カテゴリ:生産機械科の活動

生産機械科2年 マシニングセンタ実習

生産機械科2年実習紹介!!

本日は生産機械科2年において実習が行われました。
今回は「MC(マシニングセンタ)実習」についてご紹介いたします。

 マシニングセンタとは数値制御で動作する工作機械のひとつで、現在多くの企業で取り入れられています。この実習の前半ではマシニングセンタの制御に必要なプログラムを作成し、シミュレータソフトを使用して確認するという作業を行っていきます。

 直線を削るプログラムや、円弧・真円を削るプログラムなどを練習し、図面通りのプログラムを作成する練習をしました。

   プログラムを作成する様子
 
マシニングセンタ実習の後半では、実際に自分の好きな図形を削るプログラムを作成し、アルミ板を削っていきます。

次回は連休明け
に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介いたします。

生産機械科3年 課題研究

生産機械科3年 課題研究!!


 本日から生産機械科3年において課題研究がスタートしました。
 課題研究は6班に分かれ、各班で研究テーマを設定し、1年を通して研究する授業です。
 1月には2年生や他の班に向け、
研究の成果を発表する「課題研究発表会」を実施します。
 (昨年度発表会記事
 
 各班とも熱心に打合せや情報収集に取り組んでいました。
 1月の発表会に期待します!
 
 
01 02
 
03 04
 
05 06

【生産機械科】工業技術基礎のオリエンテーション


生産
械科1年生に対して実習のオリエンテーションを実施しました。
事故・怪我が発生しないように安全教育から、実習報告書の書き方や実習に対する心構えを学びました。
ここから工業人としの第一歩を歩み始めます。

オリエンテーション日程
 ①安全教育
 ②工業技術基礎を学ぶ上での注意事項
 ③測定の基礎(ノギスの使い方)









生産機械科2年 CAD実習 6週目

生産機械科2年実習紹介!!


 本日は生産機械科2年において実習が行われました。
 今回は「CAD実習」の6週目についてご紹介いたします。

 6週目では、3次元のCAD「Solid Works」を使用して更に学んでいきます。

 今回は前回の実習で作成した「トグルクランプ」の7種類の部品を「アセンブリ」(組立て)しました。

 アセンブリはただ部品を置くだけではなく、
 部品の「面と面を一致」させる。という指示や「角と角」をなどを指示することで組立てていきます。
 部品の「円と円を同じ中心」にと指示をすれば、部品が円の中心を軸に回転するように動かすことができます。

 
アセンブリ作業中
    アセンブリ作業中

 今回はアセンブリだけでなく、更に難しい形状のモデリング(部品作成)にも挑戦しました。
 安全カバーは換気扇などに付いているカバーで、盛上がったスリットが沢山入っている複雑な形状です。
 適切なコマンドを使用することが求められます。

 安全カバー
    安全カバー作成

 これで2学年の実習は以上になります。
 次回は
3月18日(金)に生産機械科1年の工業技術基礎についてご紹介いたします。

生産機械科2年 CAD実習 4週目

生産機械科2年実習紹介!!


 本日は生産機械科2年において実習が行われました。
 今回は「CAD実習」の4週目についてご紹介いたします。

 4週目では、3次元のCAD「Solid Works」を使用して更に学んでいきます。
 3週目の実習から時間が経っているため、今回は復習から行いました。

 今回は今週、来週と2週を使って「トグルクランプ」を作成します。
 「トグルクランプ」は材料を押さえる工具で、7種類の部品で構成されています。
 7種類の部品の作成から「アセンブリ」(組立て)まで行います。


トグルクランプ完成形
    トグルクランプ完成形


トグルクランプ部品
    7種類の
部品

 次回は2月22日(火)に生産機械科2年の実習についてご紹介いたします。

生産機械科1年 「制御マイコン実習」 4週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「制御マイコン実習」4週目の様子をご紹介します。

