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地学研修を実施しました。

 前期終業式の翌日、9月28日(土)に地学研修を行いました。

 小型バスで学校を出発。葛生化石館に向かいました。

 到着後、まず化石館の学芸員奥村先生に館内の案内をしていただきました。
  

 その後、葛生の街中の化石探しハイキングに出発。奥村先生にガイドをお願いして、
葛生(元)原人の発見場所に立ち寄ったり、家の石積みに使われている石灰岩中の化石
を観察したりしながら歩きました。

 途中河原に降り、河原にある様々な種類の石を観察。ハンマーで石を割る体験も行い
ました。嘉多山(かたやま)公園にも立ち寄り、風化した石灰岩の大きな岩の観察やそ
の中にあるフズリナ、ウミユリ等の化石も観察しました。化石館にもどり、昼食。
   
 午後は、奥村先生から葛生地域の地質の特長やこの地域にフズリナやウミユリなどが
産出する石灰岩があるのか、石灰岩の利用について講義をしていただきました。また、
学芸員のお仕事の内容や、学芸員の資格を得るにどのような方法があるのかをご自身の
体験をもとにお話ししてくださいました。

 最後は、石灰岩を磨く実習をおこないました。磨くとフズリナ等の化石の構造を観察
しやすくなります。目のあらい紙やすりから目の細かい紙やすりの順に磨いていき、最
後は、磨き粉で仕上げました。磨くまえより格段に化石が観察しやすくなり、生徒たち
も驚いていました。 後片付けをし、磨いた石をおみやげに学校に戻りました。
  
 奥村先生には1日お付き合いをいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。

 生徒の感想をいくつか紹介します。
・中学時代に教科書のみでしか学べていなかった地学の内容について、実際にさわったり、
探したりすることで、実感しながら学ぶことができました。川にあった様々な石について
奥村先生にいろいろ聞くことができてとても楽しかったです。さらに学芸員という職業に
ついても学ぶことができてよかったです。

・ハイキングが楽しかったです。化石は珍しいものかと思ったら葛生の街中にはたくさん
あり、すごく身近に感じました。地学関係の最新の研究についてのお話しも聞くことがで
き、石磨きも体験できてよかったです。フズリナとウミユリに愛着がわきました。

卒業生との座談会

 9月12日(木)に、以下の9名の卒業生を招いて、「卒業生との座談会」を実施しました。

 一橋大学  経済学部  経済学科 4年       
お茶の水女子大学 文教育学部1年

 立教大学  文学部  日本文学専修1年     埼玉大学  理学部  分子生物学科1年

 山形大学  医学部  医学科1年        獨協医科大学  医学部  医学科1年

 大東文化大学  スポーツ健康学部  健康科学科1年

 自治医科大学  看護学部  看護学科1年    星薬科大学  薬学部  薬学科1年

 始めに、それぞれ大学・学部・学科の紹介、大学生活の様子、在校生へのアドバイス等を話してもらい、その後卒業生を囲んでの質疑応答を行いました。

 
 

 
 

 参加生徒の感想の一部を紹介します。
 ○文理関係なく様々な学部の先輩の話が聞けて視野が広がりました。また、アドバイスもらえ参加して良かったです。
 ○分かりやすく熱のこもった話を聞くことができてとても良かったです。特に「自分のやりたいことをやる」「最後まであきらめない」「後悔しないように進路を選ぶ」という言葉が印象に残りました。
 ○先輩方が高校時代をどのようにすごし、どのように考えて今の大学を選んだのかなどを聞くことができ、自分の進路を考え直すきっかけになりました。
 
 
 


台風15号への対応について(9月9日・月曜日)

【保護者、生徒の皆様へ】
◆台風15号は、今夜、関東地方に上陸するおそれがあり,荒天ピークは8日(日)夜から9
日(月)の早朝と予想されています。
◆現段階では,9日(月)は始業を3時間遅らせ,4限目からの授業開始を予定しています
。
◆ただし、学校及び自宅付近で警報がでている場合には、自宅で待機してください。
◆警報がでていない場合には、交通機関や通学路の状況を確認し、充分に注意して登校
して下さい。
◆なお、宇都宮線、日光線、烏山線などについては、明朝の計画運休が発表されていま
す。
(2019年9月8日18時17分現在)
鉄道各社のホームページ等で、最新の運行情報を確認してください。
(参考)JR東日本運行情報https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx
◆登校が遅れる場合や登校できない場合には、学校に電話連絡をお願いいたします。

