の夜を過ごし、手紙を渡して気持ちを伝えました。
お昼は、オーストラリア定番のBBQでソーセージシズル(ソーセージをパンで挟んだ料理)とラミントンというチョコレート菓子をご馳走になりました。生徒たちはバディと楽しそうに話しながら食べていました。
午後のセレモニーでは、コーディネーターのエマ先生から、一人ひとりに修了証と記念品が手渡され、生徒たちは誇らしげな表情でした。また、現地校の教頭先生がご挨拶してくださり、記念品もいただきました。こちらも代表の生徒が英語でスピーチし、オーストラリアでの経験と学びを振り返り、感謝の気持ちを伝えました。そして、お礼にみんなでダンスを披露し、バディたちも掛け声で参加して一緒に盛り上がりました。
最後に全員で記念写真を撮った後、校門を出る際には、バディたちがアーチを作り、見送ってくれました。別れを惜しみ、生徒たちは涙を流して抱き合っていました。今回の研修の目的の一つである異文化交流を深め、文化や言語を超えて友情を育むことができたようです。ぜひ日本に帰ってもその絆を大切にしてほしいと思います。
日本文化紹介Part2&ビスケット作り
オーストラリアに到着して1週間が経ち、研修もいよいよ終盤です。今日は日本文化紹介Part2ということで、日本語を学ぶオースラトリアの生徒たちに向けてプレゼンをしました。2回目ということで、生徒たちも慣れてきて余裕が出てきました。英語の発音も滑らかになり、観客の方を見てアイコンタクトをとりながら笑顔で発表していました。
本校の生徒たちは班に分かれて、それぞれ日本の料理や慣習、歴史、玩具、漫画など様々なものを写真や実物を交えていきいきと紹介しました。ある班はけん玉の技を披露し、ある班は日本の知育菓子を体験してもらうなど、それぞれ工夫を凝らしていました。そして最後には全員でソーラン節とマツケンサンバを踊り、とても盛り上がりました。
その後は、引き続き英会話のレッスンや現地校の授業を受けた後、午後の授業でオーストラリアの伝統的なお菓子であるAnzac biscuit(アンザック•ビスケット)をバディと一緒に作りました。家庭科の先生が調理方法を英語で説明し、生徒たちはそれを聞き取って、先生やバディに質問しながら協力して作業していました。最後は出来上がったビスケットを美味しく頂き、楽しみながら英語とオーストラリアの食文化を学ぶことができました。日本に戻ったらぜひ家族や友人にも作ってあげてほしいと思います。
オーストラリアで日本文化を紹介しました!
今日はアレクサンドラヒルズ高校の生徒たちに日本の文化を紹介しました。事前に日本で用意したパワーポイントスライド使って、様々な日本文化をオーストラリアの生徒たちに英語で説明しました。途中で質問を投げかけたり、実物を見せたりしながら、一生懸命伝えようとしていました。明日は別の生徒たちの前でもう一度プレゼンする機会があるので、より磨きをかけて頑張ってほしいと思います。
また、午後には体育の授業に参加し、現地校の生徒とともにダンスのレッスンを受けました。テンポの速いダンスで難しそうでしたが、足高生たちは英語で説明される動きのポイントを聞き取り、先生の動きを真似して上手に踊っていました(引率教員もチャレンジしてみましたが、難しくて諦めました、、、)。頭も体もフル回転の充実した時間でした。
オーストラリアの授業を体験!
