日誌

令和4年度入学生 普通科

なぜ発表をするの?

 7月6日(水)今日のテーマは「なぜ発表をするの?」と題してクラス毎にグループに分かれ、なぜ発表をするのか考えました。また、口頭発表(研究発表)の特徴を考え、ポスター発表(ポスターセッション)との違いを確認しました。来週は探究Weekで2年生の発表会に参加してポスターセッションを体験します。
 また、保護者への手紙も書くことになりました。普段なかなか伝えられない事を文章にして伝えることが目的です。

【生徒の振り返りシートから】
・発表をする理由なんて考えたことなかったが、いざ考えてみると自分達が当たり前にしていたことが考えを深めるという上で重要だということが分かった。
・私も小さい頃から発表するのが苦手で、なんで発表するのかと考えたことがあったので今回の探究の時間はとても楽しかった。
・なぜ発表をするのか、という事を考えたことがなかったので少し新鮮な感じがした。これからは様々な事を疑問に感じるようにしたい。

論理的な伝え方とは?

本日は「論理的」について考える授業を行いました。伝わりづらい文章から、なぜ伝わりづらいのかなどをグループごとに話し合い、発表しました。理由からの結論、根拠のしっかりとした理由、隠れた前提をなくすなどポイントを押さえながら明瞭簡潔な文章や伝え方を学びました。

【生徒の振り返りシートから】
・論理的に説明するということが少し分かった。
・誤解を招く伝え方があるのが分かった。
・今後は人に何かを話すときには隠れた前提に気をつけて話していきたい。
・グループの人たちの様々な視点から意見が出て面白かった。
<授業風景>

1年生普通科探究第6回「何を言いたいの??? 」

6月8日(水)の探究は「何を言いたいの???」を行いました。

今回「対話する力」「人にわかりやすく、物事を伝える方法を知る」を身に着けることを授業のねらいとしています。

 

生徒には「いちご」「パイナップル」の簡素な図を渡し、隣の生徒に図形を見せず、ジェスチャーも使わず説明をしてもらいました。

「いちご」という言葉を使えても、種の数、房の形状、いちごの向き……などを事細やかに説明するのに生徒は苦心しながらも一生懸命伝えていました。

 

その後、「物事を伝える力」を高めるために、班グループにわかれ、こちらの指定した絵を代表生徒の説明のみで描いていきました。

パンダ? 木? 草? ひもとタイヤ? ハンコ?

様々な要素のある図を説明する時に、どの情報を取捨選択するかよく考え「人にわかりやすく」伝えることをよく考えることができました。

 

【生徒のふりかえりシートから】

・物事を正確に伝えるためには、小さな情報も必要なんだなと思いました。

・人によって受け取り方は変わってしまうので、誰に言っても同じになるように伝える努力をしたいと思います。

・これからの社会で必要になる話し合いの力を効率的に上げることができると気付けた。事実を相手に伝えることが大切だと思った。

・たくさんの情報を一気に伝えるのではなく、ある程度自分の中で整理して、落ち着いてはっきり伝えることが、相手にわかりやすく伝えるコツだと思います。

【生徒の様子】
 

 


1年生普通科探究第5回 「きみの“考え”は無限大」

6月1日(水)の探究は「きみの”考え”は無限大」というテーマについて行いました。
あるテーマについて、シンキングツールを活用しながら考えの広げ方を知ること、自由な発想で考えたことを自他ともに認め共有することを目的に活動をしていきました。
今回は、4~5名の班にわかれて「成績が思うように上がらない」「勉強、授業に集中できない」「進路が決まらない」「進路に対する明確な理由が見つからない」「自分の長所がわからない」の5つのテーマから各班が考えたいテーマを選び対話を行いました。
これまでの活動から、生徒達も対話をする事に慣れてきたこともあり、活発に意見を話し合う姿が見られました。

【生徒のふりかえりシートから】
・テーマが同じなのに全然違う意見が出てきて、いろいろな考え方が知れて考え方が広がった。
・木の枝みたいに自分の考えを広げて書いていくことで考えが広がっていくのを感じた。
<授業の様子>

探究の時間


今日のテーマは先週に引き続き、情報の見方です。
4つのおまじない
  ク断しない:「まだわからないよね?」
  のみにするな:「事実かな?印象かな?」
  たよらない:「他の見方はないかな?」
  カだけみるな:「何が隠れているかな?」

カとナについて今回は行いました。
カでは「逆リポーターごっこ」を行いました。立場が変わると同じ情報も違って見えるということを生徒たちは実感できたようです。
「普段見聞きしているニュースでさえも一部しか報道されていないということを知った。」などの意見が多くきかれました。
目線を変える必要性、隠れた部分は何なのかという視点が大切と感じることができたようです。
<授業の様子>