高大接続事業 宇都宮大学大学実験講座を実施

 後期課外最終日8月23日(金)午後、宇都宮大学教育学部で大学実験講座を行いました。
 開かれた講座は化学(山田洋一先生 本校生8名)・生物(井口智文先生 本校生4名)の2講座でした。
 化学は、「化学反応の追跡」というテーマで、ベンゼンからニトロベンゼンを合成する反応をTLC(薄層クロマトグラフィー)を用いて、ニトロベンゼンができたことを確かめていく実習でした。ガラス管からキャピラリを作るところから始め、クロマトグラフィーの原理を簡単な実験をしながら理解してからニトロベンゼンを合成し、クロマトグラフィーを用いてニトロベンゼンが合成されたことを確認しました。
 生物は、「消化酵素の種類を決めよう」というテーマでした。まず、イモリの内部機関の観察を行いました。ゲル電気泳動の原理を理解した後、実際の動物から酵素試料を取り出し調整し、実際にゲル電気泳動を行いました。そしてその結果について、試料にどんな酵素が含まれているのか考察しました。

 

 

出前授業Ⅱ(医工学)実施

 8月22日(木)後期課外の午後、出前授業Ⅱを実施しました。
 今回は東北大学工学系女性研究者育成支援室の主催で、鶴岡典子先生、渡邊智子先生をお招きしました。
 鶴岡先生からは、医工学においてどんな研究や開発を行っているかという具体的なお話や、ご自身の高校時代から医工学の研究に取り組むまでの経緯をお話してくださいました。渡邊先生からは、東北大学での女子学生、女性研究者に対してどんな支援を行っているかをお話していただきました。
 全体へのお話の後、質疑応答、そして個人的な質問や相談にもお答えいただきました。

  
 生徒の感想の一部を紹介します。
 ○医工学というとレントゲンやMRIのような大きな医療機器の開発というイメージしかありませんでしたが、とても小さな医療機器の開発も行っていることを知り驚きました。また、ヘルスケアに関する機器の開発も行っている事を知りとても幅広い分野であることが分かりました。
 ○医療への関わり方は様々な方法があることを学びました。人を助けることができるものの開発はとてもやりがいがあり魅力的だと思いました。

7女子高校研究交流会に参加しました。

 8月20日(火)に本年度で6年目となる7女子高校研究交流会に参加しました。会場はお茶の水女子大学です。
 参加女子高は、前橋女子、水戸第二、浦和第一女子、熊谷女子、川越女子、本校の6校に、今年度からお茶の水女子大学附属高等学校が加わり7校となりました。
 本校からは、2年生で理科・数学分野の探究活動をおこなっている41名(希望者)が参加しました。
 開会行事の後、それぞれ希望していた分野に分かれ、午前・午後にかけて実習が行われました。
 普通高校では学ぶ機会のない「建築デザイン工学」分野では、パスタを基本材料として、強い構造物(今回は、塔と橋)を作る実習を行いながら、建築物や構造物にどんな力がかかるかや構造材料の力に対する特性の理解を深めました。

   
 実習の後には、1時間ほど他校生との交流会もあり、他校生がどんな研究を行っているか等について楽しく話し合いを進めていました。

令和元年度 第1回学校評議員会

◆第1回学校評議員会が開催されました。
◆令和元年7月24日(水)13時15分~15時00分
◆本校会議室
◆出席者 本校学校評議員、校長、主幹兼事務長、教頭、主幹教諭、関係部長
◆内容
(1) 学校からの説明
 ① 今年度の重点目標
 ② 学校評価について
 ③ 進路指導について
 ④ 探究活動の推進について
 ⑤ 施設・設備について
(2) 意見交換・質疑
  以下の内容について、質疑応答や意見交換が行われた。
 ・探究活動の推進  ・UJOKOZA(土曜講座)の在り方について
 ・教員の働き方改革  ・教育環境の整備や充実 
 ・高大接続改革及び大学入試改革

海洋教育「教室に海をプロジェクト」 ~ 2019年夏 タコノマクラ ~

◆現在も飼育中の温泉トラフグとともに、海なし県の栃木県で、海産動物の観察、実験に積極的に取り組んでいます。

昨年度、冬季にバフンウニの発生実験に取り組んだ海洋教育促進プログラムの関連の活動です。

◎7月10日(水)に、お茶の水女子大湾岸生物教育研究センターより、ウニの一種であるタコノマクラの未受精卵と精子が容器に入れられて届きました。

◎7月中旬まで気温も低く、卵の状態も良好で、無事に受精と初期発生の観察ができました。

◎2年生の授業、生物部の活動で取り組みました。

タコノマクラの外形

写真)タコノマクラの受精、初期発生の過程

受精3日後のプルテウス幼生

県博デーコンサート

本校のオーケストラ部と合唱部が栃木県立博物館において演奏会を行いました。
当日は小雨が降る中、多くの方に来場いただき、演奏を聴いていただきました。