本日は3月17日(月)、オーストラリア滞在4日目です。土日の間、生徒たちはホストファミリーとともに海岸や自然公園に行ってオーストラリアの豊かな自然や動植物に触れたり、地元のショッピングモールなどを訪れたり、一緒に料理やBBQをしたりして充実した時間を過ごしたようです。
今日は再び学校へ登校し、引き続き英会話のレッスンを受けるとともに、現地校の授業をバディと一緒に受けました。英会話の授業では、生徒たちは英語でのやりとりにも慣れ、積極的に活動していました。普段は大人しい生徒が、自分から次々に発言している姿を見て驚かされました。この短期間でどんどん成長しているようです。
現地校の授業では、英語や数学、理科、体育、家庭科など生徒によって様々な授業を受けました。生徒たちは、非常に自由に活動するオーストラリアの授業の雰囲気に戸惑ったり、先生や生徒たちの早口の英語に苦戦したり様子もありましたが、一方で、日本語の授業ではバディに日本語を教えてあげたり、体育では言葉の壁を超えてスポーツを楽しんだりして交流していました。明日以降もまだ授業は続きますので、英語力をフル活用して最後まで頑張ってほしいと思います。
いざアレクサンドラヒルズ高校へ
オーストラリア到着から一夜明け、いよいよ現地のAlexandra Hills State High School(アレクサンドラヒルズ高校)との交流です。集合した生徒たちは、昨夜のホストファミリー宅での様子について話しています。人種も宗教も様々なホストファミリーたちとそれぞれユニークな邂逅を果たしたようです。
まず、オリエンテーションとキャンパスツアーがありました。現地校は非常に緑豊かで、まるで森の中にいるようです。また、校舎も日本のように1つの建物ではなく、教科ごとに独立した棟が散在しています。生徒たちは、興味津々な様子で英語での説明に耳を傾けていました。
次は英語の授業です。ネイティブの先生から、英語での自然な話し方を教わり、バディやホストファミリーとうまく話すコツを学びました。また、オーストラリアの自然や歴史、文化について、クイズを交えて楽しく学んでいきました。
次に、バディを組む現地校の生徒たちとの対面です。初めて会うバディに最初は緊張した面持ちの生徒たちでしたが、教わった英語を早速実践して、積極的にコミュニケーションをとろうとします。一緒にグループワークをする中でさらに打ち解け、最後はみんな笑顔で話していました。
授業の合間には、モーニングティー(オーストラリアの慣習で、朝食と昼食の間に食べる軽食のこと)を楽しみました。美味しいパイやケーキなどを食べながら、バディたちとの英会話を楽しみました。さらに、ランチタイムにはバディはもちろん、現地の多くの生徒たちと一緒に昼食をとり、交流を深めました。
生徒たちは今日一日で日本の学校との様々な違いに触れ、視野を広げることができました。また、多くの人とコミュニケーションをとり、英語でのやりとりにも慣れてきたようです。
明日からの土日は全体での活動はお休みで、それぞれホストファミリーと過ごすことになります。充実した休日になることを祈ります。
グローバル研修スタート!
3月12日(水)にグローバル研修がスタートし、1・2年生の希望者23名がオーストラリアへと旅立ちました。現地では数日前に強いサイクロンが直撃し、一時は研修の実施が危ぶまれましたが、奇跡的に現地の状況が改善し、予定通り実施できることになりました。
10日間の日程で、生徒たちはホームステイし、現地の高校との交流活動を行う予定です。1日目は学校からバスで空港へ移動し、約9時間のフライト中は機内で一夜を過ごし、現地時間の早朝にブリスベン国際空港に到着しました。心配されていた天候もすっかり回復し、晴天の中、現地での活動をスタートしました。
生徒たちはまずブリスベンの市内を観光し、展望台や博物館、市庁舎などを訪れました。そして、夕方にはホストファミリーと合流してそれぞれの家庭へ向かいました。生徒たちは長時間の移動に疲れを感じながらも、初めて訪れる異国の地に感動を覚え、終始とても楽しそうな様子でした。
明日はいよいよ現地校との交流が始まります。ぜひ積極的に交流して、現地の文化や考え方を学び、視野を広げてもらえればと思います。
住所(新校舎)
〒326-0801
栃木県足利市有楽町837-1
《電車で》
・JR両毛線「足利駅」より
徒歩約15分、自転車で約10分
・東武伊勢崎線「足利市駅」より
自転車で約15分
《自動車で》
・国道50号線「公設市場前」交差点
より国道293号線で約15分
・北関東自動車道「足利IC」より
国道293号線で約10分