第2回  平成28年10月22日(土)


   第7期生 228名


「第7期生への期待」
元県教育委員会教育長 須藤 稔 先生

とちぎの教育未来塾は、須藤先生が県教育委員会教育長をお務めになられていた平成22年9月に始まりました。当時を振り返られながら、受講生に対する期待をお話いただきました。




総合教育センター研究調査部
指導主事 和田 安史



自己有用感って何だろう?自己有用感を高めることで、児童生徒はどう変わるの?



自己有用感が高まると、どのような「よい言動」につながるの?一人一人熱心に考えました。



自己有用感を育むための教師の手立てについて、班の仲間と意見交換しました。



意見交換が進むと、立ち上がり、「いつ・どのような場面で・何を」と具体的な話になりました。



  • P・D・C・Aだけではなく、U・E・A(understand experience adjustment)を通して、自分の教育観をつくっていきたいと思います。また、教師として、人間的信頼(魅力)と専門的信頼を高めていきたいと思います。【現職】
  • まずは、自分なりの視点をもって課題の発見ができるように、学ぼうとする心を大切にしてこれからの未来塾で頑張ろうと改めて思いました。また、現在の教育界の様子やその課題について具体的に知ることができました。さらには、とちぎの子どもの基礎基本をもう一度読み直したいと思います。【現職】
  • 自分の学び方、磨き方について深く考えさせられました。信頼や授業の質、子どもにとってよいやり方を自分なりに研究することが必要であると思いました。さらには同僚との情報交換の中で培われていく資質・能力がたくさんあると思いました。【現職】
  • 自己有用感とは、他者とのかかわりの中で高めていけるものだということを改めて学ぶことができました。また、班で意見を交換することで、自分では思い浮かばなかった具体策を知ることができ、とても参考になりました。【現職】
  • 日本人は自己有用感が低いと知り、私たちが、学校教育を通して生徒たちの自己有用感を高めていかなければならないと感じました。自信を付けたり、自分の存在感、存在価値を理解したりできるような生徒を育てられるように努力していきます。【現職】
  • 存在感、貢献、承認、関係性のつながりは、一方的ではなく相互関係が成り立つことを改めて実感しました。場の設定、称賛、傾聴の大切さや、そのために、いつ、どこで、何をするのかを再確認しました。そして、たくさんの意見を聞くことができました。【現職】
  • 個業では限界があるとのお話でしたが、まさにその通りだと思いました。今、教育実習中ですが、いつもとは違う環境(組織)の中にいると、一気に視点が変わるように感じています。大学では限られた環境の中ですが、生徒の反応などに実際に接し、自分の間違い等に気付きます。本当の自分を素直に磨くことは、言葉以上に難しいことと思います。【学生】
  • 「心ここにあらずんば見るとも見えず」ということを聞いてはっとしました。今の子どもがどんなことを考え、どんなことを話しているのかを知ることは大切であることが分かりました。今後始まる教育実習に向けて、今日学んだことをしっかりと生かしていきたいと思います。【学生】
  • 子どもたちの自己有用感が低いということには驚きました。自己有用感をもつことは、とても大事なことで、子どもたちの人格にも関わってくると思います。日頃の生活で褒めたり、得意分野を生かしたりすることができる機会をつくっていきたいと思います。具体的な手立てを考えることで、教壇に立つ際にとても役立つと思いました。【学生】