 「制御マイコン実習」後半となる4週目からは、生徒一人一人が「電気実習」で作製した【ミニマイコンカー】を使用して制御の学習を行っていきます。写真は電気実習で作製したミニマイコンカーです。このミニマイコンカーにケーブルを接続してパソコンでプログラムを書き込むことによって【ライントレース】という白線に沿って走行する動作をします。


     作製したミニマイコンカー

最終目標は以下のようなコースを白線に沿ってゴールまで走行できるようプログラミングを行うことです。後半第一回の今回はプログラミングの書き込み方法と、直進制御を学びました。


     最終的に走らせるコース


    スタート位置にセットする様子


 走行中のマイコンカー、脱線の様子(奥)

一人一人作製したマイコンカーはどれも微妙に動きが異なり、全て同じように制御することは難しいです。だからこそ自分のマシンに愛着が湧くのかもしれません。次週からはより難しい制御を行っていきます。

次回投稿は2/4に生産機械科1年生の実習の様子をご紹介いたします。

生産機械科1年 「溶接実習」 6週目

生産機械科工業技術基礎紹介

本日は生産機械科1年生で工業技術基礎が行われました。今回は「溶接実習」6週目の様子をご紹介します。

 1年生の「溶接実習」6週目となる今回は前回までに作ったペン立ての仕上げと塗装を行っていきます。今回は塗装の様子をご紹介します。塗装というと色つけを思い浮かべますが、塗装にはサビ止めの役割もあります。長く使われる製品にサビが発生しにくいように塗装されることもあります。


     内側を塗装する様子
まずはペン立ての内側から塗装していきます。塗装にはハケとペンキを使用しました。


     吊して外側を塗る様子
次に針金などに吊して、外側を塗っていきます。ムラが出ないように気をつけながら重ね塗りを行っていきます。




最終的に吊した状態で完全に乾燥させます。できあがりがとても楽しみです。

次回投稿は1/25に生産機械科2年生の実習の様子をご紹介いたします。

令和3年度 生産機械科 課題研究発表会

生産機械科3年課題研究発表会を実施!!

 1月19日(水)4~6時間目において「令和3年度 生産機械科 課題研究発表会」を実施しました。
 3年生が1年間をかけて行った課題研究の成果を2年生に向けて発表しました。題目は以下の通りです。

1学習用ロボットアームの制御
2芸術的なフラワースタンドの製作
3フラワースタンドの製作
4動力を必要としないロボットの製作
5マイコンカーラリーへの挑戦
ぶつからないシニアカーの検討
6マイコン制御ロボット








 3年生は3年間の集大成となる発表に真剣に取り組みました。また、次年度は2年生が課題研究に取り組むこともあり、聴衆の2年生は一生懸命に発表を聞いていました。

生産機械科2年 溶接実習 7週目

生産機械科2年 実習紹介!

 本日は生産機械科2年で実習が行われました。今回は「溶接実習」7週目についてご紹介いたします。

 今週は、ガス・アーク溶接において接合した板材を試験機で引っ張り、溶接部の耐久性(引張強さ)を調べる実習を行いました。

溶接した板材
 溶接した板材

 引張強さを調べる試験機(引張試験機)に板材を取り付けるときには、万力によって大きな力で挟みます。

引張試験機の様子
 引張試験機に板材を取り付ける様子
 
 引張試験機によって縦方向に引っ張り、破断させます。

破断した様子
 板材が破断した様子
 
 引張試験機に引っ張られた板材が、破断するまでに耐えようとする力を引張強さといい、下図のようなメーターで最大の引張強さを求めます。
 上手に溶接されている板材は溶接部以外の部分が破断するため、材料本来の引張強さが計測されます。
 それぞれが溶接した板材の引張強さを求めて、結果を考察し、まとめました。

 今年の実習は以上で終わりになります。
 次回は1月21日(金)生産機械科1年 工業技術基礎についてご紹介いたします。