よい生活を創り出そうとする子どもの育成に迫るための手立てとして,個に応じた課題のもたせ方と学習計画表作成の工夫、自己の力を見つめる場の設定と方法の工夫についての学習の展開を考えたものである。学習経験をもとにした個人の工夫に関する課題や,ミシン操作に関する課題,布端の始末の仕方に関する新しい学習事項の共通課題が自発的に発見できるようにした。また、製作の前に確かめたいこと,不安なことを課題としてもたせ,課題を追究していく試行の場を設定し,自己の力をとらえさせた。