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2022年10月の記事一覧

3者対話会

9.29(木)16:00~18:00清風高校で初めての、校則に関する3者対話会を行いました。これまでに、生徒主体で自動販売機の利用時間、授業中の水分補給、前髪の長さ、制服の着用期間廃止といった校則を見直してきました。現在は、生徒から要望があった「靴下」と「冬季の防寒着」について話し合っています。先生と生徒の対話は何度か行うことができましたが、保護者との対話はできていませんでした。保護者の意見も聞きたいということで、今回、生徒・先生・保護者による「3者対話会」を初めて企画しました。参加者は、生徒側は、ルールメイキング委員会の生徒に加えて生徒会のメンバーたち。保護者側はPTA役員。先生側は各学年より数名ずつ集まりました。この会はあくまでもフラットに、それぞれの立場の考えを知ることを目的として「対話会」としました。この場で結論をだすのではなく、それぞれの意見や価値観を知ることを目的としました。

「靴下」については、「地味な色であればよい」「統一感があればよい」「式典の時は気をつける」などの点で考えは共通していました。そもそもなぜ、統一感が必要なのか、何のために式典の時に気を付けるべきなのか、そうしたことが整理され言語化されていくと、より納得できる校則になっていくのではないかと思います。
「防寒着」については、上着全般を着用してよいという考えで共通していましたが、その中で、色やデザインに制限を設けるべきか、意見が分かれました。現在、なるべく生徒自身が考えて行動するよう促す内容に変える流れにありますが、それをどう反映させるか。どういう基準で指導するかが、今後のテーマになりそうです。

対話会を終えて、生徒からは、ルールメイキングを進めるなかで、迷っていたことがあったが意見を聞いて勉強になった、と振り返り、先生からは、生徒や保護者の声を聞けて貴重だと思うとともに、変えてつなげることをしていかないといけないと感じた、保護者からは、またぜひ対話をしていきたいと、感想をいただきました。
 

 

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