栃木県立鹿沼東高等学校いじめ防止基本方針


◆はじめに◆

 

 学校教育において、「いじめ問題」が生徒指導上の課題となっています。また、情報技術の発展により、インターネットへの投稿など、新たないじめ問題が生じ、いじめは複雑化、潜在化する様相を見せております。

 本校では、すべての職員がいじめという行為やいじめ問題に取り組む基本姿勢について十分に理解し、校長のリーダーシップのもと、組織的にいじめ問題に取り組みます。

 このため、本校では、いじめ防止等の対策のための組織として「いじめ対策委員会」を組織し、いじめの未然防止、早期発見、早期対応についての基本的な認識や考え方を学校全体として正しく理解するため、学校が組織的に対応できる「いじめ防止基本方針(実践のための行動計画)」を策定しました。

 いじめのない学校づくりに向けて、保護者や地域、関係機関と連携しながら、すべての教職員が「いじめはどの子どもにも、どの学校にも起こり得る」という事実を踏まえ、生徒の尊厳を守りながら、いじめのない学校づくりに向けて、学校組織を挙げて取り組むことによって、すべての生徒が生き生きとした学校生活を過ごすことができる教育環境を築くことを目指します。    

 

◆もくじ◆

第1部 教職員マニュアル 

Ⅰ いじめ問題に関する基本的な考え方……1
 1 いじめとは
 
2 いじめの基本認識

 

Ⅱ 未然防止……………………………………3
 1 生徒達や学級の様子を知るためには
 
2 互いに認め合い、支え合い、助け合う仲間づくり

 

Ⅲ 早期発見……………………………………5
 1 いじめの態様
 
2 早期発見のための手立て

 

Ⅳ 早期対応……………………………………6
 1 いじめ対応の基本的な流れ
 2 いじめが起きた場合の対応と配慮事項

 

Ⅴ ネット上のいじめの対応…………………8
 1 未然防止のためには
 
2 早期発見・早期対応のためには

 

 

第2部 組織対応マニュアル

Ⅰ いじめ問題に取り組む体制の整備…………10
 1 いじめ対策委員会の設置

 2 いじめ防止のための年間指導計画

 

Ⅱ いじめが起こった場合の緊急対応の流れ……12

 1 発見

 2 情報収集

 3 事実確認
 
4 方針決定
 
5 対応
 
6 解消経過観察
 
7 監督官庁、警察、地域関係機関との連携
 
8 生命または身体の安全が脅かされる場合

 

Ⅲ 教職員の研修の充実…………………………13
 1 法令の成立過程とその理解
 
2 人間関係を築く力を育てる
 
3 失敗から学ぶ事例研究

 

【お知らせ】
平成30年度 いじめ認知件数3(うち重大事態0)
平成31年度・令和元年度 いじめ認知件数13(うち重大事態0)
今後も様々な教育活動をとおして、いじめの未然防止対策を行うとともに、いじめが疑われる事態を把握した際には、早期の解決に向け組織的に対応します。